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HOTEL MAN 3

2012/02/05 Sun 02:49

ホテル3
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 608号室のドアの前で足を止めた僕は、念の為、廊下の隅々まで見渡した。
 客室に忍び込み宿泊客の下着を物色したなどという事が発覚すれば僕は間違いなくクビだ。
 三流大学を卒業後、やっとの思いで就職できたホテルだ、こんな事でクビにされたくはなかったが、しかし、今の僕はもう止まらない。
 今の僕は、例え人生を棒に振ろうとも、ユイちゃんのアソコにピッタリとフィットしていたパンティーでヌキたいのだ。
 廊下をキョロキョロしながらドアにルームキーを差し込むと、ガタンっと重い音を立ててドアのキーが開いた。
 静かにドアを開け、その隙間に素早く体を滑り込ませた。
 とたんに部屋の入口のクローゼットに漂っていた甘い香水の香りが僕を包み込む。そんな甘い香りは、つい今さっきまでここにユイちゃんがいた事を生々しく物語っていた。

 ホテルで働き始めて8年。今までに何度か客室に忍び込んだ事はあったが、しかしそれは客がチェックアウトした後の客室ばかりだった。
 狙った客室は、全て若くて綺麗な女が宿泊した部屋である。
 綺麗な女がチェックアウトした後、清掃が入る前に部屋にこっそりと忍び込み、客の汚物入れやゴミ箱を漁る。そこで手に入れたオリモノシートやコンドームを、ジップロックで密封しては自宅へ持ち帰りオナニーに耽るのだ。
 そんな時の僕はまさに変態性欲者だった。びっちょりと黄色いオリモノがシミ付いたオリモノシートをペニスに擦り付けたり、使用済みのコンドームの外面をペロペロと舐めたり、そしてある時など興奮し過ぎてコンドームの中に堪っている精液まで飲んでしまった事さえもある。
 それらの持ち主である宿泊客の携帯番号はフロントで調べたらすぐにわかる為、僕は携帯を非通知にしてオリモノシートの持ち主に電話を掛けては、綺麗な女の「もしもし?」というその声を聞きながら彼女が性器から排出したオリモノを舐めて射精していた。
 そんな変態行為を今までに何度もしてきた僕だったが、しかし、宿泊中の客室に忍び込むという大胆な行為はこれが初めてだった。

 とりあえずベッドが並ぶ部屋の奥へと進んだ僕は、2つ並んだベッドの枕を交互に嗅ぎ、どっちのベッドでユイちゃんが寝ていたかを念入りに調べた。
 しかしそれは念入りに調べなくともすぐに判明した。窓側のベッドの枕にはあのフロントで嗅いだ高級っぽいリンスの香りに溢れ、そして入口側のベッドの枕からは、まるで東北農家の納屋に漂っているような加齢臭がプ~ンと漂って来たからだ。
 とりあえず僕は、おもいきり匂いを嗅いでしまったその加齢臭枕を「バカバカバカ!」っとまるで思春期の女学生のように殴りつけ、更にその枕を股間に挟んでは「バスバス!」と放屁し、気分をスッキリとさせると、窓側にある爽やかな香り漂うユイちゃんのベッドに潜り込んだのだった。
 そんな僕は、ベッドに溢れるユイちゃんの甘い香りに包まれながらもこのまま全裸になってこのベッドの中で射精をしたいとふと考えるが、しかしのんびりしている余裕はない。一刻も早く目標を達成してこの部屋から脱出しないと、もしこれが発覚すれば本当に僕の人生は終わってしまうのだ。

