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★ドクハラ

2011/12/31 Sat 12:25

122ドクハラ

《あらすじ》
女子高の専属医を務める変態医師の前に現れた転校生はとびっきりの美少女だった。そんな美少女をまんまと診察室に連れ込んだ変態医師はヤリたい放題のハーレム状態だったが、しかし・・・


鈴山進三十五才は、千葉県にある小さな町医者を経営しながら千葉県立中原女子高等学校の専属医を務めていた。
 女子校の専属医となれば、二ヶ月に一回行われる検診が何よりの楽しみだったが、しかし、ここには良いネタがなかった。
 この学校の生徒というのは大きく分けて二つのタイプに別れていた。ひとつが松本智津夫系の妖怪タイプと、もうひとつが、ひと昔前に流行ったコギャル系のヤリマンタイプだ。
 これまで、そんな生徒たちを好き放題にドクハラしてきた鈴山だったが、しかし、この学校の生徒たちは好みのタイプではないがゆえ、本来の変態性を充分出し尽くせず、不完全燃焼なドクハラに終わっていた。そんな鈴山は、不完全燃焼なドクハラをした後は、いつも近所の中学校の女子トイレに忍び込み、汚物入れの中から乙女たちの使用済み生理用品を盗み出してはシコシコと完全燃焼に勤しんでいたが、しかし最近ではそれさえも不完全に終わってしまうのであった。
 そんなロリコン変態医師の前に、いきなり天使が現れた。
 それは、中原女子高等学校で開かれた『青春と医学』と題したシンポジウムで、専属医の鈴山が『携帯電話と自律神経失調症』という、なにがなんだかわからないお題の講演をした時の後だった。
 講演を終えた鈴山の元に教頭がやって来て、「本日付けで、東京から転校してきた生徒がいるんですが、実は保健の養護教諭が出張中でしてね、それで代わりに先生に健康診断をして頂けないかと思いまして……」と、どこかの悪質な政治家のような作り笑顔で頼んで来た。
 鈴山は、どうせまた金太郎の水死体みたいな健康優良児だろう、と溜息を吐きながらも「ああ、いいですよ」と返事をすると、そのまま教頭に連れられて保健室に行ったのだった。
 シーンと静まり返った保健室には少女が一人ポツンと座っていた。
 教頭は「お帰りの際には是非校長室へお寄り下さい」と鈴山に言うと、そのまま保健室を出て行く。鈴山が、やれやれと呟きながら少女に近付くと、そこで鈴山は目ん玉が飛び出るほどに仰天した。
 その少女は絵に描いたような美少女だった。
 スラリと細く伸びた身体は、全体的に痩せてはいたがしかしピチピチキラキラと輝くほどに健康的で、しかもその頭部は、片手ですっぽりと鷲掴みできそうなくらい小さく、まさに夢にまで見た八頭身だった。
 そんな少女は、鈴山を見るなりストレートの黒髪をサラリと靡かせながらスクッと立ち上がった。
「お願いします」
 そうペコリと頭を下げた少女は、その礼儀正しさも然ることながら、ニコリと微笑んだその爽やかな笑顔も格別に好感度が持てた。
(なんと目の大きな少女なんだ……)
 一歩間違えば昆虫の部類に入ってしまいそうな大きな目は、まるで赤ちゃんの瞳のように何の汚れも無く輝いている。しかも睫毛が異常に長く、それはこの学校に多くいるヤリマン系バカ生徒たちが付けているようなツケマツゲではなく、まさに神が与えてくれたとても綺麗な天然長睫毛であった。
 そんな美少女の美しい瞳に見つめられた鈴山はたちまちしどろもどろになった。今朝のスッキリで見た『占いスッキりす』は『ガッカりす』だったが、しかしこんな美少女に巡り会えたのはまさに『超スッキりす』なのである。
 鈴山は保健室の事務机にゆっくりと腰を下ろしながら、「何年生ですか?」と聞いた。「二年生です」と答える少女の細い脚には、真っ黒なニーソックスが、まるでオタクが描いたアニメのように美しく輝いていた。
 机の引き出しから健康診断用のカルテを取り出しながら、更に鈴山は「東京のどちらから転校してきたんですか?」と尋ねた。「渋谷です」と答える少女の制服の胸は、発育途中の少女のようなプクッと小さな膨らみが感じられ、ロリコン狂いの鈴山はその幼気な膨らみにおもわず叫び声をあげそうになるくらい興奮してしまったのだった。
 手を震わせながらもバッグの中から聴診器を取り出すと、少女は何も言われないままミニスカートの中からブラウスをスルスルと引きずり出した。そして黙って俯きながらブラウスのボタンをポツリポツリと外し始めている。
(くそっ! こんなことならバッグにカメラを仕掛けとくべきだった!)と、悔しがる鈴山は、そんな所だけ『ガッカりす』のせいにした。
「あのぅ……ブラジャー……も?」
 ブラウスの前を開けながら少女は小動物的に首を傾げた。その顔を斜めに傾ける仕草も可愛いが、その「も?」と語尾の上がった聞き方も東京娘らしくて可愛く、さすが千葉の田舎娘とは違うと鈴山は嬉しくなった。
「ええ、もちろんブラジャーも外して下さい」
