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ポルノな関係3

2012/02/18 Sat 03:28

    ポルノ3


 翌日、嶋田は北村唯子に電話を掛けた。唯子は中山団地に住む三十二才の主婦。半年前、次女を出産してから自律神経のバランスが崩れ、それからは毎週一回のペースで嶋田治療院に通っている少しサイコ系の患者さんだった。
 中身はサイコ系だが、しかし、見た目はなかなかのイイ女だった。人妻特有のいやらしい腰つきと、ポテッと肉付きの良いムチムチの尻、そしてまだ乳飲み子を持つその豊満な胸など、唯子はほどよく熟した庶民的なエロスをムンムンと撒き散らしていた。
 嶋田は男にしか興味がない為、そんな唯子のいやらしい体には全く興味が湧かなかった。が、しかし、そんな嶋田だったが、唯子の治療はいつもエロかった。
 唯子の治療がエロくなったのは、唯子が嶋田治療院に通うようになって三度目の時からだった。
 それまで通常のマッサージを続けていたのだが、それでも唯子は一向に眠れないと訴える為、嶋田はリンパの流れを良くしてみようとオイルマッサージを勧めた。すると唯子は何の躊躇いも無く上着を脱ぎ始め、その乳首の黒ずんだタプタプ乳を露にさせたのだった。
 上半身裸のままネトネトとオイルマッサージを始めた。下っ腹をオイルで揉んでいると、不意に唯子はジャージのズボンを脱ぎ始めた。
「オイルが付いたら嫌ですから……」
 そう言いながら脱衣カゴの中に脱いだズボンを放り込む唯子は、まるで場末のピンサロ嬢が履いていそうな、実に下品な真っ赤なスケスケのパンティーを履いていたのだった。
 そんな唯子に(このババアは何考えてんだ……)と呆れながら、嶋田が全身にローションを浸透させて行くと、次第に唯子の鼻息が荒くなって来た。
 下品なパンティー一枚で診察ベッドにうつ伏せになりながら、ベッドの穴に顔を押し込んではハァハァと荒い息を吐く主婦。そんな変態主婦の背中を見下ろしながら、この女の不眠症は自律神経ではなくストレスが原因だと思った嶋田は、ならば感じさせてやろうかと、太ももの内側やはみ出した尻肉に指を滑らせ念入りにマッサージした。
 唯子はまるで性感マッサージをされているかのように悶えまくった。そんな唯子の下着の股間をふと覗いて見ると、そこには丸いシミがじっとりと浮かんでいた。
 嶋田は唯子の背中に薄ら笑いを浮かべながら「下着にローションが付くといけませんから……」と、先程の唯子の口調を真似ながらそのアダルトグッズのような下品な下着をスルスルと下ろした。唯子は全く抵抗しなかった。それどころかそれを待ってましたとばかりに自ら腰を浮かせる始末だった。
 女の体には全く興味がなかった嶋田だったが、しかし、このシチュエーションにはムラムラと欲情して来た。マッサージ師に淫らな姿を見せつける主婦の、そんな変態露出的な感情を思うと、おもわず感情移入してしまったのだ。
 唯子の今の気持ちと、もし自分がこんな立場だったらという気持ちを重ね合わせ、(自分だったらこうして欲しい……)と思う嶋田は、唯子のそのイソギンチャクのような性器にローションまみれの指を優しく這わせた。
 うつ伏せの唯子は、背後から指を這わせられるなり、いきなり「はうっ」と唸っては腰を浮かせた。唯子の性器は驚く程に濡れていた。ローションなど必要ないくらいに既にヌルヌルに潤っていた。
 何の説明もしないまま、性器に指を挿入し、ひたすらくちゃくちゃくちゃという卑猥な音を診察室に響かせた。すると唯子はものの一分もしないうちにその使い古したイソギンチャクから、ぴゅっぴゅっと汁を飛ばしたのだった。
 それからというもの、週に一回のペースで通う唯子は嶋田の指による治療を受けていた。時には肉棒をねだって来る事もあったが、しかし女の性器には全く興味のない嶋田が性交へと発展する事は無かった。

 そんな唯子に嶋田は電話を掛けた。嶋田から唯子の携帯に電話をするのはこれが初めてだった。
 電話に出た唯子は、電話が嶋田からだと知ると驚きながらもどこか嬉しそうな声を出した。
「北村さん、悪いんだけど、いつもの金曜日の予約を今日に変更してもらえませんかね」
 唯子は「いいですけど……」と答えながらも、何か言いたそうだった。
 唯子が話し出すと長くなると思った嶋田は、「それじゃあ今日の六時にお待ちしておりますので」と強引に告げると、そのまま携帯を一方的に切ってしまったのだった。
 携帯を握ったまま嶋田は奥のベッドのカーテンを開けた。朝イチでやってきた茂田の爺さんのお灸の残り香がムンムンと籠っていた。
 今日の六時。ここで、このベッドであの少年のペニスを……
 それを想像するだけで嶋田は股間を揉まずにはいられなかったのだった。

