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HOTEL MAN 2

2012/02/04 Sat 05:07

ホテル2
               4

☆《うつぶせの体勢で尻や腰を揉まれていた全裸のユイがいよいよ仰向けにされた。
ゆっくりと体を起き上がらせるユイは、ソファーから一部始終を見ていた俺を、暗く罪悪感に苛まれた表情でチラッと見るとすぐに目を背けた。
そんなユイのその顔は赤く火照り、目は完全に怯えている。
Mのユイが怯えるという事は、即ち感じているという事でもある。
俺は仰向けになったまま両膝を立てていたユイの足下に、カメラを構えてそっと移動した。
するとマッサージ師が訝しげに俺を見た。
俺はそんなマッサージ師に「あなたの顔は絶対に写さないから心配しないでくれ」と告げると、マッサージ師は目を伏せたまま小さな声で「はい」っと返事をした。
そんな薄汚い中年のエロオヤジは俺達の性癖を心得ているかのように、それ以上何も質問する事無く淡々とユイの体を揉み解していく。
見ず知らずの他人に生肌を触られるユイは、閉じた瞼をピクピクと動かしながらこの羞恥プレイに必死に耐えていた。
そんなマッサージ師のグニャグニャと蠢く五本の指がいよいよユイの太ももへと下がって来ると、ふいにユイの唇が少しだけ開いた。
マッサージ師の蠢く五本の指がユイの白い太ももを揉む度に骨盤がユラユラと揺れ、その度にユイの閉じていた股が隙間を作る。
俺はそんな股間の隙間に向けてデジカメのシャッターを押した。
それがこの写真だ・・・・》

 そんな松っちゃんの記事の下に数枚の画像が連続してアップされていた。
 松っちゃんが狙ったユイちゃんの股間の隙間。
 白い太ももの奥に陰毛が蠢き、その奥にはまるでナイフでスパっ!と斬ったような縦のワレメがくっきりと写っていた。
 写真が進むにつれ、そんな股間の隙間は段々と大きく開いて行く。
 いや、これはどう見てもマッサージ師が意図的に開いたとしか思えないような股の開き具合だ。
 そんなユイちゃんのパックリと開いた股間は、やはり松っちゃんが予想していた通りヌラヌラと濡れ輝いていた。
 その汁はユイちゃんの肛門を伝わり、ベッドのシーツに丸いシミまで作っていた・・・。