 鈴山は叫びたいのを必死に堪えながら淡々とそう呟いた。少女は小さく「はい」と返事をすると、後手に回しながら真っ白なブラジャーをポツッと外し、そのままパラっとブラジャーを靡かせた。
 それと同時に、一瞬、お風呂の入浴剤のような甘い香りが鈴山の鼻を横切った。その甘い香りに、(うわっ、堪らん!)とパニクる鈴山の目に、まるで妖精のように美しい貧乳が飛び込んで来た。
 そんな手の平サイズの貧乳にはブラジャーの跡が薄らと赤く浮かびあがっていた。乳首も乳同様に小ぶりで、そのいかにも柔らかそうな突起物は、まさに桜貝のような淡い桃色を幻想的に浮かび上がらせていた。
 聴診器を摘む指を小刻みに震わせながら、そんな少女の身体に指を伸ばす。
 贅肉ひとつないスッキリとした腹は、まるで若鮎のように品やかで、そのヘソもしっかりと縦型に開いていた。ヘソ辺りからスリスリと上へ進み、鳩尾に聴診器の先を凹ませた。聴診器を摘んでいる手をジワジワと右に傾けた。鈴山の小指が少女の柔らかい乳首にほんの一瞬だけ触れた。
 鈴山は痛いくらいに勃起していた。俯きながら自分の膝を見つめている少女の視線を気にしながらチラチラと貧乳を盗み見る。
(触りたい摘みたいレロレロしたいチンチンの先をスリスリと擦り付けたい)
 そんな阿呆のような事を頭の中で叫びながら、いよいよ聴診器の先は右の貧乳へと移動していく。乳首に向かってジワジワと進みながら、ほのかな肉の柔らかみを指先に感じると鈴山はジーンっと感動した。それは、千葉県立中原女子高等学校の専属医として働いて一番の感動だった。
「お酒は飲むほうですか?」
 少女は「えっ?」と驚きながら顔をあげた。
「いやいや、最近の高校生は酒も煙草も当たり前のようになってますからね、一応、聞いとかないと」
 鈴山は、特にこのアバズレ女子校では大酒飲みのバケモノやヘビースモーカーなヤリマンがウヨウヨといるからね、と心の中で呟きながらそう尋ねた。
 少女はそんな質問に「お酒も飲めませんし、煙草も吸った事ありません」と首を振りながら、ハニカムようにクスッと微笑んだ。
 少女がそうクスッと微笑んだ瞬間、不意に鈴山の中指が少女の乳首にムニュっと触れた。その柔らかさは尋常ではなく、まるで新生児の肌のように滑らかな感触だ。
 警戒されてはいけないと思い、鈴山は慌てて乳首から指を離した。
 そして、もはやこれ以上我慢できないと悟った鈴山は、「では、後ろを向いて背中を出して下さい」と言いながら聴診器を下ろしたのだった。
 少女は診察椅子をクルクルと回しながら背中を向けると、ブラウスを捲り始めた。我慢の限界に達していた鈴山は、すかさず机の上のティッシュを数枚抜き取ると、もう片方の手でズボンのチャックを素早く開けては、中からゴリゴリに固くなったペニスを引きずり出した。
 白衣の裾でペニスを隠しながら、ペニスの先にティッシュをソッと被せた。少女の真っ白な背中を左手でスリスリと触診しながら、同時に右手でペニスをシコシコとシゴく。少女の髪の匂いを嗅ぎ、わざと膝っ小僧を少女の尻にグイグイと押し付けた。
 少女の肩甲骨からソッと顔を出し、上から貧乳を覗き込む。プクッと膨れたお餅のような乳房と桜貝のような乳首、そしてモデルのように細く長い脚を包み込む黒いニーソックスがセットになって鈴山の目に飛び込んで来た。
 それらを見つめながら、少女の背後でシコシコとペニスをシゴく鈴山の脳裏に、あれやこれやと妄想が溢れ出し、何故か突然『水玉のパンティー』が浮かんで来た。
(ハァハァ……スカートを捲ってパンティーを見せてごらん……そのままその水玉のパンティーをズルッと下げて先生にオケケを見せてごらん……)
 妄想の中でそう囁いた瞬間、ふと、そういえば『ガッカりす』のラッキーカラーは『水玉』だったと、そこで思い出したのだった。
「うっ」とおもわず喉が鳴った。ペニスに被せたティッシュの中にボトボトと精液が飛び散り、一瞬にしてティッシュはズッシリと重みを感じさせた。
 それでもまだ余韻を味わおうと、ティッシュの中でペニスをグチョグチョにさせながら上下にシゴき、少女の髪から漂って来るリンスの香りを嗅ぎ続けた。
 精液が完全に尿道から搾り出されると、鈴山はその重くなったティッシュを机の下のゴミ箱に投げ捨て、ヌルヌルに汚れたペニスを素早くズボンの中に滑り込ませた。
「はい、よろしいですよ」
 何もなかったかのようにそう呟きながら机に向かう鈴山は、俯いたままゴソゴソとブラジャーを着ける少女に(ありがとう)とコッソリ呟いた。
 机に向かった鈴山は、少女のカルテになにやらカリカリと書き込みながら、
「この後、本当は採血しなくちゃならないんだけどね、今日は急に教頭から健康診断してくれなんて言われたもんだから器具を持ってきていないんですよ……」
 鈴山はそう説明しながら少女に振り向いた。
「だからね、明日の放課後、私の病院に来て下さい。そこで採血とその他の検査をしますから」
 少女は何の疑いも無く、純粋無垢の瞳で「わかりました」と返事をしたのだった。

