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毒林檎15

2013/05/30 Thu 17:59

毒林檎15



 原田凉子は、俺の顔を和式便器にしゃがむようにして跨ぐと、股の下をジッと覗き込みながら「早く嗅ぎなさいよ」と言った。
 そこには、働くOLのスカートの中に籠っている、あのムレムレとした独特な甘酸っぱさが漂っていた。ストッキングに包まれたパンティーのレースの部分には、卑猥な陰毛がウヨウヨととぐろを巻いているのが見え、クロッチの丸くシミになった部分には、赤黒い具が薄らと浮かびあがっていた。

 そんな部分をジッと見つめながら、「そのまま顔にオマンコを押し付けて下さい」とお願いすると、すぐに頭上から、「いやよ」という短い返事が返って来た。

「でも先生……汁がパンツに滲み出るくらい濡れてますよ……」

 そう言ってやると、原田凉子は「ちっ」と小さな舌打をしながらも、両サイドの壁に両手を付いて体を支えた。そして酷く面倒臭そうに「早く終わらせてよ」と呟くと、しゃがんでいた腰をゆっくりと降ろし、俺の顔に股間を押し付けたのだった。

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 濡れた部分に鼻先が押し潰された。クニャっとした柔らかい肉感を鼻先に感じ、同時に唇にネチャっという湿りを感じた。
 ストッキングのザラザラとした感触が顔面に広がっていた。しかし、両手で体を支えているせいかそこに体重は掛かって来ず、顔が圧迫されるまでの顔面騎乗には至らなかった。
 顔と股間に微かな隙間があるおかげで、そこの匂いを隅々まで嗅ぐ事ができた。
 原田凉子の股間は、全体的に汗の匂いでムンムンに蒸れていた。濡れたクロッチには小便のような饐えた臭いが微かに漂っていたが、チーズやイカといった不潔臭は感じられなかった。
 そんな部分に、俺はわざと顎を突き出したり、唇を尖らせたりしていた。最初のうちは、そんな突起物を避けるように尻をずらしていた原田凉子だったが、しかし途中から、原田凉子の尻は動かなくなった。
 それをいい事に、俺は閉じた唇の隙間からソッと舌先を突き出してみた。
 一センチほど突き出た舌先が、ジトっと濡れた部分を捕らえた。ザラザラとしたストッキングの表面に、生温かくてヌルヌルした感触を感じた。それは汗のように塩っぱくも、微糖シロップのようにほんのりと甘く、まるでホットケーキのバター&メイプルシロップのような味だった。

 そんな、美人弁護士の膣から溢れる性的分泌物を堪能しながら、俺は勃起したペニスを自分でシゴいていた。ピーンッと伸ばした両脚をスリスリと擦り合わせ、握ったペニスを根元までゴシゴシとシゴきながら、この恥ずかしい姿を原田凉子に見られているという羞恥に興奮していた。
 すると、突然、俺の顔に押し付けられていた原田凉子の尻が微妙にズレた。今まで唇に押し付けられていた膣が、鼻へと移動したのだ。
 代わりに、俺の唇には恥骨が押し付けられた。そのゴリゴリとした骨の感触と、ジリジリした陰毛の感触におもわず舌を引っ込めた俺だったが、しかし、よくよく考えると、なんとその部分はクリトリスではないか。
 きっと彼女は、意図的に尻をズラしたのだ。クリトリスを舐めて欲しくて、わざと尻を微調整したのだ。

(こいつ……興奮してるな……)

 そうドキドキしながら、再び唇の隙間から舌を一センチほど突き出すと、すぐさま俺の舌先は、明らかにクリトリスだとわかる突起物を捕らえた。
 その瞬間、「んん……」という悩ましい呻きが頭上から聞こえて来た。そして同時に、尻が前後に動き始め、ストッキングが俺の鼻をザラザラと擦り始めたのだった。

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 頭上で聞こえる「んん……んん……」という呻き声は、原田凉子の腰の動きが激しくなるにつれ、「あぁぁぁ……あぁぁぁ……」という喘ぎへと変わって来た。
 ストッキングに包まれた彼女の股間は、もはや俺の額から顎までを行ったり来たりしていた。そうなれば俺も、堂々と舌を突き出す事ができ、ベロベロと舐め回すだけでなく、チューチューと吸う事も出来た。
 ストッキングの上からクリトリスを吸われ、激しく喘いでいた彼女だったが、しかし、突然何かを思い出したかのようにスクッと立ち上がり、跨いでいる俺の顔をジッと見下ろした。

「そんなに私のここに入れたいの?」

 いきなり彼女はそう言い、自分の股間に指を這わせた。しかも彼女のその表情は尋常ではなかった。まるで短距離走を終えた後の選手のように髪と呼吸は乱れ、長時間のサウナから出て来た直後のように目はうつろだった。
 それはまさに変態性欲者の表情だった。そう、その表情は、興奮した小笠原由貴が俺の顔面に小便を噴射した時と同じ、あの『イッた表情』をしていた。

