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深夜のコンビニ変態協奏曲

2009/03/05 Thu 14:01

変態協奏曲

《あらすじ》
深夜のコンビニに出没する変態女たち。
その変態女の退治に乗り出した変態男。





深夜のコンビニ。
私の中で、「夜の公衆便所」、「新宿の安アパート」に匹敵するくらいの淫媚なイメージを含んだ響きである。

そんな深夜のコンビニには夜な夜な様々な狂人が訪れる。
もちろん普通の人も多く訪れるが、しかし、深夜2時、3時ともなれば「普通の客」は少なく、「どこかおかしな客」が多いのが現実である。

さて、そんな波瀾万丈なコンビニを経営する中村氏(65)。
彼とは、某ハプニングバーが主催する「古女房自慢大会」という実に馬鹿げたイベントで知り合った。
そのイベントにゲストとして参加していた私は、中村氏から「是非ともウチの女房を抱いてやってくれ」と頼まれたが、しかしながら中村氏の奥さんは私が最も苦手とするデブ熟だ。

しかし、変態仲間のマナーとして抱かないわけにはいかない。これはサラリーマンたちの「ま、一杯いきましょう」と酒を勧められるのと同じで、それを断れば「俺の酒が飲めネェのか!」となるわけで、変態仲間の場合でも「俺の女房が抱けないのか!」となってしまうわけである。

私は変態の仁義として中村氏の猛烈デブ熟奥さん(63)と「濃厚脂汗デブ臭ギトギト交尾」を余儀なくさせられるのだが、ま、それが転じてこの中村氏とは仲良くなったわけであり、結果は良しとしよう。

そんな中村氏は繁華街の裏通りにコンビニを経営しているわけだが、そのコンビニは数年前までは「大人のおもちゃ」を経営していた店舗だ。そのすぐ隣りにも中村氏はアダルトビデオショップを経営していた。

この2店のアダルト店を経営していた中村氏だったが、昨今、大人のおもちゃはネットで買うのが常識である。わざわざ人目を忍んでまで店に来る客はもうほとんどいない。
しかも中村氏のその店は、ネオンをチカチカとさせた「大人のおもちゃ」というアナーキーな看板をデカデカと立てて、その中で売られている商品といえば「南極1号」や「熊ん子」といった昭和を代表するレトロな商品が堂々と展示されているのである。

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そんなセンスのなさから、当然大人のおもちゃ店には客が激減し、中村氏は昭和50年から続いた老舗の大人のおもちゃ店を閉店することとなったのだった。

私が中村氏と知り合ったのは、丁度中村氏が大人のおもちゃ店を閉店しようと決めたそんな頃だった。

当時の私は、デリヘルとキャバクラの合体版「デリキャバ」という企画を立ち上げ、風俗プロデューサーとしてその界隈では少しだけ名の売れた存在だった。
当然、そんな私は中村氏からも「大人のおもちゃの空き店舗」について相談を受けていたが、しかしその立地条件があまりにも悪すぎる。

その場所は、繁華街の裏通りとはいっても、その繁華街のメイン通りからは随分と奥へ進んだ場所なのだ。
周囲に店舗は少なく、その一角にあるのは、ブラジル人が経営する小汚いBARが1軒とシャブ中がうろつき回る薄汚れたコインランドリーが1店、そして中村氏の経営するアダルトビデオショップ(DVDはナシ)が1店に、難民が長期滞在しているネットカフェが1店あるだけなのそんな侘しい裏通りなのである。

相談を受けていた私だったが儲かる見込みのない商売を安易に勧めるわけにはいかない、私は即座にビデオショップも閉鎖し今すぐここを風俗嬢専用の賃貸マンションにするべきだと中村氏に提案した。

しかし中村氏はそんな私の提案を聞き入れなかったのだった。



それから数ヶ月後、その大人のおもちゃ店の跡地でコンビニを経営する事となった中村氏だったが、オープンしてまもなく私のところにさっそく連絡が入った。

「愚人ちゃん、助けてくれよ~」
中村氏の悲痛な叫びに、暇な私はすぐに現場に駆けつけた。

「とにかくあいつらはひでぇったらありゃしねぇよ、店ん中で裸になるわ、トイレで一発ヤルわ、とんでもねぇ奴になると店ん中でオナニーしやがるんだぜ」

中村氏のいう「あいつら」とは、変態のことである。

「そりゃあね、俺も変態だからよ、気持ちはわかんねぇでもねぇよ、でもね、ほれ、すぐそこ、そこの弁当売場のそこ、そこでオナニーしたんだよ~気味が悪いったりゃありゃしねぇよ~まったく」
中村氏は唾を飛ばしながら一気に喋りまくる。

「その変態は男?女?」
「オンナだよ。時々オトコも来る時あるけど、オトコだったらさ、ぶん殴ってやんだけどよ、相手がオンナだと殴るわけにもいかねぇしなぁ」
「店に来る女はいつも同じ女なんですか?」
「ほとんどが常連だね」
変態の常連がいるコンビニも珍しい。
「え?ほとんどって事は他にも大勢いるの?」
「いるってもんじゃねぇよ、夜中になってみなって、ここいらの変質者がここにわんさか集まってきやがるんだから、たまんねぇよ」

私はドキドキしていた。
まるでシャブ中が競馬新聞を読むときのようにギラギラと目を輝かせていた。
彦麻呂風に「変態の宝石箱や~」と叫びたい心境だった。

「わかりました中村さん。そういう事なら私がいっちょうその変態退治に人肌脱ぎましょう」
「ほんとかい愚人ちゃん! 助かるよ~あんな奴らを相手に出来るのはあんたしかいねぇと思ってたんだ」
「さっそく明日の晩から店に入りましょう」
「丁度良かったよ、いやね、バイトの野郎が急に辞めちまってさ、ほれ、あの変態達にみんな気味悪がっちゃって、ウチはバイトが長続きしねぇんだよ…」

凡人ならば変態を気味悪がるだろう。しかし私は愚人だ。変態を気味悪く思うどころか勃起するのだ。
私は期待に胸を膨らませながら中村氏と固く握手を交わしたのだった。


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PM9時。
いよいよ、コンビニのバイトという初めての仕事が開始した。今から朝の7:00まで、私はホテルの支配人のスーツを脱ぎ捨て、この変態共が集まるという危険極まりないコンビニのユニホームを着る事となった。

