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ざまぁみさらせ!(3)

2012/12/02 Sun 00:00


 幸いにもここのボックス席は、全席が観葉植物で仕切られており、半個室状態になっていた。ここでこっそりオナニーをする事は可能だった。
 俺はどうしても今すぐ抜きたかった。あの可愛いママの顔を見ながら、ママの性器から滲み出たシミをクンカクンカしてイキたかった。
 そんな欲望に駆られた俺は、テーブルの上に開いていた雑誌をソッと立てた。そして、立てた雑誌を目隠しにしながら、山口六平太のページの間で握りしめていた拳をソッと開いた。
 黒いパンティーが、白い花柄のテーブルクロスの上に静かに転がった。
 パンティーのフロント部分に刺繍されている銀色のバラの刺繍が、ぼんやりと灯る薄暗い照明に照らし出された。
 本人を目の前にして、俺は今まさにその禁断のシミを見ようとしていた。
 凄まじい興奮に包まれた俺は、ムラムラと胸に溜まる熱い息をゆっくり吐き出しながら、斜め前に座っているママをチラチラと警戒した。そして、そこに伸ばした指をゆっくりゆっくり動かしながら、丸まっている黒いパンティーを裏側を開いたのだった。

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 黒いクロッチには見事な一本線がくっきりと走っていた。まさにそれは魚拓ならぬマン択のように、可愛いママの性器の形をくっきりと浮かべていた。
 ママの顔をソッと見ながらママのワレメを弄るようにしてその一本線を指先でなぞった。一本線のシミはまるでボンドで固めたように硬く、爪で叩いてみるとカツカツという音までした。
 かなり濃厚なオリモノだと思いながらも、もしかしたらこれは愛液なのかも知れないぞという期待に胸を膨らませた俺は、もはやそこを嗅がずにはいられなかった。
 上半身をソッと屈め、立てた雑誌の中に顔を隠した。それはまるで、授業中、教科書で隠しながら弁当を食べる生徒のような姿勢だった。
 テーブルに前屈みになった俺のすぐ目の前に、ママのアソコに張り付いていたクロッチが迫っていた。シミの白い部分はカピカピに乾いていた。
 俺はテーブルの下でソッとジーンズの股間を握りしめた。硬くなった肉棒を、手のひらの中でゴリゴリと転がしながら、全開された黒い下着に鼻を近づけた。
 パンティー全体には、あの脱衣場で嗅いだ上品なボディーソープの香りがした。しかし、肝心のクロッチ部分だけは違った。そこには陰部独特の酸味の強い饐えた臭いがモワモワと漂っていたのだ。
(やっぱり同じ人間なんだな……俺の股間と同じ匂いがするよ……)
 その汗臭さに親近感を感じた俺は、雑誌の角からママの顔をソッと見つめながら更にそこに鼻を近づけ、そこに走る白い一本線をクンクンと嗅いだ。
 とたんにツーンっとキツイ刺激臭が脳を襲った。それは『夏の汗ばんだ股間に漂う饐えた臭い』などという生易しいモノではなかった。まさにそれは『真夏の陰部』と呼ぶが如く、まるでサザンの新曲タイトルを彷彿させるような、そんな生々しい匂いだった。
 そんな匂いに刺激を受けた俺は、記憶がぶっ飛びそうなくらいに興奮した。
 やはり使用済み下着はこうでなくてはならないのだ。なにが上品なボディーソープの香りだ馬鹿野郎、やはりオマンコに張り付いていた布切れには、汗とオリモノと小便の残り滓とが一体となった恥垢の香りがなければ何の醍醐味もないのだ。
 そう興奮した俺は、何も知らずに「うふふふふっ」と笑っているママを見ながら、その激臭一本シミをチロチロと舐めた。
 舌先に微かな刺激をピリリっと感じながら、(おまえのクサマンを舐めてやる、おまえのその美しい体から溢れたオマンコ汁を嘗め尽くしてやる)などと心で呟く俺は、いつしかその布切れの全体をベロベロと舐めまくっていたのだった。

