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汚れし者24



 真野さんは、夫の腹の上で乱れていました。いつも私の膣を出たり入ったりしている夫のペニスが、真野さんの膣にヌポヌポとピストンしていました。
 私は激しい嫉妬を感じました。真野さんを殺してやりたいとさえ思いました。
 しかし、その生け贄を提供したのは私自身です。
 今の私こそが自業自得そのものなのです。
 そう諦めると、何やら何とも表現し難い黒い物体が頭の中で渦を巻き、私は不思議な興奮に包まれてしまったのでした。

(これが……このモヤモヤとした興奮が、寝取られの快楽なのかしら……)

 そう思いながら窓の向こうを見ていますと、不意に東さんの太い指が私のお尻を弄り始めました。

「僕はね、ジャンケンで負けてしまったから見張り役なんです……だから本当はこんな事してちゃダメなんですけどね……だけど、もう我慢できませんよ……」

 背後からソッと寄り添った東さんは、私の耳元にそう囁きながら、尻肉の谷間に指を滑り込ませてきました。
 陰部に『ねちゃ』とした感触を感じると、東さんは「奥さんも、もうヌルヌルじゃないですか……」と囁きながら、私の尻肉に硬い肉棒をグイグイと押し付けてきました。

 ワレメの隙間からクリトリスまで繊細に動き回る東さんの指は、私のその部分だけでなく脳までも蕩けさせました。
 私の目の前で、夫がママ友に寝取られています。
 夫の上に乗る真野さんは、自ら腰を激しく振っています。ジブリ女には似合わない卑猥な喘ぎ声をあげ、作業服姿の汚れた男がキスを求めて来ても、もはや抵抗一つしていませんでした。

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 真野さんが狂っていました。
 あのエコでジブリでアイボリーな真野さんが、汚れた獣達に貪り食われながら遂に狂ってしまったのです。
 真野さんは、作業服の男の舌を素直に受け入れました。ベプベプと聞こえてきそうなほどの激しいディープキスをしながら、作業服の男のペニスをシコシコとシゴいています。
 そして、あの時、散々辱めた片目のホームレスが真野さんの顔にペニスを突き付けてくると、真野さんは作業服の男の舌を吐き出し、自らの意思で汚れた乞食のペニスにしゃぶりついたのでした。
 その男のペニスをしゃぶるというのは、きっと真野さんにとって凄まじい屈辱であるはずです。それなのに真野さんは、まるで愛する男のペニスをしゃぶるかのように、じゅぷじゅぷと音を立ててしゃぶり始めたのです。

「あの若い奥さん……もう堕ちちゃいましたね……あの調子だと、あの奥さんもすぐにここの常連だ……」

 耳元でそう囁く東さんに、私はソッと振り返りました。
 もはや私は、目眩を感じるほどに興奮してしていました。「しゃぶってもいいですか」と言うなり、東さんの股間で硬くなっているものを素早く握りしめました。そしてズボンの上からそれをゴシゴシと擦りながら、「お願いします。しゃぶらせて下さい」と声を震わせたのでした。

 もちろんですとも、と東さんが嬉しそうにズボンのボタンを外すと、松茸のように反り返ったペニスがピンっと飛び出しました。
 私はその場にしゃがみ込むと、ハァハァと荒い息を吐きながらそれを指でシゴき、その硬さと大きさを実感しました。亀頭周辺からはペニス独特の饐えた臭いがムンムンと漂ってきましたが、しかしそんな悪臭にさえ興奮してしまった私は、そのまま舌を大きく突き出すと、亀頭の裏側をベロリと舐めたのでした。

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 わざとジュブジュブと唾液を鳴らしながらしゃぶりました。
「おおおお……」と唸る東さんの睾丸を左手に転がしながら、右手で根元をシコシコとシゴいてやりました。

 すると、一分も経たないうちに、東さんは私の体を起き上がらせようとしました。

「もう無理です。奥さんにそんな事されると、この間みたいに口の中でイッちゃいます……だから、どうせなら奥さんの体の中でイカせて下さい……いいでしょ?」

 そう言いながら東さんは私を立たせると、両手をライトバンの車体に付かせ、お尻を突き出させました。
 私はライトバンの窓に顔を押し付けながら、瞬時に排卵日の計算をしました。確か、もうそろそろ排卵日が来る頃なのです。
 しかし、素早く下着を引きずり下ろされ、ドロドロに濡れた性器に硬い肉棒の先がツンツンと当たると、そんな事もうどうでも良くなってしまいました。
 もし東さんの子供が出来てしまったら中絶すればいいのです。簡単な事なのです。ただそれだけの事で、この興奮を逃すのは、あまりにも残酷なのです。