私はまるで妖怪退治にやってきたゲゲゲの鬼太郎のように「さぁ!来るなら来い変態共!」とヒーロー気分だ。

9時まで働いていたホームレス風の中年男性が奥の事務所で着替えを終え、私に引き継ぎ交代の説明を始めた。ホームレス風の中年男性はレジを覗き込みながら「釣り銭はここだから間違えないでよ。ま、この店は深夜はほとんど客来ないから大丈夫か、ま、来るとすれば変態か強盗くらいだろうけどねケケケケケケ」と口臭を撒き散らしながら笑う。私が鬼太郎ならこいつはねずみ男だ。

「だいたいいつも何人くらいの変態が店に来るんですか?」
私はねずみ男の口臭に顔を背けつつ聞いた。
「そうだなぁ…一晩に3、4人は必ず何かやらかすね。昨日なんてさぁ、なぁ~んか変なオンナがやってきたなぁ~なんて思ってたらね、そいつ突然大きな声で歌を歌い始めるんだよ。ほら、今、若い人に流行ってるでしょ耳にあてて聞く奴」
「ipodですか?」
「そうそうそれそれ、それを耳ん中でガンガンと聞いてるもんだからさ、自分の声が聞こえないんだよね、そのまんま一晩中歌いっぱなしでさ、まいったよホント…」

それ別に変態じゃないだろっ!とツッコミを入れたい心境だったが、臭い息でボケられても困るのでやめた。

「ま、昨日はまだマシなほうだったけどさ、今夜は結構ヤバいよ…」
「どうして今夜?」
「今日は土曜日だろ、土曜日はさ、この辺は物騒なんだよな…酔っぱらいも多いし」
「何か気を付けた方がいいこととかありますか?」
「ん…そうだなぁ…いつも来る変態の中に40過ぎのスナックのママがいるんだけどね、見た目はなかなか色っぽくてさスタイルなんかもいいんだけど、あのババァ相手にするとしつこくってしつこくって朝まで絡んで来るんだよね…ま、あいつはあんまり相手にしねぇほうがいいよ、うん。…んじゃ、俺はそろそろ帰っからさ、ま、とにかくこのバイト辛いだろうけど途中で辞めないように頑張ってよ、俺、もう変態相手にする深夜はコリゴリだし」

ねずみ男はそう言いながらケケケケケケっと笑い、私の肩をポンと叩き帰って行った。


それから3時間。
ねずみ男の予想が的中するかのように、このコンビニにはまったくといっていいほど客が寄り付かなかった。
私が記録しているだけでもAM0時までにこの店に訪れたのは、エロ本の立ち読みにきた高校生が1人と弁当を買った夜勤の警備員、そしてトイレを貸せ!と怒鳴りながら入って来たヤクザ者の合計3人だけだ。
売上げにすると580円の「とんかつ弁当」がひとつだけである。

私は「変態の宝石箱や~」と彦麻呂風に叫んだ事を激しく後悔していた。
大あくびを30回以上していた私は、あまりの暇に耐え切れず、レジの裏にある事務所のソファーにごろりと横になるとウトウトと眠りの中に入って行ってしまったのだった。


携帯のバイブ振動で目を覚ました私は、いつもの支配人室の気分のまま、携帯電話を耳に当てた。
「…ふぁい…もひもひ…」
「愚人ちゃん?」
「…ふぁい」
「大丈夫かい?今さっき店に入ったオンナ、あいつは常連だぜ」

私はそこでようやく今の自分の置かれている状況に気がついた。
ソファーからガバッと身を起こした私は、もう一度受話器に向かって「もしもし」と話しかけた。

「そのオンナはさぁ、商品の袋を破いちまうっつう変態なんだよ、レジ前にある和菓子が一番好きでさぁ、和菓子のビニールを全部破いちまうから十分気を付けてくれよ」
偶然、店の前を車で通りかかった中村氏は、店の中にいる袋破きオンナを発見し心配になって電話を掛けて来たらしい。
私は寝ていた事がバレないようにシャキシャキの声に変え「了解しました」と静かに言うと、静かに携帯を閉じた。

いよいよ変態との対決である。

私は事務所のデスクに設置してあるモニターを確認した。
年齢は30才後半と思われる髪の長い女が店内を早足で歩き回っていた。
彼女は中村氏が言っていたように、商品に手をやると少しモゴモゴと指を動かしそしてすぐにまた別の場所に移動する。
それを何度も何度も繰り返していた。

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私は彼女に悟られないよう静かに店内に潜伏した。
彼女はパンコーナーでカステラのビニール袋をビリビリと破いている最中だった。

私は忍び足で彼女の背後に近付く。
一瞬、ぷ~んとホームレス独特の香りが鼻につく。きっと彼女の長い髪の匂いであろう、あのベタベタ感
は推定1週間は洗っていないと思われる。

背後から彼女にバレないように彼女の手元を覗き込む。
時既に遅し、彼女の手元に散らばった商品のほとんどは無惨にも袋を破かれ中身が散乱していた。
袋の中に指を入れ中身を千切っては袋の外に出す。これを延々と続けている袋破きフェチの変態女だ。

私は彼女の背後から静かに両手を伸ばし、いきなり彼女の身体にガバッ!っと抱きつくと両手で彼女の両胸を鷲掴みにした。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
女は余程驚いたのか、大声で叫びそして物凄い勢いで暴れ出した。
私は背後から暴れる彼女を全力で押さえ込み、そして結構デカイその胸を揉みしだく。

「やめろぉぉぉぉやめろぉぉぉぉぉ」と、彼女はまるで鳥居みゆきのモノマネでもしているかのように叫び暴れる。
「…お客さん!…当店の商品に悪戯しちゃいけませんよ!…」
そういいながら私は素早く彼女のTシャツの中に手を入れた。
なんとノーブラである。
30代女性特有のグニャグニャとした柔らかいオッパイ。しかし風呂に入っていないのか身体は脂でヌルヌルする。私は胸を揉みしだきながらも時折親指と人差し指でクリクリっと強く乳首を摘んでやった。

「うぉぉぉぉぉぉ!!」
乳首を刺激されたオンナが突然飛び跳ねた。オンナの臭い頭が私のアゴに打ち当たる。
「うっ!」と私が油断した隙にオンナは私の腕からスルリと抜け出し、そして物凄い勢いで出入口のドアを開けると一目散に夜の闇に消えて行ったのだった。