 恐らく彼女は、我慢できなくなったのだろう。
 しかし、今更自分から「入れて」とは言えないため、あたかも俺が我慢できなくなっているかのように「入れたいの?」と聞いて来たのだろう。

 俺は、彼女のプライドを傷つけぬよう、「入れてもいいんですか」と、恐る恐る聞いてやった。
 すると原田凉子は、それに答えぬままいきなりストッキングとパンティーを同時に下ろし、俺の目の前に黒々とした陰毛を剥き出した。
 彼女のその顔は、いつしか知的から変態へと変貌していたのだった。

 原田凉子はゆっくりと歩き出した。スーツの上着のボタンを外しながら窓際へとスタスタ向かった。
 テーブルの前で服を脱ぎ始め、脱いだ衣類を次々にベッドへと放り投げた。
 白いレースのカーテンから発光する光りに、原田凉子の美しい裸体が浮かび上がった。全体的にすっきりとしたスレンダーな体だったが、しかし、ムチムチとした尻とタプタプとする乳が、いやらしくもグラマラスな裸体を醸し出していた。
 全裸になった原田凉子は、椅子の上に積み重ねられていた俺の衣類を床に投げ捨てた。そして俺に背中を向けたまま、「この椅子に座って」と告げると、窓の外を見つめたまま、慣れた手つきで髪を後ろに縛り始めたのだった。

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 恐る恐る椅子に腰掛けた。木製の椅子のビニールクッションには、蠅を叩き潰したような煙草の焦げ跡が二つあり、剥き出しの尻がチクチクした。そんな焦げ跡を避けるように尻の位置を変えようとすると、いきなり目の前に原田凉子の尻がヌッと現れた。
 原田凉子は、俺に背中を向けたまま無言で立っていた。真っ白な背中には、ポニーテールに束ねた髪が官能的に垂れていた。
 ゆで卵のようにツルンっとした尻に、おもわず俺の手が伸びた。俺の指が右側の尻肉にムニュっと食い込むと、尻の裂け目が歪に口を開き、その奥にヌルヌルと光る怪しい黒いアワビが見えた。
 瞬間、俺の手は払い除けられられた。
 原田凉子は、チラッと後ろを振り向きながら、「触らないで」と冷たく言うと、いきなり俺の股を乱暴に開かせ、俺の両太ももに両手を付きながら、そこにゆっくりと尻を落した。
 大きく両脚を開いた俺の股の中で、キュッと背骨を反らした原田凉子の尻がプリンっと突き出していた。
 その尻を器用に腰を動かしながら、ビーンっと聳り立つペニスを尻の谷間に挟み込んだ。クネクネしていた腰の動きが前後の動きに変わると、真っ赤に腫れ上がった亀頭に、黒いアワビがねちゃねちゃと絡み付いた。

 そんな尻の谷間をソッと覗き込むと、原田凉子のワレメに俺の肉棒がピッタリと挟まっていた。真下から覗けば、きっとホットドッグのように見えるだろう。
 原田凉子はそのまま腰を前後に動かし、ワレメの表面に肉棒の表面をヌルヌルと擦り付けた。ピタッ……ピタッ……と粘着力のある音が響き、ワレメから突き出た亀頭が原田凉子の陰毛をジリジリと鳴らしていた。

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 暫くそれが続いた。どうやら彼女は、肉棒にクリトリスを擦り付けているらしく、肉棒の表面にコリコリとした突起物が動く度に、「はぁん」と切ない声を漏らしていた。
 焦らされる俺はイライラしていた。ちょっとでも彼女の体に触れようものなら、たちまち「触らないで!」と怒鳴られ、ソッとペニスの角度を変えて穴に入れようとしようものなら「動かないで!」と叱られるのだ。
 俺は何も出来ないまま、ただぼんやりと椅子に座っていた。すぐ目の前で濃厚なエロスが繰り広げられていると言うのに、指一本触れる事も許されず、射精する事すら出来ないのだ。

(残酷な放置プレイだなぁ……)

 そう思いながら椅子の背もたれの後ろに両手をぶらりと垂らした。
 どうせ触れないなら、いっその事このまま両手を椅子に縛り付けて欲しいもんだよ、と心で愚痴っていると、ぶらりと垂らした指の先に、ふと硬いモノが触れた。
 床を見ると、投げ捨てられた俺の衣類が山積みになっていた。俺の指先に触れた硬いモノは、上着の内ポケットに入ったスマホだった。
 丁度、時刻を知りたいと思っていた俺は、内ポケットの中からスマホを摘み出した。そしてそれを開こうとしたその瞬間、いきなりヌルっとした感触がペニス全体を包み込んだ。
 慌てて視線を股間に戻すと、原田凉子の穴の中にペニスがズッポリと突き刺さっていた。
 余程濡れていたのか、俺のペニスは何の抵抗もなく飲み込まれていたのだった。

毒りんご32

(つづく)

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