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舐め男

2013/09/20 Fri 21:50



《あらすじ》
ある日の深夜のエレベーター。乗り合わせた見知らぬ女の人に「アソコを舐めさせて下さい」とお願いしてみた。




 既に深夜の零時を過ぎていました。
 ホロ酔い加減でマンションに帰って来ると、エレベーターの前に真面目そうなOLさんが一人ポツンと立っていました。
 歳は三十手前でしょうか、妙に尻の形の綺麗な女でした。
 私は女の背後でソッと足を止めました。
 女が振り向き、私の目を見て小さく会釈しました。

 顔は普通でした。髪型とか化粧とかが真面目そうな分、幼く見えるのでしょう、そこらにいる普通の女の子といった感じの女でした。
 女はコンビニの袋を持っていました。恐らくこの服は制服でしょうから、きっと残業帰りにコンビニに寄って来たのでしょう、白いコンビニの袋に微かに透けて見える森永の『ビヒダス』が、何故かとっても侘しく見えました。

 このマンションは、独身専用のワンルームマンションです。
 だから今年三十を迎える私も独身ですし、この侘しいビヒダスOLも独身のはずです。
 独身マンションの深夜のエレベーターで偶然一緒になった男と女。
 このシチュエーションはまるで渡辺淳一が酔った勢いで殴り書きした、デタラメ小説のようです。

 どこか気まずい沈黙の中、ふいにエレベーターがチンっと音を立て、ガラガラガラっとドアが開きました。
 女が先に乗り込み、素早く『開』のボタンを押してくれました。
 私が乗り込むと、女は「何階ですか?」と首を傾げながら私を見ました。
 揺れた女の髪からは、微かに甘いリンスの香りが漂ってきました。

 そのとたん、彼女のその少女のような仕草と、先程見た妙に綺麗な形をした尻が私の中でグニャリと歪に絡まり合いました。
 そして、ここが独身専用のマンションだという状況と、そのコンビニの袋に透けている『ビヒダス』と、甘いあま〜いリンスの香りが更に複雑に絡まり合い、私の精神は壊れてしまったのでした。

 エレベーターのドアがガラガラガラっと閉まりました。
 未だ階数を言わない私に、女は不思議そうな顔をしながら振り向きました。
 私は、顔を俯かせたままゆっくりとその場に土下座をしました。
 瞬間、女が「えっ?」と脅えましたが、それでも私は埃だらけのエレベーターの床に両手を付き、深々と女に向かって頭を下げました。

「なんなんですか?」

 女は今にも泣きそうな声でそう言いました。
 私は、まるでこれから茶を煎じるが如くゆっくりと顔を上げると、切腹前の侍のようにピッと背筋を伸ばしながら女を見上げました。

「お願いします……」

「……な、なにがですか……」

「誠に失礼な事とは存じておりますが、是非ともあなたのアソコを舐めさせて頂きたいのです……」

 女は絶句しました。そして慌てて、『開』のボタンを押そうとしましたが、しかし、既にエレベーターは女が押した『八階』に向かって動き出しており、女はボタンを押そうとしたまま凍りついてしまったのでした。

「怖がらないで下さい。私は決してあなたの身体や財産に危害を加えようとしている者ではございません。私はただ単にあなたの性器を舐めさせて欲しいだけでございます。決して御迷惑はお掛けしません。いや、御迷惑どころか、確実に三回はイカせてみせます。私はこうみえてもクンニには自信があるのです。嘘ではありません。高校生の頃、地元群馬の高崎にある『パープルタウン』というアルサロで、四十才のホステスをクンニでイカせた事もあります。嘘ではありません。嘘だと思うなら、そのとき一緒に『パープルタウン』に行った加藤に聞いて貰っても構いません」

 私は一気に話し続けました。
 エレベーターは四階を通過した所です。

「ですからお願いします。必ずあなたに最高の快楽を与える事をお約束します。あなたはただただ黙って私にアソコを舐めさせていればいいだけです。もちろん、そのお返しに私のモノも舐めて欲しいなどと図々しい事は絶対に言いません。もちろんセックスさせて欲しいなどとも言いません。もし、私が乱暴するのではないかと心配でしたら、どうぞこれで私の手首を後手にお縛り下さい」

 私はそう言いながらネクタイをスルスルっと外しました。
 エレベーターはもうすぐ八階に到着しそうです。

「ですから、何卒、何卒、私にあなたのアソコを舐めさせては頂けないでしょうか。私を犬だと思って下さって結構です。もし、舐めさせるだけでは物足りないと言うのなら、あなたの部屋のお掃除でも、ゴミの分別でも、しつこい汚れの換気扇だってお掃除させて頂きます。それでも気が治まらなければ私を打って下さい。蹴って下さい。なんなら殺してしまっても結構です。ですから、何卒、何卒、あなたのそのムンムンと蒸れたオマンコをペロペロと舐めさせては頂けないでしょうか。どうかどうかお願いします!」

