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わけあり4

2013/06/15 Sat 00:01


「いつもこうして、旦那さんのをしゃぶってるんですか?」

 そう囁きながら女の長い髪を優しく撫でた。
 しかし女はその問いには何も答えず、黙々とペニスをしゃぶり続けていた。

 そんな女の動きは、まるで大きな工場で流れ作業をしているようだった。その汚れた肉棒を他人の性器だと思わないようにしながら、必死に感情を押し殺してしゃぶっているようだった。
 それが面白くなかった。このままさっさと終わらされてしまうのだけは阻止しなければならなかった。
 私は、「違うでしょ?」と言いながら、髪を撫でる手をソッと止めた。

「旦那さんにはそんないい加減な舐め方はしないでしょ。もっと愛情込めて舐めてるでしょ」

 そんな棘のある言葉に、女は一瞬頭部の動きを止めたが、しかし、すぐにまたその機械的な動きは再開され、何も変わらないまま、ただただヌポヌポという音だけをそこに鳴らした。
 無視を決め込む女にカチンときた私は、それならそれで目にものを見せてやると思いながら、いきなり上半身をムクリと起き上がらせた。
 そして羽織っていたバスローブを素早く脱ぎながら、「あんたも全裸になりなさい」と女の尻を叩いてやった。
 女は、一刻も早く私をイかせたいのか、その動きを続けたまま服を脱ぎ始めた。確かに、ペニスを咥えたまま服を脱ぐ女の姿というのは実に卑猥であり、それを見ながらしゃぶられていた私は思わずイキそうになってしまった。
 が、しかし、ここでイクわけにはいかなかった。この風俗業界を舐めきっているド素人の奥さんに、ワケあり風俗嬢としての本当の苦しみと快楽を教えてやらなければ気が済まないと思った私は、グッと奥歯を噛み締めながら、湧き上がる射精の欲望を必死に堪えた。
 全裸となった女の尻を叩き、「そのまま私の顔を跨いでください」とシックスナインを要求した。
 女はゆっくりとペニスを唇から抜いた。そして四つん這いのまま膝立ちで移動し、素早く私の顔を跨いだ。
 跨ぐなり、女は物凄い勢いでペニスにしゃぶりついてきた。恐らく、私にそれなりの刺激を与えてやればそれだけ仕事が早く終わるとでも思ったのだろう、女は今までのヌポヌポとした気怠い動きを変え、ジュポジュポと激しい音を立てながらそれをしゃぶりまくってきた。

写真11

(浅はかな女め……今に見てろよ……)

 そう鼻で笑いながら、私は女に気づかれないよう静かにベッド下に手を伸ばした。
 ベッドの下の床の上には、私の秘密道具が入っている黒いバッグが置いてあった。
 それは、出張の際には必ず持参するバッグだった。そのバッグの中には、バイブやローターといったアダルトグッズから、盗撮用のハンディカメラなどが詰まっていた。又、拘束具やスタンガンといった、職務質問されれば逮捕の危険もある『危ない物』まで入っており、主にそれは、出会い系で知り合った女やデリヘル嬢といった、『殺してしまってもいい女』と会う時に使用されていた。
 その中で最も『危ない物』だったのが、清原やノリピーといった数々の芸能人達を淫欲の世界にのめり込ませてしまった、例のアレだった。
 それは、あまりにも危険で、あまりにも高価だったため、特定した女にしか使わなかった。
 風俗業にどっぷりと浸かっているような女や、出会い系を渡り歩いているようなスレた女には使わなかった。そんな女は、既にそれを使用している可能性があり、そんな女にそれを使用しても焼け石に水だからだ。
 だから私は、そんな荒んだ女にはそれを使用しなかった。私がそれを使用するのは、まだその快楽を知らない未開発な女ばかりだった。
 これは、極度な恥ずかしがり屋な女でも、一瞬にして大胆な淫乱女に変えてしまう力を持っていた。どれだけお高くとまっている女でも、どれだけ清純を気取った女でも、それを使えばたちまち肉棒の虜となり、誰にでも股を開く変態雌豚女へと変貌させてくれるのであった。

 そんな『危ない物』を、今私は、この幸の薄い女に使おうと企んでいた。
 この女は、夫と子供がありながらも、多額の借金によって薄汚い淫欲地獄に突き落とされた可哀想な身の上だった。借金のため、見ず知らずの男の恥垢だらけの肉棒をしゃぶらされ、しかもその肉棒を、子供達が生まれてきた清浄な穴の中に入れられ不浄な精液で穢されているのだ。
 そんな女がセックスに悶え狂う姿を見てみたかった。淫欲に溺れ、ヨダレと小便を垂れ流し、白目をむきながらその終わることのない快楽に失神する姿を見てみたかった。
 しかもそのセックスの相手は旦那ではなく、見ず知らずの変態男。つまり私だ。

