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裸のOL9



 そんな私が、初めて深夜の全裸徘徊をしたのは、棚崎部長からレイプされてから一週間後の事でした。
 夜のオフィスを全裸で逃げたあの時の興奮が忘れられなかった私は、まるで何かに呼び寄せられているかのように、深夜の公園の公衆便所へと行ったのでした。
 深夜の公園というのはその暗闇の中に何が潜んでいるかわからないといった危険な恐怖を与えてくれます。その中でも、唯一、爛々と蛍光灯が輝いている公園の公衆便所というのは、街灯に夜蟲が群がるが如く変態達が群がり、それは公園の暗闇などよりももっとスリリングで危険な場所なのでした。
 深夜1時。こんな時間にそんな場所へ今まで1度も足を踏み入れた事のなかった私は、その公衆便所に群がる変態達の気配にまったく気付いておりませんでした。その時の無知な私は、夜中の公衆便所なら誰もいないだろうという、まったく安易な考えだったのです。
 広い公園の奥にあるその小さな公衆便所は、ひび割れたコンクリートの壁が蛍光灯に照らされてはひんやりと冷たい雰囲気を醸し出していました。女子トイレの前で1度足を止めた私は、そっと公園に振り向いてはキョロキョロと辺りを見回します。どっぷりと闇に包まれた公園には人影はなく、時折草木がサワサワと夜風に揺れる音が響いているのと、遠くの方で救急車のサイレンが響いているのが聞こえるだけで、あとはシーンと静まり返っていました。
 辺りに人が居ない事を確認すると、私はソッと向きを変え、隣にある男子トイレを覗き込みました。
 洗面所の鏡は何者かに叩き割られ、壁には暴走族のチーム名がスプレーで殴り書きされています。どこからかピタ……ピタ……っと雫が落ちる音が聞こえ、それがトイレ全体にBGMのように響いておりました。
 私はそこに人の気配がない事を確認すると、もう一度振り返っては公園をキョロキョロと見回した後、男子トイレにソッと忍び込みました。
 破壊された洗面所の奥には4つの小便器がズラリと並び、その小便器の正面には個室が2つ並んでいました。今までに男性用の小便器という物を間近で見た事がなかった私は、その珍しい形をした便器に非常に興味をそそられ恐る恐る小便器の中を覗き込みました。
 一番端の小便器の中にはなぜか百円ライターが転がっていました。かなりの間そこに放置されたままなのでしょう、百円ライターの金具部分は茶色く錆びています。
 そんな百円ライターが転がる小便器は隅々に黄色い汚れをこびりつかせ、異様なアンモニア臭を漂わせていました。
 個室の便器はどちらも和式でした。奥の個室の便器にはウナギのような大便が2本と肛門を拭いたと思われるくしゃくしゃのトイレットペーパーが流されぬまま放置してあり、不意にソレを目にしてしまった私は思わず「わっ」と声を出して仰け反りました。しかし、そんな大便を見てしまった私は、見てはいけない他人の秘密を見てしまったようなゾクゾクとした気分に駆られ、とたんに妙な興奮に包まれてしまった私は、迷う事なくその個室に忍び込んだのでございました。
 個室のドアを閉め、ガタンっと鍵を閉めると、ふと便器のタンクに「使用禁止」という張り紙が張ってあるのに気付きました。さっそく私はその便器の前にしゃがみました。そして、便器に横たわっている大便を恐る恐る覗き込みながら、この『最も他人には見られたくない秘密』を、今こうして他人の私に見られているその人の気持ちをリアルに想像していると、たちまちそれに感情移入してしまった私は、その放置された大便があたかも自分のモノであるかのように思えてしまい、私は強烈な羞恥心に包まれてしまったのでした。
 そんな私の性器には、既にいやらしい汁が溢れていました。便器の前にしゃがんだままスカートの中に手を入れ、ショーツの隙間から指を忍び込ませてはヌルヌルになった性器を弄ります。熱く火照った膣にヌプヌプと指を入れ、いやらしい息をハァハァと吐きながら、もう片方の手で大便の上に置いてあったトイレットペーパーを摘まみ上げました。
 そのトイレットペーパーの中心には肛門を拭いた形跡がベチャっと付着しておりました。私は2本の指で膣の中を掻き回しながら、そのトイレットペーパーの黄色い大便が付着した部分をソッと嗅ぎます。ストレートなウンコの香りが私の鼻を襲い、たちまち私は、見ず知らずの男に強制的に肛門を嗅がされているような気分に陥り、激しい屈辱感を受けながらもそれを再び便器へと捨てたのでした。
 さっそく私は個室の中で服を脱ぎ始めました。使用禁止のタンクの上に脱いだ衣類を1枚1枚重ね、最後のショーツを足首から抜き取るといきなり激しい恐怖に包まれました。たとえ四方を塞がれた個室といえど、さすがに全裸というのは激しい恐怖に襲われます。もし今このトイレに、誰かがいきなり入って来てこの個室のドアをドンドン!と叩いたらどうしょう、という恐怖に包まれながらも、しかし私はそんな恐怖に快楽を感じていました。
 全裸になった私は、卑猥なラクガキが書かれた壁に頬を押し付けながら、背後から性器を弄りました。そして、この大便を残して行った男に背後から犯されるのを想像しながら便器に跨がり、そのウナギのような大便の真上でクチャクチャと性器を弄ったのでした。
 そんな変態オナニーをしながら何度も絶頂に達していた私は、ふいに全裸のまま公園に出てみたいと言う欲望に襲われました。
 時計を見ると2時を回っております。こんな時間、こんな場所に来る人はいないだろうと思った瞬間、おもわず私は個室のドアを開けていたのでした。
 ギィッ……っと錆びた音を立ててドアが開かれると、また違った恐怖が私に襲いかかりました。
 ドアが全開された個室の中で呆然と立ちすくみながら、どこからか聞こえて来るピタ……ピタ……っと雫が落ちる音にジッと耳を傾けていました。
 目の前の小便器の中に転がっている無惨な百円ライターを見つめながら、その百円ライターはいったい何人の男達に小便を掛けられてきたのだろうかと考えていました。すると無性にその百円ライターが羨ましくなり、自分も大勢の男達に小便をかけられたいと思いました。
 太ももの内側にいやらしい汁が垂れて来るのがわかりました。ヒールを脱いだ私は、濡れたタイル床を素足でジャリっと踏みしめながら個室を出ました。個室の中よりも強い蛍光灯の灯りが私の白い肌を照らし、そこに浮かび上がるトグロを巻いた陰毛がより卑猥さを鮮明に映し出していました。
 そのまま膝を震わせながらトイレの出口に向かいます。目の前にある出口は真っ暗な公園を浮かび上がらせ、私はまるでブラックホールに吸い込まれるかのように出口へと引き寄せられて行ったのでした。
 トイレを出た私は、生温い夜風に全身を包まれながら、とりあえずトイレの横の暗闇の中へと潜みました。歩く度に素足の裏で乾いた小枝がミシミシっと音を立てます。その度に誰かに発見されたのではないかと震え上がった私は、いきなり誰かが背後から追って来ているような恐怖に包まれては慌てて走り出すと、いつしか「やめて!いや!」と叫んでおりました。
 そうやって空想の「誰か」に追い回されて深夜の公園を全裸で走り回りました。薮の中に潜り込んでは膣を指で掻き回し、ゴミ箱の隅に隠れ込んではクリトリスを弄りました。そしてそのゴミ箱の中からオロナミンCの瓶を拾い上げ、「誰でもいいから入れて」っと啜り泣きながら、その瓶を膣の奥深くまで挿入したのでした。
 そんな深夜の全裸徘徊が癖になってしまった私は、会社で屈辱を受ける度にレベルを増し、そのレベルを鎮圧させる為に深夜の公園の公衆便所に忍び込んでは狂気的な行為を繰り返していたのでした。