「なんだありゃ…」
私はアゴを押さえたまま呆然と店内を見つめる。
入口の前に置いてあるパンフレットのスタンドはひっくり返り、パンコーナーのパンは全て床に転がっていた。

私は破損された商品を集めながらちょっと口惜しい気分だった。
私はあの袋破きフェチの変態女をその場でレイプしてやろうと思っていたのだ。
いや、顔も見ていないしスタイルだってわからないオンナだが、しかし、私には穴さえあればそれでいいのだ。たとえそのオンナが吐き気をもよおすブスだろうと1ヶ月風呂に入っていない不潔オンナだろうとかまやしない、私はそんなオンナのマンコでも平気で舐める変態である。

目には目を歯には歯を、そして変態にはド変態を…それがこの変態戦争なのである。


私は商品の陳列を素早く片付けると、次に襲って来る変態に備え、とりあえず30回ほど腕立て伏せをした。
変態ソルジャーは体力が勝負だ!、と調子に乗ってスクワットをしたら足首を痛めた。


AM2:00。
先程から、何度も何度も店の前を通り過ぎながら店内を覗き込んでいるオンナがいる。
年齢20代後半。一見、水商売風な派手な身なりのオンナだが、私の目は誤摩化されない、奴は水商売ではない、奴はまさしく変態だ。

私はその物凄く厚化粧した派手なオンナを、レジを触るフリをしながら横目でジロジロと観察する。
変に怪しまれてはせっかくの獲物が店に入って来ない。私は相手に悟られぬようわざとバカ店員のフリをして大きなアクビを何度もした。

そんな私の演技のかいあってか、奴は20回ほど店の前を行ったり来たりした末に、やっと店の扉を開いた。

店の外を歩いている時には気付かなかったが、店内に入って来た彼女はミニスカートである。
しかもなかなかのイイ女だ。スタイルも悪くない。

えっ?!えええ!!

なんとこのオンナ、ノーブラではないか!!

変態は皆、ブラジャーを着けないのか?

私の興奮度は一気に増した。

この手の変態は決まって露出狂だ。
これ系の変態は自分の容姿に自信があり他人に自分を見せたがる。しかし極度に気が小さいためにその自信を陽の当たる場所で堂々と出すことができず、ジメジメと裏道で披露するしかないのである。
そう、いわゆる鬱系ナルシストというやつだ。

これは願ってもないお客のお出ましだった。こんな変態を待っていたんだよ中村ちゃん、と今頃スヤスヤと眠りについている中村氏にこの仕事を与えてくれた事を感謝する。

しかし、このナルシスト系の露出狂は性病には気をつけなければならない。
容姿に恵まれたスケベな女達は妙に男にチヤホヤされる。そのため世間ではそんな女達をヤリマンやスキモノをと呼ぶのだが、しかし、こいつはちょっと違う。こいつはスケベではなく変態だ、ヤリマンやスキモノなどという生易しいものではなくそれを遥かに通り越した、俗にいう「公衆便所」と呼ばれるオンナなのである。

公衆便所女の性病保有率は北朝鮮の核保有率を大きく上回っていると考えても過言ではない。

カウンター越しに彼女の動向を観察していた私は、カウンターの中で出撃前のランボーが鉢巻きを巻くかの如く勃起したペニスにコンドームをパチン!と装着した。
出撃準備完了だ。

彼女は商品を買うような素振りもせず、ただひたすらブラブラと店内を歩き回っていた。
彼女は数回、私の立っているレジの前をブラブラと通り過ぎている。
一度だけ、チラッと彼女を見たのだが、顔立ちも良くスタイルも良い、そして何より乳首の透けた巨乳がたまらない。
こんな綺麗な露出狂ならこちらから願い出て見たいくらいである、いや、なんなら有料でもかまわない。

私は彼女が商品棚の陰にスッとしゃがんだのを確認する。
カップ麺とスナック菓子のコーナーの間である。レジの私からはまったくの死角だ。
私はレジ付近に置いてあった商品を手当り次第に手に取ると、それを陳列させるかのように店内へと出た。

缶詰コーナーを進むと彼女のしゃがんだ足が見えて来た。
彼女はあの棚の下で何かをしている。
私は勃起したペニスを押さえつけながらゆっくりと前へ進んだ。

近付いて来た私に気付いた彼女はスッと立ち上がりスタスタスタっとまた歩き始めた。
彼女がしゃがんでいた場所を見るが特に怪しい気配はない。

と、思って通り過ぎようとしたその瞬間、私の足の裏にピチャッと何かがくっついた。
そこには店内にあるはずもない大きな水溜まりができているではないか。
私は滑らないように慎重にその水溜まりを出ると、雨漏りがしているのかと天井を見る。しかし何の異常もない。もしかしたら冷蔵庫から流れ出ているのかと冷蔵庫も確認したがそこも異常なし。

ということは、もうこの水溜まりは彼女の小便としか考えられない。

私は靴の裏に付いた水を人差し指で触り、その指の匂いを嗅いでみた。
あきらかに小便の匂いだ。
(やるじゃねぇか…宣戦布告ってわけだな…)
そう思った瞬間、私は背中にゾクゾクと視線を感じ、ハッと後ろを振り向いた。私のすぐ後ろにその露出狂女が私のその姿をジッ見て立っているではないか。

ゾッとするような化粧の濃いオンナである。
真っ赤な口紅をべったりと塗り、それはまるで一昔前の都市伝説・口裂け女のような怪しい雰囲気を漂わせていた。

私はここで下手なアクションを起こせば彼女が去ってしまうことを知っている。
「ここで小便したのはおまえだろ!!」などと凄めば逃げて行くだろうし、かといって、「俺もオマエと同じ変態さ…」などと言いながら、その床の小便をズズズッと飲んだりしてはいけないことも知っている。
そんなことをすれば、これ系の変態は性的興奮を得ることができず、なぁんだつまんな~いと帰ってしまうのだ。

露出狂というのは、とにかくソっとしておけばいいのである。下手にかまったり、ジロジロ見たりすると怖がって逃げてしまう。かといって無視していてもだめだ。無視されてばかりいては露出している意味が無い。あくまでも、さりげなく、さりげなく、静かに見てやるのが一番効果的なのである。