 私は、左手で女の尻を撫でながら、右手で黒いバッグのファスナーを静かに開けた。
 その『危ない物』は、別のポーチの中に隠されていた。そのポーチの中には、急な職質に備え、醤油、塩、胡椒、七味、といった調味料がカモフラージュで詰め込まれており、その『危ない物』は『味の素』の容器の中に入れられていた。
 素早くポーチのファスナーを開け、そこからパンダ模様の『味の素』の容器を取り出した。
 本来なら注射器によってそれを女の体内に注入するのだが、しかしこの場合、注射器など使えるわけがなかった。
 だから私は、いつもこれを自分の口内で溶かし、舌によって女の陰部に塗り込んでやるという手法を取っていた。
 実際、最初の頃は、そんな面倒臭いことをせず、それを直接女の陰部に擦り込んだりしていたものだが、しかしある時、それを八王子のデリヘル嬢に試してみた所、セックスの最中に突然女が「ザラザラして痛いと騒ぎ出し、せっかく擦り込んだ高価なそれをシャワーで洗い流されてしまった事があった。
 だから私は、それからというもの、いくら面倒臭くともそれを口内でじっくりと溶かし、クンニによって女の体内に浸透させるという手法を取っていたのだった

 上下している女の頭部を尻越しに見つめながら、ソッと私は大きく口を開いた。その口の中に『味の素』の容器を三回振り、パラパラと落ちる白い粉を舌で受け止めた。
 たちまち舌がギュワワワワワと痺れた。息をすると強烈な苦味に襲われるため、息を止めたまま舌を硬口蓋にザラザラと擦り付け、微妙に唾液を混ぜ合わせながらそれを液状化した。
 それを飲まないよう気をつけながら、素早く女の尻肉に両手を這わせ、一気に陰部をクパッと開いた。
 陰部が剥き出されると同時に、そこにブチュッと唇を押し付けた。それが垂れないよう唇の端に力を入れながら、ゆっくりゆっくり穴の中に液体を注入した。
 すぐに唇を離すと、せっかくのそれがダラっと溢れる危険があった。そのため、そのまま舌を滑り込ませ、穴の中で舌をヌルヌルと泳がせながら、その液体を粘膜に塗り込んだ。
 そんなものが、まさか自分の性器の粘膜に塗りこまれていようとは、夢にも思っていない女は、早く私をイカせようと必死にペニスをしゃぶっていた。
 そんな女の猛攻撃に、私は何度もイキそうになっていた。それが効いてくるまでもう少し我慢しなければならず、私は去年死んだ親父の顔を思い出しては、必死にそれを耐えていたのだった。

 頭の中で、(71、72、73、74……)と数えていた。今までの経験上、二、三分でそれは効いてくるはずであり、もう少しの辛抱だった。
 それが効いてきたかどうかを確かめるのはクリトリスしかなかった。
 女の体の中で、最も敏感な性感帯であるクリトリスを舐めてみれば、それが効いているかどうかを確認することができた。
 もし効いているなら、それを舐められた瞬間、女は狂ったように悶えるはずだった。
 
 必死に射精を堪える私の頭の中で、その数が170に達した。
 そろそろいいだろうと、穴の中からヌルリと舌を抜き、とりあえずその表面にヌラヌラと舌を滑らせた。
 そうしながらも、徐々にクリトリスへと舌を移動させた。
 そんなクリトリスは既に勃起していた。皮からピンッと飛び出し、痛々しいまでに腫れ上がっていた。
 見るからにそれは、あれが効いていた。恐らくそこは、カサブタを毟り取った擦り傷のように敏感になっており、ほんの少し触れただけで飛び上がるはずだった。
 そんなクリトリスを目の前で剥き出し、そこに恐る恐る舌先を伸ばした。そして女の尻が飛び上がらないよう、両手でしっかりと尻肉を鷲掴みにしながら、そのコリコリと突起しているクリトリスを舌先でコロンっと転がしてみた。

写真12

 女はペニスを咥えたまま「んっ!」と唸ると、まるで電流が流されたかのように腰をヒクン!と跳ね上げた。

(効いてるな)

 そう細く微笑みながら更にクリトリスを剥き出し、その異常な程に敏感になっている木の芽を舌先でチロチロと転がしてやった。
 女は私の太ももにがっしりとしがみつきながら、「んんんんんんん」と唸っていたが、しかし私の舌の動きが更に激しくなると、慌ててペニスを口から吐き出し、まるで狼の遠吠えのように天井を見上げては、「ああああああああああ」と叫び始めた。

