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自慰同好会(後編)

2009/03/09 Mon 01:47

自慰同好会2




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薄汚れたラブホテル「ヘブン」の202号室は、恐らく昭和から一度も改装をしていないと思われる、そんな古き良き時代の匂いとカビ臭さを感じさせる部屋だった。

二人は、国の指定文化財に登録されてもおかしくない「回転ベッド&三面ガラス張り」というエログロの中、時代にポツリと取り残されたように座っていた。

「うわぁ…このテレビって凄くないですか…」
百円玉をチャリンと入れると10分間だけ見せてもらえるというケチなブラウン管テレビに彼女は感動している。
今時、こんなテレビは草津温泉の木賃宿でもなかなかお目にかかれない。今の時代にこんなテレビを堂々と置いて商売できるのは西成か山谷のドヤくらいであろう。

「…これはね…こうやって…こうすると…タダで見れるんだよ…」
私は100円の電子ライターを手早く分解し、電カチ部分を取り出すと、その先をテレビの硬貨入れ部分に電カチの先を付けながらカチカチと電流を流した。

ブァン…というブラウン管の懐かしい音と共にゆっくりと画面が映り始めた。
「うわぁ…ホントだぁ!!」
目をクリクリさせて驚く彼女。「私の子供の頃はこれでよくインベーダーゲームをタダでしたもんだよ」と自慢げに笑う私。それに対しても彼女は「ええ!?インベーダーって何ー?!」などとオーバーリアクションで驚いてくれるので、私はついでに、なめ猫の主題歌「なめんなよ!」もセリフ入りで歌ってやろうかと思ったが、しかし初対面だったからやめておいた。
映し出されたブラウン管にはオトコとオンナが激しく絡み合うAVが流れていた。
こんなラブホテルだからと「昭和の日活ロマンポルノ」を密かに期待していた私だったが、しかしそれは最近のマジにツマンネーAVだった。

私は画面を見ている彼女の太ももに静かに手を置く。
「…ねぇ…いつもはどんなオナニーをしてるの?…」
私はミニスカートの生膝を5本の指でザワザワとしながら聞いた。

「…いつもは…ほとんど指です…」
「でも電マは持ってるんでしょ?どうして使わないの?」
「…ん…道具を使うと自分のイキたい時にイケないんです…」
「指だと自由にイケるの?」
「…まぁ…道具よりは…」

「セックス以外で人にイカせてもらった事はある?」
「…?」
「たとえば指マンをしてもらったりだとか、舐めてもらったりとか…」
「あぁ、そう言う事ですか…ん…あるかな?…ないような気もする…」

彼女はそう答えるとクスッと吹き出した。

「先生はどうなんですか?」
彼女は膝の上の私の手を「くすぐったい…」と言いながら強く握り、そう質問して来た。ちなみに私は彼女には歯医者だと嘘をついてるいため、彼女は私の事を先生と呼んでいる。

「私は普通に指でシコシコとするよ…さっきの人達みたいに改造した電マとか肉塊とかは使わないよ…」
私はハハハハと笑いながらも、実は自宅のクローゼットの中にモーターを改造した『バーチャル・ロボEX2』という電動オナホールがあるのだが、それは内緒にしておこうと封印した。

「じゃあジャンルはなんですか?…自慰同好会のHPに会員にはそれぞれオナニーネタのジャンルがあるって書いてありましたけど…」

ここらが潮時だ。これ以上ここでどれだけ恰好付けていても所詮ベッドの中に行けば私が変態親父だとすぐにバレてしまう。
私はそう決断すると「女性が使用したパンティーだよ」とさりげなく告白した。

「えっ?…」と驚く彼女。そして「私も干している下着、よく盗まれるんです!!」となぜか嬉しそうにそう叫ぶ。

「いや、ちょっと待って、私は泥棒はやらないよ…それに干しているのは洗濯をした下着でしょ、私が好きなのは洗濯前の汚れた下着だから…」
私はパンツ泥棒とパンシミフェチの違いを説明した。

「じゃあどこでそんな下着を手に入れるんですか?…」
「うん、大概は、気に入った女の子に直接交渉するんだよ。今履いているパンティーを売ってくれってね」
「えっ!?そんなんで売るコいるんですか?!…いくらで?」
「…う~ん…その相手のコによって違うけど…だいたい1万円くらいかな…」