 松っちゃんの記事を続けよう。

☆《俺は、ユイの脹ら脛を揉んでいるマッサージ師に注文をした。
『最近、股関節を痛がるんだ。そこを揉んでやって欲しい・・・』
俺がそう言うと、ユイは閉じたまま瞼をブルブルと震わせては泣きそうな表情をした。
『股関節と言うと・・・この辺ですか?・・・』
マッサージ師が全裸のユイの太ももの付け根にゆっくりと触れた。
ユイの細い体が一瞬ピクッと震える。
『いや、もっと内側だ・・・』
俺がそう言うと、マッサージ師は重い息を「はぁ」と吐きながら、『この辺ですか・・・』と呟き、ユイの太ももの内側を太い指で押した。
そんなマッサージ師の指にはユイの刺々しい陰毛がチクチクと触れていた。あと、ほんの数センチ指がズレれば、そこはもうユイのヌラヌラに濡れた局部だ。
『そう。その辺だ。最近、ヤケにそこを痛がるんだ。そこを重点的に揉んでやって欲しい・・・』
俺がそう言うと、マッサージ師は目をギラギラと輝かせながら濡れたワレメを覗き込むようにしてグイグイとそこを揉み始めた。
マッサージ師の指が動く度に、ユイの小さなワレメが餌を欲しがる鯉の口のようにパクパクと開いたり閉じたりしていた。
そうされながらもユイは、ただただ目を綴じたまま、その羞恥にひたすら耐えるかのようにギュッと下唇を噛んでいた。きっと声が洩れるのを我慢しているのであろう。
俺はそんなユイを見下ろしながら、マッサージ師に『もっと激しく揉んでやってくれ』と囁く。
マッサージ師は時折「ハァハァ」と重い息を吐きながら、まるでマッサージ器のように五本の指の動きを早めた。
そんなマッサージ師の指は次第にユイのいやらしい汁でネトネトに濡れていく。
その溢れる汁がマッサージ師の指を伝わり、まるでオイルマッサージのオイルのようにユイの太ももの内側をキラキラと輝かせた。
『もっと上の方を揉んでくれ・・・・』
俺がそう言うと、無言のマッサージ師の指は汁でヌルヌルと滑りながらも恥骨まで行き、そして陰毛をジャリジャリと音立てながらそこを揉む。
そんなマッサージ師の小指が、ふいに突起しているクリトリスに触れた。
『うっ・・・・』
遂にユイはその少し開いた唇から声を洩らした。
ユイの声に刺激されたのか、マッサージ師は目をギラギラと輝かせながらユイの恥骨の下に指を移動させ、そして明らかに意図的と思えるかのように、小指でその突起物を摩擦し始めた。
『うん・・・あん・・・・』
そんな小さな声を洩らすユイは、恥ずかしさのあまりいつの間にか両手で顔を塞いでいた。
俺はそんなユイとマッサージ師を見下ろしながらシャッターを何度も切りまくる。
カメラのフラッシュに照らされるユイがいきなり「うっ!」と腰を反らした。
俺はカメラをソッとズラし、肉眼でユイの股間に目をやった。
なんとマッサージ師の太い中指の先が、ユイのパックリと口を開けた赤い局部にヌポッと入っているではないか。
そしてマッサージ師がモミモミと指を動かす度に、その中指はユイの穴の中にヌポヌポとピストンされていたのだ。
俺はそんなマッサージ師を見下ろしながら静かにニヤリと笑った。
そしてあたかも独り言のように『シャワーでも浴びて来ようかなぁ・・・』と呟きながら、2人を部屋に残したままバスルームへと向かった。
この後、部屋で2人っきりになったユイとマッサージ師がどうなるか、非常に楽しみだ》


 記事はここで終わっていた。
 記事を読み終えた僕は、ふいに自分のパンツの中が冷たくなっている事に気がついた。
 ソッとパンツの中に手を突っ込むと、ギンギンに勃起した僕のペニスの先は、まるでローションを垂らしたかのように大量の我慢汁が溢れていた。
 僕はそんな我慢汁を潤滑油にしては敏感な亀頭を人差し指でヌルヌルと愛撫した。
 見ず知らずのおっさんに裸を見られ、アソコを見られ、そしてアソコに指まで入れられては悶えるユイちゃんの姿を想像しながら、僕はズボンの中でクチャクチャといやらしい音を立てた。

(この後・・・どうなったんだろう・・・やっぱりユイちゃんは・・・・)

 そう思いながら何度も何度も更新ボタンを押してみるが、まだ新しい記事は出て来ない。

(もしかしたら今頃・・・・)

 そう思った瞬間、ロビーから「チン!」っというエレベーターのベルの音が聞こえた。
 フロントの奥からそっと覗いて見ると、誰もいないロビーの大理石の床をスタスタと音立てながらマッサージのおっさんがこっちに向かって歩いて来た。
 ふと時計を見るといつの間にか延長時間を過ぎていた。


               5


 マッサージのおっさんはフロントまでやって来ると「今終わりましたぁ」とフロントの奥に向かってそう告げた。
 僕は乱れたズボンを急いで整えると、怪しまれないように平然を装いながらフロントへと出た。
「御苦労様でした」
そう笑いかけると、マッサージのおっさんは妙にスッキリした表情で「お願いします」とマッサージカードをカウンターの上に置いたのだった。

