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(この物語はフィクションです。画像は本文とは関係ございません)

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               1

飯村喜八郎43歳独身。
25年間勤めた会社を突然解雇された喜八郎は、4年前、遺産相続で手に入れた土地にラブホテルを建設し、そこのオーナーとなった。
喜八郎がラブホテル経営を始めたのには理由があった。
そう、それは喜八郎が変態だったからである・・・・・。


ラブホテルの立地条件はなかなか良く、不倫、援交、風俗、若いカップルと、あらゆるジャンルの利用者があった。
客室は全部で23室。
雰囲気はどこにでもある普通のラブホだったが、しかし、そのどの部屋にも喜八郎は盗撮カメラ等を仕掛け、違法改築しているのであった。

喜八郎はいつものようにフロントでバターピーナッツを齧りながらコカコーラを飲み、そして全室に仕掛けられた盗撮ビデオをボンヤリと眺めていた。
このホテルには喜八郎以外の従業員はいない。
喜八郎は客室の掃除からベッドメーキングまで全て1人でこなす働き者で、それはケチだから従業員を雇わないという理由ではなく、その変態行為が知られたらマズいという事から、喜八郎は従業員を雇わず1人黙々と働いていたのであった。

しかし・・・・と、喜八郎はモニターに映し出される客のセックスシーンを眺めながら溜息をつく。
最初の1年くらいは、他人の秘め事を覗けるというこの仕事が楽しくて仕方なかったものだが、もう3年くらいこんなモノばかり見続けているといい加減飽きてくる。
今では盗撮ビデオを見ながらセンズリするよりもバターピーナッツを喰うほうが楽しく、喉にパンパンに詰まるバタピーを冷たいコーラで流し込む快感の方が、センズリの射精よりもどれだけも気持ちが良いと心からそう思う毎日だった。

そうやっていつものようにバタピー喉オナニーで1人悶え苦しんでいると、201号室の電話がプルプルプルプル・・・と鳴り出した。
約30粒ほどのバタピーを喉に詰まらせたまま悶え苦しんでいた喜八郎は、「チッ、今、いいとこなのに・・・」とバタピー我慢を諦め、仕方なく冷たいコーラを一気に喉に流し込んだ。
シュワーっとした炭酸が喉を刺激し、同時にそれまで喉にパンパンに詰まっていたバタピーがゴボッと一気に流れ落ちて行く。
なんという開放感だろうか、喜八郎は「うぅぅぅぅ・・・・」と唸りながら勃起していた。

プルプルプルプル・・・・・
そんな絶頂を堪能している喜八郎に、電話のベルは無情にも鳴り続けている。

「わかってますよ・・・・」
喜八郎は不機嫌そうにモニター前の事務椅子にドスンと腰掛けると、201号と点滅している電話を手にした。

「はい、フロントです・・・・」
喜八郎はびっくりするくらいの低音でそう言った。その声はまるで寝起きのヤクザのようだ。

これは、ラブホテルコンサルタントの松岡氏からの指導だった。
都内100店以上のラブホのコンサルタントをしている松岡氏いわく、「ラブホを利用するカップルというのは8割りがワケアリと考えて下さい。彼らは陰湿でジメジメしてて後ろめたい日陰のチンカス野郎がほとんどといっても過言ではございません。ですからラブホのスタッフというのは明るくてはいけません。あくまでも、そのワケを全て知り尽くしている観音菩薩的な温かさと冷たさが必要なのです。したがって、接客については『無関心』を心掛けて下さい。間違ってもマックのアルバイトのように『ついでに○○はいかがでしょうか~』などと明るいサービスをしてはいけません」らしく、喜八郎は松岡氏の言い付けを守って、ワザと暗く陰湿な口調で電話に出るのであった。

「あのさぁ~ルームサービス頼みたいんだけど~」
若い男がそう言った。
モニターを見ると、やたらとシルバーアクセサリーを首からぶら下げ、左腕には「日本昔話し」のOPに出て来るような龍のタトゥーを入れた軟弱な小僧が映っていた。
「どうぞ・・・」
喜八郎は演歌の歌い出しのような重低音でそう答える。
「えーっと・・・これ番号言えばイイの?」
「・・・どちらでも」
「じゃあねぇ、18番のエビピラフと22番のミックスピザ、それと・・・おい、ユキは何にする?」
軟弱小僧の後から、妙にウキウキした小娘の「5番と11番」という声が聞こえた。
「じゃあ、5番のフランクフルトと11番のハンバーガー、それだけ持って来て」
喜八郎は「繰り返します・・・」と低く答えると、「5、11、18、22の4点ですね?」と気怠そうに言った。

「・・・・そうだけど・・・なんだよオメーのその態度、眠いのか?」
電話口で突然軟弱小僧がキレた。
「・・・いえ・・・」
「いえ、じゃねーんだよ。俺たち客だぞ?なんだよオメーのそのヤルキのねぇ態度、なめてんのか?」
「・・・申し訳ございません」
それでも喜八郎は低音をやめようとはしなかった。松岡氏からは「たとえ火事になろうとも、たとえ宝くじが当たろうとも、絶対に感情を出してはいけません」とキツく止められているのだ、ラブホ経営者たるものここでそう易々と平謝りするわけにはいかないのだ。

「だからよー、オメーのその言い方が気に入らねーんだよ、もっと明るく喋れねぇのかよ」
しつこくイチャモンを付けて来る軟弱小僧に、再び低音で謝罪しようと喜八郎が口を開けると、喜八郎の口からはとてつもなく大きくそして長いゲップが「ボォ~~~~~」と飛び出した。