彼女は急に怪しい目をして私を見つめた。そして「私のだったらいくらで買ってくれますぅ?…」と意地悪そうに笑った。

私は迷った。安く言い過ぎても傷つけるだろうし、しかし高く言えば本当に金を払わなければならなくなる…この調子で行けば今夜はタダマンにありつけるのだ、ここは返答を慎重にしなければならない。

悩んでいる私に「嘘ですよぉ…」とクスクス笑う彼女。
しかし、その「嘘」というのは、「下着をタダであげますよ」なのか「鼻っからおまえにやる下着はねぇ!」と次長課長風に言ってるのかのどちらなのかでまた考え込んでしまったのだった。


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そうこうしているうちに、テレビの画面は時間オーバーで砂の嵐となった。
「今度は私にやらせて」という彼女に電パチを渡す。
彼女はおもちゃを与えられた子供のようにその電パチを嬉しそうに摘むと、ヒョイっと身体を起こしテレビの前でカチカチとやり始めた。

私の目の前で、四つん這いになりながら腰を突き出しカチカチとしている彼女。
ミニスカートからはプルンプルンの尻が顔を出し、その尻を優しく包み込んでいる茶色のパンティーが私の目に飛び込んで来た。

「カチカチ…カチカチ…あれぇ…映りませんよ…」
私は彼女の尻にこっそりと顔を近づけながら「このままずっと映るな!!」と心で何度も叫んだ。

「…おかしいなぁ…カチカチ…私のやり方がおかしいのかな…カチカチ…」
私は彼女の股間部分にこっそりと鼻を近づけ、静かに息を吸う。全体は香水の香りに包まれているが、しかしクロッチの中心部分は何やら少し汗臭い。

私の鼻息が荒くなった。私の顔と彼女の尻との間は数センチしか無い。
いつのまにか彼女の電パチを弾くカチカチという音が聞こえなくなっていた。
そう、彼女はスカートの中を覗かれている事に気付いているのだ…しかも接近しながら股間の匂いを嗅がれている事も…

私はクンクンと「直嗅ぎ」しながらも、彼女のクロッチにじんわりとシミが出来て行くのに気がついた。

「…ここ…濡れて来たよ…」
私は鼻の頭をその柔らかいクロッチに押し当てた。

「…私のソコ…どんな匂いがしますか…」
彼女は四つん這いのまま床に顔を伏せながら尻だけ突き出してそう言った。
「…エッチな匂いがするよ…」

クロッチに押し付けていた私の鼻の頭は、彼女のマンコから滲み出る愛液により、汗っかきの夏のデブのようにジトっと湿っていた。
「…私の匂いで興奮…しますか…」
「ハァハァ…凄く…凄く興奮するよ…ハァハァ…」
「…じゃあ…私の下着でオナニーしてもらえますか…」


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彼女は元の体勢に座り直すと、恥ずかしそうにクスッと笑いながらゆっくりとパンティーを脱いだ。
私がパンティーを貰おうと手を出すと、「ヤダ…美鈴ばっかり脱いで…先生のも見せて…」とプクっと頬を膨らませた。

こんなにもカワイイ女からこんなにもカワイイセリフを聞かされた私は、とたんに頭の中がホワイトアウトと化し、驚くほどのスピードで、床の上を転げ回りながらズボンとパンツと上着を同時に脱いだ。
そして勢い余って回転ベッドの角に頭をおもいきりぶつける私。そんな私を見てクスクスと笑う彼女。そんな彼女の手には脱ぎたてホヤホヤの濡れパンがあるのだ…

すでに先っぽを濡らしているペニスをビーンと突き出しながら「ではでは…」と御褒美のパンティーをくれと手を出す変態男40才。

「…顔は写さないから…先生がオナニーしてるとこデジカメで撮ってもいい?」
「…そんなもの撮ってどうするの?」
私は我慢できずペニスをゴシゴシとシゴきながら聞く。

「…私…男の人のオナニーに興味があるんです…だから、先生のシテるとこを写真に撮って、あとでソレを見ながら…」
「オナニーするのかい?」
彼女は頬を赤らめ、浅くコクンと頷いた。

その仕草に再び私の頭の中はホワイトアウトが吹き荒れる。テロリストに追われる織田裕二が必死になって走り回るのだ。
「…写真でも何でも好きにしていいよ…それよりも、早く、それをこっちに…」
突き出した私の手に彼女のホカホカの生パンティーがふんわりと置かれたのだった。


