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わけあり6

2013/06/15 Sat 00:01


 旦那の電話番号が表示されたスマホの画面を見せつけ、いつでも発信できるようそこに親指を伸ばしていた。
 革手錠で後ろ手に拘束されていた女は、手も足も出ないアザラシだった。そこから逃げ出すことも、スマホを強行的に奪い取ることもできないまま、いつ旦那に発信されるかという恐怖にひたすら怯えていた。

「さっき、旦那さんは公認してるって言ってたけど……あれって嘘だよね?」

 そう聞きながら、私はベッドの下に置いてある黒いバッグを漁っていた。
 女は黙っていた。黙ったまま、絶望の表情でシーツを見つめ、時折、泣き出しそうな子供のようにヒクッと鼻を鳴らしていた。

「別にどーでもいいことなんだけど、どうしてわざわざあんな嘘ついたの?」

 そう言いながら、プラスチックの白い玉が数珠繋ぎになっている『アナルパール』をバッグの中から取り出した。
 ゆっくりとそれを目にした女は、すぐにそれが何だかわかったのか、突然「嫌です!」と叫びながら起き上がろうとした。
 そんな女の尻を慌てて押え付けた。そして、「大丈夫だから、痛くないから」とその尻肉を強引に開こうとしたが、しかし女は必死に尻を窄め、「嫌です! 絶対に嫌です!」と泣き叫びながらそこを開こうとはしなかった。
 仕方なく私は、更にバッグの中から黒いボンテージテープを取り出した。
 うつ伏せになっている女の背中に馬乗りになると、女の右足の膝を強引に曲げさせた。必死に抵抗しようとする女は、「痛い、痛い」と泣いていたが、それでも強行に、曲げた右足の太ももと脛にボンテージテープをグルグルと巻きつけ、右足が伸ばせないようしっかりと固定した。
 左足も同じように固定すると、ついでに後ろ手に拘束していた革手錠も外し、代わりにボンテージテープで両手首をグルグル巻きにした。
 なぜわざわざ革手錠からボンテージテープに変えたかというと、革手錠の間には十五センチほどのクサリが付いており、その分、手が尻に届くため、アナルパールを肛門に突っ込んだ際、女が自らの手でそれを引き抜く可能性があったからだった。
 そうやってボンテージテープでガシガシと拘束していると、ふと女が、「夫には……電話を掛けないで下さい……」とシーツに顔を押し付けたまま呟いた。

「まぁ、電話するかしないは、あなた次第ですね……」

 そう笑いながら、アナルパールにヌルヌルとローションを塗り始めると、女は、「なんでも言う事を聞きますから、夫に電話するのだけはやめて下さい」と、グスグスと鼻を啜りながら泣き出した。
 そんな女の震える肩を見ながら、私は目を細めて微笑んだ。横に倒れていた女の太ももをスリスリと撫でながら、「それじゃあ取り敢えず、そのまま膝を立てて、尻を突き出してもらいましょうかね……」と言うと、すぐさま女はモゾモゾと両膝を立て、斜めにさせた右肩と首で上半身を支えたのだった。

 背中は弓なりに反り、肉付きの良い尻がプリンっと突き出していた。
 降伏した女というのは潔いものだった。さっきとは打って変わり、女は自らの意思で思い切り尻肉を開いていた。もはやそこに羞恥心はなく、まさに恐怖によって支配された性奴隷のようだった。
 連続でイッたバイブオナニーにより、陰部は白濁の汁でドロドロに汚れていた。パックリと開いたままのそこは、筒状の膣道が奥まで覗くことができ、これが男を狂わせる穴なのか……と、思わず女体の神秘に見入ってしまった。
 そんな卑猥な穴のすぐ真上では、ライトに照らされた肛門がテラテラと輝いていた。三十路の商売女にしては綺麗な肛門をしており、シミやイボやケツ毛といった類は皆無だった。
 しかし、そこにソッと鼻を近づけ、小刻みにスッスッと二、三度匂いを嗅いでみると、やはりパート帰りの女だけあり、微かなウ○コの香りがツーンっと匂った。
 無臭よりも異臭が好きな私は、そんな素人感溢れる肛門に激しい欲情を覚えた。
「ウ○コそのものの匂いがしますね……」
 そう羞恥を与えながら指先で肛門をツンっと突いてやると、まるでそこだけが別の生き物のようにスッと窄んだのだった。