電話を出る直前にコーラでイッキ飲みしていた喜八郎のそのゲップは途方もなく長かった。
しかし喜八郎はこのゲップを途中で止めなかった。いや、止めたくなかったのだ。
このバタピーオナニー後のゲップの快感は、射精しているかのようにとても気持ちいいのである。

「・・・・・・」
電話口でいきなり長いゲップを聞かされた軟弱小僧は、しばらく黙ったままそのゲップ音を聞いていた。
そしてゲップが終了すると、少し間を置いて、「おまえは牛か」と捨て台詞を吐き電話を切ったのであった。

喜八郎は受話器を置くと、すかさず201号室のボタンを押し、そこに設置されている16モニターの全てを201号室に切り替えた。
中央のベッドに若い女が寝転がっているのが見えた。歳は19、20といったところだろうか、まだ若い。
髪はほんのりと茶髪のいわゆるギャル系。お目目パッチリの美形で、ミニスカートから伸びる細い足は、ムチムチと輝いていた。

女が寝転がるベッドに男がドスンと座る。先程の軟弱小僧だ。
喜八郎は部屋に仕掛けられている集音マイクのボリュームをあげた。

「なんだよこのホテル。従業員の電話対応サイテーだよ・・・」
男はベッドにゴロリと横になると、女の細い体に抱きついた。
「なにを言ってたの?・・・・」
ギャルの可愛い声がスピーカーから流れる。
「なんか知んねぇけど、牛みてぇにモォ~~~って唸ってたよ」
「なにそれ?ヤだぁコワ~イ」
ギャルはケラケラと笑いながら携帯をカチカチと弄っていた。

「私は牛ではない喜八郎だ」
喜八郎はモニターに向かってそう一言いうと、さっそくルームサービスの調理に取り掛かったのであった。


               2


男が注文したエビピラフには、これでもかというくらいフケを落としてやった。
喜八郎のフケは一般人のフケよりも遥かに大きく、まるでヒマラヤ岩塩のように結晶となっているため、フケを落としたピラフはもう一度よく掻き混ぜなくてはならなかった。
もうひとつ男が注文したのがミックスピザだ。
ピザをレンジに入れる時、ピザの上に脱ぎたてホヤホヤの靴下を乗せ、一緒にチンさせた。
喜八郎の靴下というのがこれまた究極のシロモノで、ネトネトと糸が引くくらいに汗で蒸れたその靴下は、まるで動物園のペンギンの檻の匂いのようだ。これをレンジで温めるとその匂いは更に強烈になり、逆に食欲を誘う香ばしい香りに変身するから不思議だ。

そんな男用の特別食を準備し終えると、次は例のギャルに食わせる特別食に取り掛からなければならない。
ギャルが注文したのはフランクフルトとハンバーガーだ。
これらルームサービスで注文される商品は全て冷凍物であり、電子レンジでチン!するだけで簡単なのだが、しかし、今回のように特別食となると結構手間が掛かる。

喜八郎は冷凍庫からフランクフルトとハンバーガーを取り出すと、2つ同時にレンジに放り込み、スイッチを入れた。
数分もすれば、ホカホカと湯気が上るハンバーガーの出来上がりだ。

アツアツのフランクフルトとハンバーガーを冷ましている間に、喜八郎はズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
ダラ~ンとした喜八郎のペニスが項垂れている。
喜八郎はチンポをコリコリと弄りながら事務机の引き出しから「ぺぺ」と書かれたローションを取り出した。
ソファーに横になり、ローションをアナルにたっぷりと塗り込むと、チンポがムクムクと目を覚ました。
喜八郎はフランクフルトを手にした。ギャルが尺八の如くかぶりつくだろうと思われるソレを喉の奥まで押し込み頭をガクガクと激しく動かしては、1人イラマチオを楽しむ。
ゲボっ!とソレを喉から抜くとフランクフルトの先に黄色い痰がタラーッと絡まっていた。
続いてそのフランクフルトにペペローションをたっぷりと塗りたくる。
ソファーに四つん這いになり、ローションでテカテカと輝くアナルを押し広げ、その中にフランクフルトをヌプヌプ・・・と挿入させた。
「あぁぁぁ!やめて牛さん!ユキ、とっても感じちゃう!」
喜八郎はそう叫びながらフランクフルトをクチュクチュとピストンさせた。

その頃になると喜八郎のチンコもほどよく勃起して来ている。
喜八郎のチンコは平均サイズではあったが、しかし分厚い皮に包まれた仮性包茎である。
フランクフルトをアナルから抜き取り、人肌に温まったハンバーガーを手にすると、喜八郎はチンコの皮をベロリと捲った。
とたんにプ~ンとタラバガニの汁の匂いが漂って来る。このタラバガニの汁のような匂いの正体は、まるでクリスマスツリーに積もった雪のように白く輝くチンカスである。それはびっくりするような量であり、いつも喜八郎の亀頭は大雪時のクリスマスツリーのようにチンカスに埋め尽くされていた。
毎日毎日洗っているのにどーして1日でこんなにチンカスが溜るのだろうかと、月に一回ラブホコンサルタントの調査に訪れる松岡氏に聞こうと思っているのだが、しかしなかなかそれを言い出せない喜八郎はもしかしたら松岡氏に恋をしているのかも知れない、と、勘違いしている。

さてさて、と、喜八郎はハンバーガーを縦にした。
ハンバーガーを縦から見ると、なんとなくオマンコに見える。
レタスのビラビラがしっとりと湯気で濡れ、ドス黒いハンバーグからはタラリとケチャップが顔を出していた。
「ほうほう・・・ゆきちゃんは今日は生理なのかい・・・・」
喜八郎はそう言いながら縦にしたハンバーガーを上下に舐めた。
そして左右のパンを静かに開くと、中心のハンバーグが崩れないよう慎重にチンコをその中に挿入した。
ケチャプのヌルヌル感とほどよい温もりが喜八郎のチンコを包み込む。
喜八郎はハンバーガーを静かに上下させながら201号室のモニターを見つめる。
部屋を映し出すモニターには下着姿のギャルが立っているのが映っていた。