 子供の命と引き換えに快楽を求める私は、もはや完全に狂っていました。
 それがどれだけ非人道的な事かを充分知りながらも、それでも狂った私はそこに尻を剥き出し、「中で出して下さい」と、子豚のように尻を振りました。

 しかし、そんな私の姿を見た東さんは豹変しました。

「おまえのようなバカな主婦が平気で子供を殺してしまうんだ」

 そういきなり怒り出しながら、東さんは私の穴の中に乱暴にペニスを突き刺してきたのでした。

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 東さんは、「おら、おら、おら」と、そう掛け声を掛けながら、それに合わせて腰を振ってきました。
 私は元々マゾヒストです。
 被虐願望という特殊な性癖を持つ変態女です。
 だから乱暴に攻められると、それだけでもうエクスタシーに達してしまいそうなのです。

 出たり入ったりと繰り返す肉棒の感触を脳に受けながら、私は早々と失禁してしまいました。
 それに気付いた東さんが「汚い牝豚だな」と吐き捨て、私の尻を思いきり叩きました。
 
 そのピシャン! と乾いた音が響いた瞬間、突然「おいおい」と言う声がライトバンの後ろから聞こえてきました。
 その聞き覚えのある声にハッと振り返ると、そこには私の夫がニヤニヤと笑いながら立っていました。

「ウチの奥さんはド素人なんですからね……もっと優し〜く扱ってもらわないと困りますね〜」

 そう笑いながら近寄って来る夫に、私は言葉を失くしたまま呆然としていました。
 すると、そんな私の尻を東さんがもう一発パシン! と叩きました。

「いやいや飯島さん、甘やかすのは良くないですよ。この手の変態牝豚を甘やかすと、ウチの女房みたいになっちゃいますよ。あの馬鹿妻は、僕に隠れて『青テン』に出入りしているらしいんですから」

 青テンとは、あの片目の乞食が住んでいるホームレスの部落の事でした。
 私は、そんな所にまで東さんの奥さんは通っているのかと驚きを隠せませんでした。

 すると夫は、東さんにパンパンと突きまくられる私の尻をいやらしく撫でながら、ソッと私の顔を覗き込みました。

「そうですね……東さんの言う通りですよね……この馬鹿妻は夫の前だと言うのにこんなにヨガリまくっているんですもんね……ふふふふふ……真面目な女かと思ってましたけど、とんだ変態牝豚でしたよ。こりゃあ、東さんにしっかりと調教してもらわないとダメみたいですね」

 そう笑う夫でしたが、しかしその顔は嫉妬に狂った鬼のような形相をしていました。
 しかし、夫にとってはその嫉妬こそが快楽なのです。東さんも、奥さんがこっそり青テンに通っているというその残酷な仕打ちに、性的興奮を感じているのです。

 狂っています。
 みんなみんな完全に狂ってしまっているのです。

 そう思いながらふと見ると、夫のダラリと萎れたペニスの先から、白い精液がダラダラと垂れているのが見えました。

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 私は背筋をゾッとさせながら窓の向こうを見ました。
 真野さんが夫に中出しされたと思うと、嫉妬とは別の恐怖に襲われました。

(もし真野さんに子供が出来てしまったら……)

 そう愕然としながら真野さんを見ていると、真野さんの股の中で腰を振っていた片目の乞食が「イクっ!」と短く叫びながら海老ぞりになりました。
 またしても真野さんは中出しされていました。しかも相手は、あの薄汚いホームレスなのです。

 しかし、私はすぐさまその恐怖を克服しました。
 そうです。私は元々汚れ者なのです。今更、中出しだとか性病だとかは関係ないのです。

 すると、そんな私の背後で東さんが「イクぞ、牝豚」と呟きました。
 チラッと夫を見ると、夫は嫉妬で目をギラギラとさせながらも、それでもそんな私を見て、早くも勃起しておりました。

「あなた……私、排卵日なんだけど……」

 私は敢えてそれを夫に告げてやりました。
 それを知らされた事で、夫の寝取られ快感が倍増する事を、私は知ったのです。

 それを聞かされた夫は愕然としました。
 そして一瞬、東さんの動きを止めようとしました。

 しかし私は、そんな夫の手を突き放し、自ら腰を振りました。
「中で出して下さい! 私のオマンコの中にいっぱい精液を注入して下さい!」と狂ったように叫びながら、必死に尻を振りまくりました。

 これが私の本性なのです。
 これが汚れ者の本性なのです。

 その現実を見せつけられた夫は、絶望の眼差しで私を睨んでいました。

 そんな私たち夫婦を見ていた東さんが、何やら楽しげに笑いながら「それじゃあ、お言葉に甘えて」と呟きました。

 その瞬間、熱い精液が私の膣の奥底で迸りました。
 それを子宮で感じた私は、この『寝取られ』という外道の快楽に、完全にハマってしまったのでした。

(つづく)

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