 僕は慌ててベッドから飛び出ると、ベッドの横に置いてあるゴミ箱の中を漁った。
 丸まったティッシュは大量に詰まっていたが、しかしコンドームはなかった。そう言えば、昨夜のブログには、マッサージのオッサンも松っちゃんも中出ししたと書いてあったはずであり、コンドームなどあるわけがない。
 となると、狙いはただひとつである。
 そう、ユイちゃんの使用済みパンティーだ。
 鼻息を荒くさせた僕は、入口のクローゼットに目を向けた。扉が半分開いたままのクローゼットの床には、ルイ・ヴィトンのボストンバッグが無造作にポツンと置いてある。
 それを見ただけで既に興奮で目眩を感じた僕は、スー・・・スー・・・とラマーズ法のような荒い鼻息を更に荒くさせては、ゆっくりとクローゼットへと向かったのであった。


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 これは相当慎重に取り掛からねばマズいだろう・・・と、僕はそう思いながら恐る恐るボストンバッグのジッパーを開けた。
 というのは、その昔、僕がまだ中学生だった頃、体育の授業中にこっそり教室に忍び込んだ僕は、机の上に置いてある女子の制服を片っ端から物色した事がある。制服の匂いを嗅いだり無理矢理に着てみたりと散々な変態行為を色々とやったのだが、しかし、その後、グラウンドから帰って来たほとんどの女子は僕のそれに気付かなかったのに、しかし山村という女子だけが「誰か私の制服触った?」と、鋭く気付いたのだ。
 なぜだ!あれだけ完璧に証拠隠滅したのになぜバレたんだ!と、教室の隅でドキドキしながら昆虫図鑑を見ていた僕は、別の女生徒が「どうして?」と山村に聞くのにジッと耳を澄まして聞いていた。
「だって、私、いつも制服を畳む時、左側から畳む癖があるんだけど・・・これ、右から畳んである・・・」
 それを聞いた僕は愕然とした。
 不覚だった!と自分の浅はかさに怒りを覚えながら、もう2度とこんな事はしませんからどうかバレませんようにと、昆虫図鑑に描かれた「しゃくとりむし」という変な虫を見つめながらひたすら神に祈ったものだ。
 そんなスリリングな体験を過去に経験していた僕だったから、このお宝が眠るルイ・ヴィトンのバッグをジッと見つめながら、「細心の注意をはらわなければいけないぞ辰彦」と、自分に言い聞かせては慎重にバッグを開けたのだった。

 まず、バッグの中に重ねられている物の順番を覚えなければならなかった。
 Tシャツをひとつ取り出しては「これは一番上」、ドライヤーを取り出しては「これは左の底」などと、いちいち頭にインプットしながらひとつひとつ取り出した。
 そうやってどんどん奥へと進んで行くと、バッグの中間辺りになんとも怪しげな黒いポーチが無造作に転がっているのを発見した。
(これだな・・・・)
 まるで、東北の豪家に忍び込んだコソ泥が、床の間にある「虎の掛け軸」をひょいっと捲ってはその裏から黒い金庫を発見したかのように、僕は不敵に口元をニヤリと綻ばせた。

 息を殺しながらそれをソッと手に取り、ポーチの横の白いバラのアップリケなんぞを見つめながら恐る恐るジッパーを開ける。
 果たして予想通りその中にはお宝が眠っていた。
 赤や黄色や純白に輝くお宝は、小ちゃく丸められてはまるでお花畑のようにポーチの中に転がっていた。
 しかし、まだ安心は出来ない。いや、ここがこの作業において最も危険な場所ともいえよう。
 そう、可愛い女の子というのはなぜかやたらとパンティーを丸めるからである。それは日本古来から伝わる可愛い女の子特有の危機管理なのであろうか、パンツを狙われる危険性の高い可愛い女の子というのは、いつもそうやって己のパンツを複雑に丸めては自己防衛に励み、それをこっそり広げようとする不届き者を防いでいるのである。
 まるでアルマジロだ。
 正直言って、このパンツを複雑に丸めるという技は、変態男にとってはかなりのダメージだ。
 そう、男と言うのは、その「パンツ丸め」という大和撫子な秘技を知らないため、綺麗に丸められたパンツを見ると、たちまち「1度バラしてしまったら元に戻せない!」という恐怖に駆られてしまうのだ。そしてせっかくのお宝を目の前にしながらも手も足も出せなくなってしまうのである。
 そう言う僕もやっぱり「パンツ丸め」が出来なかった。男であんな秘技ができるヤツというのは余程のマニアかオカマくらいであろう。
(くそっ!)
 僕はポーチの中でアルマジロの如く頑に自己防衛しているパンツを見つめながら、手も足も出ない悔しさに下唇を強く噛んだ。
(諦めよう・・・・)
 そう思い、静かにジッパーを閉めようとしたその時だった。
 僕はその黒いポーチの隅でひっそりと微笑む黒い女神を発見した。
 そう、それはなんと、丸められていない黒いパンツだった。ポーチが黒いゆえにポーチと同色化したその黒いパンツを僕は見逃していたのだ。
 しかもそれは恐らく唯一の使用済みであろう、他の赤や黄色のパンツは丸く防御されているというのに、この1枚だけがダラリンと広げられているのである!という事は、それが使用済みであるという証拠以外のなにものでもないのだバカたれ!