     ※

 翌日。午後の三時を過ぎると、カルテの整理をしなければならないという事務員と、掃除がまだ途中だと言う看護婦を鈴山は強制的に帰らせた。
 誰もいない待合室で、鈴山はひとりぼんやり『アンパンマン』のDVDを、なぜか怒りながら眺めていた。
(このアンパンマンというヤツは、敏感な子供の精神に心的外傷を与えかねない実に気持ちの悪いバケモノだ)
 そう呟く鈴山自身、子供の頃に見た『がんばれロボコン』が未だにトラウマになっている。
(ふざけやがって……なにがテンテンどんどん天丼マンだバカ。こんなのを見て育ってるから今のガキってのは平気で人を殺すんだよ……俺なんてみてみろ、ガキの頃のトラウマのせいで、今じゃすっかり『がんばれロリコン』じゃねぇかバカヤロウ……)
 そうブツブツと呟きながら、テレビのスイッチをプチッと消すと、一瞬にして静まり返った待合室にカチャッとドアの開く音が響いた。
(来たっ!)
 鈴山は飛び上がらんばかりに喜びながら後を振り向いた。
「遅くなってすみません……」と待合室に入ってきた少女。そのバンビのような細く長い脚には少々大きく感じるスリッパを、子供のようにペタペタさせながらニコッと微笑んだ。
 その容姿、仕草、雰囲気とどれをとってもこの世の者とは思えない可愛いさに、鈴山は、(キミは本当は妖精だろ、それともチワワの仲間か?)と、そんな馬鹿げた事を何度も何度も呟きながら少女を診察室へと案内したのであった。
 誰もいない診察室で、医師の鈴山自らが少女に採血を行なった。
 捲り上げたブラウスの袖口から、傷跡ひとつない白く細い腕がクッションの上に乗っていた。そんな腕にゴムチューブをググッと食い込ませる鈴山は猛烈な快感に包まれていた。
「お父さんの仕事の関係か何かで転校してきたんですか?」
 少女の真っ白な腕に浮き上がって来る血管を見下ろしながら、鈴山はそう聞いた。
「いえ……お母さんの都合で転校してきました……」
 そう呟く少女の息からは、微かに甘いチューインガムの香りがした。
(お母さんの都合か……きっと複雑な家庭なんだろうな……)などと勝手にそう思い込みながら、更に(キミを幸せにする為なら僕はこの病院を売ってもいい!)とまで話しを飛躍させたが、しかしふとこの病院の土地建物は賃貸だったと気付いた。
 少女の白い肌に浮き出た血管に注射針をソッと近づける。
「血液型はA型だったよね?」と聞きながら針をプツっと刺すと、少女は眉間にシワをキュッと寄せながら「はい……」と弱々しく返事をした。
 そんな少女の針に顔を歪ませる表情はまさに芸術的だった。この顔ならオナニー三回は楽勝で出来るぜ、と、なぜか妙に威張る鈴山。
 スッと針を抜き、小さな穴の空いた血管にアルコール綿を素早く押し付けると、「すぐに採血の結果がでますから、このままここで待ってて下さい」と、診察室の奥へと消えて行ったのだった。
 管理室の小部屋に入った鈴山は、ハァハァと息を荒くしながら左腕の袖を捲り上げ、自分の腕にゴムチューブを巻き付けた。そして少女の血が溜った注射器を斜めに傾けると、浮き上がった血管に針をプツっと刺した。
 その光景はまさに覚醒剤中毒患者そのものだった。いや、この場合、覚醒剤中毒というより変態中毒症だろう。鈴山は、同じA型と言う事から安心したのか、なんと少女から採血したばかりの血液を自分の体内に注入してしまったのだ。
