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わけあり3

2013/06/15 Sat 00:01


「お金は支払いましたが、しかしまだあなたが性病でないとは判明していません」

「…………」

「あのクロッチの汚れは尋常ではありませんから、もう少し検査する必要がありますね」

「でも……」と、何か言おうとした女の言葉を遮り、「もし性病だったら金は返してもらいますからね!」と金切り声で叫んだ。そして女をギッと睨み、まるでミザリーがヒステリーを起こした時のような奇声をあげながら、「そこで四つん這いになって尻を出しなさい!」と命令してやった。

 そう狂ったふりすをる私に、もはや女は完全に脅えていた。
 以前、五反田のデリヘル嬢からこんな話を聞いたことがある。
 当たった客が異常者だった時のデリヘル嬢の恐怖というのは半端ではない、と。
 それが箱ヘルの場合なら、部屋を飛び出してスタッフに助けを求めることもできるが、しかしデリヘルの場合は、場所がホテルのため逃げる場所はなく、例え部屋から逃げ出せたとしても助けてくれる者はいないからだった。
 だからデリヘル嬢は、一度ホテルの部屋に入ってしまったら最後、途中で客が異常者だとわかっても、あとはひたすら耐えるしかなかった。制限時間内はどんな異常行為も無視し、どんな変態行為も拒否せず、ただただ人形のように黙っているしかないらしい。
 そこでジタバタしてその異常者を刺激すれば、殺される可能性もあるからだ。

 そんな五反田のデリヘル嬢の言葉を思い出しながら、私は異常者を演じていた。
 いや、実際に私は異常者なのだが、しかし、人を殺すまでの異常性はなく、せいぜいが嫌がる女の肛門を舐めまくったり、強引に小便をさせてはそれを飲む程度の変態性異常者だ。
 しかしこの時の私は、場合によっては人をも平気で殺めかねない異常者を演じていた。
 そうすれば、女を好き放題にできると、五反田のデリヘル嬢がヒントを教えてくれたからだ。

 脅える女は、躊躇いながらも静かに私に背中を向けた。そしてそのまま両手を前つき、犬のように四つん這いになると、「これでいいですか……」と、蚊の鳴くような声で言った。

「それではダメです。ちゃんと尻を突き出して、尻の谷間をおもいきり開いて下さい。肛門もマンコも剥き出してくれないと検査できませんからね」

 そう言うと、女は四つん這いのままぐったりと首を項垂れた。そして、だらりと垂れる長い髪の中から恐る恐る私を見つめ、「シャワーを浴びてからではダメですか」と声を震わせた。

「洗ってからでは検査の意味がないでしょうが! その汗と小便と恥垢で汚れた状態でなければ検査にならないでしょうが!」

 そう黒岩五郎の口真似をしながら叫ぶと、私は意味もなく、その場にぴょんぴょんと跳び跳ねた。その借金に追われたワケあり主婦の尻が開くのを、今か今かと待ちわびながらぴょんぴょんと跳び跳ねまくった。
 そんな私に狂気を感じたのか、女は慌てて腰を反らした。
 背骨が弓なりになり、尻の谷間がパカッと開いた。
 それと同時に、黒ずんだ肛門が剥き出され、半生カルビのようなビラビラがネチャッと口を開いたのだった。

写真7

 半開きになった割れ目の奥では、赤い粘膜がヌラヌラと輝いていた。
 それをぴょんぴょんと跳び跳ねながら眺めていた。ぴょんぴょんしながらトランクスを下ろし、ビンッと勃起したペニスをギュッと握りしめると、「自分の指で開いて奥まで見せなさい!」と叫んでは、それをシコシコとシゴき始めた。
 女は素直にそこに指を這わせた。しかし、指先でほんの少しワレメを歪めただけで、そこをクパッと開くまではしなかった。
 突然私は、「それじゃあアカン!」と叫びながら、ぴょんぴょんしているのをピタリと止めた。
 素早く女の尻の前へと行き、「指で開くというのはこうするんです」と女の尻に両手を這わせた。そしてその両サイドの黒いビラビラを両手の指で押さえつけると、それを乱暴にクパッと開いた。
 