 せっかくのクロッチは俺の唾液で湿ってしまった。
 しかし、今までカピカピに乾いていた白い滓は白濁の液体と化し、そしてボンドで固めたような一本線は俺の舌熱によって溶かされ、ネバネバと糸を引くまでに変化していた。
 俺は、迷う事なくこのヌルヌルのクロッチにチンポの先を擦り付けたいと思った。すぐ目の前にいるママを見ながら、この卑猥なクロッチに中出ししてやりたいと強く思った。
 とりあえずアイスコーヒーを飲んだ。既に氷が解けかけていたそれは妙にしゃばしゃばとし、まるでケチなカラオケボックスのバカなバイトがいい加減に作ったダメコーヒーのように水っぽかった。
 そんなアイスコーヒーを飲みながらも、俺はジーンズのチャックを恐る恐る下ろした。
 幸い店内は薄暗い。それに観葉植物で目隠しされている。唯一、この位置に座っている俺が見られるとしたらママだけなのだ。
(ママにだったら見られたってかまやしねぇ……)
 俺はそうトチ狂いながらギザギザのチャックの中から熱り立ったペニスをつまみ出した。
 何ともいえない開放感が俺を包み込んだ。俺に露出の癖は全くなかったが、しかし、今は何となく露出狂の気持ちがわかった。不特定多数の人間達がいる場で性器という禁断のブツを堂々と曝け出すというこの開放感は、中学生の頃、人が大勢いる海水浴場の海の中で、水にプカプカと浮きながらおもいきり下痢糞を放出したときのあの快感に良く似ていた。

「でも、それはちょっと酷すぎるんちゃう。旦那から貰った生活費を奥さんがどう使おうが勝手やん。いちいち使った金の明細を姑に見せんならんて滅茶苦茶やん」

 脳天唾女の声が聞こえた。
 そんな脳天唾女の言葉に、ママは唇を尖らせながら「うん……」と頷いている。
 俺はそんなママの顔を見ながら、テーブルの下でビンビンに勃起しているペニスにパンティーを被せた。そしてトロトロに濡れたクロッチに亀頭がすっぽりと入るように指先で微調節し、そのヌルヌルを敏感な尿道に擦り付けた。
 俺はハァハァと小さな吐息を吐きながら、ママのパンティーを被せたペニスをシゴき始めたのだった。

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 テーブルが微妙にカタカタと揺れていた。しかしママはそんな俺の行為に全く気づかないまま、複雑な表情を浮かべながら姑の愚痴を脳天唾女に話していた。
「それでね、お義母は、私が無駄遣いばかりするからって、今日からその生活費は自分が管理するって言い出したの……明日、駅前のエステの会費を払わなくちゃならない日なのに、本当に困っちゃうわ……」
「ああ、あの神田ルノがプロデュースしてるっていうエステやろ、ワイドショーで見たわ、えらい人気らしいやん」
「うん……そこの月会費が二万円なの……明日が支払日なのよね……」
「ええよ。二万くらいやったらウチが貸したるわ」
「えっ。ほんと?」
「うん。その代わり、ウチにも紹介してやそのエステ」
 ママは、今までの暗い表情をパッと明るくさせながら「もちろんよ」と笑った。
 ウツ疑惑のある暗い表情もセクシーだが、その、明るく笑う笑顔も少女のように可愛らしかった。
 そんなママの笑顔を雑誌の影からソッと見つめながら、そろそろ黒いパンティーの中に中出ししてやろうと手を早めると、不意に(今日からその生活費は自分が管理するって言い出したの……)というママの言葉が蘇った。
 三十万近くの金が詰まった東京UFJ銀行の封筒が頭に浮かんだ。
 きっとその生活費というのはあの封筒の金の事だった。あの金をママは、あの意地悪婆さんに今日渡さなければならないのだ。
 俺は、(こりゃあ大変な修羅場になるぞ……)と思いながら、何も知らずに明るい笑顔で微笑んでいるママを横目に、テーブルの下でシゴいていた手を止めたのだった。

 ピキピキに勃起したままのペニスをズボンの中に無理矢理押し込み、我慢汁がニトーっと糸引くパンティーをポケットの中にしまうと、もう片方のポケットの中から東京UFJ銀行の封筒を取り出した。
 テーブルの下で、封筒の中に入っていた小さなメモ用紙を抜き取る。