 僕はそのカードに今日の日付と時間を書き込みながら、さりげなく「延長したんですね」と聞いてやった。
 するとマッサージのおっさんは「え、ええ」となぜか不自然に動揺している。
 もし、お客と淫らな行為をした事が発覚すれば、このマッサージのおっさんは2度とこの界隈のホテルでは仕事が出来なくなるだろう。
 それを知っていた僕は少しこのおっさんに意地悪してやろうと、更に質問をしてやった。
「お客様は女性の方でしたか?」
 そう言いながら、僕はマッサージカードに押すホテルの印鑑を朱肉にグリグリと押し付けた。
 マッサージのおっさんは酷く動揺しながらも「あ、はい・・・」っと慌てて頷く。
「綺麗な方だったでしょ?」
 僕はマッサージのおっさんの目をジッと見つめながら聞いた。
「あぁ、まぁ、はい・・・そうですねぇ・・・」
 そんなマッサージのおっさんの顔は茹で蛸のように火照っていた。僕はマッサージカードに印を押しながらそんなマッサージのおっさんの顔を見つめ、(こいつ、ゼッテェにヤってるよ)と、心で呟きながら嫉妬の笑みをふふふふっと見せたのだった。

 マッサージのおっさんが帰ると、急いで事務室に戻った僕は、再びブログの更新ボタンを押して見た。
 あるある。
 松っちゃんの「全裸でマッサージされるユイの実況生中継パート2」がしっかりとアップされいる。
 僕はワクワクしながらパソコンの前に腰を下ろし、そして読む前に事前にカウパー対策しておこうと、丸めたティッシュの塊をパンツの中へズボッと押し込んだのだった。


☆《しばらくの間、浴室に身を潜めていた俺は、そろそろいい頃だろうと浴室のドアを少しだけ開いた。
とたんにドアの隙間からマッサージ師のハァハァという荒い息づかいが聞こえて来た。
ユイは必死で声を堪えているのか、マッサージ師の荒い息づかいに混じっては、時折、ススリ泣くような擦れた喘ぎ声を洩らしていた。
聞こえて来るその音から、もはやマッサージ師の指はズッポリとユイのオマンコの中に入れられていると予測できた。クチャッ、クチャッ、クチャッ、っというリズミカルに響くその音は、明らかに指の先ではなく指の根元までズッポリと埋まっているのを物語っているのだ。
俺はマッサージ師をもっと大胆にさせるために、空の浴槽にシャワーを噴射させた。
このシャワーの音を聞けば、あのマッサージ師は俺がシャワーを浴びていると安心し、更にユイを屈辱するに違いない。
しかしそんなシャワーの音のせいで部屋の音が聞こえなくなってしまった俺は、浴室のドアの隙間から息を殺して抜け出した。
腰を屈めたまま正面にあるクローゼットの中にソッと侵入し、音を立てないようにクローゼットの一番端まで足を忍ばせると、クローゼットのドアの隙間から微かにベッドを覗き見る事が出来た。
やっぱりマッサージ師はユイのアソコに指をズッポリと入れていた。
しかもそれは中指だけではなく人差し指も同時に入れているのだ。
俺はそんな衝撃的なシーンに嫉妬で目眩を感じながらも、息を殺してベッドを見つめた。
見知らぬマッサージ師の中年男に、指で激しく屈辱されるユイは、俺に声を聞かれないようにしようと必死で声を堪えている。
そんなユイをギラギラとした目で見つめていたマッサージ師が何やらユイに囁いた。
しかし残念ながらその声は浴室から響くシャワーの音で聞き取れない。
ユイはそんなマッサージ師に向かってイヤイヤと首を振っている。
するともう一度マッサージ師がユイに向かって囁いた。
『大丈夫ですよ・・・旦那さん、シャワー浴びてますから・・・・』
今度ははっきりと聞き取れた。が、しかし、マッサージ師が何をしようとしているのか、肝心な部分が聞き取れなかったため、その言葉の意味が理解できない俺は想像ばかりが膨らみ余計イライラする。
しかし、ヤツがユイに何と言ったのか、ヤツの次の行動からすぐに察しできた。
ヤツは、浴室をキョロキョロと何度も振り向きながら、仰向けに寝転がっているユイの両膝を曲げさせた。
そしてユイを、まるで赤ちゃんがオシメを取り替えられるような卑猥なポーズにさせながら再びこう呟いたのだ。
『指よりも舌で舐めた方が気持ちがいいですからね・・・』
マッサージ師はそう告げると、ユイの意思を確かめないまま、ほぼ強引にユイのカエルのように開いた股間の中に顔を埋めた。
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ・・・・
大型犬が水を飲んでいるような下品な音がベッドから響いて来た。
そして同時に、ユイの『やめて下さい・・・』っという擦れた声が聞こえて来た。
俺はユイのその喉を掻きむしるような声を聞き、今のユイが相当感じている事を察した。
Mのユイが『やめて下さい・・・』とススリ泣くというのは、もっとヤって下さいと言っているのと同じ事なのだ》