写真23

 窄んだ肛門を舌先でチロチロと舐めた。ウ○コらしき味はしなかったが、しかし、唾液で湿ったそこは更にその香りを強くさせた。
 ローションを塗り込んだ指でそこをヌルヌルしながら、「アナルセックスの経験はありますか?」と聞いた。女はくすぐったいのか、肛門をヒクヒクさせながら、「ありません」ときっぱり答えた。

「お客さんにココを求められた事はないの?」

「……ありません……」

「あっ、そっか、このバイトを始めて間もないのか。確か、まだ四人しか客を取った事ないって言ってたもんね……」

「はい……」

「旦那さんにも求められた事ないの?」

「ありません……」

「へぇ〜……じゃあ、今まであなたのココは、ウ○コしか通ってないんだね……」

 そう呟きながら、窄んだ穴の中に指先を滑り込ませた。そのまま指を尺取虫のように動かしながら奥へと進んで行くと、第二関節にきた辺りで女が「んん……んん……」と悩ましい声で唸り始めた。

「どう? 結構気持ちいいでしょ?」

 そう聞くと、女は震える声で、「わかりません……」と答えた。
 しかし、その声からして、女は明らかに快感を得ていた。
 それもそのはずだった。例のアレは、本来性感帯ではない場所でも性感帯に変えてしまう力を持っているのだ。特に、口内や肛門といった粘膜部分は超敏感となり、ディープキスをされただけでイッてしまう女や、肛門に指を入れられただけで潮を吹く女もいるほどだった。
 だから、例え肛門未経験の素人女であっても、アレを使われてそこを弄られれば、たちまち年季の入った肛門性癖者のように悶え乱れるのであった。

 もはや指は根元まで突き刺さっていた。その指をグニグニと動かし、腸の内部を掻き回していた。それは、そこにウ○コが溜まっていないかを確認するための事前作業だった。
 その溜まり具合によっては浣腸をしなければならなかった。少量ならイチヂク浣腸で充分だが、しかし、あまりにも頑固なモノが大量に詰まっているようなら、巨大浣腸器で食塩水を注入しなければならなかった。
 しかし女のそこには、それらしきモノが見当たらなかった。まるで膣のように穴は貫通していた。
 そんな確認作業をしている間にも、女はハァハァと卑猥な息を吐き始めていた。ついさっき「気持ちいいでしょ」という私の問いに、「わかりません」と白々しく答えておきながらも、女は指がグニグニと動く度に微かな喘ぎ声を漏らしていた。
 そんな女の状態から、今これを挿入してやれば悶え狂うだろうと確信した私は、既にローションが塗りたくられたアナルパールを握り、肛門に差していた指をゆっくりと引いた。
 それがヌポッと抜けると、括約筋が緩んだ肛門は、まるで鯉口のようにぽっかりと開いていた。すぐさまそこにアナルパールの先を突き刺し、その結合部分にローションをタラタラと垂らしながら、ゆっくりゆっくりそれを押し込んで行った。
 そのアナルパールの長さは二十センチほどで、そこに大小のプラスチック玉が交互に連なっていた。
 それが半分まで沈むと、今まで微かな喘ぎ声だったのが、今度ははっきり「あぁぁぁん……」という声になった。
 それを、入れて引いて入れて引いてと何度も繰り返してやると、そのうち女は狂ったように喘ぎ始め、遂に自らの意思で、「お願いします! セックスして下さい!」と叫び出したのだった。

写真24

 その言葉を待っていた。
 アナルパールをピストンしていた私は、もう片方の手でスマホを持ちながら、その言葉が女の口から出るのを待っていたのだ。
 四つん這いで喘いでいた女は、その背後で私がスマホを握っている事を知らなかった。狂ったように喘いでいたため、録画スイッチを押した際に鳴る開始音にも気づかなかった。
 
「早く……早く入れて下さい……」

 女は腰をクネクネさせながら声を震わせた。

「何を入れて欲しいの?」

 私は意地悪くそう聞いてやった。

「ハァハァ……おちんちんを……」

「どこに?」

「ハァハァ……アソコに……」

「アソコとはオマンコの事ですか?」

「ハァハァ……そう……です……」

「そうなら、そうとはっきり言いなさい。どこに何を入れて欲しいんですか?」

「ハァハァ……おちんちんを……私のオマンコに……入れてください……」

 それはまるで昭和のエロ劇画のようなダサいやりとりだった。しかし、彼女の意思を録画しようと思うと、どうしてもこんな風にダサくなってしまうのだった。
 それでも私の意図とするシーンは完璧に録画できた。この動画さえあれば、今後この女を煮るなり焼くなり好きにできるのだ。
 私はそのスマホをソッと背後に置いた。そして、女の体に巻きついているボンテージテープをビシビシと捲り始め、拘束していた女の体を解放した。
 これで女は抵抗することができた。本気で逃げ出そうと思えば、そのまま廊下に強行突破する事も不可能ではなかった。
 しかし女は、そうする気は全くなさそうだった。まるでペニスを待ちわびているかのように、女は四つん這いのまま私に尻を突き出していたのだった。