ピンクのパンティーからはみ出している尻のワレメをアップにする。
ギャルの尻肉はパンパンに肉付きが良く、あの肉にペニスを挟んだらさぞかし気持ちが良いだろう、と喜八郎は思いながら、ハンバーガーをギャルの尻に見立てて再びソレを上下させた。

ベッドに腰を下ろしたギャルを軟弱小僧が後から抱きしめた。
男の手がピタリと閉じたギャルの太ももへと降りて行く。
2人はネプネプという音を立てながら濃厚なデイープキスを始めた。
男の手は、ギャルの両足を大きく開き、股間の中心をグリグリと弄っている。

喜八郎のペニスにシャキシャキレタスが絡み付いた。
レタスは喜八郎の亀頭をカリカリと刺激し、そこに溜っていたチンカスを根こそぎ取り除いてくれた。
「あぅっ!あぁぁぁ!イグぅ!イグぅ!ぅぅぅぅぅぅ」
とたんに喜八郎のペニスの先から大量の精液がドロッ!と飛び出した。精液はハンバーガーの中にグジュグジュと注ぎ込まれ、パンの裏側へと染み込んで行ったのだった。

フーッ・・・・と一息付いた喜八郎は、商品を元通りにパッケージし直すと、ひと仕事終えたカリスマ料理人のような堂々たる態度でのんびりとズボンとパンツを履いた。

商品をお盆の上に乗せ廊下に出る。
廊下では有線から流れるクラッシック音楽が優雅に流れ、それはまるで、部屋の中で繰り広げられている人間のおぞましい姿を洗い流してくれているようだった。

201号室の前に行くと、ドアの横にある小カウンターに商品を置き、そして部屋のチャイムを押す。
部屋から客が出て来る前にその場を立ち去らなければならない。これは、ワケアリな客とは顔を合わせてはいけない、という松岡氏の教えなのである。

ピンポーン・・・というチャイムが鳴ったと同時に、喜八郎はスリッパをスタスタと響かせながら走り去った。

いつも思う事なのだが、これは子供の頃によくやったピンポンダッシュのようになかなかスリリングだ、と、廊下を駆け抜ける喜八郎は、ふと少年時代を懐かしむのであった。


               3


ラブホの部屋の清掃というのは、世間一般人ならば誰でも嫌がる作業だろうが、しかし変態の喜八郎にとっては実に楽しい作業である。
シミを作ったシーツの匂いを嗅いだり、ゴミ箱に捨ててあるコンドームの外面を舐めてみたりと、ラブホの清掃というの変態の喜八郎にはとても楽しいひとときだった。

そんな清掃時には、時々嬉しい忘れ物を発見する事がある。
たとえばSM用のロープだ。オマンコにグイグイと食い込んでは女汁がたっぷりと染み込んだロープは、なかなか味があってオナニーには最適だ。
バイブなんかも嬉しい。女汁がカピカピに乾いてしまっているバイブなんかが枕元に転がっていたりすると、喜八郎は歓喜の声を張り上げてはそのバイブを隅々まで舐め尽くす。
あと、無修正DVDやクスコといった医療器具、珍しいモノになると覚醒剤の注射器なんて忘れ物まであったりした。

それらの忘れ物を取りに戻って来た客は今まで1人もいない。
要するに、彼らはそれらのモノを部屋に捨てていったのである。
だから客がチェックアウトして一度部屋に出た瞬間から、それらの忘れ物は廃棄物となり、つまり喜八郎コレクションのひとつとなるのであった。

そんな忘れ物の中でもダントツに嬉しいのが、そう、パンティーである。
パンティーの忘れ物というのは、結構ありそうでなかなかないものであり、長年ラブホを経営している喜八郎も、お目にかかるのは年に1回あるかないかという確立の低い忘れ物だった。

ある時、そんな希少価値のある使用済みパンティーを喜八郎は手に入れる事ができた。
先日、チェックアウトした後の部屋清掃をしていた喜八郎は、なんと、ベッドの中に丸まったパンティーが転がっているのを発見したのだ。

そんな貴重な忘れ物を発見した喜八郎は、喜びのあまりとりあえずベッドの上を4、5回飛び跳ね、天井にドシン!と頭をぶつけるや否や、急いでフロントへと戻った。
フロントに戻ると、その部屋を録画していたハードディスクを立ち上げ、さっそくそのパンティーの持ち主を拝むのである。

過去1ヶ月分の盗撮映像が録画されているハードディスクの中から、パンティーの忘れ物があった303号室を探し出す。
画面に303号室を使用したカップルが映し出された。
男は40代のサラリーマンで、女は30代半ばの主婦らしき雰囲気だった。

喜八郎は録画された時の時刻を見る。午後3時を少し回った所だ。
女は男の事を「三田村さん」と呼び、男は女の事を「奥さん」と呼んでいた。
2人のこの雰囲気とラブホを使用した時間帯から考えて、これは明らかに不倫だと喜八郎は憶測した。

中年の不倫カップルのセックスは激しい。
彼らは互いにヤル事だけが目的だ。若いカップルのように遊び感覚でラブホに来たのではなく、また、風俗のように片方だけがヤルキ満々というわけでもない。
中年の不倫カップルというのは、ただヤルだけを目的としてラブホに訪れているわけであり、制限時間一杯までたっぷりとその性欲を吐き散らそうとひたすら過激なセックスに一生懸命になる。