 ハァハァと荒い息を洩らしながらそんなブログを読んでいた僕は、いつの間にかズボンからペニスを捻り出してはシコシコとシゴいていた。
 座っていた事務椅子はギシギシと軋み、次々に尿道から溢れ出る我慢汁が仮性包茎の皮のたるみと亀頭の隙間でぴちゃぴちゃといやらしい音を立てている。
 ハァハァ、シコシコ、ギシギシ、びちゃびちゃ。
 静まり返る事務室に響くそんな音を、僕は素直に誰かに聞かせたいと激しい興奮に包まれ、一瞬、ユイちゃんの608号室に電話を掛けてこのいやらしい音を聞いて貰おうかと頭を過るが、しかし松っちゃんが電話に出られても困ると思い諦めた。
 仕方なく僕は携帯電話で「104」に掛け、ペニスを受話器に向けては激しくシゴきながらその電話に出た女性に「ハァハァ、シコシコ、ギシギシ、びちゃびちゃ」のフルコースを聞かせてやった。
「もしもし?もしもし?」とバカの一つ覚えのようにそればかりが受話器から聞こえ、とたんにアホらしくなった僕は電話を切ってブログの続きを読む事にした。


☆《そんなユイは、マッサージ師に舌をズッポリとオマンコに入れられながら激しく悶えた。
ユイのその声にいちいちビクビクしながら浴室を振り返るマッサージ師は、ジュルルルルルルルっと下品な音を立てながらユイの局部から溢れる汁を大量に啜っていた。
激しい指マンをされながらクリトリスを舌で転がされていたユイは、我慢が出来なくなったのか喉をヒクヒクとさせながらマッサージ師の下半身に手を伸ばした。
そんなマッサージ師が履いていた白いズボンの股間には勃起した男根がクッキリと浮かび上がっている。ユイはその浮かび上がる男根の形に沿って指で摘むと、それを指で激しく上下に摩擦したのだ。
マッサージ師はムクリと起き上がると、ユイに腰を突き出しながらユイにズボンの上から手コキをさせ、そしてプヨプヨと揺れるユイの胸を揉みしだいた。
ズボンの股間を摩擦するユイの手が早くなると、マッサージ師は、何度も何度も浴室に振り返りながらブルブルと手を震わせてはズボンのボタンを外した。
そして無言のまま、その強烈に勃起したペニスをユイの口元に突き出したのだ。
『いやです・・・・』
ユイはペニスからソッと顔を反らした。Mのユイはより被虐的なムードを作ろうと演技をしているのである。
『いいじゃないですか・・・ちょっとだけ・・・』
それがユイの演技だとも知らず、マッサージ師は浴室を警戒しながらもペニスの先をユイの唇に押しあてる。
『いや・・・臭い・・・』
ユイは顔をイヤイヤと振る。
するとマッサージ師は唇の隙間にヌルッとペニスを押し込んだ。そしてイヤイヤと首を振るユイの顔を押さえつけて固定すると、まるでダッチワイフにするようにしてユイの口の中にヌポヌポとペニスをピストンさせたのだ。
『うぐっ!・・・うぐっ!・・・』