写真8

 羞恥に駆られた女の尻が小刻みに震えていた。
 こんな不純なワケあり主婦など、もっともっと辱めてやるべきだと思いながら、「白いカスがいっぱい付いてますよ」と言ってやった。
 だらりと垂れた長い髪の中で、女は下唇を噛んでいた。
 震える声で「もういいですか」と言いながら私の指から逃れようと尻をくねらせたため、慌てて私はそこに鼻を近づけ、わざとスッスッと音を立てて嗅ぎまくってやった。
 女は「やめてください!」と声を張り上げながら、本気で尻を振り始めた。そんな暴れる尻を両腕に抱え込み、「大人しくしなさい!」と叫びながら、私はしつこくそこをクンクンと嗅ぎまくった。
 酷い匂いだった。さすがサービスデーで忙しかっただけあり、蒸れたそこにはパルメザンチーズのような匂いがムンムンと漂っていた。
 そんな強烈な匂いに脳を刺激されながらも、不意に、この女にも家族がいると思った。こんな女にも、旦那がいて子供がいて家庭があるのだと思った。
 そう思いながらパルメザンチーズの匂いを嗅いでいると、激しい興奮が胸に湧き上がってきた。今、この女の旦那や子供は、まさかお母さんが見知らぬ男に汚れた性器の匂いを嗅がれているなど、夢にも思っていないだろうと思うと、今までに感じた事のない残酷なエロスが亀頭をジュクジュクと疼かせた。
 気がつくと私は、四つん這いになる女の股の中に、仰向けになって潜り込んでいた。
 そして必死に逃れようとする女の腰を両手で固定し、「逃げたらあかん!」と、なぜか関西弁で叫びながら、ウヨウヨとした陰毛の中に舌を伸ばした。
 割れ目に沿ってペロッと舌を跳ね上げると、それまでそこに溜まっていた不潔な汁が舌に広がった。
 人妻の、汗、小便の残り汁、恥垢、オリモノ。それらが混ざった汁。
 不潔だった。汚かった。そして臭かった。
 しかし私はそれを求めていた。この汁は、人妻の性器で密かに蓄積されていた、とても貴重な生汁なのだ。
 そう思いながらそれを味わっていると、脳がクラクラするほどの興奮が襲いかかってきた。
 女は、そのひと舐めで諦めたのかそれ以上抵抗しなくなった。
 それに乗じた私は、女の腰に回していた腕を解き、その両手を女の股間に潜らせた。そして、だらだらに緩んだ女の性器に両親指を押し付けると、そのままそれをベロリと開いた。
 今まで密封されていたパルメザンチーズの香りが溢れた。その匂いに刺激されながらそこに舌を伸ばした私は、まるで犬のように下品な音を立ててはそこをベロベロと舐めまくった。
 その生温かい内部は酸味が強く、まるで海水のように塩っぱかった。それを舐め続けていると、次第に舌がピリピリし始めてきたが、しかし舐めているうちに奥からヌルヌルとした汁が滲み出し、それが舌を優しくコーテイングしては痺れを和らげてくれた。
 舌をチロチロと動かしながら、割れ目に沿って移動させた。その先端でプクッと膨らんでいるクリトリスを捕らえ、舌先で器用に皮を剥いた。
 木の芽のようなクリトリスがヌッと顔を出した。真ピンクのそこには恥垢が溜まっており、少年の包茎ペニスの皮を剥いた時のような強烈なイカ臭がプンッと漂ってきた。
 それでもそれをペロペロしてやると、女は、そこで初めて「んんん……」と切ない声を漏らした。
 そんな女の割れ目は、いつしかローションを垂らしたかのようにヌルヌルになっていたのだった。