私は後ろに立っている彼女に軽く会釈しながら、そのノーブラの胸を見て、「うっ!」とわざと驚いてみせた。そしてすぐに恥ずかしそうに目を背ける。

彼女はそんな私の仕草を、目をトロンとさせながら見ていた。
他人の私に乳首を見られたのと小便の匂いを嗅がれたことに密かに感じているようだった。


床の小便をモップで拭き取りながら、雑誌コーナーでエロ本をパラパラとめくっている彼女の身体を改めて観察した。
ブラウスがはち切れそうなノーブラの巨乳、黒いミニスカートから伸びる細い足、そして小ぶりでプリンと突き出した尻。
どこをとってもイイ女だ。

私はモップを動かしながら彼女の尻をジロジロと舐めるように見ていた。
と、その時、またしてもゾクゾクと寒気の走る視線を感じた。

私は「あっ!」と気付く。
なんと彼女は、雑誌を見ているフリをしながら、雑誌コーナーの正面にあるウィンドウガラスに反射して映る私を観察しているではないか。

私は彼女の尻をジロジロと見ている姿を見られていたのだ。
しかし、自分が見られていることに感じるのがこいつら露出狂だ。
私は、彼女を見ている自分の姿が彼女に見られているのを知らないフリをして、もっと大胆に彼女を見る事にした。

モップをそっと棚に立てかける。
小便の溜まっていた床に顔を近づけ、クンクンと犬のように匂いを嗅いだ。
彼女はそんな私をドキドキしながら見ている。
自分の尿の匂いを嗅がれ、喜んでいる。

私はそのままの姿勢で、彼女の尻がもっと近くで見えるようにとそーっと首を伸ばす。
まるでウミガメのようである。

そしてそのままゆっくりと身体をずらし、彼女の足下に近付くと、ウミガメポーズのままそーっと彼女のスカートの中を覗いた。

そんな私を彼女は見ている。自分のスカートの中を覗かれるシーンを彼女は興奮しながら見ているのだ。

床に顔を押し付け中を覗くが、しかし距離が足らない。彼女のスカートの中を覗くにはまだまだ先に行かなければならない。
私は床に顔を押し付けたままのウミガメポーズで、ジワリジワリと身体を移動させた。

彼女のすぐ背後にスカートの中を覗こうとしている男が接近している。それを彼女は十分承知している。
ウィンドウに映る彼女はまるで「ハァハァ…」と呼吸を荒らそうにさせながら、股間を覗く男を今か今かと待ち受けていた。

遂に彼女の肉付きのいい尻が視野に入って来た。あと少しで目標の股間に到達できる。
と、その時、なんと彼女は私に見やすいようにと尻をゆっくりと突き出したのだ。

ハァハァハァ…と私は息を荒げた。
なんと彼女はノーパンなのである。
しかもマンコの奥にはキラキラと何かが光っているではないか…

私は彼女のスカートの中を覗きながら、ズボンの上から勃起したペニスを擦った。
もちろんその姿を彼女は見ている。
それを見ている彼女のマンコからツッッッ…と汁が垂れ始め、彼女の太ももを濡らした。

私はこの後のことも考え、今はここらが引き時だと考えた。
それに、外の通りからはウミガメのようにしながら客のスカートを覗き込む店員姿の私が丸見えなのである。
私は彼女に気付かれないようにそっと元の姿勢に戻ると、またモップを持ちながら素知らぬ顔で床掃除を始めたのであった。


私はカウンターに戻ると、ズボンのチャックを開け射精しそうなくらいに腫れ上がったペニスをゆっくりと取り出した。
コンドームを付けたままのせいか、妙に蒸れるのである。
私はコンドームをプチンっ!と引き抜いた。とたんに尿道からダラーッと我慢汁が垂れる。
その我慢汁を掌に集め、ヌチャヌチャと粘りを良くしてからゆっくりとペニスをシコった。

我慢汁の滑りがほどよくペニスを刺激してくれる。この我慢汁という奴はローションの役目になるから好きだ。なかなかいい奴である。

私はオナニーをしながら彼女の姿を目で追った。
彼女は雑誌コーナーから移動し、カウンターに近い缶詰コーナーに来るとゆっくりと腰を下ろした。

しゃがんだままの彼女は、チラッチラッと時折私の方を伺う。
それに気付かないフリをしながら、私はしゃがんだ彼女の太ももをジローッ…といやらしく見てやる。

見られている事に気がついた彼女は、缶詰の棚を覗くフリをしながら、しゃがんでいた下半身を私の方に向け、そしてゆっくりと股を開いた。

全開に開かれた股の中央には、ヌメヌメに濡れたマンコがパックリと口を開いていた。
私も彼女に見えるようにしてペニスをゴシゴシと激しくシゴく。
二人の変態はコンビニの店内で互いに性器を見せ合った。

私がオナニーをしているに気付いた彼女は、それを横目でチラチラと見ながらその濡れたマンコに人差し指を滑り込ませる。
彼女の細く長い指はいとも簡単にニュルッとマンコに挿入された。

私はこのままイってしまおうかと何度も考えたが、しかし、もしかしたらというチャンスはまだある。
そう思いながらイキそうなその動きを何度も止め、治まるとまたシゴいた。
そんな私をチラチラと見ていた彼女は、缶詰をひとつ手に取るとスクッと立ち上がった。
そしてカウンターに向かってやって来る。

私は慌ててペニスをズボンにしまおうとするが、しかし我慢汁で滑るペニスは私の手をすり抜けなかなかうまくしまえない。私はまるでウナギを掴むかのように苦戦するが、結局、彼女がカウンターに到着するまでにペニスはしまえなかった。

これはもちろん演技である。そう、わざとペニスを出しっぱなしにしておきたかったのだ。

カウンターの上にツナ缶をコトンと置く彼女。
私はわざと恥ずかしそうにペニスをカウンターの陰に隠す。しかし、彼女の位置からはそのペニスは丸見えである。いや、わざと見えるようにしたのだ。

「…ピッ!…えっと…えっと…325円です…」
わざとバーコードを持つ手を震わせた。
彼女は325円を出そうとしない。
カウンターの上にある「今年は凄いぞ!!おでんフェスティバル!!」というチラシを前屈みになって眺めている。

私はそのままジッと黙って立ち尽くしていた。
カウンターに前屈みになる彼女を上から眺めている。

ふと、彼女の胸の谷間が見えた。
(そっか…こいつは胸を見てほしいんだな…)