喜八郎は、クロッチがジトッと湿っているパンティーを見つめながらも、モニターに映し出された獣のように抱き合う2人を眺めていた。
頭の薄い親父が、ベッドに寝転がる奥さんの服を丁寧に脱がし、そしてそこから顔を出した豊満な胸を貪るように舐めまくっている。

奥さんは肌艶こそ良くないが、しかしそのプロポーションは「さすが不倫妻!」と声援を掛けたい程に見事なエロ体だった。
ブニョッと垂れ気味の巨乳に貪りつく親父は、四つん這いのまま奥さんにペニスを手コキされている。
奥さんは、下手な愛撫はもういいから早く入れてよ!とばかりに、そのペニスを激しく上下にシゴき、そして寝転がったまま口の中へと入れてしまった。
シックスナインの体勢になった2人は、激しくも互いの股間を弄り合っていた。
しかし親父はなかなか奥さんのパンティーを脱がそうはしない。
そう、親父は奥さんを焦らそうという作戦なのだ。
既に奥さんから全裸にさせられている親父は、濃厚なバキュームフェラをされながらも、奥さんのミニスカートの中に顔を埋め、パンティー越しにオマンコをゴシゴシと擦っていた。

喜八郎はパンティーを履いたままの奥さんの股間部分をズームアップしてみる。
それは間違いなく、今、喜八郎の手の中にあるグレーのパンティーと同じモノだった。

親父は執拗に奥さんの股間部分を指で擦っている。
そして股間部分が奥さんのいやらしい汁でじっとりと湿って来ると、親父はニンマリと笑いながら「もうこんなにベタベタじゃないか・・・」と決め台詞を言った。

喜八郎は、この親父がMr.オクレに似ているとふと思った。
そして、そのセリフが言いたいが為に、わざと下着越しに愛撫しては下着を汚すなどという、そのマヌケな演出に、喜八郎は同じ中年男性として「キサマ!恥ずかしくないのか!」という怒りを感じていた。

そのまま映像は、獣のような醜い性交シーンへと突入し、イキそうになった親父が何度も腰を止めては、ベッドの奥さんと画面を見ている喜八郎に「こら!」と同時に怒鳴られる一幕を見せながらも、56分間の性行為を盗撮したVTRは終盤を迎えて行った。

問題のシーンはここからだった。
醜い性行為が終わると、互いにシャワーを浴びた2人は、まるで風俗のように味気なくサッサと服を着始めた。
その時、パンツを履こうとした奥さんが突然叫ぶ。
「もぅ・・・こんなにパンツ汚したら、このパンツ、履いて帰れないじゃない・・・」
奥さんは右の鼻頭をヒクヒクさせながら親父を見た。

「ひひひひひ。汚したのは俺じゃなくて奥さんのほうじゃないのか・・・・」
画面の中の奥さんと画面の外の飯村は、ひひひと笑う親父に向かって同時に「バカ!」と叫んだ。

「・・・どうしよう・・・こんなパンツを主人に見られたら大変だわ・・・」
奥さんは持っていたグレーのパンツをポン!とベッドの上に投げ捨てた。
「ひひひひひ。じゃあノーパンで帰るかね?しかも満員電車で・・・・・」
画面の中の奥さんと画面の外の喜八郎は、ひひひと笑う親父に向かって同時に「ハゲ!」と叫んだ。

結局、駅前のデパートで新しいパンツを買ってくれと奥さんにせがまれ、ハゲ親父の代償は余計高くついたわけだが、しかし、そのおかげといっては何だが、喜八郎はエロ親父のおかげでその愛液で濡れたパンティーを手に入れる事ができたのである。

部屋を後にする映像のラストシーンで、ハゲ親父に「ありがとう!」と手を振った喜八郎は、さっそく映像を巻き戻しして奥さんの絶頂シーンまで遡ると、その映像と共に奥さんのニオイと味を堪能したのであった。


               4


そんな事があってからというもの、喜八郎の頭の中はパンティーの事で一杯になっていた。

もう一度、あの魚の腐ったようなニオイを嗅ぎたい!
もう一度、あの塩分たっぷりのカリカリおりものが舐めたい!

そう思えば思うほど、マイブームとなっていたバタピーオナニーも手が付かないほどに、パンティーが愛おしくて堪らなかったのだった。

そんなある日、喜八郎はある作戦を思い付いた。
それは、先日休憩したカップルの部屋を覗いていた時にふと思い付いた案だった。

そのカップルというのは実に醜いカップルで、男30代ハゲメタボ・女20代デブ出っ歯といった見るに無惨なカップルだったのだが、しかし喜八郎は彼らが画面の中で繰り広げているそのプレイに注目した。

彼らはいわゆるコスプレマニアだった。男は何やら宝塚のような衣装をまとい、女はヘンテコリンなアニメキャラクターのような衣装を身にまとっている。2人はそのチンドン屋のような恰好をしたまま、雑談しカップラーメンを啜り食後のコーヒーなんぞを優雅に飲みながらノートパソコンでネットを眺めていた。
そのうちアダルティーなムードになってきたと思ったら、なんと彼らはその衣装のままセックスを始めたのである。

2人は意味不明なセリフ(アニメ系の)を互いに口走りながら激しく交じり合い、そして何着か着替えをしたりしてはまた新たなキャラクターに変身していた。

喜八郎は、世の中にゃあ変な野郎がいるもんだなぁ・・・と、自分の事を棚に上げてはそう思いながら、そのコスプレセックスを興味津々眺めていたのだが、すると突然喜八郎の頭に何かが閃いた。
そして「これだ!」といきなり立ち上がると、机の上にあった携帯を慌てて手に取り、ラブホコンサルタントの松岡氏に電話を掛けた。