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私はあえて彼女の目前で、わざとオーバーリアクションを取りながらパンティーの匂いを嗅いだ。
御本人様の目の前でパンティーの匂いを嗅ぐのは始めてではないが、しかし、これは何度やっても興奮するものだ。

私の鼻の穴に彼女の香水の香りがストレートに入って来た。
「この香水は、イヴ・サンローランのベビードールかな?」
パンティーを両手で包みながらそこに鼻を押し込み聞いた。

彼女は「凄い…よく知ってますね…」と言いながら、そんな私の姿をカシャッ!とデジカメに収める。

「それじゃあ…パンティーを開くよ…」
そう言って私は、丸められたパンティーをゆっくりと広げると、クロッチの部分が彼女に見えるようにして指で開いた。

「…凄いよ…こんなに愛液で濡れているじゃないか…」
私は白濁のそのシミを彼女に見せた。クロッチを見せつけられた時のオンナの表情というのは、実にかわいいものである。

「…ヤダぁ…なんか凄い汚い…」
恥ずかしそうに眉間にシワを寄せる彼女に、更に私はその白濁のシミを指でクチュっ!と触って見せた。

「ほら…こんなに糸を引いてるよ…」
私は納豆のように糸を引くその愛液を鼻に近づけクンクンと犬のように匂いを嗅ぐ。
「…イヤ…恥ずかしいよ先生…」
パンティーを奪い取ろうとする彼女、それを振り切る私の左手はペニスを激しくシゴいていた。

「…どんな匂いですか?」と彼女は泣きそうな顔をして私を見つめる。

かなりのクサマンだ。こんなに小さなシミだが、その猛烈なイカ臭は「よっちゃんイカ」を遥かに超えスルメイカ一枚に匹敵する猛臭だった。

「とっても臭いよ…鼻がねじ曲がりそうなくらい臭い…」
正直に言われた彼女の顔は瞬間湯沸かし器のようにとたんにカーッと赤くなった。

そして私は「臭いけど…とってもエッチな匂いだよ…」と言いながら、ソレに舌を伸ばした。
「ダメー!!汚いよぅ…返して~!!」と、私の舌を阻止しようと、パンティーを奪いに来る真っ赤な顔のお嬢さん。

私はそんな彼女を振り払いながら、おもむろに舌をクロッチに押し付けた。
そしてオーバーにペチャペチャと音を立てながら白濁を舐め回し、そしてペニスを激しくシゴく。

それを見て顔を顰めながら「…マジ…」と絶句する彼女。

クロッチの汚れを綺麗に舐め尽くした私は、呆然とする彼女を眺めながら、パンティーをペニスに被せた。
「女の子からパンティーを受けとると、私はいつもこうやってオナニーするんだよ…」
自分のパンティーのアソコの部分に今日始めて会ったばかりの男のペニスが包まれオナニーされる…それを目の前で見せられた彼女はいったい今どんな心境なのだろうか…

彼女は太ももをモジモジとさせはじめた。きっとオナニーがしたいのだろう、なんてったって彼女は我が自慰同好会に自ら入会を希望して来た女なのだ、オナニーが嫌いなわけが無い、いや、むしろ好きなはずだ。

「…オナニーしたいのかい?…私にもキミのオナニーを見せておくれ…」
私の言葉が呪文のように、彼女の両足は静かに開かれミニスカートの中が丸見えになった。
「もっと…足を開いて…そうだ、もう少しガバッと開いて…あぁ…キミのマンコ…丸見えだよ…」
彼女は私のオナニーを眺めながら、自ら大きく股を開きそしてグッショリと濡れたアワビをクチュクチュと弄り始めた。

私は「イクよ…」と優しく微笑むと、彼女は「あんあん…」と声をあげながらもデジカメを私のペニスに向ける。
「出るところを撮らせて…」
彼女のその声に反応した私のペニスは、彼女のデジカメのレンズに向けて激しく射精をした。
首に飛び掛かった私の精液を指で触りながら、彼女は「私もイク…」と小さく呟き、全身を大きく仰け反らせたのだった。


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私は彼女を全裸にし静かに回転ベッドに寝かせると、彼女の両足を大きく開かせた。
そしてゆっくりと彼女の股間に顔を埋めた。

「ヤダ…まだお風呂に入ってないよぅ…」
最近の若い女で、風呂に「お」を付ける女は珍しい。と、思いながら、そう言えばさっきも茄子の事を「おナス」と呼んでいたな…と思い出し、後で本番している時には是非とも「オマンコ!」と、そのかわいい口から連発してもらおうと密かに企む私。