 注射器の中に血液を半分だけ残し、鈴山は針を抜いた。抜いた瞬間、恐ろしいほどの衝撃が鈴山を襲った。それは、肉体的な衝撃ではなく精神的な衝撃だった。これで自分はあの美少女とは他人じゃないんだ、という感情が、更に鈴山を熱くさせ、そして猟奇的な興奮を呼び起こしたのだ。
 勃起したペニスをズボンから捻り出し、注射器の中に残った血を舐めながらペニスをシゴいた。
(……ああいう純粋な娘に憧れていた……幸が薄い美少女が現れるのを私は待ち望んでいたのだ……)
 ペニスに浮き出た血管に、注射針をプスッと刺した。そしてほんの少しだけ少女の血液をそこに注入すると、再び激しくペニスをシゴく。
(……私は、あんな美少女が恥ずかしそうにのたうち回る姿が見たいのだ……もうヤメて先生! もうヤダ、ダメ、先生! と必死に叫ぶ美少女を徹底的に恥辱する……ああ、想像するだけで射精しそうだ……)
 鈴山の目は激しく血走っていた。少女を陵辱できるなら、例え逮捕されようとも例え医師免許を剥奪されようとも私は全然惜しくない、と、そこまで頭に血が上ってしまっていた。
 そんな状態のまま管理室を出た鈴山は、まるでマラソンを走り終えた選手のように荒い息を吐きながら、少女が待つ診察室へと向かったのであった。
「血液を調べてみましたが、あなたの血液からトレポネーマ細菌によく似た反応が出てますね……」
 診察室のデスクに座った鈴山は、デタラメな検査表を見つめながらボソリと呟いた。
「ト、トレ?……なんでしょうかそれ……」
 不安な表情を浮かべながら少女は大きな目を二回パチパチとさせた。
「トレポネーマ細菌。いわゆる梅毒という恐ろしい感染症の細菌です」
「……ば、梅毒って……」
 少女は顔を真っ青にしながら呟いた。
「そうです。梅毒という性病です。あなたは最近セックスしましたか?」
 少女は慌てて首を横に振りながら、「まだ一度も経験した事ありません」と呆然と呟いた。
 テメーやっぱり処女だったのかよこんちくしょうめ!、と頭の中で大はしゃぎしながら万歳する鈴山は、そんな喜びを悟られぬよういたって冷静に「やっぱりそうか……」とポツリと呟いた。
「やっぱりって……なにがですか?」
「うん……梅毒ってのは、最近では絶滅に近い細菌なんです。そんな細菌がなぜ今頃と不思議だったんですが、あなたが処女だと聞いて理解できました」
「…………」
「あなたの梅毒はお母さんから母子感染したのかも知れません」
「ぼ、母子感染……」
「そう、つまりあなたは、生まれついての先天性梅毒の疑いがあるという事です」
 そうデタラメを話す鈴山は、明らかに南方仁を意識していた。
「私……どうしたらいいんですか先生……」
 少女は今にも泣きそうな表情で呟いた。そんな少女の表情に亀頭の先をズキンっとさせながら、鈴山は更に南方仁になりきった。
「大丈夫です。現代にはペニシリンという特効薬がありますから心配しないで下さい。それに、まだあなたが梅毒だと決まったわけじゃない。今はまだあくまでもあなたの血液中にトレポネーマ細菌らしき反応が出たと言うだけですから、これから詳しく検査してみなければわかりません」
「その検査は先生がして下さるんですか」
「はい。一刻を争いますので、これからすぐにでも始めましょう」
「ありがとうございます先生」
 そう少女が頭を下げた瞬間、『JIN―仁』の主題歌が鈴山の頭で流れ、額の狭い平井堅が口を縦に開きながら熱唱し始めたのだった。