 私が深々と頭を下げた瞬間、チンっという音がエレベーター内に響きました。私は顔を上げないまま、床に額を押し当てていました。
 ガラガラガラっとドアが開きました。
 しかし、一向に女が出て行く気配は感じられません。
 私は恐る恐る顔を上げました。
 幼い顔をした女が、『開』のボタンを押したままジッと私を見下ろしていました。
「あのぅ……」と言おうとした瞬間、突然女が言いました。

「どこで……するんですか……」

『する』。
 その言葉に私は感動を覚えました。プラトーンのラストシーンくらいの感動でした。

「ど、どこでも結構です。あなたのお好きな場所で構いません……」

 私はカラカラに乾いた喉にゴクリと唾を飲み込みながら言いました。
 しかし、女は場所を指定する事無く黙っていました。
 この沈黙は女の気を変えてしまうと慌てた私は、再び女に言いました。

「私の部屋でも構いませんが、しかし、それではあなたが心配でしょう。かといって、あなたの部屋ですと、私があなたの部屋番号を知る事となりますから、あなたはまた違う心配しなければならなくなります。しかし、だからと言って今からラブホに行くというのも面倒なものです。いえ、決してラブホ代をケチって言っているのではありません、勘違いしないで下さい、私は、ただアソコを舐めるだけですから、わざわざラブホに行くというのは大袈裟だと思って言ってるんです。ですから、どうでしょう、そこの非常階段で舐めさせて頂くというのはいかがでしょうか? あそこならこの時間は絶対に人は来ませんし、隣のビルに挟まれていますから外から見られる心配もございません。それに、もし私があなたに乱暴しようとしても、あそこであなたに大声を出されればマンション中にあなたの声が響いてしまいますから」

 と、話している途中で女は「わかりました」と呟き、私のその長々とした言葉を終わらせたのでした。



 二人は八階でエレベーターを降りました。無言で非常口へと向かっておりますと、背後で女が「でも……」と呟きました。
 私は非常階段の鉄扉をギィッと開きながら「どうかしましたか?」と振り向き、そのまま非常階段の縞鋼板の上にガコッと靴の踵を鳴らしました。
 女は何かを戸惑いながらも、黙ったまま下を向いておりました。開いたドアから都会の生温かい夜風が吹き込み、女の少し茶髪な髪をフワッと靡かせました。

「ここでは、何か問題がございますか?」

 そう女の顔を覗き込みますと、女は上目遣いで私を見つめながら、恥ずかしそうに人差し指を噛みました。

「やっぱり……私……まだお風呂に入ってませんし……」

 女が最後まで言う前に私は慌てて首を振りました。

「冗談じゃない。お風呂なんか入ってせっかくのダシを洗い流されては困りますよ。私はお風呂上がりのビオレママなんか求めてません、私は素のままのあなたを求めているんです。一日中せっせと働き、尚かつ残業でへとへとに疲れ、おまけに電車でウトウトと居眠りしていたあなたのそのワレメでじっとりと蒸された汗と恥垢と小便の残り汁を私は舐めたいのです。ですからお風呂なんて馬鹿な事は金輪際口にしないで下さい」

 なぜか私は少し怒りながらそう言いました。
 すると女も、なぜか申し訳なさそうに「すみませんでした」と謝りました。

 女を非常階段の踊り場に連れて行きました。
 踊り場といってもトンボ眼鏡のアフロ男とツケまつげお化けのパンタロン女がモンキーダンスなんかを踊っているダンスホールではございません。↓こんな所です。

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 踊り場の床の縞鋼板には、鳩かカラスの糞らしきものが白ペンキが飛び散ったようにこびりついておりました。
 ほんのりと赤サビの浮かんだ手摺に女を凭れさせ、私は鳩かカラスの糞らしきものが飛び散る床にしゃがみました。
 女は不安げな表情で私を見下ろしていました。
 しかし女はここまで来たのです。アソコを舐めてあげるからという下品な誘いに欲情を覚え、こんな所までノコノコとついて来たのです。

 変態です。私もかなりの変態ですがこの女も変態です。見ず知らずの男に性器を舐められたいと思うこの女は相当な変態なのです。
 だから私はもう躊躇しません。
 これは、強迫されたとか援交といった類いの営利目的ではないのです。これは、この女が自主的に求めている事であり、もはや私は何も遠慮する事はないのです。

 さっそく私は女の制服のスカートを腰まで捲り上げました。
 一瞬、女は「いやっ」といった感じで腰を捻りながらそれを阻止しようとしましたが、しかし私が、ハァハァと荒い息を吐きながら必死に彼女の股間を覗き込んでおりますと、次第に彼女も同じようにハァハァと胸を上下にさせ始め、卑猥な目で私をジッと見下ろしていました。

 そんな女のパンティーは、実に所帯じみた代物でした。
 はっきりいって貧乏臭い。
 恐らくこれは、高校時代からずっと履き続けているモノに違いなく、その安っぽいアップリケなどは、どこか北朝鮮を感じさせておりました。

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 そんな貧乏臭いパンティーの股間部分に顔を近づけると、またしても女は「やだっ」とばかりに腰を捻りました。
 すかさず私は眉を顰め、思わず「おいおいキミ」と言いそうになりました。