パンティーのクロッチも随分と臭かったが、しかし本物はもっと凄かった。オウム真理教にこの匂いのサンプルを送れば、彼らは間違いなくコレを警視庁に撒き散らすだろう、と思うくらい凄まじい臭いだった。

「…ニオイますか…」
そんな私に感づいたのか、彼女は恥ずかしそうに股間の間でクンクンしている私を覗き込む。

「…うん…はっきりいって凄く臭い…」
「…もうヤダぁ…」
「キミ、さっきの集会の時、みんなが肉塊でオナニーをするのを見てかなり濡れてたでしょ?…正直に答えなさい」
「…はい。…なんかとっても感じちゃって…気がついたらパンツがベタベタになってて…」
「それですぐにトイレに行って、オナニーしたんだよね?」
「…」
「でしょ?あのレンタルボックスのトイレでオナニーしちゃったんだよね?」

彼女は恥ずかしそうに微笑みながらコクンっと頷いた。

「…だから匂うんだよ…濡れたりオナニーをしたりしたら、ちゃんとウォシュレットのビデで洗わないとここは蒸れて臭くなるんだよ…」

そう言いながら私は堪らなく興奮し、彼女のその臭いマンコを散歩後のゴールデン・レトリバーが水を飲むかの如く、ベロベロと激しく舐め回した。
彼女は「あんっ!」と声をあげながらも、そんな私の姿をデジカメに収めていたのだった。

散々マンコを舐められた挙げ句、4本の指マンで弄ばれた彼女は、既に3回は絶頂に達していた。

それでも執拗に彼女のクリトリスに吸い付く私は、舐めながらも自分でシゴく。
「…こんなの始めて…あ~んまたイクぅ~」と叫ぶ彼女。私のほうもそろそろ限界に近かった。

「さぁ、今度は自分の指でオナニーをして見せて…私もキミのソレを見ながらオナニーするから…」
4回の絶頂でぐったりとしている彼女の耳元に囁いた。

彼女はそんな私の囁きに「あぁ~ん…」と気怠く喘ぐと、いつもやっているかのように手慣れた手つきでクリトリスを弄り始めた。

「一番好きなオナニーのポーズは?」と私が聞くと、彼女は虚ろな目つきで「わんわん…」と恥ずかしそうに笑った。
私はさっそく彼女を四つん這いにさせワンワンスタイルにさせる。

尻を突き出して「あん…あぁぁん…」と調子の出て来た彼女の顔の前に私はゆっくりと腰を下ろした。

彼女の目の前に私の勃起したペニスが反り立つ。
彼女はソレを愛おしそうな目で見つめながら「触ってもいいですか…」と喉をヒクヒクさせた。

ワンワンスタイルでオナニーしながら私のペニスを必死でシゴく彼女。真面目な顔をした女子大生のくせになんともドスケベなオンナだ。

「…いつもは何をネタにオナニーしてるの?…」
私の下でペニスをシゴいている彼女を見下ろしながら聞く。
「…エッチなサイトのサンプル動画とかです…」
「動画のジャンルは何?…」
「…色々…」
「…色々じゃわかんないよ…動画の内容は?」
「…レイプみたいなの…」
「例えば、万引きがバレちゃって店員さんに乱暴されるやつとか?」
「…はい」と彼女はクスッと笑った。

その顔が何ともいえず強烈に可愛かった。
私はそのまま彼女の顔を両手で掴むと「…しゃぶって…」とペニスを彼女の口元に突き出した。
彼女はゆっくりと身体を起こすと、尿道に垂れる我慢汁をペロペロと丁寧に舐めながら私の目を見つめる。
「…気持ちイイですか?…」
そう言いながら私の金玉を綺麗にネイルの施された派手な爪でやさしくくすぐる。

「…も、もう我慢できない…は、早くペニスを口の中に入れてくれ…」
私の悲痛な声をあざけ笑うかのように彼女の舌は亀頭ではなくどんどんと下に下りて行く。
金玉をツー…と通り過ぎると、彼女の顔は私の股の中に潜り込んだ。どうやらアナルを攻撃しようと企んでいるらしい。しかし、私はまだ風呂に入っていない、しかも同好会の集まりに来る前、駅前の焼き鳥屋で下痢気味のユルい糞を和式便器に散々撒き散らしているのだ、しかもしかもその店にはウォシュレットは付いてなく洗っていないアナルにティッシュのカスが付いている確立は非常に高いのだ…

