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愛と青春のポルノ映画館5

2012/04/01 Sun 01:01

   愛と青春の5

《解説》
映画館の暗闇の中、同級生のミカが中年男と援交しているシーンを後部座席から覗くケンジ。
こっそりオナニーするケンジだったが、ちゃっかりミカには見られていた。



《本編》
 労務者風の男はミカの隣りの座席にドスンっと腰を下ろした。
 そんな労務者風の男の乱暴な態度に、後の座席で見ていたケンジはヒヤッとした。
 もしここでこの男がミカに乱暴し始めたら、ポン引き兼用心棒の自分がミカを助けなくてはならないんだと思ったケンジは、その男のイノシシのように太い首を後から見つめながら不安を覚えた。

 そんな労務者風の男は座席にふんぞり返りながら何かミカにボソボソと言い始めた。
 ミカはそんな男に愛想笑いを浮かべながら頷いているが、しかしその愛想笑いはよくよく見ると引き攣っていた。
 二人の会話を盗み聞きしようと、ケンジは座席の体をソッと前屈みにさせた。
 両膝に両肘を付きながら前の座席に耳を澄ます。
 すると前の座席の背もたれの隙間から、二人の様子がはっきりと見て取れた。
 ケンジは慌てて顔を下に向けては目を反らす。ケンジが座る座席の足下には、キャラメルコーンの空き袋と共になぜか肌色のストッキングが捨ててあった。

 見たい。でも覗いてるのが見つかったらマズい。でも見たい……。
 薄暗い座席に潜り込みながらそんな葛藤を繰り広げていたケンジだったが、しかし前の座席から「綺麗な脚してるやん」という労務者風の男の声が聞こえて来ると、ケンジはいてもたってもいられなくなり、その座席の隙間にソッと視線を向けたのだった。


どうしてこんな事してんの?

お金が必要なんです。

学校にバレたらヤバいだろ?

うん。でも、どうしてもお金がいるの。

ふぅん。太もも、スベスベしてるな。

恥ずかしい。

おっぱい触ってもいいか?

はい

うわぁ、でっけえなぁ(ガサガサ)

やだぁ(笑)

乳首立ってるじゃん

……はい……

おっぱい感じるか?(モミモミ)

…………(コクリ)

おまえ、本当に援交初めてなのか?

……はい

処女ではないよな?

…………(コクリ)

今まで何人くらいの男とヤったの?

……3人くらい

嘘付け(笑)

えーっ、本当ですぅ(笑)

オナニーとかはするの?

……時々……

ローターとか使ってんのか?
うぅん、指で

指でどこ触るんだよ

ふふふふ……内緒です……

ここか?

あぁん……やだぁ……

お、おい。すげぇ濡れてぞココ(ぴちゃ)

やん……恥ずかしい……

こんなとこで本気汁ぬるぬるにさせて、もしかして変態か?

あぁん……だって……(くちゅ、くちゅ)

ほら、もっと股開いてみろよ、指入れてやっから。

こう?

おお、そうだ。で、片足座席の上に乗せろよ。

……これでいい?……

うわぁ……尻の穴まで汁が垂れてるよ……

見ちゃイヤ(ハァハァ)

おおお……指三本すんなり入っちゃったぜ(ツルン)

あぁぁん

いつもこうやってオナニーしてんのか(ぷちゃ、ぷちゃ、ぷちゃ)

はい(あん、あん)

お、おい、もう我慢できねぇよ、俺のも触れよ。

(ジィーっとジッパーを下げる音)

どうだ。なかなか立派だろ?

うん。(しこしこしこ)

ココにコレを入れて欲しいか?ん?(くちゃ、くちゃ)

うん(しこしこしこ)

じゃあ、まずはしゃぶってくれよ。

うん(ガサガサ)

風呂入ってねえからちょっと臭うかもしんねぇけどよ。

(ぷちゅ)

はぁぁぁ……すげぇ……イイよ……十六才……

ぷちゅ、ぷちゅ、ぷちゅ、ぷちゅ(ミシミシミシ)

あぁぁ、もっと奥までしゃぶってくれ……

かぽっ、かぽっ、かぽっ、かぽっ(ギシギシギシ)


 真面目な吉岡ミカからは想像もつかないようなその破廉恥な言動に、ケンジはいったいどっちが本物の吉岡ミカなのかわからなくなった。
 そんな卑猥な光景を座席の背もたれから覗いていたケンジは、いつの間にかズボンの上から股間の固くなったモノを握っている。
(このままここで一発ヌイちゃってもバレないだろ……)
 そう思いながら場内をソッと見回すと、幸いな事にケンジ達がいる座席の周囲には誰もいなかった。
 ケンジは、前席から聞こえて来る、ぷちゃ、ぷちゃ、ぷちゃ、という尺八の音と、座席がミシミシと軋む音を聞きながら、ポケットの中から「アコム」のポケットティッシュを取り出し、そこから質の悪いティッシュを数枚抜き取った。
 そして素早くズボンのジッパーを静かに開け、勃起したペニスをズボンから捻り出す。
 亀頭の先からは既に大量の我慢汁がヌラヌラと溢れていた。それを包み込むかのようにして、ペニスにティッシュを被せた。

「おまえ……本当に援交初めてなのか……妙に上手いじゃねぇかよフェラ……」

 労務者風の男はそういいながら、スクリーンの光りに映し出されたミカの髪を優しく撫でていた。
 ミカはそんな男を無視するかのように、ただ黙々と顔を上下に動かしている。
 ケンジはそんなミカの表情を座席の隙間から見つめながら、ミカはあの風呂に入っていないチンポが気持ち悪くないのだろうかと不思議に思った。
 あんな見ず知らずの男の汚いチンポを舐めるくらいだから、もしかしたら俺のチンポもすんなり舐めてくれるかも知れない。
 ケンジはそう思うと無性に欲情して来た。