「もしもし」
すぐに松岡氏の権威ある声が受話器から響いて来た。
「どうも飯村です。実はちょっと面白い企画を考えまして・・・」

喜八郎は例のコスプレカップルの話しを松岡にすると、「コスプレ衣装貸し出し」を有料でやってみてはどうか、という案を説明し始めた。
すると松岡は、「ラブホで衣装の貸し出しというのは昔からやってます。ただしそれはおもちゃレベルの衣装ばかりで、飯村さんの企画するような特殊なコスプレではございません。ですから、そのようなアキバ系の特殊コスチュームを貸し出しするというのは企画的にはおもしろいとは思いますが、しかし、それらのコスチュームは非常に高額でございましてかなりコストが掛かって来ると思われますので、それだけの経費を掛けて、果たしてワリが合うかどうかが問題ですね・・・」と、喜八郎の発案にあまり乗り気ではなかった。

それらアキバ系コスチュームの値段を調べもせず、初経費の事など一切考えずに企画を提案してしまった喜八郎は恥ずかしさの余りに顔から火が出そうだった。

しかし喜八郎は「衣装貸し出し」を諦め切れなかった。
なぜかというと、この企画においての喜八郎の狙いというのは、その貸し出す衣装の中にサービスとしてパンティーを忍ばせておき、チェックアウト時に返却されたその使用済みパンティーでオナニーしたいというのが彼の本来の目的だったからである。

そんな野望を抱いた喜八郎は、なんとしてでもこの企画を実行させたいと、「そこをなんとか松岡さんの知恵で・・・」と再度お願いしてみた。

「うぅぅん・・・・アレ系のコスチュームはほとんどがマニアの手作りですからね・・・大量生産してませんからどうしてもコストが掛かってしまうんですよね・・・・」
さすがのラブホコンサルタントも頭を悩ませる。

「多少の費用は覚悟してます。ですからなんとか・・・・」
もうパンティーの事しか頭にない喜八郎は何としてでも衣装貸し出しを実行したいらしい。

「・・・ではどうでしょう。多少の費用が掛かってもいいと言うのであれば、貸し出す衣装のジャンルを変更してみては」

「・・・と、いいますと?」

「はい。まず、アキバ系のアニメキャラの衣装は諦めて下さい。あれは経費が掛かり過ぎますし、それにあまりにもマニアック過ぎますから大勢のお客様のニーズになるとは考えられません。ですから、同じ経費を掛けて衣装貸し出しをするのならば、こんなのはいかがでしょうか・・・」
と、松岡はそう説明した後、「セイガクモノです」と自慢げに呟いたのだった。

松岡の言うセイガクモノとは、いわゆる「学生モノ」という意味であり、セーラー服や学生服、スクール水着やブルマーといった、主に女子中高生系のコスチュームを貸し出ししてはどうかという提案だった。

セーラー服においては、そこらのアダルトショップで売っているような安物パーティーグッズ衣装ではなく、「全国人気制服ランキング」で上位になっている有名女子高の本物制服ばかりを集める事により、女子高生マニアの男は各学校の色々なパターンを楽しむ事ができ、又女性がそれら有名制服を着たがる可能性は非常に高いと考えられる。
又、学生服においては、昔流行った「洋ラン」や「長ラン」といった学ラン系から、「ボンタン」や「ドカン」といったヤンキー系ズボンなど珍しい学生服ばかりを集める。男はみんな一度は「花の応援団」に憧れたものであり、「ビーバップ・ハイスクール」のトオル君とヒロシ君のようになりたいと夢見ていたものであるからして、まさかこんなラブホでそんな貴重な洋ランが着られるとは思いもよらなかったオヤジ達がこれに絶叫し感激する可能性は非常に高く、その需要はかなり見込める。
又、体育着系に関しても「昔懐かしのスクール水着」や、「昭和のブルマー」といったネーミングで売り込めば、マニアはもちろんの事、その時代の熟女からの支持を得られる可能性は高い。
その他、「懐かしのルーズソックス」や「スケ番のロンスカ」、「泥だらけの体操着」や「押忍!空手着」といったネーミングにより、なんでもないグッズを「セイガクモノ」として希少価値あるモノに変えて売り込めば、それなりの需要は見込め、それらのレンタル料の売上げはかなりの額になるものと考えられる。

・・・・と、松岡氏は電話口で一気にそう説明したのだった。

そんな松岡の説明を黙って聞いていた喜八郎は、携帯を強く握りながらも「松岡さん!自分、ビーバップのヒロシの短ランに憧れてました!」と、いきなり涙声で叫ぶ。
すると松岡も「私はトオルの中ラン派でした!」と叫び、2人は電話口で感極まって泣き出した。

喜八郎がおいおい泣きながら「では、その企画、よろしくお願いします・・・」と企画の依頼を頼むと、松岡もグスングスンと泣きながら「わかりました。さっそく商品を入手してまいります・・・」と答える。

その1週間後、大量の段ボールに詰め込まれたセイガクグッズが喜八郎の元に届けられた。
そこには、時代遅れのカビ臭い学生服と、どこかのピンサロで使用されていたような薄汚れたセーラー服などが、まるで被災者に送られて来た衣類かのように乱雑に押し込まれ、そしてその奥には額面200万円の請求書がさりげなく置いてあったのだった。


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とにかく、200万円の経費は別として、一応はパンティーゲットという夢に一歩近付いた喜八郎は、さっそくセイガクグッズのパンフレットを各部屋に設置した。