「よっし!」
 僕は思わずガッツポーズを決めながら、恐る恐る黒いパンティーをポーチの中から摘まみ上げた。
 僕の指に摘まれる黒いパンティーは、まるでUFOキャッチャーに摘まれる景品のように慎重に窓際のソファーまで運ばれた。
 そして、白と黒のチェック柄のソファーの上にバサッと落とされたユイちゃんの黒いパンティーは、観念した女が「もう好きなようにしなよ」と開き直って股を開くかのように、その裏側の中心部分を全開に開いていたのだった。


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 女性の使用済み下着という物を、僕は今までに数回手にした事がある。

 初めてソレを手にしたのは中1の夏休み。
 北九州に住む親戚の辰也おじさん達の家族が東京に遊びに来た時だった。
 その時、辰也おじさん達は僕の家に3日間泊まった。そして僕は辰也おじさんの奥さんの下着をこっそりと盗んだのだった。
 当時僕は、辰也おじさんの奥さんの事を夕子おばちゃんと呼んでいたのだが、実際はおばちゃんというよりお姉さんだった。当時の夕子おばちゃんはまだ30才になったばかりだろうか、丁度今の僕と同じくらいの歳で、いつも明るくて清楚な感じのする夕子おばちゃんは、スレンダーな身体に白いTシャツとスリムのジーンズがとってもよく似合う綺麗な人だった。
 そんな夕子おばちゃんのパンツを、浴室の脱衣カゴの中に発見した僕は、迷う事なくその日の真夜中、こっそり脱衣場からソレを持ち出した。
 どうしてソレが夕子おばちゃんのパンツだとわかったかというと、ソレは赤い小ちゃなパンティーだったからだ。赤い小ちゃなパンティーなど50を過ぎたおふくろは履かないからだ。
 部屋にソレを持ち込んだ僕は、生まれて初めて目にする女性の下着に激しく興奮した。
 赤い小ちゃなパンティーの中心には、2センチほどのカリカリに乾いた白いシミが付いており、その匂いは爽やかな「磯の香り」がした。
 ソレを舐める勇気はなかったが、ソレを指がカリカリと擦ってみると、なんだか夕子おばちゃんのアソコを触っているような気がして、おもわず僕はパジャマのズボンの中で射精してしまったものだった。

 次に僕が女性の使用済み下着と遭遇したのは、夕子おばちゃんの下着を見てから2年後の中3の時だった。
 中3の二学期、僕のクラスに川崎先生という女性の教育実習生がやって来た。
 川崎先生は25才の独身で、どことなくNHKの教育番組のお姉さんのような、そんな健康的な明るい人だった。
 ある時、クラスで仲の良かった原田に「今度の日曜日、おまえも一緒に川崎先生の家に遊びに行かねぇか」と誘われた。
 そんな原田も女子の倉田さん達に誘われたらしく、先生の家に遊びに行く男子が原田1人だという事から原田は僕を誘ったのだ。
 そんな川崎先生のアパートには僕と原田とそして女子の倉田さん達4人の計6人で遊びに行った。
 先生のアパートは隣町にあり、先生はそこで1人暮らしをしていた。
 先生は僕達を歓迎してくれ、先生の狭いアパートで僕達はくだらない話しをダラダラとしていたわけだが、そんな時、いきなり先生が僕と原田にこう言った。