ペニスを銜えながら暴れるユイに、マッサージ師は何度も何度も浴室を振り返りながら腰を振った。
そしていきなりヌポッ!とユイの口からペニスを抜き取ると、『もう我慢できない・・・』と焦りながら言い、ペニスをブラブラとさせたまま、なんといきなりユイの体の上にガバッと乗ったのだった。
『あっ、ダメ!』
慌てたユイが叫んだ。
そう、俺とユイとの計画の中では、マッサージ師のペニスを舐めるというのが最終目的だったのだ。
だからいきなり予想外のセックスになると、さすがのユイも慌てたのだった。
『松っちゃん!』
ユイが叫んだ。
しかし俺はユイを助けに行かなかった。俺は興奮していた。ユイがリアルにレイプされる姿が見たい。
だから俺はそのままユイの助けを無視したのだ。
そんなユイの口をマッサージ師は慌てて手で塞ぎ、浴室を何度も振り返りながらユイの股間にグイッと腰を突き刺した。
『あぁん!』
ユイの腰がおもいきり反り返った。
ズゴズゴズゴ!
マッサージ師は一刻も早く射精しようとしているのかいきなり激しく腰を振りまくる。
『ダメ!ダメ!あぁん!ヤダぁ!』
そう暴れるユイの細い腰を抱きしめたマッサージ師は、激しく腰を振りながら『あっ、あっ、あっ』と情けない声を出し始めた。
(中で出せ!大量の精液をユイの中に放出しろ!)
俺は心の中で何度も叫んだ。
そして(もっと汚せ!もっともっと滅茶苦茶にユイを汚してやってくれ!)と汗が滲んだ拳をギュッと握る。
『あぁっ!』
マッサージ師がそう叫びながらガバッ!とユイの体に抱きついた。
『くふっ!』
そんな声を漏らしながら、ユイの細い体に抱きつくマッサージ師は段々と腰のスピードを弛めていく。
遂にユイは、見知らぬマッサージ師の中年男に中出しされてしまったのだ。
そう思った瞬間、俺の我慢も限界に達した。
バタン!と激しい音を立ててクローゼットから飛び出すと、ユイの体の上でグッタリとしていたマッサージ師が「あわっ!」と叫びながら慌てて飛び起きた。
『どけ!』
俺はそう言ってマッサージ師をベッドから蹴り落とすと、ぐったりと横たわるユイの両足を大きく広げさせ、中出しされた直後の悲惨な局部の状況を目の当たりにした。
『いや!あの!これは!』
ベッドの下に尻餅を付いているマッサージ師は、俺が逆上すると思っているのか必死になって言い訳をしようとしている。
しかし俺はそんなマッサージ師を無視して、もう破裂寸前のペニスをズボンから取り出すと、それを見ず知らずの男の精液がどっぷりと溜っている壷の中におもいきり突き刺した。
『あぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
ユイが悲鳴をあげた。
ユイのツボの中はマッサージ師の精液でドロドロだ。そんな不潔で熱い精液が俺のペニスに絡み付く・・・》