写真9

 じゅるるるるるっ、と大袈裟な音を立ててヌルヌル汁を啜ってやった。
 それをゴクリと飲み込みながら女の股から顔を抜くと、バスローブの袖で口の周りを拭きながらベッドに寝転がり、横で四つん這いになったままの女の顔をソッと覗き込んだ。

「相当汚れてましたが性病ではありません。ただの不潔です」

 そう笑ってやると、女は恥ずかしそうにサッと目を逸らしながら、「もうシャワーを浴びてきてもいいですか」と呟いた。

「ダメですよ。せっかくアソコがヌルヌルに濡れてるのに、それを洗い流すのは勿体ないですよ」

 そう言いながら、未だ四つん這いになっている女の細い腕を掴み、同時にもう片方の手でトランクスをズラした。
 強烈に勃起した肉棒がビンッと跳ね上がった。
 私は女の腕を引きながら、「しゃぶってください……」と囁いた。
 それを目にした女は戸惑っていた。なぜなら私は仮性包茎であり、そのベロっと皮が捲れたそこには、カピカピに乾いた恥垢がこびりついていたからだ。
 私は、そんな汚れたペニスを指で摘み、それを女に見せつけながら、「匂って見て下さい。あなたに負けないくらい臭いですから」と笑った。
 そう言われた女は露骨に嫌な顔をした。恐らくこの強烈なイカ臭が漂ってきたのだろう、女は眉を顰めながら戸惑っていた。

「嫌なんですか? 私だってあなたのチーズ臭いオマンコを舐めたんですよ? 嫌なんですか? 嫌なんですか?」

 そう何度も言いながら掴んでいた女の腕を強く握りしめると、女は恐怖の表情を浮かべながら「いえ……」と呟き、四つん這いになっていた体をゆっくりと方向転換させたのだった。

 女の目の前に、異臭が漂う肉棒がビンッと反り勃っていた。女はそれを恐る恐る指で摘み、眉間に皺を寄せながらゆっくりと顔を下ろそうとした。
 すかさず私は、「ちょっと待って下さい」と言いながら、前屈みになろうとしている女の肩を止めた。

「すぐに舐めるんじゃなくて、まずはシコシコして下さい」

 その時、恥垢だらけの亀頭は女の鼻先にあった。その状態のまま女は手コキをしろと命じられた。
 それでも女は素直にそれに従った。この女には旦那と小さな子供がいる。だからここで異常者に逆らい、乱暴されるわけにはいかないのだ。
 女の手が上下に動き出すと、私は大袈裟に背中を仰け反らしながら、「ああああ」と唸った。

「いいよ、気持ちいいよ、もっと激しくシコシコして……」

 そう馬鹿みたいに唸りながら女の尻を弄り、その湿った陰部を指でクチュクチュと鳴らしてやった。
 ペニスの弛んだ皮が上下される度、乾いた恥垢がポロポロと捲れた。ダラダラと溢れ出る我慢汁が乾いた恥垢を湿らせ、その匂いをより強烈な匂いに変えていた。
 眉を顰めながら手コキしている女の顔を覗き込み、(さぞかし臭いんだろうな……)とそれを確認した私は、そんな女の肛門を指でスリスリと擦りながら、「それじゃあ、そろそろしゃぶってもらおうか……」と呟いた。
 女の手の動きがゆっくりと止まった。
 女はそのまま肉棒の根元を握りしめると、もう片方の手で長い髪を掻き分けた。そしてその恥垢だらけの激臭ペニスに恐る恐る顔を近づけ、静かに唇を開いた。
 パクッとそれが咥えられると同時に、女の生温かい舌が亀頭に絡みついてきた。最も恥垢が溜まっているカリ首の裏にまで舌を滑らせてきた。
 そうしながらも、女は頭部をゆっくりと上下に動かした。そしてそこにヌポヌポといやらしい音を奏で始めたのだった。

写真10

(つづく)

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