私は潜り込む彼女の頭を拒み「さ…早くペニスをしゃぶっておくれ…」と彼女の顔を持ち上げようとする、がしかし彼女は許してくれない。

「もしかして…恥ずかしいんですか?…」
股の中から彼女が質問する。「…うん、風呂に入ってないから…そこはいいよ…」と答える私。ただし「下痢」を撒き散らした事は黙っている。
「…私だってさっきお風呂に入っていないのに舐められましたよ…とっても恥ずかしかったンだから…」彼女はそう言うと、顔をグイッ!と股に押し込み、私のアナルに鼻を近づけた。
そして「…とっても臭いですよ…」と捨て台詞を残すと、レロレロレロレロと激しく私のアナルを舐めた。

くすぐったさと、気持ち良さのあまり「うぅぅぅ…」と全身をひきつらせ、彼女の舌の動きを感じながらペニスを激しくシゴく私。
「あっ…あぁ…イキそうだよ…」
私のSOSに彼女がゆっくりと股から抜け出して生きた。
「…まだイッちゃダメ…」と、囁いた彼女はゆっくりと私のペニスを口の中に飲み込んでいったのだった。


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ペニスを舐めてもらいながら私は枕元の電話でフロントに連絡をした。
「…もしもし、あのう、バイブとかって置いてあります?」
電話口の親父はフロントで居眠りでもしていたのか面倒臭そうに「どんなタイプ?」と聞いていきた。
「どんなタイプがありますか?」
「…どんなって…普通のバイブレーターだけどね…」
じゃあタイプとか聞くなっ!…と怒鳴ってやりたかったが、とにかく何でもいいからバイブを2本大至急持って来い、と告げ電話を切った。

しばらくして扉がドンドンと音を立てた。このラブホテルにはチャイムがないらしい。
私は彼女の顔をペニスから引き離すと、彼女にこう告げた。
「…裸のまま、バイブを貰って来なさい」
私の命令に彼女は「…ホントに…ですか?…」と聞き直す。
「あぁ本当だ。そして金を渡す前に親父の前でバイブを試してみろ…ちゃんと親父に見えるようにして奥までバイブを入れるんだ」
彼女は脅えた表情をしているが、しかし、その目は淫媚に輝いていた。

この女は、万引きがバレてお仕置きされるサンプル動画でオナニーをする変態女だ。こんなシチュエーションが嫌いなわけがない。

私の読み通り、彼女はゆっくりとベッドを立ち上がるとトボトボと扉に向かって歩き始めた。
そして扉の少し前で立ち止まり、私のほうへ振り向いた。
「裸で取りに行くだけではダメですか?…ホントにバイブを入れないとダメ?…レイプされちゃったらどうしよう…」

私は財布からバイブ代金を取り出し彼女にそれを渡すと「ちゃんとここから見ててあげるから安心しなさい」と優しく肩を抱き、そして「ちゃんとおじさんの前でイクんだよ…」と耳元に息を吹きかけた。

私は玄関の奥に身を潜めた。この位置なら彼女を正面から見る事ができ、そして入口の親父から見られる心配は無い。
そこにゆっくりと腰を下ろしながら彼女に目で合図を送った。

合図と同時に古びた扉をギギッと開く彼女。扉の向こうには60を過ぎただろうか古びた親父が客と顔を合わせないように下を俯いて立っていた。
「…はい…バイブ2本ね…え~2本で8800円…」
バイブは受けとったがいつまでたっても金を渡さない彼女に親父が不審そうに顔を上げる。
「うっ!…」
親父の目の前には全裸の若い女がモンモンとしながら立ちすくんでいた。

「…おじさん…使ってみるから…見てて…」

彼女は小さな声でそう言いながらバイブを箱から取り出すと、立ったままの姿勢でマンコにバイブの先を押し付けた。

私は下駄箱の隙間からこっそりと親父の表情を伺う。親父は呆然と立ちすくんだまま、その彼女の痴態を眺めていた。
彼女はなかなか思うようにバイブが挿入できないために姿勢を変えた。玄関にゆっくりとしゃがんだ彼女は、大きく股を開きながらバイブの先をマンコにニュルッと挿入させたのだった。