 松っちゃんの記事はここで終わっていた。
 残念ながらプレイ中の画像は1枚もなかったが、しかしこのレポートだけでも十分に僕を興奮させてくれた。
 僕は事務椅子にリクライニングしながら強烈に勃起したペニスをビコビコと突き立て、カチカチとマウスを操作しながらブログの1ヶ月前の記事に戻る。
 そこには『ヒッチハイクの男と・・・』という記事があり、深夜のドライブインの公衆便所で、まるで山賊のような荒々しい長距離トラックの運転手に逞しい男根を背後から挿入されているユイちゃんの画像がアップされている。
 これはいわゆる僕のお気に入り画像で、僕はこれまでに何度この画像で抜いたかわからない。
 今夜のフィニッシュもやはりこの画像だね、と独り言を呟きながら、しつこくも再び携帯電話で「104」に電話を掛ける。
 プルルルルルル・・・・・
「はい、104の坂本です」
「あのぅ、新田町にあるスペイン料理のお店で『オメ・コナメーテ』は何番でしょう・・・」
 僕はそう言いながら、事務椅子の上でピーンと足を伸ばしながらペニスをシコシコとシゴき、パソコンの画面に映るユイちゃんとトラック運転手の結合部分アップ画像を貪よりと眺めた。
「申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ』なんでしょうか?もう一度お願い致します」
「・・・ハァハァ・・・『オメ・コナメーテ』です・・・」
「オメ・コナメーテですね、少々お待ち下さい」
 受話器からオルゴールの音が響き始めると、僕はフィニッシュに向けての準備に取り掛かる。
 腰を突き出し、机の上にあるパソコンの画面にペニスの先を向けながら激しくペニスをシゴく。ティッシュは使わない。どうせこのパソコンは会社のパソコンだ、今夜は盛大にぶっかけてやるつもりだ。
 しばらくすると受話器の中のオルゴールの音がプツっと止まった。
「大変申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ・コナメーテ』をお調べしたのですが、そういったお名前のお店は見当たらないのですが・・・」
「いや、絶対にあるはずですよ。あなた店の名前を間違えてませんか?」
「いえ・・・『オメ・コナメーテ』ですよね?新田町のスペイン料理店の『オメ・コナメーテ』ではお届けはございませんが・・・・」
 事務椅子かギシギシと激しい音を立て、僕は何度も何度も「ユイ・・・ユイ・・・」っと唸った。
「えっ?」
 104の坂本さんが不思議そうに聞き直す。
「だから・・・ハァハァ・・・絶対にあるはずなんですよ。もう一度・・・ハァハァ・・・店名言ってみてよ・・・」
「はい・・・『オメ・コナメーテ』・・・」
「だから違うって、『オメ・コイレーテ』だって」
「えっ?『オメ・コイレーテ』ですか?新田町のスペイン料理店の『オメ・コイレーテ』ですか?」

「うぷっ!」

 104の坂本さんがオメコイレテと口走るのと同時に、僕のペニスから濃厚な精液がどぴゅっ!と飛び出した。
 その精液はパソコンの画面に容赦なく降り掛かり、ユイちゃんとトラック運転手の結合部分画像の上に白濁の膜を作った。
「申し訳ございません、新田町のスペイン料理店の『オメ・コイレーテ』でもお届けはございませんが・・・」
 僕はハァハァと脳を痺れさせながら104の坂本さんの最後の『オメ・コイレーテ』を聞くと、「満足です」と感慨深い声でそう呟き、そのままピッ!と電話を切ったのだった。
 そんな僕は、あと半月足らずで30才を迎えようとしている・・・・。


               6


 翌日、宿直室で爆睡していた僕は、支配人の声で叩き起こされた。
「・・・もう夕方の5時なんだけどね・・・キミはこのホテルに働きに来ているのかな?それとも宿泊しに来ているのかな?」
 支配人は、簡易ベッドの上でアタフタとしている僕にそうイヤミを言うと大きな溜息を洩らした。
 僕は慌ててベッドを飛び起きるとシャワー室へと飛び込む。
「中国人の団体!そろそろメシの時間だからな!早くしろよ!」
 シャワー室のドアの前でそう叫んだ支配人は、「ったく、使えねぇヤツだなぁ」とブツブツ言いながら当直室を出て行った。

 ロビーに出ると、中国人のツアー客が既にドヤドヤと溢れていた。
「ワタシハ、ニクガ、タベレマセン!」
「スキヤキ、スシ、テンプラ、ドコニアル?」
 飲食店のパンフレットを手にした中国人ツアー客が、まるで安売り家電量販店のレジに押し寄せるかのようにフロントに群がる。
 このホテルに外国人ツアーの客が来ると、いつもこの時間のフロントはパニック状態となった。ビジネス系のこのホテルには館内にレストランがない事から、夕食時になると外国人ツアー客が夕食の店を紹介しろとフロントに押し掛けてくるのだ。
 僕が慌ててフロントに入ると、支配人は僕の目の前に市内の飲食店パンフレットをドサッ!と置き、「オマエは寿司担当だ!」と叫び、そして先程から「ワタシハ、ニクガ、タベレマセン!」と切実に訴えている中国人のおっさんに向かって「フィッシュ!魚!ジャパニーズ・スシはこっち!」と僕を指差したのだった。