「2人にお願いがあるんだけど・・・洗面所にこの棚を置くの手伝ってくれるかなぁ・・・洗濯機が重くて先生1人じゃ動かせないの。ね、キミ達男の子だから力持ちでしょ?」

 先生はそう笑いながら僕達2人に「お願い」っと手を合わせたのだった。
 さっそく僕と原田は狭い洗面所へと行き、そこに置いてある四角い洗濯機を両手で押えた。洗濯機をグググっと移動させると、先生が「あの棚をここに運んでほしいの」と居間の奥に置いてあるカラーボックスを指差した。そして入口にいた原田がその棚を取りに行ったのだった。
 洗面所に1人取り残された僕は、素早く洗濯機の蓋をソッと開け中を覗いた。
 まだ洗濯済みの衣類がドラムの底にバサッと落ちていた。
 僕はドアからソッと顔出し居間を覗く。居間では川崎先生と原田がカラーボックスの中の荷物を取り出しており、女子達はそれを囲みながら見ていた。
 チャンスだ。
 そう思った僕は、急いで洗濯機の中の湿った洗濯物の中に手を突っ込んだ。赤いトレーナーとジーンズの間に紫色の小さなパンティーがペランっと横たわっているのを発見した僕は、迷う事なくソレを手の中に握りしめそしてポケットの中へ捻り込んだ。
 いずれ川崎先生はこの下着が盗まれた事に気付くだろう。そしてその犯人として僕と原田の顔が真っ先に浮かぶのは間違いない。しかし、川崎先生はもう僕の学校の実習生ではない。だから、今後、川崎先生と僕が会う事はないのだ。
 そんな安心感から僕はこの下着泥棒という犯罪を堂々とやってのけたのだった。
 家に帰ると、さっそくポケットの中から先生の下着を取り出した。紫色の小さなパンティーはフロント部分がレースになっているという、まるでビニ本の女が履いていそうなスケベなパンティーだった。
(あの真面目そうな川崎先生がこんないやらしいパンティーを履いてるなんて・・・・)
 当時、ビニ本ばかり見ていた童貞の僕にとって、そのパンティーはあまりにも衝撃的でショックが強過ぎた。
 ドキドキしながらパンティーを広げ、そのアミアミ部分を覗き込む。
(これじゃあアソコの毛が丸見えじゃないか・・・・)
 僕はそんなキワドいパンティーを見つめながら、明るくて活発的な川崎先生の姿を思い浮かべた。
 同時に、先生のプリプリとした大きなお尻を思い浮かべ、ハァハァと興奮しながらパンティーを裏返しにする。パンティーのクロッチには、ネチャっとした黄色いシミが付いていた。以前に見た、夕子おばちゃんの白く乾いたカリカリのシミとは明らかに別物だ。
(先生・・・濡れてんじゃないのか?・・・)
 まだオリモノというモノの存在を知らなかった僕は、その粘着性のある湿ったオリモノを愛液と勘違いし、「あの清い川崎先生がアソコからエッチな汁を出すなんて・・・」と、強烈なカルチャーショックを受けた。
 そんな黄色いオリモノの匂いは強烈だった。15年経った今でもあの匂いはハッキリと覚えている、そう、川崎先生のそれはまさしくパルメザンチーズの匂いだった。それでも僕は、「先生臭いよぅ・・・」と呟きながら、それをクンクンと嗅ぎ、そして舐めた。
 夕子おばちゃんの時はソレを舐める勇気はなかったが、しかしその時の僕は異常な興奮に包まれており、川崎先生のモノであるなら例えウンコでもシッコでもなんでも舐められるほどの勢いだったのだ。
 まるでバターを舐めているように濃厚な脂が舌にまとわりついた。そんな僕は、今、川崎先生のアソコを舐めているんだと言う実感に包まれながら黄色いオリモノを舐め続けた。
 そしていよいよ興奮した僕は、その川崎先生のアソコにピッタリとくっ付いていた部分をペニスに擦り付け、遂に憧れの教育実習生川崎先生と間接セックスをしたのだった。