各ジャンルに分かれたそのセイガクグッズには、そのジャンルに合ったパンティーがサービスキャンペーン中!として無料貸し出しされていた。

レンタルのパンティーをわざわざ履くような客は少ないとは思ったが、しかし、先日のカップルのように「性交中にパンティーを濡らしてしまうと帰りが困る、しかし濡れパンプレイは楽しみたい」、という変態カップルも中にはいると予想した喜八郎は、そんな客が現れるのを今か今かと待ちわびていたのだった。

モニターチェックをしていると、ほとんどの客が「セイガクグッズ貸し出し」のパンフレットに興味を示していた。
そしてそのほとんどが都立女子校の制服に集中しており、学ランをレンタルする男など1人としていなかった。

ある時、珍しくもスクール水着をレンタルした客がいた。
サービスを開始してから半月は経とうとしているのに、まだ1枚もパンティーをゲットしていない喜八郎は、思いもよらなかったスクール水着の注文に「ちっ!」と苦々しく舌打ちしたが、しかし、よくよく考えてみれば水着というのは女性器と密着しているわけであり、これはパンティーとなんら大差ないのである。

そう気付いた喜八郎は興奮を抑えながらも、スクール水着を注文をした205号室のモニターを慌ててチェックした。

男は40代サラリーマン、女は20代のOL風で、そのスレンダーなスタイルと物静かな落ち着いた雰囲気は「綺麗なお姉さん」と呼ぶに相応しく、ネタにするには十分な女だった。

すぐに商品を準備し、「懐かしのスクール水着」を205号室の前のカウンターに置くと、いつものようにピンポンダッシュしてはまたフロントへと駆け戻り、興奮のあまり激しい放屁をやらかした。

鷲掴みにしたバタピーを口の中に放り込み、それをバリボリと齧りながら205号室のモニターを眺めヘッドホンに耳を澄ます。

スクール水着が入っているビニール袋が、バリバリと開けられる音がヘッドホンに響いた。
「あ~ん懐かしい~学校のプール思い出すぅ~」
男から手渡されたスクール水着を広げながら、女は嬉しそうにそう笑った。

「早く着て見せてよ・・・」
男はやたらと肩パットの大きい90年代風のスーツをさりげなく脱ぎ、ソファーで足を組みながらも古臭いトレンディードラマの主人公を気取っている。40代、いわゆるアラフォー世代の男には今だにこんな馬鹿が多数生き残っている。

「アホかこいつ。女にスクール水着を着せようとしながら、なにカッコウつけとんねん変態」
喜八郎はモニターに映る男に向かってそう吐き捨てながらも、ま、ワシのほうが変態やけどな、と自分の言葉にツッコミを入れた。

女は「なんか恥ずかしいぃよぅ~あっち向いててっ」と、深夜のスカパーでよく見るような、やたらと大きな胸をワザとらしく揺らしながら海辺でビーチボールと戯れるグラビアアイドルのように、ニヤニヤと照れ笑いを浮かべるという臭い演技で男を挑発していた。

「それを着ようとした事自体がもう既に恥ずかしい事なのだから、何も今更そんなに恥ずかしがる事はない」
喜八郎は勃起したペニスをズボンから捻り出しながらそう呟く。

女は恥ずかしそうにベッドの隅にコソコソとしゃがみ込むと、「こっち見ちゃダメよ」と笑いながら服を脱ぎ始めた。
「わざわざそんなトコで着替えなくても・・・・」と、喜八郎がその矛盾点にツッコミを入れたその時、彼女の着替えシーンをソファーから眺めていた男が、彼女が向こうを向いている隙に素早く自分の足の裏のニオイを嗅いだ。

「その気持ち・・・わかるよ・・・僕はワキの下のニオイもチェックするから・・・」
そんな男のケナゲナな行動に、喜八郎はそう呟きながら不意に涙が出そうになった。

しばらくすると、スクール水着姿の女が「ジャーン!」と自分で効果音を口ずさみながらベッドに飛び出してきた。
そして、首を45度に傾けながら「どう?」と男に笑いかけた。

「ブラボー!」と叫ぶ喜八郎と、「ふふふ」と微笑むアラフォー男。

「えー・・・似合わない?・・・ダメ?」
男のリアクションがそれほどでもなかった事に自信を無くした彼女は、眉を八の字に下げながら悲しそうに男を見つめる。
そんな彼女に「ふふふ・・・」と微笑みながら立ち上がった男は、「とっても素敵だよ・・・」と演技の掛かった表情でそう呟くと、ゆっくりとベッドの彼女に歩み寄って行ったのだった。

男は、スクール水着を着た女を背後から優しく抱きしめると、「洋子・・・愛してるよ・・・」と擦れた声で呟いた。
後から男に抱きしめられた女は、「うふ・・・」と小さく微笑みながらそのまま後に振り向きキスを求める。
男が事前にセットしておいたのか、部屋のBGMはムーディーなR&Bがスローに流れていた。
ソウルフルな黒人シンガーの歌声の中、2人は激しく唇を求め合っていた。

喜八郎がモニターチェックしているフロントでは、有線から吉幾三の「雪国」が流れていた。
喜八郎は懐メロ演歌が好きなのだ。

男はゆっくりと女をベッドに座らせた。スクール水着から伸びる長い足がゆっくりと折れ、その長い腕が男のワイシャツに絡み付く。もう一度キスをねだる彼女に男が顔を寄せると、女の細い指はゆっくりとワイシャツのボタンを外して行った。

女の手によりひとつひとつボタンを外されて行く男を見つめながら、喜八郎は男のワキのニオイが心配でならなかった。
ワイシャツを脱がされた瞬間、ワキの下からおでんのようなニオイがプ~ンと漂って来たら、せっかくのR&Bも台無しなのだ。