      ※

「それじゃ、検査の前に尿を取ってきて下さい」
 鈴山は少女に検尿用の紙コップを渡した。少女はその紙コップを受け取ると、そのまま診察室の外にあるトイレに行こうとした。
「ああ、そこのトイレ使ってもらって結構ですから」
 鈴山はそう言いながら診察室の奥にある職員用のトイレを指差した。
 そのトイレには当然それなりの仕掛けがされていた。和式便器の前の壁には小さなノゾキ穴が開けられており、奥の院長室からトイレの中が覗ける仕組みになっていたのだ。
 鈴山は、少女がトイレに入るのを見届けると、急いで院長室へと走った。そして、壁の向こうから聞こえて来るガタン!とドアの閉まる音に胸と股間を膨らませながらソッとノゾキ穴を覗いた。
 便器を跨ぎながらミニスカートの奥に手を入れた少女は、ゴソゴソさせながらも手慣れた仕草で下着をスルスルと下ろした。
 白いパンツが膝まで下げられたと同時に、少女は便器の上にスっとしゃがみ込む。
 そこに剥き出された陰部は、まさにピンク色に輝く処女のワレメだった。
 日頃、ヤンキー看護婦のドス黒いオマンコばかり覗き見している鈴山は、そんな処女の輝きにおもわず両手を合わせて拝んでしまうくらい感動していた。
 しゃがんだ股間の下に少女は紙コップをソッと添えた。トポトポトポトポトポっという遠慮がちな音が響き、紙コップと陰毛の間から、ほんのりと黄ばみ掛かった尿の雫が微かに見えた。
 鈴山は固くなった下半身を握りしめながら、顔を押し付けた壁に熱い息をハァハァと吹き掛ける。
 そんな変態医師に覗かれているとは夢にも思っていない少女は、半分ほど尿が溜った紙コップを足下にコポッと置くと、パックリと開いたワレメから凄まじい勢いでシャャャャャッと小便を噴き出した。
 その後、鈴山がその紙コップの尿を全て飲み干してしまったのは言うまでもない。
 検尿を終えた少女が再び診察室へ行くと、鈴山は少女にベッドに座るよう指示した。
「まずは視診をしますから、下着を脱いで下さい……」
 そう言いながらベッドの下から脱衣カゴを取り出すと、少女は何の疑いも持たぬまま「はい……」とミニスカートの中に手を入れた。
 診察机に向かいながらカルテを書く鈴山は、正面のレントゲン用アクリル板に反射して映っている、下着を脱ぐ少女の姿を見つめた。
 少女が脱いだ下着をかごに入れようとした時、鈴山は、「あ、ちょっと下着を見せて貰えますか」と言いながらクルリと少女に振り返った。
「えっ!……」
 それはまさに、昨今稀に見る『正しい絶句』だった。
 絶句した少女は、イヤですと言えないまま、鈴山をジッと見つめながら下着をサッと後に隠した。
「下着に付着したオリモノを調べたいんです……」
 鈴山はそう言いながら少女に向けて手を付き出す。
 そんな鈴山の顔から、差し出された手の平へと視線を移した少女は、観念するかのように、背後に隠していた下着を恐る恐る鈴山に渡したのだった。
 そんな少女の下着は、叫び出したいくらいにロリータな代物だった。
 手の平にスッポリ収まりそうな白い綿のパンツ。フロントには赤いリボンが縫い付けられ、いかにもロリコン変質者が好きそうなデザインだった。
 そんな綿の生地には毛玉が無数に付着し、ゴムの縫い目には綻びた糸が飛び出しては、かなり履き古した形跡を残していた。
 渋谷から転校してきた美少女にしては、随分と地味で貧粗なパンツだと思ったが、しかし、これぞ鈴山が夢にまで見たロリコンパンツであり、鈴山はその綿パンに残る少女の下半身の温もりを手の平に感じながら興奮の坩堝と化した。
 さっそく鈴山は、そのパンツを机の上で開いた。その瞬間、少女は「あっ」と小さく叫んだが、しかし鈴山は少女を無視してクロッチを覗き込んだのだった。
 白いクロッチには、まさに芸術と呼ぶに相応しい『処女のシミ』が、まるで魚拓のように陰部の形を浮かび上がらせていた。
 鈴山は、そんなシミを少女と共に楽しもうと思い、ベッドに座ったまま恥ずかしそうに項垂れている少女を呼び寄せた。
「下着の汚れはいつもこんな感じですか?」
 そう言いながら少女にクロッチを示すと、少女はソッと鈴山の目を見つめ、唇をヒクヒクと震わせながらコクンと浅く頷いた。