 しかし、そんなある夜。
 いつものように全裸で公園を徘徊していた私でしたが、遂に一人の男に取り押さえられてしまったのです。

 その日も、いつもと変わらぬ最悪な朝でした。出勤早々、棚崎部長に給湯室に呼び出され、「コピー用紙を無駄にするな!」と平手で頬を叩かれました。そして強引にスカートの中に手を入れられ、買ったばかりのショーツを無惨に引き千切られてしまったのでした。
 そんな私のレベルは朝から60に達していました。その日の深夜、レベルを下げる為に私はいつもの公園の公衆便所へと逃げ込みました。そして男子トイレの個室で全裸になると、胸に溢れる熱い息をハァハァと吐き出しながら暗闇の公園へと潜り込んだのでした。
 大きな記念碑の裏にあるベンチで四つん這いになりました。青い月夜に照らされながらオナニーをしておりますと、不意に「カサッ」っという小枝が折れる音が聞こえました。
 とたんに恐怖に包まれた私は慌ててベンチに座り直すと、暗闇の中にキョロキョロと目を凝らしました。 
 確かにすぐ近くに人の気配がしました。私はそれが警察だったらどうしようと焦ります。私はその人の気配が私の思い過ごしでありますようにと心の中で祈りながら、ジッとベンチで息を潜めていました。
 すると、そんな私の祈りを踏みつぶすかのように、一人の男が暗闇の中からヌッと現れました。男は私を警戒するかのようにジワリジワリと近付きながらも、少し離れた場所から「どうしました?」と心配そうに尋ねて来ました。
 どうやらその男は私が全裸だという事に気がついていないようです。
 私は両手で胸を隠しながら、ジッと顔を俯かせたまま「なんでもありません」っと蚊の鳴くような小さな声で答えました。
 すると男は私の声を聞くなりその場で足を止めました。そして暗闇に必死で目を凝らしながら「お一人ですか?」と恐る恐る聞いて来ました。