その姿勢だと恐らく親父からは彼女のマンコからアナルまで丸見えであろう。
親父のスーッスーッという荒い鼻息が私にまで聞こえて来た。

「…お連れさんは…立たないのかい?…」
親父はニヤニヤしながらゆっくりと玄関の中に入り、彼女に近付いて来た。

彼女は無言のままクッチャクッチャ…と卑猥な音を立てながらバイブをピストンしている。
「…それ…電池入ってないから…今、電池を持って来てあげるよ…そのまま待ってなさい」
親父は静かに扉を閉めると、パタパタパタと激しくスリッパの音を立てながら走って行った。

とたんに私は彼女に襲いかかる。
「えっ!?」と驚いている彼女を玄関の板の間の上に押し倒すと、そのまま正常位でヌルッ!とペニスを挿入させた。彼女はかなり感じていたらしく、私のペニスは何の抵抗も無くスルリと入った。彼女の温かいマンコの体温がペニス全体を包み込んでいた。

突然の出来事に彼女は「どうして?!」と声をあげるが、私はそれを無視してズンズンと腰を振る。
「あっ…あん…やめて下さい…あぁん…」
彼女が私の身体にしがみついた。私は彼女の太ももを抱え、更に深くペニスを入れる。
「…オマンコって言ってみろ…」
スボッスボッとペニスを突き刺しながら私が言う。
「…オマン…コ…あっあっあっ…オマンコ…あぁ~ん…」

廊下から親父のスリッパの音が聞こえて来た。
「…いいかい。親父の前でバイブを入れながら『オマンコ』を連発するんだ…いいね」
私はそう言うと素早くペニスを抜き、そして元の位置に潜り込んだのだった。


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「ハァハァハァ…」と息を切らせた親父がノックもせずに扉を開ける。
板の間にダランと横になっている彼女をギラギラとした目で見つめる親父は「ほれ、電池を持って来たからソレを貸してごらん…」と言いながら、玄関にしゃがんだ。

彼女からバイブを受けとると、カチカチカチっと手を震わせながら電池を入れる親父。
「…さ、できたよ…ほれ、ここがスイッチだ…」
彼女はダラリと横になったまま、先程私に攻められていたように大きく股を開き、そのままゆっくりとクリトリスを弄り始めた。
「…ん?…ん?…ほれ、これを使いなさいよ、せっかく電池入れてあげたんだから…ん?…ん?…」
親父はそう言いながら彼女の股の中を覗き込む。

「…これ、アンタやり方わかんないの?…ん?…どれ、やり方を教えたげるよ…」
親父はそう言いながら彼女の太ももに触れた。親父の5本の指がムニュムニュといやらしく彼女の太ももの肉を指圧する。

親父の持つバイブが彼女のマンコにゆっくりと挿入された。

彼女は「うぅぅん…」と身体を仰け反らした。
濡れたマンコからバイブのピストンされるネチャネチャという卑猥な音が漏れて来た。
「…ん?…いいか?…気持ちいいか?…どれ、スイッチを入れてあげよう…」
ウィ~ン…というバイブの振動音が玄関に広がった。

「あっ!…あぁぁぁぁ~!!」
彼女の大きな喘ぎ声に、親父は驚きながら部屋の奥をキョロキョロと覗く。
「アンタのお連れさんは寝てるの?…ん?…」
「あぁ~ん…オマ…ンコ…あぁん!オマンコ!…」
「ん?…ん?…オマンコ?…オマンコしたいの?…ん?」

親父のカチャカチャというベルトを外す音が聞こえた。
これはマズイぞ…と思いながら下駄箱の隙間から親父を見ると、親父はチンポを出したままソレをシコシコとシコっているだけだった。しかも立ってない。
私はレイプされる心配は無いと判断すると、またそのまま静かに彼女を見守る事にした。

親父は立たないペニスをシコシコとしながら彼女のマンコにバイブを出し入れしている。そして「…アンタの肌は美しいねぇ…」と呟きながら彼女の背中や腕を擦りながら、時折サッと乳房にも手を回していた。

彼女はバイブの振動に身を捩らせながら、自らの手でソレを奥深く入れ始めた。バイブの根元にあるローターが彼女のクリトリスに押し付けられ、恐ろしい勢いでクリトリスを激しく刺激する。
「あっ…オマンコ…」
喘ぎながら彼女は、玄関でしゃがんでいる親父の萎れたチンポに手をやった。
「ん?…これ欲しいのかい?…ん?…」
親父は彼女にダラダラのチンポをモミモミされながらニヤニヤと笑っている。