「だからワキの下もチェックしろといったじゃないか!」
そう叫びながら机をドン!と叩いた喜八郎は、「もうどうなったって知らないからな!」と、プイッと顔を背けてしまったのだった。


               6


濃紺のボクサーパンツ(カルバンクライン)を履いた男とスクール水着を着た女がベッドの上で縺れ合っていた。
男はザラザラとするスクール水着に頬を擦り寄せながら、彼女の微かに膨らんだ貧乳を水着越しに愛撫していた。

「たっぷりと濡らせろよ・・・その水着のクロッチに淫臭たっぷりの女汁をたっぷりと染み込ませるんだ・・・」
絡み合う2人を見つめながら、喜八郎はグッショリと股間を濡らしたスクール水着を期待していた。

しばらくすると、男の攻撃から女の攻撃へと変わった。
女は男を仰向けに寝かすと、コリコリっと勃起したペニスが浮かび上がるボクサーパンツに頬擦りしながら「あぁ~ん・・・」という深い溜息を漏らした。

2人はゆっくりとシックスナインの体勢となる。男は顔面に跨がる女の股間に顔を埋め、水着越しに鼻を押し付け始めると、女は「うぅぅん~」という悩ましい声で唸りながら、男のボクサーパンツをゆっくりズラした。

ビン!っとカチコチに固くなった男のペニスがボクサーパンツの中から飛び出して来た。
女はそれをギュッと握りながら、「固ぁい・・・」と呟き、そしてソレを静かに上下させた。

チンコのニオイは大丈夫だろうか・・・・
ふと喜八郎は男のペニスのニオイまで心配になってきたが、しかし女が何事もなく愛おしそうにペニスを手コキしている姿を見て、それほど気にする事ではなさそうだ、とひとまず胸を撫で下ろした。

手コキされながら男が「むぅ・・・」と深い息を吐いた。
それに反応した女が「気持ちいい?・・・」と、そう可愛く聞きながら「うふふふっ」と嬉しそうにペニスをシコシコとする。

その時の女の表情に、モニターを見ていた喜八郎は一瞬背筋をゾクッとさせた。
というのは、シコシコするペニスをジッと見つめる女の目が、まるで鬼のように険しい目をしていたのだ。

「な、なんだ今のあの目付きは!」
喜八郎は事務椅子をガタン!とひっくり返し立ち上がった。

「・・・とっても気持ちイイよ洋子・・・・あぁぁ・・・・」
何も知らない男は女の股間の中で暢気な声でそう呟く。
当然、男からはそんな女の表情は見えてはいない。

「・・・私・・・来月ね・・・恵子と2人でグァムに行こうと思ってるんだ・・・」
女はその鋭い目のままそう呟くと、シコシコするペニスの先にチュッと唇を触れさせた。
「うっ!・・・・け、恵子とグァムへ?・・・・遊びに行くのかい?」
亀頭にキスをされた男は、悶えながらも寝耳に水っといった感じで女に聞き直した。
「うん・・・ダメ?・・・」
女はそう言いながら、ペニスの竿を蛇の舌のようにチロチロと舐めた。
「・・・いや、ダメじゃないよ・・・・全然ダメじゃない・・・」
男は「ダメ?」と聞かれた事が余程嬉しかったのか、妙に弾んだ口調で嬉しそうにそう答えた。
「でもね・・・やっぱりヤメとく・・・」
雪国もやしのような陰毛がチラホラと伸びている金玉を、リロリロと舐めながら女が残念そうにそう呟いた。
「どうして?」
男が心配そうにヒョイっと女の股間から顔を出し、金玉をリロリロしている女を覗いた。
「だって・・・お小遣いないし・・・・」
女は淋しそうにそう呟くと、長い舌をベロッと出してペニスの竿を上下に舐め始めた。

喜八郎は握り拳をブルブルと震わせながらゆっくりと事務椅子に座り直した。
そして「騙されるなよ・・・そんな子供騙しに引っ掛かるんじゃないぞアラフォー男・・・」と呟きながら、モニターに映るその鬼のような目をした女をジッと睨んだ。

女の長い舌は、血管の浮き出る竿をニュルニュルと登り詰め、頂上にある赤紫の亀頭に滑り込んだ。
この女の舌技はかなりのものだと喜八郎は息を飲む。
カリ首の裏に小さな舌を滑り込ませながら、その舌先で尿道を小刻みに刺激している所など、既に素人の枠を超えていると、喜八郎はこの小悪魔的な女のテクニックに驚いていた。

「いくら・・・必要なの?」
さっそく釣られたアラフォー男が女の股間の中で恐る恐るそう聞くと、ペニスを怪しくペロペロと舐める女の目が一瞬キラリと光った。
「・・・20万・・・もあれば行けるんだけど・・・でも、やっぱり諦める・・・」
女はサッパリとそう言うと、長い舌で亀頭を固定したまま、いきなりヌポッとペニスを呑み込んだ。
「うぅぅ!」
不意にペニスを喰わえ込まれた男は、その快感に素早く両足をピーンと伸ばした。
しかし、ジュポッ!ジュポッ!っと口の中で4、5回ピストンさせたと思ったら、なんと女は再び男のペニスをヌポッと解放したのだ。

これは男には堪らない。
焦らされた挙げ句にやっとしゃぶってもらえたと思ったら、たったの4、5回のピストンでストップされてしまう・・・。これは、カラオケで「♪夜のぉ~♪」と気持ちよく歌い出した瞬間に、カウンターの中の酔っぱらったママが間違えてリモコンの停止ボタンを押してしまった時くらい、そのくらい男にとっては残念無念な感情なのである。