それに気付いた私は、わざとらしく「こちらの新商品は11月頃から販売される予定でして…」とデタラメな説明をするフリをしながら、前屈みの彼女の胸を覗き込んだ。

実に綺麗な二つの肉の塊だ。
恐らく彼女も余程胸には自信があるのだろう、見られていることに気付きながらもグッと胸を突き出している。

もっと近くで見てやろうと私は顔を彼女の肩まで近づけた。
先程の鳥居みゆきとは違い、爽やかなコロンの香りがした。

私は胸を覗き込みながら、勃起したペニスをシコった。私のペニスは前屈みになる彼女の目の前である。
私はいよいよ決着をつける時が来たと肚を括ったのだった。

「…お客さん…ちょっと…」
私はわざと声を震わせ、彼女の細い腕をやさしく掴んだ。
彼女はこうなる事を期待していたかのように、私の引き寄せる動きに合わせ、カウンターの中に黙って入って来た。

カウンターの中に入ると、その場にへたり込むようにしてしゃがみこんだ彼女は、目の前にある私のペニスを恐る恐る握った。

さすがは変態である。面倒くさい事抜きで話しが早い。

彼女は私のペニスを弄んだ後、大きな口を開くとゆっくりと私のペニスを飲み込んだ。
「…お、お客さん…」
ジュルジュルジュル…という唾を含んだ尺八は、滅法気持ちイイ。

私は右足で、ウンコ座りの彼女の股を大きく開かせた。
マンコからネトーッ…と汁が糸を引いて垂れた。
と、次の瞬間、突然そのマンコからピシュ!シュシュシュ…と小便が大量に吹き出したのだ。

私は驚いたが、しかしここで騒いではせっかくの彼女は逃げて行ってしまう。
私は彼女の小便で靴をビショビショにされながらも、黙ったまま彼女の舌技に身を委ねていた。

小便で靴の中をグチュグチュといわせながら、私はとりあえず一発抜いておこうと思った。
彼女の頭を両手で押さえ「…で、出ます…」と腰を突き出す。
「うっ!」と動きを止める彼女の頭を押さえたまま、私は精液だらけの彼女の口の中にピストンした。

彼女の唇から溢れ出て来る大量の精液と、そして時折、シュッ!シュシュシュ!と吹き出す小便。

私はゆっくりとペニスを抜くと「さぁ、こっちへおいで…アソコを綺麗に舐めてあげるから…」と彼女の手を引いて奥の部屋に行こうとした。

しかし、彼女は突然、バっ!と私の腕を振り解くと、私に向かって口の中の精液を吐き出した。
「うわっ!」
唾液混じりの精液が私の顔面に吹きかかる。
「誰が口の中で出していいっていったんだよ!バカヤロウ!」
彼女はいきなり豹変した。
カウンターをハイヒールの先でゴンっ!と蹴飛ばすと「死ね!変態野郎!」と捨て台詞を残し、ツカツカと店を出て行ってしまった。

「なんだありゃ?」

私は呆然と彼女の後ろ姿を眺めながら、顔にネバーッと垂れ落ちる精液を掌で受け止めた。
生まれて初めての自分の顔射だった。



AM4:00
小便でベタベタの靴を奥のファンヒーターで乾かしながら、私は商品である「健康サンダル」を履いていた。サンダルにはキティーちゃんのプリントが印刷されているとっても可愛い健サンだ。

夜食の弁当を2つも平らげ「お~いお茶」も2本飲んでやった。
ここは何でも揃う素敵な職場だった。

しかし、私の下半身はまだモヤモヤしていた。
やはりあの時、ソッコーでぶち込んでやるべきだったのかと、脳内ミーティングを始めていたその頃、新しいお客様が登場した。

そのオンナは40半ばだろうか、色気をプンプンとさせたなかなかの熟女だった。

「あれ?中島さんは?」
オンナはレジに来るなり、そう言ってカウンターの奥を覗き込んだ。
(中島?…あぁ、あのネズミ男の事か…ってことはこのオンナがあいつのいってたしつこいオンナだな…)

「アンタ新しいバイト?」
オンナは真っ赤な口紅を前歯に付けながら私にニヤリと笑いかけた。
「…はい」

「私ね、中島さんとはとっても仲がイイの…私のこと、中島さんから何か聞いてる?」
あぁアンタしつこい変態でしょ早くパンツ脱げよ、と言ってサッサと射精してやりたい所だったが、とりあえず様子を伺う事にした。
「いえ…なにも…」
「あらそう…」
オンナは少し残念そうに下を向いた。

「あとさ、ほら、あそこ見て見なさいよ…や~ね~あの女、あんな所でおしっこしてるわよ…酔っぱらいかしらフフフフ…」
オンナが指を差す駐車場を見てみると、さっきの露出狂女が店に向かって怒りの小便をしていた。

あの女、よっぽど小便がしたいのだろうか…

私は「はははは」と笑って無視をする。

「あ~今日も疲れちゃったわ~この不景気でしょ~お客さん誰も来てくれないのよね~」
オンナは髪をかきあげながらそう言うと、ツカツカとヒールの音を立ててカウンター裏の事務所に入ろうとした。

「あ、お客さん、ちょっと…」
私が引き止めると「え?…あぁ、大丈夫よ、何にも盗りゃしないから…私ね、お店がハネるといつもここで休憩させてもらってんのよ…」と鼻歌混じりに事務所のソファーに腰を下ろした。

私はレジの前に立ったまま奥の様子を伺っている。
オンナは「フフフン♪フン♪」と鼻歌を歌っている。
しばらくするとその鼻歌が止まり、オンナが奥から顔を出した。

「アンタ何そんなトコ突っ立ってんのよ…早くこっちいらっしゃいよ…」
オンナはガムをクチャクチャさせながら笑っている。
「でも…」
「いいのよ、こんな時間に誰もくるわけないでしょ…中島さんもこの時間はいつもここで私とサボってんだから、ふふふ」

そうダイレクトに言われるのもいかがなものか。
これではただの淫売女だ。
私はもっとスリリングで怪しい狂気を漂わせる変態を求めているのだ。

奥からオンナの赤い網タイツが飛んで来た。
「早くいらっしゃいよ~ねぇ~」
黙って見ていたら、次はパンツが飛んで来た。
しかしこれにはさすがの私も飛びついた。

奥から聞こえて来る「フフフン♪フン♪」とガムを噛むクチャクチャという音を聞きながら、私は彼女のパンティーを開いて見た。
クロッチには「これでもか!」っというくらいのオリモノが、まるで岡本太郎の作品のように熱く激しく描かれていた。