「その日によってオリモノの量や色が違うといった事はありませんか?」
「……生理の前だと……ちょっと……」
 モゾモゾと答える少女に、鈴山は、カルテに『生理前』と書きながらペンを止め、「生理前だとどうなんですか?」と更に聞いた。
「……オリモノが多いです……」
「そのオリモノはどんな感じですか? 例えばネバネバするとか、色が濃いとか……」
 少女は唇を噛みながらゆっくりと目を伏せた。さすがに処女の女子高生にはこの質問は辛いらしく、少女は恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていた。そんな少女に鈴山は激しく欲情しながら更に聞く。
「うん……恥ずかしいかも知れないけど教えてくれるかなぁ……オリモノによって陰性か陽性かがわかる事もあるから……」
 すると少女は「はい……」と俯きながらも、恥ずかしそうに答え始めた。
「乾いてる時もあれば、ネチャネチャする時もあります……乾いている時は大概黄色いですけど……ネチャネチャと湿っている時は卵の白身のようなモノが混じっている事があります……」
 鈴山は勃起する股間を必死に庇いながら、カルテに『卵の白身』と書き足した。
「その時のニオイはどうですか?」
 そう言いながら再び振り返った鈴山に、少女は大きな目をギョッとさせた。そして「嗅いだ事ないからわかりません……」と、今にも泣き出しそうに答えながら激しく首を左右に振った。
「じゃあ、ちょっと調べてみますからね」
 鈴山はそう言いながら素早くパンツを手の平で開いた。そして、あえて少女がそのシーンを見えるように、少女に向かってパンツを広げながらソコに鼻先を近づけた。
「あ、でもそれは!」
 焦った少女が叫んだ瞬間、クロッチに鼻を近付ける鈴山はスーッと音を立てて鼻息を吸い込んだ。
 濃厚な潮の香りが鈴山の鼻孔を切なく刺激した。その香りに脳味噌をトロトロにされた鈴山は、目をトロンとさせながらも黄色い部分を指で示し、「ここ、ちょっと鉄錆みたいなニオイがしますよね」と言いながらソレを少女の顔に近づけた。
 暗にその部分を嗅いでみろとソレを示された少女は、自分の陰部から分泌したその黄色いシミを見つめながら下唇を強く噛み締め、ゆっくりと項垂れてしまったのだった。
「カルテを見ると生理はまだ半月以上先ですよね……」
 鈴山はそう言いながらパンツをテーブルの上にソッと置いた。
「通常、膣が鉄錆のようなニオイがすると言う事は、それは膣から出た生理の血が酸化していると言う事なんです。しかし生理が近いわけではないのに鉄錆のようなニオイがするというのは、これは不正出血の疑いも考えられますよね……」
 鈴山は、最もらしくデタラメを言うと、そのまま少女にベッドに横になるように言った。少女は恥ずかしそうに俯きながらベッドに仰向けになると、そのまま恐る恐る鈴山を見上げた。
 鈴山は溢れる興奮を必死に隠しながらベッドの足下にしゃがんだ。
「性器の視診をしますから、そのまま両膝を立てて下さい……」
 ニーソックスの両足首をソッと固定しながらそう言うと、少女の細いふくらはぎがゆっくりと起き上がっていった。ミニスカートの暗い部分にみるみる蛍光灯の灯りが注ぎ込み、先程トイレで覗き見した幼気な裂け目がくっきりと浮かび上がってきた。
 ベッドの足下にしゃがむ鈴山は、ノーパンのミニスカートの中を覗き込みながら、静かにズボンのチャックを下ろした。まるで牛スジの塊のように固いペニスをベッドの下でシコシコとシゴきながら、「奥まで調べますのでそのまま股を大きく開いて下さい」と、膝を立てた脚を左右に倒すと、少女は慌てて股間に手をあてては恥ずかしそうに顔を歪ませたのだった。
 鈴山はもう我慢できなかった。目の前でパックリと開いている処女のワレメに、我慢汁でヌルヌルになった肉棒をそのままヌルリと挿入したくて堪らなくなっていた。
 しかし、それはさすがにマズいという事くらい、さすがのA級変質者の鈴山でもわかった。それは、警察に逮捕される事や、医師免許を剥奪される事がマズいというわけではなく、彼女の処女をこんな形で奪ってしまうという事に良心を痛めた『マズい』だった。