「はい」

「ここは夜になると変なのが出没しますから気を付けた方がいいですよ」

「……はい」

 私がそう答えると、男の影はゆっくり遠離って行きました。
 男の足音が完全に消えるまでベンチの上で踞っていた私は、辺りから男の気配がすっかり消え去ると慌てて公衆トイレに向かって走り出しました。「怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」と小声でブツブツ唸りながら夜の公園を走りました。太ももが擦れる度に、ヌルヌルになった性器が歪みました。我慢できなくなった私は公園に辿り着くまでの間に2度も薮の中に飛び込んではクリトリスを擦り、そして膣の中を5本の指で乱暴に掻き回しては、落ち葉だらけで絶頂に達しました。
 そうしながらもやっとトイレに辿り着いた私は、脱いだ衣類が置いてある個室のドアをソッと開けました。
 すると個室の中にはいきなり男の人が立っていました。その男はいきなりドアを開けた全裸の私を見るなり「うっ!」と体を硬直させ、同時に私も「はっ!」と固まりました。
 その男は30代半ばでありましょうか、茶色いTシャツの腕には『中根町防犯会』と書かれた蛍光色の腕章が巻かれていました。そう、きっとその男はさっきベンチにやって来た男に違いないのです。
 男は、チノパンのチャックから勃起したペニスを突き立てていました。そのペニスには私のショーツがぶら下がっていました。
 男は全裸の私をジッと見つめながら、「どうして裸なんですか」と聞いてきました。
 呆然と立ち竦んだまま黙っていると、男は「これはあなたの服ですか?」と聞きながら、私のショーツが被ったままのペニスを静かに握りました。
 私は何も答えず、彼の下半身にソッと視線を落としました。すると男はショーツをペニスからゆっくりと剥ぎ取り、それをタンクの上にバサッと置きました。ペニスの先からは透明の汁がツーッと糸を引き、タンクの上に置かれた私のショーツにもその透明の汁がペチャっと光っていました。

「……1人……ですか?……」

 男はペニスを剥き出したままそう言い、ジリッと私に体を向けました。
 その瞬間、私はいきなり出口に向かって走り出しました。すると男は、「あっ!」と短く叫びながら私を追いかけてきたのでした。

 恐怖が最高潮に達した私は、トイレを飛び出すなり薮の中に飛び込みました。しかし男は私がそこに飛び込んだのがわかったのか、薮の小枝をバキバキと手で広げながら私の後を追って来ます。
(捕まったらどうしよう!捕まったらきっと滅茶苦茶にされてしまう!)
 そんな恐怖に包まれながら、背後に迫って来る男の激しい足音におもわず悲鳴を上げてしまった私は、薮の中にある真っ暗な作業小屋に飛び込んだのでした。

 そこは竹箒やスコップなどが立てかけてある畳二帖ほどの狭い作業小屋でした。この小屋には、以前にも全裸で忍び込んだ事があり、その時は膣にバイブを押し込んだまま小屋の真ん中に放便いたしました。
 そんな小屋の隅で息を殺して潜んでいますと、男は私がその小屋に隠れているのを知っていたのか、いきなり小屋の戸をガラガラっと開けました。
 男はハァハァと呼吸を整えていました。振り乱した髪を恐る恐る整えながらソッと顔をあげると、私をジッと見下ろす男の影が目の前に立ち塞がっていました。
 男は私と目が合うなり、私に抵抗させないようにしているのか急に眼光を鋭くさせました。
 怖くなった私は男からサッと目を伏せると、すぐ目の前に上下にピストンされながらクチャクチャと音を立てているペニスが飛び込んできました。

「おまえ……変態なんだろ……」

 男は踞っている私にそう呟きました。
 そして黙っている私の太ももをスニーカーの先でツンツンと突くと、「アソコ、見せろよ……」と声を震わせました。
 そんな男の言葉に激しい恐怖を感じた私ですが、しかし恐怖と同時に激しく欲情したのも事実です。
 私が踞ったままでいると、男は私の肩を掴み踞った体を開こうとして来ました。

「やめて下さい……」

 そう言いながら更に頑に身を閉じると、男は本気になったのか急に物凄い力になり、胸を押さえつけていた私の両腕の中に乱暴に手を押し込んで来ては私の乳房を無茶苦茶に揉みました。