恐る恐る匂いを嗅ぐ。猛烈な熟女臭。そっくりそのまんまウンコの匂いがした。
しかしそんな悪物とはいえ、この手の挑発には私は弱い。
取りあえず、ペニスの先にその岡本太郎の作品をかぶせてやった。

「あら!…やだぁ…アンタそういうのが趣味なの~やぁだぁ~もしかして変態~」
変態は貴様だ!!このウンコマンコめ!!っと叫んでやりたかったが、また暴れられるとおっかないので、もうそういう乱暴なことはやめることにした。

と、その時だった。
珍しくも一人の客が眠そうな目を擦りながら店に入って来たのだ。
私は慌ててペニスをズボンの中にしまった。オンナも慌てて奥へ引っ込む。

そいつは40代前半のサラリーマン風の男だった。パジャマのようなスウェットを着ている。多分、眠れずに立ち読みでもしに来たのだろう、と思っていると、やっぱり速攻で雑誌コーナーへと行き「デラべっぴん」をパラパラとめくりはじめた。

私はおもしろい事を閃いた。
これはなかなかおもしろそうだ…

私はエロ雑誌を立ち読みしている親父の後ろに行くと「…お客さん…ちょっといいですか?」と小さな声で囁いた。
突然声を掛けられ「?!…なに?」と、不審そうに振り向く親父。眼鏡の奥にカリカリの目糞が付いていた。
「…実は…この奥の部屋に淫乱の奥さんがいまして…いかがですか?」
「…」
「もう脱いで待ってるんですけど…もしお時間があるのならちょっと遊んでいきませんか?…」
私はウンコ臭の漂うババァのパンツをそいつに見せながらそう言った。

親父は不審そうにジッと私を見つめている。

「…いくら?」
親父が釣られた。

「…いえ、お金はいりませんよ…」
「…でも…」
「いえ、本当にいいです。奥さんはヤって欲しくて堪らないんですから…」
それでも親父は不審そうに私を見ている。後で金を要求されるのが怖いようだ。

「実はですね…来月からこちらの『おでんフェスティバル』が開催されるんですよ…という訳で今回はソレのキャンペーンという事で特別にタダでよろしいです、はい」
私が渡したチラシを見て、親父が「プッ」と吹き出した。

親父は私の後について奥の事務所へと入った。

「あら?…何?…誰よこの人?…」
オンナは真っ赤なブラジャーから強引に胸を押し出した恰好でソファーに座っていた。
私は無言でズボンからペニスを出すと、それをオンナの顔に近づけた。

「やだぁ~なによぅ~もう…」
そう言いながらオンナは、嬉しそうに口の中のガムを摘み出すとソレを灰皿の中に捨て、そして慣れた手つきで私のペニスにしゃぶりついた。

私は突っ立ったまんまの親父に「どうぞ…どうぞ…」とオンナを触るように合図する。
親父は「えへへへへ…」と頭を掻きながら顔を真っ赤にさせ、恥ずかしそうにオンナの乳首をコロコロと弄った。

「うぅぅぅん~」
私のペニスを喰わえたままオンナが喜びの声をあげる。

私はゆっくりとペニスを抜くと、立ったまま乳首をコロコロと触っている遠慮がちな親父にこっちにくるようにと手を引く。
親父がオンナの前に立つと、オンナは「あ~ん…早く…」と親父のスウェットのズボンをずり下げた。
ガシッ!と男らしいペニスがオンナの顔の前に飛び出す。オンナはソレを愛おしそうに頬ずりすると、やわら長い舌を伸ばし、親父の亀頭をチロチロと舐め始めたのだった。

私はそんな親父とオンナを残し、こっそりと事務所を出た。
店内を出て駐車場に行くと、ゴミ箱の裏でうずくまって寝ているホームレスを叩き起こす。

「…なんでぇ…びっくりするじゃねぇか…」
ホームレスは一本しかない前歯を剥き出しに、寝込みを襲われたことに怒っている。
この乞食はついさっき「弁当くれよ…もう時間だろ…」と賞味期限切れの弁当を要求して来た乞食だ。

「おっさん、イイ事させてやろうか?」
「…」
乞食は小さな目をシバシバとさせながら私を見た。
「コレ…やりたくねぇか?…」
私は人差し指と中指の中に親指を入れ、それを乞食の目の前に示す。
「…イヒッ…ヒヒヒヒヒッ…」
乞食は笑いながらヨダレを垂らした。

乞食を連れ事務所に戻ると、目糞親父はオンナを立たせたままマンコを覗き込んでいた。
今頃はズッコンバッコンと音を立てているのかと思いきやこれである。

私は乞食の背中を押しながら「触ってもいいよ…」と耳元で囁いた。乞食の首筋から居酒屋の生ゴミの匂いがプ~ンと漂った。

乞食は「イヒッ、イヒッ」としゃっくりのような笑い方をしながら、恐る恐るオンナの乳首を触る。

「あぁぁぁぁ…お願いします…もう、もう許して下さい…」

いつのまにかオンナには演技が入っている。きっとレイプ願望でもあるのであろう。なかなか良いノリだ、これだから変態はおもしろい。

オンナは「やめて!!あぁ~」と臭い演技をしながら、その臭い乞食の股間を弄った。
目糞親父は「…もうこんなに濡れてますよ、ほら」と乞食にオンナのマンコを覗き込ませる。
乞食も「ありゃりゃりゃこりれぇひれぇれすなぁ~」と訳のわからない言葉を発しながらマンコを覗き込んでいる。

私は事務所の奥に大切に保管されてあった「熊ん子」や「轟」といった昭和の名品の数々を取り出すと、それを彼らに「どうぞ、遠慮なくお使い下さい」と渡した。

目糞親父は「ほぅ~珍しい逸品ですなぁ~」と、なんでも鑑定団風に言うと「熊ん子」を箱から取り出し、「お先にどうぞ」とソレを乞食に渡す。
乞食は「ふぁれれれんなぁ~」と意味不明な言葉を発しながら目糞に向かって両手で拝むと、熊ん子を手に取り嬉しそうに喜んでいた。

うん、なかなかいいチームワークだ、その調子だぞガンバレ変態ども。
私は心でそう彼らを励ましながら、再び店の外へ。

もう1人くらい役者が必要だった。
そのくらいの乱交じゃないと燃えないのだ。
私はもう一人くらいどこかに乞食が転がっていないかと、駐車場の植木の中や車の下などを探しまわる。まるで家出したタマを探している飼い主のようだ。