 これが、僕が女性の下着という物に関わった体験談だ。
 結局、中学時代に受けたそれらの衝撃がトラウマとなり、今の僕はフェチという変態性欲者になってしまったわけだが、しかし、30近くなった今でも時々夕子おばちゃんや川崎先生のパンティーを思い浮かべては自慰をする事があり、それは僕にとっては懐かしい性春の1ページとなっている。

 そんな僕が、今、再び女性の使用済みパンティーと遭遇する事になったのである。
 僕は、ソファーの上に広げられたユイちゃんのパンティーのシミを見つめながら、ゴクリと喉を鳴らした。
 当時はオリモノと愛液と小便の残り汁の区別も付かなかった僕だったが、しかし今の僕はあらゆるフェチネットで女性の下着のシミについてはかなりの知識を得ている。
 そんな僕は、目の前に広がるユイちゃんの真っ白なカリカリシミを見つめながら、これは明らかに性的分泌物だな・・・と、まるで学者のように頷いたのであった。


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 黒いクロッチに付着している、まるで筆で殴り書きされたようなその達筆なシミは長さが約10センチほどあった。
 ということは、ユイちゃんのワレメが10センチあるのか?というとそうではない。
 そう、この10センチのシミというのは、このパンティーを履いたユイちゃんの性器が上下10センチに渡ってズレた事を物語っているのだ。
 そういえば2人がこのホテルに来る前、ホテルの近くにある湖の駐車場で松っちゃんがユイちゃんに露出フェラをさせている記事がブログに載っていた。
 この縦10センチのシミは、その時に出来たシミであろう、恐らく、露出フェラで興奮してはアソコをヌルヌルに濡らしたユイちゃんの股間を、松っちゃんが上下10センチ以内の範囲でパンティーの上からグリグリと擦ったに違いないのだ。

 床に膝を付いた僕は、ソファーの上に広げられているそんなシミ部分にゆっくりと顔を近づけると、ゆっくりと鼻で息を吸い込んだ。
 僕の鼻に怪しげな香りがプ~ンと漂って来る。
 この場合の「怪しげな香り」を表現するには非常に難しい。
 成分の割合でいえば、香水3、小便1、汗2、イカ2、酢昆布2、といった感じであり、一言でこれを表現しろと言われれば、まぁ、「酸っぱい」が一番しっくり来るだろうか。
 ならば最初から「酸っぱい」と表現すればいいだろうという話しなのだが、しかしそれではこの貴重なシミの価値観が読者に伝わらないだろうと思い、あえて割合という方法で示してみたわけだが、しかしあまり意味もなさそうなので先に進むとする。