 そんなチャイニーズハリケーンが過ぎ去ると、言葉のわからない中国人に振り回されてはヘトヘトになった支配人や従業員達がポツリポツリと帰り支度を始め、9時を過ぎた頃にはいつもの静まり返ったフロントに戻っていた。
 やっと1人きりになれた僕は、事務室でカップヌードルを啜った。いわゆる、夜勤の僕にとったらこれが朝食なのだ。
 カップの底のザラザラとするスープまで全部飲み干した僕は、空のカップをゴミ箱にパサッ!と投げ捨てると、さてさてユイちゃんのブログはどうなっているかなと、さっそくパソコンを立ち上げようとした。
 と、その時、いきなりフロントの呼び鈴がチーン!と鳴った。

(またチャイニーズだな・・・もう勘弁してくれよ・・・・)

 そうブツブツと呟きながらフロントに出ると、そこにはなんとユイちゃんがポツンと立っていた。
 当然、僕は焦った。
 ユイちゃんのそのパッチリとした大きな瞳に見つめられて焦らずにいれないはずがなかった。

「あのぅ・・・この山の上にある『スカイパーク』っていう公園に行きたいんですけど・・・・」

 フロントのダウンライトに照らされながらそう聞いて来たユイちゃんは、なぜか僕の顔を見て「ふうっ」と微笑むと、いきなりカウンターにバサバサと地図を広げ始めた。

「あ、はい、スカイパークですね・・・」

 少し動揺しながらも、僕は慌ててカウンターに広げられた地図を覗き込んだ。
 ふいに、ほんのりと茶髪に染められたユイちゃんの髪から、なにやら高級そうなリンスの匂いが漂ってきた。
 僕は地図を覗き込みながらも、目の前にいるそんなユイちゃんから発せられる匂いという匂いを全て鼻に吸い込むと、ふいに、昨夜ユイちゃんの性器を舐めたマッサージのおっさんがムカついて来た。
 するといきなり、ユイちゃんの高級そうなリンスの香りに混じり、明らかに加齢臭と思われる殺伐とした香りが僕の鼻を襲った。

「この公園に行くにはさ、どっちの道が近道なの?」

 ユイちゃんの隣から、殺伐とした加齢臭を放つ松っちゃんがヌッと顔を出し、地図に描かれた二本の道をコン、コンと指で叩きながら聞いた。
「はい、距離で言えば断然こちらの細道のほうが近いのですが、しかしこちらの道は舗装されていない山道でございまして街灯もなく真っ暗で、しかも熊が出ます」
 僕がそう説明するとユイちゃんと松っちゃんは同時に「ぷっ」と笑った。
「熊はマズいよな・・・こっちの道から行くしかないね」
 松っちゃんが笑いながらそう言うと、ユイちゃんが「うん」と可愛く返事をしながらガサガサと地図を畳み始めた。
「この公園って夜景が綺麗なんでしょ?」
 ユイちゃんが地図をバッグに入れながら僕に聞く。
「はい。あなた方のような変態露出狂カップルには最適なスポットですよ」などとは答えられるわけがない。
「は、はい・・・夜景はとっても綺麗ですよ・・・」
 僕は営業スマイルでそう答えながら、貴女ほどではないけどね・・・と、心でキザに呟いた。
 地図を不器用に折り畳むユイちゃんは「今日も夜勤なんですか?」と僕の顔をチラッと見た。
「あ、はい・・・いつも夜勤です・・・はははは・・・」
 そう照れ笑いする僕に、ユイちゃんは首を傾げながら「夜はいつも何してるんですか?」と聞いて来た。
「はい、昨夜は貴女のブログを読みながら104の坂本さんの声で射精してました」などと本当の事を答えられるわけない僕は、「ええ、まぁ、色々と・・・」っとなんだかわからない返答をした。
「お酒とかは飲まないんですか?」
 ユイちゃんはなにやら妙に色っぽい声でそう言うと、おもむろにカウンターの上に両肘を付いて僕の顔を覗き込んだ。
 すると僕の目の前に、おもいっきりユイちゃんの胸の谷間がムニュッと現れた。

(もしかして誘ってるのか?・・・いや、これはお誘い以外のなにものでもないだろ!)