 そんな六時はあっという間にやって来た。五時五十分頃にやってきた少年を奥のベッドに案内した嶋田は、その数分後にやって来た唯子が治療院に入るなり、玄関の鍵をソッと下ろした。
 少年のベッドとカーテン一枚で仕切られた隣りのベッドに唯子を寝かせると、まずは胃腸を温めますから、と、唯子の腹にシール型のお灸を張付けた。
 今までお灸などやった事のなかった唯子は不思議そうな表情で嶋田を見つめていた。しかし、サイコ系の唯子に下手な説明をすると、話しがどんどん飛んで行き、またどうせいつもの『戸田さんが二丁目の河原でUFOを見たといいますが本当でしょうか?』という病的な話しになると思い、嶋田は不思議そうな表情をしたままの唯子を一人残し、いそいそと隣りのベッドへと引き下がったのだった。
 薄いカーテンを掻き分けながら少年のベッドに行くと、少年は腰掛けていたベッドからスっと立ち上がり、「服、脱ぐんですか?」と、大きな切れ長の瞳で嶋田を見た。
「うん。そうだね、今日もとりあえず全身のオイルマッサージをしておこうか」
 嶋田の言葉に、少年は何の疑いも無く「はい」と素直な返事をした。
 そんな少年は、オイルマッサージを予想していたのか、今日は制服ではなく学校のジャージを着ていた。青いジャージを手際良く脱いだ少年は、ベッドにバスタオルを敷く嶋田に背を向けながら、スルスルッとボクサーパンツを脱いだ。そんな今日のボクサーパンツは紺色だった。
 全裸になった少年がそそくさとベッドにうつ伏せになろうとすると、嶋田は棚からオイルの瓶を取り出しながら、「あっ、今日は特にリンパ系を刺激してみるから仰向けに寝てくれるかなぁ」と呟いた。
 少年は「はい」と返事をしながらクルッと方向転換したが、しかし、いざ仰向けになろうとした瞬間、ふとその場合の自分の姿を想像したのか一瞬躊躇った。
 ベッドに座る少年は右手で股間を隠し「あのぅ……タオルかなんか貸して貰えませんか……」と恥ずかしそうに言った。そんなモジモジした少年の素振りが嶋田を激しく興奮の渦に巻き込んだ。
「ああ、ごめんごめん」
 嶋田は胸に込み上げる熱いモノを必死に堪えながら少年にハンドタオルを渡したのだった。