 僕はそんな酸っぱいシミに舌をヌッと伸ばした。
 まるで蛇の首のようにうねる僕の舌は、ユイちゃんの性器から滲み出た性的分泌物の上をヌラヌラと這い回った。
 カリカリに乾いたシミが僕の舌によって溶け始めると、そのシミは次第に粘着力を帯び始め、ヌルヌルしたローションのように変化し始めた。
 そんなヌルヌル感を舌先に感じながら、ユイちゃんのヌルヌルのワレメを舐めている感覚に浸った僕は、しゃがんだまま股間のチンポを握った。
(どうやってフィニッシュを決めるか・・・)
 僕はそう考えながらクロッチにニュルニュルと舌を動かす。
(このままベロベロとクロッチを舐めながら射精するか、それともチンポにこのヌルヌル汁を擦り付けながら射精するか・・・どっちにしようか・・・・)
 そんな事を考えているとふと僕の頭にとんでもなく変態な案が浮かんだ。
(そうだ・・・全裸になってこのパンティーを履き、そしてユイちゃんのベッドに潜り込んでは全身をユイちゃんに包まれながら射精する・・・うん、これはいいかもしれないぞ・・・・)
 そう思った僕は、ついでだからボストンバッグの中に入っていたユイちゃんのTシャツやスカートも身に着け、自分をすっかりユイちゃんに変身させてオナるのもいいかも知れないぞ、と、なんとも馬鹿げた想像を巡らし、その想像だけで早くも射精しそうになった。

 しかし、そう思い立った時にふと思った。
 憧れのユイちゃんの部屋に忍び込み、ユイちゃんの使用済み下着でオナニーできるなんてこんなラッキーな事は今後2度とないだろう。この先、ユイちゃんが再びこのホテルに宿泊する可能性は非常に低いのだ。
 となれば、これを思い出として残しておきたい。
 そうだ、デジカメだ。デジカメで憧れのユイちゃんのシミ付きパンティーや、ユイちゃんのボストンバッグの中や、ユイちゃんがセックスしたベッドなんかを撮影して記念に残しておこう!
 そう思った僕だったが、しかし肝心のデジカメはアパートの机の引き出しの中だ。今からアパートへデジカメを取りに行くのはちょっと危険過ぎる。
(ちきしょう・・・いつもデジカメを持ち歩いておくべきだったよ・・・)
 と、「チッ」と舌打ちした時、ふとソファーの前のテーブルの上に高価そうなデジカメがポツンと置いてあるのに気がついた。
 それは、僕が持っている、数年前にジャパネットタカタで買った300万画素の安物デジカメとは違い、1400万画素は優にあろうかと思われる最新型の高性能デジカメだった。
 僕はなにげにそのデジカメを手にした。

(へぇ~・・・松っちゃんはいつもこのデジカメでユイちゃんのHな写真を撮ってるのか・・・さすが毎日何十万アクセスもある人気ブログを運営してるだけあって、いいデジカメ使ってるなぁ・・・)

 そう思った瞬間、「ふっ」と嫌な予感が僕の胸を通り過ぎて行った。

(・・・って事は・・・今、スカイパークに行った松っちゃんはどんなデジカメ使ってるんだ?・・・・)

 とたんに僕の背筋がゾゾゾっと寒くなった。

「ヤバっ・・・きっとこれ、松っちゃん忘れて言ったんだ・・・」

 そう言葉にして呟いた瞬間、いきなり部屋のドアから鍵を差し込むグググッという鈍い音が聞こえて来た。

「あわわわわわわわわ・・・・」

 慌てて立ち上がった僕は、どうしていいのかわからなくなり、ただひたすらその場で小森のおばちゃまのように開いた両手をブルブルと震わせていた。

「・・・いや、絶対に部屋に忘れたんだって、俺、確かにさっきデジカメをテーブルの上に置いた記憶があるんだって・・・」

 そんな松っちゃんの声と同時にドアがガチャッと開く音が聞こえた。

「ウッソぉ・・・私は絶対にあのドライブインにいた男の子達が車から盗んで行ったんだと思うけどな・・・」

 スリッパの音と共にそんなユイちゃんの声が近付いて来た。

「あっ!ほら見ろ!やっぱりテーブルの上に忘れたままだよ!」

 部屋に入って来た松っちゃんがテーブルの上のデジカメを見て叫んだ瞬間、松っちゃんとユイちゃんは同時にベッドに振り返り、僕を見て「うわっ!」と叫んだ。

 2人が呆然と見つめる先には、ベッドのシーツを直す僕が「あぁ・・・どうも・・・」と震えながら笑っていたのだった。

(4へ続く)
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