 目のやり場に困った僕がアタフタしていると、ロビーの自動ドアの前で「おーい、行くぞ!」と、松っちゃんが「おーいお茶!」のCMのようにユイちゃんを呼んだ。
「あーん!ちょっと待ってぇ!」
 そうユイちゃんが後に振り向いた瞬間、僕は鼻の下を伸ばしながらユイちゃんの胸元を一気に覗き込んだ。
(あっ!)
 ソコを覗き込んだ僕はおもわず叫びそうになった。
 そう、ユイちゃんはなんとノーブラであり、白いTシャツの胸元の奥には、可愛いピンクの乳首がツン!と立っていたのである。

 僕の思考は完全に停止した。
 今はただ、とにかくそのピンクの生乳首が記憶の中から消え去る前にペニスをシゴきたいと、ひたすらそう思うだけだった。
 そんな僕にニコッと微笑んだユイちゃんは、「それじゃあちょっと出掛けて来ますね」とクルッと僕に背を向けた。
 カツコツとヒールを鳴らしながら去って行くユイちゃんは、やはりいつものマイクロミニのミニスカートを履き、強烈に美しい美脚を爛々と輝かせていた。
(今から夜の公園に行って素っ裸でブランコ乗ったり、金網フェンスに縛られたり、寝ているホームレスに放尿見せたりするんだろうなぁ・・・)
 そんな事を考えながら、ユイちゃんのスラリと伸びた脚に僕が見とれていると、ふいにユイちゃんが手に持っていたバッグをポタッ!と床に落とした。
 静まり返ったフロントに響き渡るユイちゃんのヒールの音がピタリと止まる。
 ユイちゃんが床に落ちたバッグを拾おうと、体を前に屈ませた瞬間、マイクロミニのスカートから白桃のような尻がプルルンと顔を出したのだった。

「うっ!」

 その「美しい」とか表現のしようのない美尻を見てしまった僕は、メデューサに睨まれたかのようにとたんに固まった。
 するといきなりクルッとユイちゃんが僕に振り返った。
「そう言えば・・・今まで寝てたから、今日はまだお部屋のお掃除をしてもらってないんだけど・・・こんな時間でも掃除してもらえますかぁ?」
 そんなユイちゃんの声がロビーに響き渡った。
 僕はまだメデューサに睨まれては固まった石人間のまま、「はい・・・さっそく係の者に申し付けておきますので・・・」っと、まるでロボットのような口調で答えたのだった。

 僕はそんなユイちゃんの細い後ろ姿を見送りながらそっと横目で時計を見た。
 時刻はPM9:20。
 スカイパークまでは、どれだけぶっ飛ばしても往復で2時間は掛かる。
 彼らが、こんな夜更けにわざわざ人気のないスカイパークに行く理由は、やはり夜の公園での露出プレイを楽しもうとしているのだろう。

「それならば僕も・・・」

 そう呟く僕は「むふふふふふふ・・・」っ不敵に微笑みながら、駐車場の奥へと消えて行く2人を見つめていた。

 僕は完全に2人の姿が消えるのを見届けると、いきなりフロントの奥へと飛び込み、そして客室のスペアーキーのあるロッカーを開けては迷う事なく608号室の鍵を握り、これでもかというくらいの大きな声で「ざまぁみろ!」と叫んだ。
 そんな鍵をギュッと握りしめたまま心臓を破裂させんばかりに興奮しながらロビーを早歩きする僕は、黄金色に輝くエレベーターに素早く乗込んだ。

「ユイちゃんの尻は白桃のようだった・・・・」

 そう呟きながら6階のボタンを押す。
 グワンっとエレベーターのドアが閉まるなり、僕は既に固くなっている股間を押えた。
「あの白桃を包み込んでいた使用済みパンティー・・・・」
 そう言葉に出しては何度も呟きながら、僕はゆっくりと進んで行くエレベーターの表示をなぜか足踏みしながらジッと見つめていたのだった。


(3へ続く)
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