 こうなればこっちのものだった。あとは、乳首を摘んでも、肛門に指を入れても、いや、首筋を舐めただけでも狂ったように喘ぎまくるはずだ。
 そう確信した私は、素早く女の体の下からすり抜けた。そしてベッドの下の黒カバンをガサゴソと漁りながら、うつ伏せになったままハァハァと肩を揺らす女の顔をソッと覗き込んだ。
 女はシーツに横顔を押し付けながら驚愕していた。今のこの強烈な快感はなんだったの、と言わんばかりの表情を浮かべながら、ハァハァと荒い息を吐いていた。そんな女の丸い尻肉に、人差し指の爪先をスッと走らせてみると、再び女は「はぁん!」と腰を跳ね上げた。

 黒いバッグの中からレザーのアイマスクを取り出した。それをベッドの上に放ると、更にバッグの中から黒い革手錠を引きずり出し、それを女に向けてヒラヒラと振ってやった。
 それを目にした女の顔から、一瞬にして血の気が引いた。女はシーツに顔をつけたまま首を左右に振り、声を震わせながら「無理です」と小さく言った。

「無理? 無理か無理じゃないかは私が決めることですよ。私はあなたを金で買ってるんですからね」

 そう笑いながらベッドに腰を下ろし、女の手首を掴んだ。
 その手を必死に振り払おうとしながら、女は「でも、そういうプレイはお店で禁止されてるんです」と言った。

「そんな話は聞いてませんね……さっきお店の人は、殺す以外だったら何をしても大丈夫です、って言ってましたけどね……」

「とにかくお店に電話させて下さい」

 そう言いながら女は起き上がろうとした。
 そんな女の四つん這いになった尻を慌てて捕まえた。
 いきなり女の尻の谷間に顔を押し付け、ワレメ、肛門、クリトリスと、そこらじゅうを滅茶苦茶に舐めまわしてやると、女は「ひゃん!」と悲鳴をあげながら再びシーツに顔を埋めた。
 素早く私は、棒のように固めた舌を穴の中に挿入した。そして股の間から乳房に手を伸ばし、ピンピンに硬くなっている乳首を指で転がした。
 そうしながら、固めた舌を穴の中にヌポヌポとピストンしてやると、女は「ヒィーヒィー」と狂ったように喘ぎ始め、生温かい尿をジワッと漏らした。

写真13

 肛門をベロベロと舐めながら穴の中に指を入れた。二本、三本、四本、と入れてやると、女は激しく喘ぎながらも自らの意思で腰をカクカクと振ってきた。
 指マンをしたまま女の目の前へと移動した。熱り勃った肉棒を突き出してやると、女はハァハァと荒い息を吐きながらそれにむしゃぶりついてきた。
 女がそれを無我夢中でしゃぶっている間に、素早く女の両手を背中に回し、その両手首に革手錠をはめ、女を後ろ手に拘束した。
 それでも女は肉棒をしゃぶっていた。もはや女に抵抗する意思はなく、両手を拘束されながら、首だけヒコヒコと動かしては肉棒を上下させていた。
 私は、そんな女の長い髪を撫でながら、「旦那さんのペニスとどっちが大きい?」と聞いた。
 しかし女はそれに答えないまましゃぶり続けていた。
 私はどうしてもそれを答えさせたいと思い、素早く女の口からペニスを抜いた。

「ちゃんと答えなさい。私のペニスと旦那のペニス、どっちが大きいの?」

 すると女は、唾液で濡れた唇を静かに舐めながら、「お客さんです……」と小さく答えた。

「ところで……旦那さんは、あなたがこんなバイトをしてる事は知らないよね?」

 そう女の顔を覗き込むと、女は私からサッと目を逸らした。

「あなたがこうやって他人のペニスをしゃぶってる事を、旦那さんは知らないんでしょ?」

 更にそう念を押してやると、女は小さく首を左右に振りながら、「いえ……知ってます……」と答えた。

 その答えに、思わず私は「チッ」と舌打ちをしてしまった。いくら本物のワケあり主婦だとしても、これが旦那公認となると一気に背徳感が薄れてしまうのだ。
 やはり、ワケあり主婦を陵辱するには、それなりの『後ろめたさ』が必要だった。それは旦那に対する背徳感であったり、子供に対する罪悪感であり、そんな倫理道徳に反する感情を抱きながら行うというのが、ワケあり主婦を陵辱する醍醐味なのである。