『水道代二万円、電気代二万五千円、庭清掃費八千円、ヤマハ音楽教室四千円、携帯電話代九千五百円、エステ会費二万円……』

 ママの字なのか、そのメモには柔らかい女文字でそう書き綴られていた。
 そんなメモを見つめながら、ふと、この金が無くなったとなると、ママは窮地に追いやられるだろうなと思った。
 ママは今日、姑にこの金を渡さなければならないのだ。しかし、まさか盗まれたなどと正直に言えないだろう、あの時、姑は、わざわざ公園にいるママに向かって、「お留守番お願いしますよ! 鍵開けたままだから頼みますよ!」と声を掛けているのだ。
 それなのにママはそれを無視した。そしてまんまと俺に金を盗まれた。そして今、何も知らずにエセ関西のバカ主婦とアップルパイなんぞを食っているのである。
 これは非常に危うい。ママの立場上、この状況は最悪に危うい。盗まれたと正直に白状すれば、姑との仲は余計ややこしくなるだろう。
 しかし、だからといって、今のママにこの金を埋め合わせるだけの資金力はないと俺は見た。たかだか二万円を近所の主婦に借りようとしているくらいだから、ママが貯金をしているとは思えないからだ。

(さてさて、どうするつもりだママ。この金が無くなったとなると、神田ルノのエステの会費どこの騒ぎじゃなくなるぜ……)

 そう思いながら再びポケットの中にその封筒をしまうと、それと同時にママがスッと立ち上がった。
「ママどこ行くの?」
 アップルパイの中からリンゴだけをほじくり出して食っている下品な息子が、そうママを見上げた。
「ちょっとおトイレに行って来るから、おばちゃんと待っててね」
 ママは優しくそう言いながら通路に出た。
「ちょっとお願いします」
 ママは脳天唾女に小さく会釈しながら歩き出した。口の周りをネトネトに輝かせたバカ息子が「いってらっさーい」と小さな手を振っていた。
 ママが俺のテーブルに向かって歩いて来た。ソッと視線を上げると、一瞬ママと目が合ったが、ママは俺を空気のように無視した。

 トイレはボックスコーナーの奥にあった。即ち、今俺が座っている真裏だ。
 つい最近改築したばかりのここのトイレはちょっと変わっていた。
 以前は男用と女用の狭いトイレが二つ並んでいたのだが、今はその二つを取り壊し、男女兼用の身障者用巨大トイレに変えていた。
 小さな喫茶店に公園レベルの巨大な身障者用トイレというのはどう見ても異常だったが、しかしクリーニング屋のマーボーいわく、『あの身障者用トイレは区の補助金をふんだくる為』らしく、そう聞けば、この『ナニコレ珍百景』に出てきそうな違和感あるトイレも、なんとなく納得できたのであった。

 ママは豊満な乳と尻を小刻みに揺らしながら俺の真横を横切った。
 すかさず鼻で息を吸い込むと、あの脱衣場に漂っていた上品そうなボディーソープの香りが微かに感じられた。
 その香りに脳を刺激された俺は、斜め前に座っているボックスを見た。脳天唾女も息子も俺に背中を向けていた。唯一、ベビーカーの娘がこっちを向いていたが、しかし、娘は人形のように眠っている。

 俺には、泥棒だけでなく強姦と強姦未遂の前科があった。
 二十五才の時、学校帰りの女子高生を藪の中に引きずり込みヤリまくった挙げ句にパクられた。そして三十の時には、一人暮らしのOLのアパートに忍び込み、ガムテープでぐるぐる巻きにしている所を大声出され、まんまと近所の親父に取り押さえられてパクられた。
 そんな前科を持つ俺は気配を消しながらソッと立ち上がった。
 不意に人形のよう眠っていた娘がパッと目を開け、俺を不思議そうに見ながら微笑んだ。
 俺はそんな娘にニコッと微笑みかけると、素早く奥の通路に入って行ったママの後を追ったのだった。

(つづく)

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