 シコシコとシゴくペニスからはティッシュが擦れるカサカサと言う音が微かに聞こえ、自分で出しているその卑猥な音に更に欲情をそそられた。
 ミカの真っ白な尻の谷間を弄っていた労務者風の男は、ミカに気付かれぬようにその指をクンクンと嗅ぎながら、「よし……じゃあそろそろ入れるぞ……」と、尺八するミカを見つめて呟いた。

 唾液を垂らさない為なのか、頬をキュッと凹ませたままスポンっとペニスを口から引き抜いたミカは、タラタラと輝く唇の端を指でサッと拭うと、座席に置いてあったポーチに手を伸ばし、そこから四角い袋に入ったコンドームを取り出した。

「生じゃダメか?」

 ミカのオッパイを揉みながら男がそう聞くと、ミカは「だめ……」と頷きながらネイルが輝く細い指で袋をピリリッと破き、中からヌルヌルに輝く緑色したコンドームを摘み出した。
 そして、男に「ごめんね……」と笑いながら、自分の唾液でテラテラと光っている男のペニスをキュッと摘むと、慣れた手つきでコンドームをクルクルと装着させたのであった。

 男のペニスがゴムの緑色に変色した。
 右足に黒い下着をぶら下げたままのミカが、再び「ごめんね……」と言いながら男の太ももの上を跨いだ。
 膝の上に乗ったミカのオッパイを、男は嬉しそうに「デケェなぁ……」と笑いながらグニュッと鷲掴みにする。
 ミカはそんな男を笑顔で見下ろしながら股間でピーンと突き立っている男のペニスを摘むと、それを自分の股間へとあて、そのままゆっくりと腰を下ろした。
 ミカが「うぅぅん……」と顔を歪めるのと同時に、男が「あぁぁぁ……」と呻きながらミカの体に抱きつき、その大きなオッパイに顔を埋めた。
 そんな男を見下ろすミカは、男の太い腕に上半身を抱かれながらも下半身だけはクイクイと妖艶に動かし始めたのだった。

 そんな一連の様子を覗いていたケンジは、その初めて見る光景に、なにやら恐怖さえ感じていた。
 中3の時、ケンジは悪戯でコンドームを付けた事があったが、しかし、中に空気が溜ったり、又はズレてしまったりとなかなか上手く装着できなかった。そんな経験のあるケンジは、ミカのその慣れた手付きに暗に嫉妬さえも感じてくる。

(吉岡はヤリマンだったのか……)

 そう思うと、誰に対するでも無くメラメラと嫉妬の念が浮かび上がって来た。
 そんな嫉妬心がだんだんと自暴自棄な感情を滾らせ、ヤリマンの吉岡なんかこの映画館にいる変態親父達全員に強姦されてしまえばいいんだ、という激しい感情を沸き上がらせた。
 そんな複雑な心境のまま、座席の隙間からミカのユッサユッサと揺れるオッパイを覗きながら、ティッシュを被せたペニスを激しくシゴいた。

「さすが十六才だなぁ……キュンキュンと締るぜ……」

 ミカの腰の動きに合わせながら腰をくねらす男が呟く。
 キュンキュンっという感じがどんな感触なのかわからないケンジは、ティッシュに包まれたペニスをキュンキュンと握ってみた。
 すると、カサカサのティッシュが敏感な亀頭をキュンキュンと刺激した。とたんにケンジの下腹部に、二階の窓から飛び降りた時のようなゾクッ!とした寒気が走った。
(あっ、ヤベ、イクっ……)
 ケンジは前屈みになっていた体を座席のシートに凭れさせ、座席の下で両足をピーンと伸ばした。
 そしてティッシュの中にドクドクと発射される精液の感触を指に感じながら、必死でガシガシとペニスをシゴいた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ」と叫び出したいくらいの快感に包まれながら、ケンジがゆっくりと顔をあげると、前席で男の股の上に乗っているミカとおもいっきり目が合った。

(うそ!)

 ケンジは全身を快感に包まれながらも慌てて股間から手を離した。
 そして何もなかったかのように素知らぬ顔をしながら急いで足を組んでは、膝でペニスを隠した。
 そんなケンジの姿を見ていたミカは、一瞬、ケンジの足を組んだ股間をジロッと見下ろしたが、しかしすぐに何も見なかったかのようにそこからソッと目を反らした。
 何気ない顔をしながらスクリーンを見つめていたケンジは、ミカの視線が遠離って行くのを視野で確認すると、腋の下をボリボリと掻くフリをしながら自分の股間をソッと見た。
 足を組んだ太ももの隙間から、真っ白な精液を垂れ流す亀頭がポッコリと顔を出していた。ペニスに被せていたティッシュはいつのまにか床に転げ落ち、無惨にもキャラメルコーンの袋の上で凸っという形のまま転がっていた。

(やっぱ、見られたよな……)

 気まずい思いに包まれながら、ケンジは前席のミカにソッと視線を向けた。
 前席で男に跨がっているミカの体は激しく揺れていた。そんなミカは乱れる長い髪をゆっくりとかきあげながら、後に座っているケンジをジーっと見下ろしていた。
 座席がギシギシと音を立て、ミカの剥き出しになったオッパイがユサユサと揺れていた。
「イクぞ……」と、そう低く唸ると同時に、男はいきなり体勢を変えた。
 男はミカを座席の上に寝かせ、まるでカエルのようにおもいきり股を開かせると、機械のようにコキコキと腰を振りながら深い息を吐いたのだった。

(続く)

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