 旦那公認だということを知り、一気に興醒めてしまった私だったが、しかし、だからと言ってここでこれを中止するわけにはいかなかった。
 私は、そんな女の頭部にレザーのアイマスクを被せた。女は一瞬のうちに光を奪われたが、しかし抵抗はしてこなかった。
 それどころか、手探りしながら私のペニスを探し出し、自らの意思でペニスにしゃぶりついてきた。
 例のアレがキンキンに効いているこの女は、もはや旦那も子供も関係ない、ただの動物なのだ。

 私はペニスをしゃぶられながら、再び黒いバッグに手を伸ばした。
 大量のアダルトグッズを掻き分け、その中から緑色のバイブを取り出した。
 それは、『マッハゼロワン』というピストン式バイブだった。
 ピストンするのはわずか五センチほどの亀頭部分だけだったが、しかしそのスピードはかなりの高速であり、腟内深部にあるポルチオをガンガンと刺激した。しかも竿部分には無数のプラスチック玉が埋め込まれており、それがピストンと連動してドリルのように回転する仕組みになっていた。
 高速ピストンと高速グリグリ玉により、腟内部を滅茶苦茶に掻き回してしまう恐ろしいバイブだった。
 正常な女にこの『マッハゼロワン』を使用すると、たちまち「痛い、痛い」と絶叫しながらベッドの上をのたうち回るが、しかし、あれが効いている女にこれを使用すると、違う意味で絶叫しながらベッドの上をのたうち回った。

 そんなバイブを右手に掴み、それを尻からワレメにヌルヌルと挿入してやった。
 スイッチはまだ入れてはいなかったが、しかし、そのバイブ本体が結構な極太サイズであり、ましてや女はアレが効いていたため、それを挿入されるなり釣り上げられたマグロのように激しく飛び跳ねた。
 叫ぶ女の口内から、唾液と一緒にペニスが飛び出した。そのタイミングでベッドを降りた私は、四つん這いになった女の尻へと移動した。
 バイブが突き刺さったままの尻を見下ろした。そのバイブの根元からは、ローターが仕込まれた棒が枝分かれしていたため、その先端がクリトリスに当たるよう微調整した。
 そうしながら「バイブを動かして欲しいですか?」と女に聞いた。女は言葉では答えず、無言で腰をカクカクと動かしながら、「早く動かして下さい」とばかりに体で答えた。

 コントローラを左手に持ちながら、バイブが突き刺さっている結合部分を覗き込んだ。今までに、スイッチを入れた瞬間、バイブがヌポッと抜けて白けてしまった事が何度かあったため、もう一度そこを確認した。
 しかし、極太バイブは穴の奥までぎっしりと嵌っていた。締まりが良いのか、それとも穴が小さいのか、それは鉄骨にはめ込まれたボルトのように、しっかりと固定されていた。
 これなら大丈夫だろうと、まずはグリグリ玉を回転させてみた。
 穴の中で、「ガー……」と玉が回転する音が鳴り出すと、それに合わせて女が「あぁぁぁ……」と低く唸りだした。
 その低速で回転するグリグリ玉は、直接的に快感を与えるものではなかった。じわりじわりと快感を昂めてくれるものであり、いわば前戯のようなものだった。

 そんな前戯をしばらく続けていると、突然穴の奥からバイブがヌーッと伸びてきた。
 見ると、バイブが突き刺さった穴の隙間から透明の汁がタラタラと漏れていた。その汁によって滑りが良くなり、バイブが外に押し出されてきたのだ。
 慌ててバイブの底を人差し指で押さえた。そして再び穴の中にそれをヌルッと押し戻し、そこを指で押えたままピストンのスイッチを入れてやった。
 たちまちバイブは、ウィンウィンウィンウィン、と小刻みなモーター音を鳴らしながら上下に動き出した。
 高速ピストンするバイブに腟内深部をガンガンと突かれた女は、言葉にならない言葉を叫びながら首を左右に振り、その長い髪を振り乱し始めた。
 そんな女を見下ろしながら、「まだまだこれからですよ」と気色悪い笑顔を浮かべた私は、再びコントローラーを握った。
(これでこの女は一巻の終わりだ……)と、目玉をギラギラさせながらローターのスイッチをONにすると、クリトリスに押し付けられていた短い突起物がヴィィィィィィィと震え始め、同時に女が絶叫した。
 そして、そのスイッチを入れてものの一分も経たないうちに、女は「イク! イク!」と泣き出し、突き出した尻をヒクヒクと痙攣させながら果てたのだった。
 
写真14

(つづく)

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変態

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