 そんな女の尻肉を両手で開き、陰部を剥き出してやった。
 クパッと開いた割れ目には、肛門から溢れたローションと、ピストン式バイブで掻き出された白濁の汁、そして新たに湧き出てきた透明の膣分泌液がギトギトと輝いていた。真ん中でポツンと開いていた膣口は、餌を欲しがる鯉口のようにヒクヒクと動き、その奥ではピンク色した粘膜がヌルヌルと蠢いていた。
 右手で尻肉を開き、左手の中指で陰部を撫でた。指腹がヌルっと滑ると同時に女の尻がヒクッと跳ね上がり、その指がクリトリスまで滑っていくと、女は「はぁぁぁぁぁ」と空気が抜けたような声を出した。

写真25

 ドロドロに濡れた穴の中に中指をヌルヌルと泳がせた。アレが効いているせいか、それは余程に気持ちいいらしく、女は「ああああ……」と目を細めながら、「早く入れてください……」と声を震わせていた。

 私は再びスマホを手にした。ただし今度のそれは私の物ではなく、女のスマホだった。
 悶える女の背中を見下ろしながら旦那の電話番号を開いた。背中から女の顔にそっと手を伸ばし、『パパ』と表示されている画面を女に見せた。

「旦那に電話しろ」

 そう言うなり、女は「無理です!」と叫びながら、必死にそのスマホを奪い取ろうとした。
 そんな女の手を素早く避けながら、私は女の枕元に自分のスマホを投げ捨てた。そして、さっき録画した女の卑猥な動画を素早く再生してやると、いきなり「セックスして下さい!」と叫ぶ女の声が部屋に響き渡った。
 女は四つん這いのまま凍りつき、愕然としながらそれを見つめていた。
 そんな女の耳元に、「この動画、ネットに晒してやろうか」と囁くと、凍りついていた女の肩がガクガクと震え始めた。

「ネットよりも、どんぐり保育園とか旦那の会社のサイトに送りつけてやったほうが面白いかも知れねぇな」

 そうニヤニヤ笑いながら素早く自分のスマホを取り戻し、代わりに、『パパ』と表示されている女のスマホをそこに投げ捨てた。

「そうされたくなかったら旦那に電話しろ」

 動画を見せられ観念したのか、女は声を震わせながら、「……電話して……何を話せばいいんですか……」と言った。

「何でもいい。俺がイクまで旦那と話し続けろ」

 そう言いながら尻肉を開くと、テラテラと輝く割れ目の表面に、怒張した亀頭をヌルヌルと滑らせた。

写真26

 女は背骨を仰け反らせながら、「ハァン」と声を漏らした。
 さすがアレが効いているだけあり、こんな状況でも女は感じていた。

「旦那は、お前がこんなバイトをしてる事、知らないんだろ?」

 女はコクンっと頷いた。

「バレたら困るだろ?」

 もう一度、女はコクンと頷いた。

「だったらそんな声を出すなよ。すぐにオマンコしてるのがバレちまうぜ」

 そう笑っていると、女は亀頭の感触に刺激されたのか、頬をポッと火照らせながら、その視線をゆっくりと落とした。そして『パパ』と表示されている画面を潤んだ目で見つめながら、「電話をすれば……さっきの動画は削除してくれますか」と呟いた。

「いいだろう。これが終わったらお前の目の前で消してやるよ」

 ワレメに亀頭を滑らせながらそう言うと、女は恐る恐る私の顔を見上げながら、「ゴムは……」と聞いた。

「心配すんな。中で出さねぇよ……だから早く電話しろ」

 女は、噛み締めた下唇をブルブルと震わせながら、『パパ』と表示されたスマホを手にした。
 それと同時に、私は親指でワレメをベロリと捲りあげた。そして剥き出されたピンクの粘膜に亀頭だけをヌルヌルと擦り付けながら、「バレないように気をつけろよ」と忠告してやった。
 しかし女は、もはやヌルヌルと滑る亀頭の感触に自分を見失っていた。発信ボタンを押し、スマホを耳に当てるなり、早くも、「あああ……」と卑猥な声を漏らしてしまっていたのだった。

写真27

(つづく)

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