そして、なんという事か、この糞親父は図々しくもその役立たずなチンポを彼女にしゃぶらせようと、彼女の顔にチンポを接近させてきたのだ。
彼女がそんな糞親父のチンポをしゃぶるわけがない。彼女はただこの馬鹿親父をネタにしてオナニーをしているだけなのだ。
事情も知らずオナニーのネタにされているこの親父を私は哀れだなぁ…っと見ていると…なんと…彼女は…何の躊躇いも無くそのチンポをペロンと喰わえてしまったのだ…

(なに!?)
私は驚きながらも、その彼女の大胆な行動に激しく興奮した。
「…ん?…ほう…アンタ若いのにうまいもんだね…」
親父はそう言いながら彼女の髪を撫で、そして堂々と彼女の胸をムニュムニュと揉んでいた。

玄関でオナニーをしながら見知らぬ親父のペニスをしゃぶる変態女…
私はもう我慢の限界だった。
破裂しそうなペニスを激しくシゴく私。そんな私の姿を横目で見ていた彼女も、私の右手にあわせ激しくバイブをピストンさせていた。

突然、ヌポッ!と親父のチンポが彼女の口から抜け出た。親父のチンポは先程とは違い、ギンギンに勃起したペニスへと変身していた。

「…オマンコ気持ちイイの!!…あぁぁ!!…」
絶頂を向かえた彼女はピーン!と足を伸ばすと、そのままバイブを根元まで深く突き刺しグリグリと回しながら、何度も何度も「オマンコ」を連発した。
親父はハァハァと息を荒くしながら勃起したペニスを突き出しながら彼女の上に乗りかかろうと凄い力で彼女を押さえ込んだ。
私は彼女の危険を知りながらも、その光景をネタに派手に射精したのだった。


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射精してスッキリすると、もうこの親父に用はない。私はペニスから精液をダラーッと垂らしたまま「帰れ!…シッシッ!」とまるで野良犬を追い払うかのように親父に向かって手を振った。
親父は「ん?…ん?…」とチンポを出したまま、突然の私の登場に驚いていたが、強引に8800円を渡されると廊下に叩き出されのだった。

私は板の間でまだ「ハァハァ」と息の荒い彼女を抱きかかえると、そのままベッドまで彼女を運び、そっと寝かせた。
「…どう?…興奮した?…キミがいつも見てる動画みたいだったね…」
「…はい…私…ついつい興奮し過ぎて…おじさんのおちんちん舐めちゃいました…」
二人は回転ベッドの上で腹を抱えて笑った。

私は笑いながら彼女の肉付きの良い身体を触り始めた。
「…またスルんですか?」と、大きな瞳の彼女が聞く。
「嫌?」
「ぜんぜん大丈夫です」

私の手がマンコに伸びる。彼女のマンコからはまだヌルヌルと愛液が垂れ出している。彼女の「ぜんぜん大丈夫」の意味が分かった。

そのマンコにペニスをゆっくりと入れる。
「…オナニーも気持ちいいけどセックスも気持ちいいものですね…」
彼女はそう言いながら私の身体にガッチリとしがみつくと静かに目を綴じ、そしてゆっくりと腰を動かしたのだった。

私はあらためて彼女のマンコのシマリ具合に驚いた。マンコのヒダがギッシリとペニスを締め付けて来るのだ。
「…これってワザと?」と腰を振りながら私が聞くと、「よく言われるんです…シマリがイイって…」と笑う彼女。

このシマリ具合に私はいとも簡単に降参してしまった。まだ「あんあん」と感じている最中の彼女の腹の上に突然の射精。

「…私とスル人って、みんなすぐイッちゃうんですぅ…だから私、オナニーの方が気持ちイイんです」
腹の上の精液を指で伸ばしながらつまらなさそうに彼女が言った。

そんな不完全燃焼気味の彼女に私は2本のバイブを持って来た。「1本は私、そしてもう1本はさっきの親父だと思って、二人にレイプされるのを想像しながらオナニーしてみてよ」と額にキスをした。

彼女は嬉しそうにバイブを手に取ると、「おじさんのはこんなに大きくなかったよ…」とクスッと笑った。

そして彼女は、彼女の一番好きなポーズであるワンワンスタイルになると1本のバイブを口に深く喰わえ、そしてもう1本のバイブで濡れたマンコをクチュクチュとさせながら、また自分の世界の中に入って行ったのだった。


            16


1週間後、私はいつものように自慰同好会の集会へと向かっていた。
今夜の集会場所は安仁屋が働く焼肉屋の二階の座敷だ。
私はまた今夜も彼女とスリリングな相互オナニーを楽しもうと胸をワクワクさせながら焼肉屋の二階に上がって行った。