コンビニ裏のプレハブ倉庫の中を乞食を求めて探しまわっていた時、私はいい案を思い付いた。
「よし!」と私はプレハブを飛び出すとキティーちゃんの健サンをペタペタとさせながら夜の町に駆け出して行ったのだった。


そのネットカフェに入ると、コンビニの制服姿の私を不審に思ったのか、受付の店員がすかさず「なにか?」と尋ねて来た。
「実は人を捜してまして…ちょっと中を見てもいいですか?」
店員はなんだそんな事かよ、っといった感じで「あ、どうぞ」と素っ気なく言った。

店内に入ると、もうこんな時間のせいかラウンジには誰もいない。みんな小屋の中に引き蘢り、鼾をかいでいるかオナニーしてるか2ちゃんを見ながらニタニタしているのだろう。
チッと帰ろうとしたその時、手前の小屋のドアがカチッと開いた。

ノソッと中から大きなデブが大量のエロDVDを抱えて出て来たのだ。
「あ、キミ…」
呼び止める私に大デブは目だけをジロッとこちらに向けた。
キミは確か、3年B組金八先生の兼末健次郎君のお兄さんだよね?と、聞きたくなるくらいの、そんな危ないデブだった。

「…どう?、おもしろいDVDは見つかった?」
「…」
デブはゆっくりと目玉を戻すと、私に返答することなくまたノッシノッシと歩き始めた。
「あ、ちょっと!…」
「なんだよ!」
体は前を向け細い目だけがジロッと私を見る。なかなか怖い。

「…あのさぁ、今、ちょっとおもしろいことしてるんだけど…実はね、すぐそこのコンビニで…」


私とデブは真夜中の町を二人して走った。
私の健サンのペタペタという音とデブのハァハァという荒い息が静まり返った真夜中の町に響き渡る。
苦しそうに走るデブはまさに兼末健次郎の兄そのものだった。

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途中、コインランドリーの中でぐったりとした人を発見した。
「…ちょと待て!、キミ、ここで休憩してろ」と、ハァハァと汗だくになっているデブを路上に残し私はコインランドリーの中に入った。

今にも崩れそうな古ぼけた木製机の上に、サラリーマン風の男が倒れるようにして横たわっていた。
「…あの…」
男の肩を揺すってみると「…あんだよ…ちくしょう…」とあきらかに泥酔した声が帰って来た。
私はうつ伏せの男を抱き起こし、なんとか椅子に座らせた。
「うぃ…」と男はヨダレの糸を太ももに垂らす。
私はその顔を見てアホの坂田ではないのかと目を疑った。が、さすがにアホの坂田がこんなところで寝ているはずはない。

「…あんだよ…おめぇいったい俺になんの用があんだよ…」
アホはゆっくりと目を開き、私の顔を見ながら「うっ」とゲロを吐きそうになっていた。


私とデブとアホの三人は真夜中の裏通りをコンビニ目掛けてひたすら走っていた。
「おい、おい、ちょっと待て、ちょっと待てよ…」
後ろの方でアホはそう言って立ち止まると、ちょっと間を置きゲボーっと大量のゲロを吐いた。
路上に撒き散らされたゲロを眺めながら大きく鼻水をすすったアホの坂田は「よっしゃ!」と気合いを入れると、また私達の後を追って走り出すのだった。


二匹の変態を引き連れコンビニに帰って来ると、駐車場の奥で人影が動いているのに気がついた。
(もしや…)
私はデブとアホに、レジの裏の事務所に行くと眼鏡と乞食が淫乱ババァとセックスをしているからキミ達も遠慮せず交わって来なさい、と一気に言うと1人で駐車場の奥へと進んだ。

人影にこっそり近付くと、そいつは後ろを向いたまましゃがんでいるのがわかった。ジョロジョロジョロ…という小便の音も聞こえて来る。
(こんどこそ逃がさないからな…小便露出女…)

私は彼女の背後まで近付くと、ミニスカートから突き出した丸い尻をこっそり覗き込んだ。
駐車場のライトにぼんやりと照らし出されるビロビロとしたマンコのヒダ。そこからジョロジョロと小便が放尿され、それはなんとも神秘的な光景だった。

私は背後からゆっくりと彼女の身体を抱きしめた。
一瞬、彼女の小便がシュッ!…と止まった。

「キミは美しい…キミはとっても綺麗だ…キミが見たい…キミの身体をもっと見せておくれ…」
私は彼女の耳元に息を吹きかけながら一気に話した。

彼女は何も抵抗しない。後ろから抱きしめる私の手は彼女の大きな乳房をグラングランと揉みほぐした。
勃起したペニスをしゃがんだ彼女の背中に押し付ける。
「乱暴はしないよ…さぁ、こっちへおいで…」
私は彼女をゆっくり立たせると、抱きしめたままゆっくりと歩き裏のプレハブ倉庫へと誘導した。

プレハブの中に入りゆっくりと扉を閉める。外の灯りが射し込むように少しだけ扉を開けておいた。
私はゆっくりと彼女を前に向かせると、そのまますぐにキスをした。
ネチャッとした粘りっけのある口内。侵入する私の舌に彼女の舌がまとわりついてきた。
時折匂うモアッ~としたその口臭は、変態特有の歯周病の香りだった。彼女らしくない口臭だったが所詮彼女も変態だからしょうがない。

「さぁ…キミの綺麗な身体を見せておくれ…」
私は彼女の前に静かにしゃがむと、彼女のミニスカートをゆっくり下ろした。
恐ろしい剛毛だった。しかも先程は気付かなかったがポッコリとお腹が出ていた。

「き…綺麗だよ…」
剛毛陰毛がヘソに向かって生え上がるそのポッコリ腹はお世辞にも綺麗とは言えなかったが、またここで気分を害され暴れられては困るので、ここは穏便に済ませた。

彼女をゆっくりと横に寝かす。股を開かせ、剛毛に顔を近づけた。
はっきり言って臭い…いや臭すぎる…
公衆便所女の性病保有率はニートの包茎保有率よりも高いと深夜のニュースで誰かが言っていた。
しかし、ここでコンドームなど取りに行っている暇はない、あの美しい露出女をやっと捕まえたのだ。