「やめて下さい!」

 私が泣き出すと、男は我に帰ったように急に穏やかな表情となり、慌てて乳房を掴んでいた手を離しました。しかし、しばらくは呆然としながら泣きじゃくる私を見下ろしていた男でしたが、月夜に照らされる私の裸体を見ている間に再び欲情したのか、男のその表情はすぐに険しくなりました。

「股開いてアソコを見せろよ……そうしたら帰してやるから……」

 根は真面目な男なのでしょう、そう呟く彼のその声は怯えたようにウルウルと震えていました。
 私は顔を伏せたまま、正座していた太ももをゆっくりと開きました。
 すると男は「それじゃあよく見えないから膝を立てろ」と声を震わせながら要求します。
 私は言われるままにゆっくりと両膝を立てて股をM字に開くと、ゆっくりと男を見上げました。
 男はペニスを剥き出しのままその場にしゃがみ込むと、ポケットから携帯電話を取り出してはLEDライトを輝かせ、それで私の股間を照らしました。

「グチョグチョに濡れてますよ……」

 男はなぜかいきなり敬語になりながら私の股間に顔を近づけて来ました。そして「触ってみてもいいですか?」と言いました。私は顔を背けたまま黙っていると、男はいきなり私の股間に手を伸ばし、そのまま何の愛撫もなくニュルっと指を入れたのでした。
 男の指は、膣の中で激しく蠢きました。耐えられなくなった私は、両手で顔を塞ぎながらいやらしい声を上げてしまいました。
 男は、「舐めてよ……」と言いながら、顔を塞いでいる私の手にペニスの先を突き立てて来ました。
 それを私が無視していると、再び男は恐ろしい力を発揮して私の顔から手を剥ぎ取りました。そして「いやです!」と泣き叫ぶ私の唇に亀頭を押し付け、「本当はしゃぶりたいんだろ」と笑ったのでした。
 私はペニスにむしゃぶりつきました。本当はこれが欲しくて欲しくて堪らなかったのです。
 ペニスを口の中で上下に動かしている私を見下ろしながら男が呟きました。

「綺麗な人なのに……どうしてこんな事しているの?」

 私は無言で彼のイカ臭いペニスを喉の奥まで飲み込んでいました。そして自分の指でクリトリスを転がしていました。

「ねぇ……ヤってもいい?」

 男はそう言いながら私の口からペニスを抜くと、いきなり私を突き飛ばしました。

「病気とか持ってないよね?」

 男はそう笑いながら小屋の隅に積んであった段ボールを1つ取ると、それを瞬く間にペシャンコに押し潰し、私をその上に寝かせました。
 そこで私はかなり長い時間、この男に犯されました。男は私を四つん這いにさせたり上に乗せたりとしながら散々愉しみ、3回も射精しました。それはもちろん中出しです。男は最初の1回目に、激しく腰を振りながら「中で出してもいい?」と私に聞きましたが、しかし私が何も答えないでいると勝手に中出ししました。
 どこの誰だかわからない男に長時間犯され続けた挙げ句、私は3回も中出しされてしまいました。
 精液だらけの私を見下ろしながら慌ててズボンを履く男は、「ありがとう」という言葉を残して逃げ出しました。
 遠ざかって行く男の足音を聞きながら、作業小屋の隅で膣から溢れ出る精液を見つめていた私は、高まっていたウツのレベルが次第に治まって行くのをひしひしと感じました。
 そしてこの時、この方法が自分のウツに一番効果的なのだという事に気付いたのでした。

 このように私は、深夜の公園を全裸で徘徊するという自虐的な行為を自らの意志で遂げ、その結果、見知らぬ男にレイプされ中出しされてしまうという被虐的な結末を望んでいるのです。それはまるで、まだ台所には洗い物をしているお母さんの姿があるというのにノコノコと冷蔵庫の下から這い出して来てはスリッパの裏でパン!と叩き殺されるゴキブリのようです。異常な生命力と害虫ながらに驚異の頭脳を持っていながらも、今冷蔵庫の下から出て行ったら殺されるとわかっていながらノコノコと出て行くゴキブリと、犯されるとわかっていながらもそんな状況を自分で作り、そしてまんまと犯されている私は同じなのでございます。
 こんな私の心理を説明するには非常に難しく、ほとんどの人が私のこの心理を理解できない事でしょう。
 ですから、そんな私の心理状態をだらだらと医学的に分析するよりも、実際に私の異常行為を知ってもらったほうがわかりやすく、且つ私という異常者をより楽しんで頂けるのではないかと思いますので、更にこの私の異常な行動の数々を赤裸々に告白させて頂きたいと思います。

(つづく)

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