襖を開けると、いつもの同好会の面々がいつもの変態面を並べてはマニアックな物を並べながら焼肉を食べていた。
「遅れてすみません」と、私が席に着くと、皆はいつものように「どうも」と笑いかけるが、川藤会長だけは何やらムスッとしていた。

平塚が自慢げに広げる、「サービスエリアのトイレで清掃婦のおばちゃんにチンポを見られている写真」をどーでもよさそうに眺めながら、私は彼女が早く来ないかと待ちわびた。

続いて新庄の「AV女優のプライベート密着ストーカーレポート」が始まった頃、私は小声で川藤会長に彼女の事を聞いてみた。

「もう来ないよ彼女。やっぱり自分には合わないとかで脱会したいってメールが届いていたよ…ところで愚人さん、僕の頭はそんなにハゲてるかい?」

私はショックだった。やっと彼女と打ち解けたばかりだというのに…これからはもっともっとスリリングな変態行為を楽しもうと思っていたのにとても残念だった。

「で、どうなんだい愚人さん、僕の頭はハゲてるかい?」
考え込んでいた私は「えっ?」と川藤会長を見た。

「この前、私が電話を掛けた時、あなたはいきなり私に向かって『ハゲ野郎』と言ったじゃないか!!あれから僕は何度も何度も鏡を見ては確認していたんだ!!これの僕のどこがハゲてるんだい、さぁハッキリ言ってもらおうか!!」

興奮する川藤会長に一同はシーンと静まり返った。
一瞬、私は川藤会長が何を言っているのかわからなかったが、しかしそれはすぐにあの時の電話だと気がついた。そう、あの時、彼女と天国へ行こうと決めたあの日の夜、しつこく掛かって来る電話を田代からの電話だと勘違いし「ハゲ野郎」と切り捨てた、あの時の電話だ。

(そっか…あれは田代ではなく会長からの電話だったのか…)
そう思った瞬間、あの時のあの彼女の楽しそうな笑顔とあのカビ臭いラブホテルの回転ベッドが私の脳裏にフラッシュバックのように現れた。

と、同時に私の頭の中でROOKIESのテーマ曲『キセキ』がゆっくりとフェードインしてきた。

(♪明日、今日よりも好きになれる~♪溢れる想いが止まらない~♪)

「会長…どうして彼女は私達に何も言わず去って行ったのでしょう…」

「へっ?…あ、あ、あなたは僕を馬鹿にしているのですか!!…どうして僕がハゲなのかそれをちゃんと説明しなさいよ!!」

(♪今もこんなに好きでいるのに~♪言葉に出来な~い♪)

「会長、彼女のマンションは知ってるんですか?!」

「…い、いや…知らないことはないけど…」

「どこですか?!教えて下さい!!」

(♪二人寄り添って歩~いて~♪永久の愛を形に~して♪いつまでもキミの横で笑っていたくて~♪)

私は会長から彼女のマンションの住所が書いてあるメモを奪い取ると、そのまま焼肉屋を飛び出し彼女のマンションに向かって走り出した。

(♪アリガトウや Ah 愛してるじゃ ま~だ 足りないけど せめて言わせて 「幸せです」と~♪)

もう一度彼女に会って、そして今度こそ「キミとずっと一緒にいたい」とハッキリ伝えたかった。あのラブホテル「ヘブン」で別れた、あの夜のような切なさを感じるのはもうゴメンだ…

もし彼女に会えたら、あー言おう、こー言おう、とアレコレ考えながら必死に走った。
走りながらも彼女の優しい笑顔とベッドで切なく感じていたあの時の顔が私の脳裏を駆け巡る。私は何度も何度も「好きだ!」と呟きながら、夕暮れの街を走り抜けて行くのであった。

彼女の手書きしたメモの住所に辿り着いた…
私は汗を拭く事も忘れ何度も何度もその「ダイワ・クレステートマンション320号室」という文字を読み直す…
しかし…彼女の書いたその住所の場所には…
高い塀に仕切られた東京拘置所がそびえ立っているのであった…

(♪明日、今日よりも笑顔になれる~♪キミがいるだけでそう思える♪何十年 何百年 何千年 時を超えよう キミを愛してる♪)



それから数日後、私がオナニーをしている醜い写真が画像掲示板『画ちゃんねる』の片隅にポツリと投稿されているのを私は発見したのだった…

(おわり)



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