私は躊躇う事無く、その牛小屋のような臭いを発するマンコに舌を伸ばした。
「うぅぅ…うぅぅ…」
彼女もやっぱり牛のような声を出した。

小便の残り汁とマンカスが蓄積されたマンコにヌルヌルとした新触感が生まれ始めた。
そう、まさしく彼女は濡れて来たのだ。
さすがの私ももうこれ以上牛小屋の臭いに耐え切れない。濡れて来たならこっちのもんだ、とばかりに身体をゆっくりと上に昇らせた。

倉庫に捨ててある南京袋を恥ずかしそうに顔に当てる彼女。
私は彼女の肩を両手でしっかりと抱え、そして勃起したペニスをヌルッとマンコに挿入した。

「ぬぉぉぉぉ~」と彼女はまるで長渕剛が叫ぶかのような声を出した。
南京袋がバサリと落ちる。
そこには推定50才と思われる豚女が鼻の穴を大きく広げながら叫んでいた。

「うっ!」
あまりの醜さに思わず私の腰の動きが止まる。さっきの女とは似ても似つかぬ化け物である。
と、その時、私の背後で何かが動いた!
「誰だ!」

「へへへへへっ…どうですか私の家内の具合は…」
私の後ろには、とっても小さな親父が身を屈めながら、私とその豚女の結合部分を覗き込んでいた。
その親父は、まるで私が子供の頃に見た、神社の片隅でテントを張る「見せ物小屋」に出てくる小人男のように小さかった。

「…家内?」
「…そうです、コレは私の家内で幸江と申します…どうですか幸江の具合は…なかなかいいでしょ…へへへへへっ…」
暗闇の中でチビは目だけをギラギラとさせながら不気味に笑っていた。

私は妙に興奮して来た。この状態で興奮するなど普通の人間では考えられないことだろうが、やはり私は愚人なのだ、このシチュエーションに今にも射精しそうなくらい燃え上がったのだ。

「…最高ですよ、あなたの奥さん…あぁ…すごく締まる…」
私の言葉にひどく喜んだチビは、私と豚女の結合部分に携帯の灯りを照らし、それを見ながらシコシコとオナニーを始めた。

「…旦那さん…実は私のパートナーも、このコンビニの事務所の中で大勢の男達に犯されている最中なんですよ…よろしかったら旦那さんもそれに加わって私のパートナーを辱めてやってくれませんか…」

チビは嬉しさのあまり目を大きく開くと、股間を押さえながら「あんたの奥さんの写真を撮ってもいいですか?」と聞いて来た。
「写真でもなんでもして結構です。あいつは生まれついての公衆便所ですから…お好きなようにどうぞ…」
私は腰を振りながらチビに笑った。
チビは嬉しそうに「それじゃ遠慮なく行ってきます」と言うと、トコトコトコっと小さな身体を走らせるが、すぐに足を止め「じゃあお礼にウチの家内に中出ししてもかまいませんから」と目をギラギラと光らせながら笑ったのだった。


私はチビがいなくなると、その豚女の衣類を乱暴に脱がした。
そしてその醜い顔を正面から見る。見れば見るほど醜い顔だった。
私はそのグニョグニョにしぼんだ乳房を激しく揉みながら、その醜い唇に濃厚なキスをする。
猛烈な口臭が私の鼻に襲いかかる。
その臭いを存分に吸い込みながら、私は大量の精液を豚女の膣の中に撒き散らしたのであった。

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結局、その豚女の膣の中に3度も射精した。
倉庫を出ると、もうすっかり夜は開け、辺りは深い霧につつまれながら青一色の世界だった。
すずめの泣き声と爽やかな風。なんとも清々しい朝だった。

私は駐車場のホースで冷たい水を出すと顔を洗った。私の顔は豚女との激しいシックスナインにより臭いマン汁でバリバリになっていた。

コンビニの扉を開く。
中に入って私は呆然とした。
袋詰めの商品は全て破かれ中身が床に散乱しているのだ。

(しまった!!…あの袋破りフェチ女の仕業だな…)

床に散らばるポテトチップスや食パンを踏みしめながら奥へ進むと、事務所のソファーには、デブと目糞とアホの坂田が鼾をかいて寝ていた。
その奥の洗面所では、乞食が身体を洗っている。
「おっちゃん…あのオンナはどこにいった?」
私は、洗面所を風呂代わりにゴシゴシと身体を洗っている乞食に尋ねた。

「あぁ~あしゅらいはあっひのほふれ~ほれほれ」
乞食は意味不明な言葉を発しながら店内の奥にあるトイレを指差し、そして私に両手を合わせて合掌すると何度も何度もお辞儀をした。

私は店内に戻り床に散らばる食品のカスを踏みつけながら、奥のトイレへと向かった。
トイレのドアは少し開いている。中から「ハァハァハァ」という男と女の激しい息づかいが聞こえて来た。

そっと中を覗いてみる。

携帯を片手に洋式便器に座るチビの上で淫乱ババァが激しく腰を振っていた。
「あっ!…また出るよ奥さん!…あっ!また出るよ!」
チビの声と携帯写メのカシャッカシャッという音がトイレに響き渡る。

私はそんな二人をそっとしておいてやろうと、静かに扉を閉めた。

再び店内に戻ると、雑誌コーナーに1人の女が立っていた。
女はすこぶるような綺麗な足をミニスカートから覗かせてエロ雑誌をパラパラと眺めていた。
彼女の足下には小便と思われる液体が水溜まりを作っている。
間違いない、あの露出小便女だ。

私は時計を見た。
AM6:00。
もうすぐ中村氏がやってきて、この現状に発狂することだろう。

だが時間はまだある。
私は掃除棚からモップを取り出すと、素知らぬ顔をしながら露出小便女にゆっくりと近付いていったのだった。

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それから数ヶ月後。
中村氏のコンビニは「自由の館」という名のレンタルルームに生まれ変わっていた。
その店は異常に盛り上がり、毎晩押し寄せる変態達に中村氏は左団扇で喜んでいた。

夜な夜な乱交が繰り返される店内には、目糞にデブ、アホの坂田に小人親父とその豚妻、変態ババァにネズミ男、特別割引で入場した乞食と今だ暴れまくる鳥居みゆき、愉快な面々が顔を揃えている。

そしてその乱交が繰り広げられている一番奥のテーブルには、とびっきり美人の露出小便女を小脇に抱えた私がブランデーを舐めながら笑っているのであった。

(おわり)

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