(ダメだダメだ、ヤっちゃったらダメだ……こんなに純粋な子をここでヤっちゃったらこの子の一生を台無しにしてしまう……)

 鈴山は必死に耐えた。そう耐えながらも、しかし少女のワレメを弄るその指は、明らかに性的悪戯のなにものでもなかった。
「ここに痛みを感じますか? ここはどうですか?」
 そう聞きながら、鈴山の指は汚れの知らない穴のそこらじゅうを弄り回した。これ以上行くと処女膜が危ないという所までヌポヌポと指を押し込み、さりげなくクリトリスを転がした。少女は腰をモゾモゾさせながら、恥ずかしそうに両手で顔を隠していた。
 そんな少女を見た鈴山は、「ウチは産婦人科じゃないから専用の診察台がなくてごめんね……」と呟きながら、診察室の奥から移動式のカーテンを引きずってきた。

「これ、レントゲン用の遮光カーテンなんだけど、随分と恥ずかしそうだから……」

 鈴山はそう言いながらそのカーテンをベッドの真ん中に通し、少女の身体を二つに仕切った。
 完全に少女から鈴山は見えなくなった。これで思う存分フィニッシュが楽しめるぞと、堂々とペニスを剥き出しにしたまま立ち上がった鈴山は、少女のワレメに亀頭をギリギリまで近づけ、そこで激しくペニスをシゴいた。
 少女の開かれた陰部は、神秘的な輝きを発しながら鈴山を挑発した。鈴山の左指は、少女の膣口や小陰唇やクリトリスを弄り回し、挙げ句の果てにはキュッと窄まった肛門までも指腹で愛撫した。
(あぁぁ、もう限界だ……)
 射精しそうになる度に、何度もペニスから手を離していた鈴山は、そろそろ潮時だと考えた。
「見た所、性器の表面には梅毒の症状は現れてません。次は内部を調べますので、今から膣にインテプランという検査薬を注入しますが、全然痛くもありませんし、人体にも全く害はないので安心して下さい……」
 鈴山はそう言いながら左指で膣口を広げ、そこにペニスの先を向けた。
(どうせこの子は処女だ。精液を見たって、それが精液かどうかわからないだろう……)
 鈴山はそう思いながら、広げた膣口に向けてペニスを激しくシゴいた。すると遮光カーテンの向こうから、少女の「グスン」と鼻を啜る仕草が聞こえた。
(泣いている! この子はもしかして気付いているのか!)
 そう思った瞬間、熱い塊が凄まじい勢いで鈴山の胸に込み上げてきた。
「で、では垂らします……」
 そう言うなり、鈴山のペニスの先から『シュプッ!』と音を立てて精液が飛び出した。パックリと開かれたワレメに白い精液が幾度も飛び掛かり、精液は、まるで下水溝に垂れ流れて行くヘドロのように、膣の中へとドロドロと流れ込んでいった。
(あ、あ、あぁぁぁぁぁぁ)
 飛び散る精液と共に快楽の渦の中に巻き込まれていく鈴山。そんな鈴山の耳に、再び少女の「ぐすん」という泣き声が聞こえ、おもわず鈴山は少女のその小さな体をギュッと抱きしめたい衝動に駆られたのだった。
 翌日、鈴山は朝から脅えていた。いつ屈強な男たちがドカドカと病院に乱入し、院長室で机に向かっている鈴山に対し「鈴山進さんですね、中原女子高等学校の生徒に淫らな行為をした児○福祉法違反の疑いで逮捕します」と礼状を突き付けやしないかと、鈴山はビクビクと脅えていたのだ。
 確かに、あの純粋な生徒はマズかった。あれがいつものヤリマン生徒だったら今頃は脅える事も無くいつものように昼飯のキツネうどんをズルズルと啜っている頃だろうが、しかし、処女の生徒に悪戯したのはあまりにも無謀だった。そう反省する鈴山は、すっかり伸びてしまったキツネうどんを見つめたまま、些細な物音にでもビクッと反応していたのだった。
 するとそこにマックシェイクをチューチューと啜るヤンキー看護婦が「せんせーい」と気怠い声を出しながら院長室にやって来た。
「なんかぁ、中原女子高の生徒のお母さんが先生に会いたいって来てますけど……」
 ヤンキー看護婦はそう言いながらシェイクのストローをチュチュチューッと音を立てて吸った。ちなみにこのヤンキー看護婦は、タイプの患者が来た日は、その後、必ず病院のトイレでオナニーをしていた。今までそんな彼女の痴態を何度もトイレのノゾキ穴から見ていた鈴山だったが、今では彼女のそんなおバカなオナニーももう見れなくなるのか……と寂しさを覚えながらも素直に観念した。
「……わかりました……ここへお通しして下さい……」
 鈴山はそう項垂れながら、少女の母親の背後に屈強な刑事たちが身を潜めている姿までリアルに思い描いたのだった。