 相変わらず少年の体はイルカのように引き締まっていた。そんな少年の体にヌルヌルのローションをいやらしく滑らせながら、嶋田は何度も何度も(とってもポルノだ……)と呟いた。
 腹筋がポコポコする腹部から太ももへと嶋田の手が滑り降りた。
「この足の付け根にリンパが走ってるんだ。だからここをこうしてマッサージする事によってリンパの流れが良くなるんだよ」
 嶋田はそう説明しながら、いよいよ少年の下半身に迫って行った。もし、腰痛とリンパの流れがどう関係するのかと質問をされたらどうしようと思いながらも、閉じた太ももの隙間に指を滑り込ませて行った。
 閉じた太ももの奥で、金玉らしきブヨブヨの物体が嶋田の指に触れた。そんな金玉の感触に感動と興奮を覚えながら、徐々に閉じていた太ももをこじ開けていった。
「キミは彼女とかいるの?」
 少年の気を逸らすかのようにそう聞きながら、一気に両足を開かせた。閉じた太ももに乗っかっていた金玉が、まるで捕らえられたクラゲのように、その身をバスタオルの上にダラリと横たえた。
「いえ……いません……」
 少年は嶋田の指が性器に近付いて来たのを気にしながらも、恥ずかしそうに顔を顰めてそう答えた。
「あのさぁ、ちょっと変な事聞くんだけど……キミはセックスの経験はあるの?」
 嶋田はそう聞きながら、足の付け根にヌルヌルと指を這わせた。
「えっ?……」とその質問に驚いた少年は、一瞬、閉じていた目をパッと開き白い天井を見つめた。
「って言うのはね、腰痛とセックスってのは凄く関連があるんだよ。ほら、キミ達みたいな若い子ってのはエネルギーが溜ってるでしょ、だからセックスとかで無理しちゃう場合が多いんだよね……」
「いえ、それは大丈夫です……まだ、経験した事ないから……」
「それなら大丈夫だ。でも……」
 嶋田はそう言いながらも意味ありげに口を閉じた。少年は途中で止まったその言葉が気になるらしく、嶋田の顔を見つめながら嶋田の次の言葉を待っていた。
「うん。これも凄く聞きにくい質問なんだけど……マスターベーションは週にどれくらいの回数でやってるの?」
 そう聞いた瞬間、隣りのベッドから、お灸を据えられたまま放置されている唯子の「熱っ!」という声が聞こえてきた。
 すかさず嶋田は、隣りに聞こえないように配慮しながら、声を潜めてもう一度聞いた。
「実はマスターベーションも腰痛には関係するんだよ……アレは簡単そうに見えて、実は体力を相当使っているんだよね。ヤリすぎると腰にかなりの負担を与えちゃうんだ……」
 少年は顔を真っ赤にさせながら「そんなにやってません」と恥ずかしそうに答えた。
「そんなにってどれくらい?」
 少年は大きな黒目を上に向けながらしばらく考えた後、オドオドとした口調で「一週間に一度くらいです……」と呟いたのだった。
 そんなドクハラ的な質問をしている間にも、隣りのベッドからは、「熱っ!」や「熱っちぃ!」という悲鳴に近い声が聞こえて来た。恐らくお灸が根元まで来ているのであろう。
 そんな唯子に笑いを堪えながら、いよいよ嶋田の指は少年の太いペニスに近付いていた。
「週に一度か……それもある意味、あまり腰にはよくないね……」
 少年は天井を見つめたまま「どうしてですか?」と不思議そうに尋ねた。
「うん。キミ達くらいの年齢はね、精子が作られる量が異様に多いんだよ。だからそれをそのまま溜めておくとね、今度はそれがストレスを溜める原因となって、逆に腰に負担をかける事になるんだよ……」
 全て『腰の負担』に結びつけようとしている嶋田の小指の先に、少年の陰毛がジリジリと触れた。早く握りたい。早く少年のソレをシコシコとシゴいてみたいという衝動に駆られながらも、嶋田はハンドタオルで隠された股間周辺に指を滑らせた。
「じゃあ……どれくらいのペースがいいんですか……」
「やっぱり、三日おきくらいには出しておいた方がいいね……」
「三日ですか?」
「うん。精子というのはね、三日しか生きられないんだよ。だから一週間も溜めてるってのは精子の死骸を溜めてるって事なんだ。だからコンスタントに新しい精子に交換しておいたほうが健康的だよね」
「……そうなんですか……」
「まぁ、ヤリすぎず、溜め過ぎず、計画的にやったほうがいいね。常に新しい精子だとパワーが湧いて出るらしいから、勉強や部活にもきっといいはずだよ」
 嶋田は散々デタラメを言うと、「そうなんだ……」と頷く少年に笑みを浮かべながら、ハンドタオルの中からスッと手を抜いた。
「それじゃあこの体勢のまま、少しお灸をしますから……」
 嶋田はそう言いながら手の平でネトネトと輝くオイルをタオルで拭き取ると、棚の中からシールで張付ける『せんねん灸』を取り出した。そして、少年の両腕のオイルを乾いたタオルで拭き取ると、「二十分くらい我慢しててね」と言いながら、両腕の肘から手首に掛けて五個ずつのお灸をズラリと並べた。
「こんなにするんですか?……」
 少年は一列に並んだお灸を見つめながら、恐怖に満ちた表情で呟いた。
「キミはバスケットをやってるから、両腕の筋肉をゆっくりとほぐしてやらないとね……」
 嶋田がそう言いながらライターをシュッと捻ると、少年は観念したように「えへへ」と笑い、「できるだけ熱くしないで下さいね」と言った。
「大丈夫。全然熱くないよ」とそう呟きながらひとつひとつに点火して行く嶋田は、最後のお灸に点火し終えるなり、「ただし、動かなければだけどね……」と、不敵に笑った。
「はい。絶対に動きません」
 そう戯ける少年に笑顔で答えながら、嶋田はカーテンを潜って廊下に出た。
(これで当分の間、あの少年は身動きできない……)
 そう思うと、嶋田の頬は自然に綻んでしまうのだった。

 隣りのベッドに行くと、唯子は腹から煙を出しながら唇をギュッと噛み締めていた。唯子の腹から立ち上るお灸の煙は、まるで無人島の狼煙のようであり、それを見た嶋田はおもわずフッと笑ってしまった。
 そんなお灸を素早く取り除くと、唯子は安堵の表情を浮かべながら額に滲み出た汗を静かに拭き取った。
「それじゃあいつものようにオイルマッサージをしますから、全裸になってもらえますか」
 あえて隣りの少年に聞こえるようにそう言いながら、嶋田はベッドの下に置いてあった脱衣カゴをスッと取り出した。そしてそのまま少年のいる隣りのベッドの境目にある棚へとスリッパを鳴らし、そこでわざとらしく準備の音をカタカタと立てた。
 唯子がいつものように服を脱ぎ始めた。ジャージのジッパーの音がギィィィィっと部屋に響き、ナイロンジャージがパサパサと擦れる音がいやらしく続いていた。
 嶋田はオイルの瓶の蓋を開けながら、棚のすぐ横にソッと目線を向けた。少年がいるベッドとの境目にある白いカーテンが、ほんの少しだけ隙間を開けていた。
 もちろん、その隙間は嶋田の作戦だった。ベッドで寝転がる少年から唯子のベッドが覗き見できるように、事前に嶋田が細工した隙間なのである。
 そんな隙間を横目で見ながら手の平にオイルを垂らした。隙間からは少年の表情が微かに見て取れた。脱いだ服を一枚一枚脱衣カゴに入れて行く唯子がいよいよパンティーに手を掛けた。その瞬間、カーテンの隙間を覗いていた少年の目が、まるでドラマの中で殺人現場を目撃した役者のように、「カッ!」と大きく見開いたのだった。

(4へ続く)

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