「ごめんね、せっかくのデートなのにこんな変な話ししちゃって・・・もう、忘れて・・・」
女はそう呟くと、もう尺八は終わりよベイベー、と、言わんばかりに、ソッとペニスから顔を背けた。

「・・・あのさぁ・・・もし、よかったら、その20万僕が出すよ・・・」
女は無言のまま唇の端をピクッと動かした。
「いや、その20万、僕に出させてくれ」
男がキッパリとそう言い直すと、女の唇は待ってましたと言わんばかりにニヤリと綻んだ。

「でも・・・そんなの悪いわ・・・」
女はニヤリと笑ったままの唇で汐らしくそう答える。
「悪いなんて・・・僕達、もうすぐ夫婦になるんだし・・・水臭いじゃないか・・・」

「キサマは足臭い!」
喜八郎はそう叫んでは立ち上がると、再び事務机を後にひっくり返した。
「ダメだ!罠だ!ウソだ!その女は詐欺師だ!気付けよマイボーイ!」
喜八郎はドン!と机を叩くと、高音でそう叫んだ。

「ホント!嬉しい!ありがとう光彦さん!」
女はそう小さく叫ぶと、再びカポッ!とペニスを喰わえ、「ウング・・・ウング・・・」という変な声を出しながらペニスを根元まで呑み込んでしまったのだった。

そんな女のテクニックに、男は全身で悶えていた。
「・・・洋子・・・好きだよ・・・」と、何度も囁きながら女を仰向けに寝かせ、正常位の体勢になると濃厚なディープキスをしながらスクール水着の股間を弄った。
「あぁん・・・光彦さん、入れてぇ~」
女がそう叫びながら男に抱きつき、男の耳の穴をレロレロと舐め始めた。
男はハァハァと肩で息をしながら、スクール水着の股間をズラした。
そして開かれたスクール水着の奥にあるドロドロに濡れたオマンコに、ギンギンに勃起したペニスをズルッ!と押し込んだのであった。


               7


2人がラブホを出て行くのを監視カメラで確認した喜八郎は、廊下をパタパタと音立てながら急いで205号室に飛び込んだ。

女汁は鮮度が命なのだ。
パリパリに乾いてしまってからでは、せっかくの味も香りも落ちてしまうのだ。

脱衣場に備え付けられてある「レンタル衣装返却カゴ」をそのまま奪い取り、まだほんのりと温もりが残る激しく乱れたままのベッドに腰を下ろした。

耳障りなR&Bを止め、有線のチャンネルを演歌に変更した。
心地良い鳥羽一郎の声がスピーカーから流れ出し、喜八郎の心を落ち着かせてくれた。

返却カゴの中には、丸まったスクール水着が脱ぎ捨てられた状態のまま転がっていた。
それを静かに手に取りゆっくりと顔に押し付けると、まずは水着全体のニオイを嗅いだ。
キツい香水の香りが喜八郎の鼻をくすぐる。
わずかな時間しか着ていなかったソレには、ひたすら女の香水しか匂って来なかった。

喜八郎は鼻孔に女の香水を残したまま、丸まった水着を丁寧に解して行った。
スルスルッと伸びたスクール水着を両手で広げ、それをベッドの上に静かに敷いた。

喜八郎のペニスは、既に女の香水の時点から強烈に勃起していた。
パンツの中では我慢汁が溢れ出し、グンゼのブリーフは透明の汁でネトネトと汚れていた。

それらを素早く脱ぎ捨てると、全裸となった喜八郎はビンビンのペニスをシゴきながら、ベッドに敷かれている使用済みスクール水着の股間部分に静かに腰を下ろした。

濃紺のクロッチを上から触ってみる。
ジットリとした湿りが喜八郎の指腹に伝わり、そこがかなり激しく汚れていると想像を膨らませた。
ハァハァと息を漏らしながら、喜八郎はクロッチの裏側を捲ってみた。
濃紺の生地は、その濡れている部分だけを真っ黒に染めていた。
その真っ黒に湿った部分にはテカテカと透明の汁が輝き、そして所々にネチャっとした白濁のツユが固まっていた。

「性悪女のマンコ汁・・・・」
喜八郎はブンガクテキにそう呟くと、犬のように四つん這いになりながら汚れたクロッチをクンクンと嗅いだ。

イカ臭がツーンと喜八郎の鼻を襲う。
オリモノや発酵した小便の残り汁などまったくなく、ほんの少しだけ着用しただけの水着なのに、しかしかなりキツいニオイがする。

「こいつは相当なヤリマンだな・・・マンコが腐っちゃってるよ・・・・」
クロッチに付着する汁をネバネバと指で弄りながらそう呟くと、中心部でプルルッと固まっている白濁のツユをペロッと舐めた。
「・・・うん・・・コラーゲンがたっぷりだ・・・」
喜八郎はそう頷きながら、その湿ったクロッチを満遍なく舐め回したのであった。

そのグショグショに濡れたクロッチにペニスを包み込み、ザラザラとしたスクール水着の生地を感じながら腰を激しく動かした。
「20万でヤラせてくれるのか・・・・30万だったらアナルもヤらせてくれるのか・・・・」
あの時の女の怪しい目を思い出しながら、そんな女をガンガンと攻めまくる想像をする。

ふと見ると、スクール水着のワキの下部分が汗で微かに湿っていた。ゾクゾクと絶頂に近付いていた喜八郎はガバッ!とソコに顔を押し当て、ワキの下から発せられるキツい香水に包まれたまま、クロッチの中に大量の精液を発射させたのであった。

(つづく)

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