「昨日、先生に診て頂いた加山有希の母親です」と言いながら院長室にやって来た少女の母親は一人だった。歳は三十代半ばだろうか、少女によく似た綺麗な女性だった。
 取りあえずは土下座をして謝るべきだろうと思った鈴山は、事務椅子からスッと立ち上がるとそのまま母親の前へと歩み、そして床に膝をつこうとした。しかし、その瞬間、いきなり母親が「お願いします!」と切実な声で叫んだ。
「……え?」
 調子抜けした鈴山は、中腰になったまま首を傾げた。
「あの子が病気だと言う事を、何卒学校には内緒にしておいて欲しいんです」
 母親は、すがるように鈴山の白衣を掴みながら、何度も何度も頭を下げた。
 何か変だぞ? と思いながらも、とりあえず逮捕は免れそうだと安心した鈴山は、そんな母親を宥めながらソファーに座らせた。
 脅える母親の顔を見つめる鈴山の顔に、みるみると余裕の笑みが浮かんで来た。
(このババア、梅毒を本気にしてるよ。うひひひひひ、助かった助かった。こんな事ならあのままブスッと処女を頂いちゃえば良かったな。いやいや、それもいいけど、このお母さんもなかなかの美人だぜ。ここはひとつ『念の為お母さんも検査をして置きましょう』なぁんて、このババアも喰っちゃう?)
 そう思いながらふふふふふっと不敵に笑う鈴山は、母親のタイトスカートから伸びる細い脚を舐め回すように眺めながら言った。
「まぁ、確かに娘さんには梅毒の疑いはありますが、しかし、まだ完全にそうと決まったわけではありませんから……」
 すると突然母親が「違うんです!」と叫んだ。そして、母親は興奮を必死に抑えながらゆっくりと話し始めた。
「昨日、先生から梅毒の疑いがあると言われたらしく、私は心配になりまして、すぐに娘を小折町の産婦人科に連れて行きました……」
 専門医に連れて行かれたのはマズいなぁ……と少し不安になりながら、鈴山は「はいはい」頷いた。
「そうしたら……そうしたら……」
 母親はいきなり「わあっ」と泣き出した。ソッとドアを覗いていたヤンキー看護婦も、母親のその泣き声に驚き、亀のようにヒッと首を窄めた。
「まぁまぁ、お母さん落ち着いて下さい。で、産婦人科では何と言われたんですか?」
 鈴山は、医師らしく余裕の表情を浮かべながら、冷たくなったお茶をツルツルと啜った。
「……エイズだと言われました……私は……私は、あの子にエイズを母胎感染してしまっていたんです!」
「……エ?……イズ?……」
 鈴山の脳の奥で何かがボンっ!と音を立てて破裂した。
「そうです。私自身、自分がエイズに感染してるなんて今まで全く気付いていませんでした。……あの子の父親と知り合う前、私、黒人の男性と付き合ってたんです……多分、あの黒人からエイズをうつされたんだと思うんですけど、でも、今まで全くそんな症状なかったから、だから私はあの子を産んだんです! だってエイズにそんなに長い潜伏期間があるなんて、私、全然知らなかったんですもの!」
 母親はそう叫ぶと、そのまま「わあっ!」とソファーに泣き崩れた。
 そんな母親の泣き声を呆然と聞きながら、鈴山は、ドアの陰から恐る恐る覗いていたヤンキー看護婦にふふふふふっと意味もなく笑った。
 ヤンキー看護婦は、鈴山の不気味な笑顔にギョッとしながら逃げ出した。そんなヤンキー看護婦のスリツパの音と母親の泣き叫ぶ声を同時に聞きながら、今、自分の体内にあの美少女の血液がグルグルと駆け巡っているのを実感した。
 裏のプラスチック工場の始業サイレンがけたたましく鳴り出した。それと同時に、鈴山の腹の底からドロリと濃厚な溜め息がフーッと洩れ、そのけたたましいサイレンと絶妙なハーモニーを奏でたのであった。

(ドクハラ・完)

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