(……私はね、キミの彼氏でも何でもないんだよ。私はキミのその汚れた性器を舐めるだけの舐め男であり、キミはそこを舐められたいだけの舐められ女なんだよ。勘違いをするな馬鹿娘。ここはレインボーブリッジが見えるお台場の大観覧車の中でもなければ、世界各国の豪華客船が見れる鳴海埠頭公園でもないんだぜ、ここは鳩かカラスの糞が飛び散る赤サビだらけの非常階段なんだよ。だから頼むからこの下品な変態行為を糞のような疑似恋愛に結びつけないでくれよ。それじゃあ恥ずかし過ぎるじゃないか。お互いに。が、しかし、まぁ、キミのその気持ちもわからんでもない。いや、ある意味、キミの気持ちは痛いほどわかる。恐らくキミは長野県出身だろ。松本か? 岡谷か? 松本はいい町だよね、とっても貧乏臭くて。まぁ、いずれにせよキミは田舎者だ。田舎娘に違いない。東京に出て来て、彼氏もできず、性欲とアコムの借り入ればかりが膨らむ田舎娘だ。だからこんな野蛮な変態行為でもムードを欲しがるんだ。わかる。わかるよその気持ちは、私も新潟出身だからわかるよ。しかしねキミ、今、そのムードは必要ないだろ。よくよく考えてみろ、ここは鳩の糞だらけだぞ。それに私を見ろ、この新潟出身の薄汚い三十男を見てみろ。見ず知らずの女に、いきなり洗っていないオマンコを舐めさせてくれなどと土下座するほどに欲情している猿だ。常に女の体臭ばかりを嗅ぎ回っている変態猿だ。貧乏農家の三男坊に生まれ、家族揃って凄い出っ歯で、ガキの頃にギルガメッシュナイトの飯島愛を見ながら連続六回もセンズリをしたという記録だけが自慢の短足猿なんだよ。果たしてそんな私に恋愛的なムードが必要なのか? 「やだっ」とか「いやっ」といったブリッコが、今ここで必要なのか? よく考えてみろ、そのスポンジ頭でよーく考えてみろ。とっても馬鹿みたいだぞキミ)

 ……などと、そんな事をダラダラと思いながら、私は女の下半身を両手で力強く固定しました。そして素早くその貧乏臭いパンティーの股間に鼻を押し付けたのです。
 何かがムニュッと潰れる感触が鼻の頭に広がりました。それは恐らく小陰唇でしょう、きっと地元ではヤリマンなどと噂されるほどにヤリまくっていた為に、カルビのようにビロビロに伸びてしまった小陰唇でしょう。
 私はそんな事を思いながら鼻の頭を上に向け、そのグニャリとした部分に鼻の穴を埋め込みながら恐る恐る匂いを嗅いだのでした。

 鼻底にツーンっと来るアンモニア臭の後に、すりたてのパルメザンチーズのような濃厚な香りがジワジワと漂ってきました。
 そのキツいアンモニア臭は、きっと小便の残り汁が乾いたモノであり、濃厚なパルメザン臭は、恐らく密閉されたワレメの中で、汗とオリモノと小便の残り汁が蒸れて出来上がったモノでしょう。
 この類いの匂いはデスクワークの多いOLに多く、エアコンが寒いからといって膝掛け毛布や放熱パンツ、又はホカロンなどを股間に忍ばせながら一日中パソコンをカチカチやっておりますと、たちまちこんな匂いになってしまうという実に厄介な自然臭です。

 しかしながら、私はこのチーズ系のニオイが大好きでした。
 確かに、スルメ系の匂いも良いです。スルメ系は、主に活発に動き回るといったセールスレディーなどが秘める自然臭でございまして、実に攻撃的で強烈な刺激臭ではありますが、これはこれで私も好きです。
 しかし、やはりどちらかと言えば私はチーズ派です。もし、一緒に無人島に漂流するとしたらチーズ臭い女とスルメ臭い女のどちらを選ぶ? などと、三流女子大生との合コンの席で、ドクタースランプアラレちゃんのような眼鏡を掛けたオタク女に、つくねのタレが付着した割り箸をマイクに見立ててインタビューされようものなら、私は迷わずチーズと答えるでしょう。
 しかし、それは決して匂いだけで決めているわけではありません。
 それは、俗に、スルメ臭にはSが多く、チーズ臭にはMが多いと言われているからです。
 私はS女は嫌いです。根が本物の小心者ですからS女はシャレにならないのです。子供の頃から散々イジメられて育ってきましたから、例えそれがプレイだとわかっていても、S女にはマジでビビってしまうのです。

 さて、そんな事はさておき、私は今、この艶かしいチーズ臭の漂うM女の股間に鼻を押し付けております。まさにトリュフを探す豚の如く、女の股間をブヒブヒと嗅ぎ回っております。
 女はというと、私をジッと見下ろしたまま黙っております。時折、呼吸を乱しながら目を半開きにしている所を見ますと、この女もかなり興奮していると思われます。
 そんな女のパンティーに、いよいよ私は指を掛けました。

「脱がしますよ……」

 わざとそう聞きながら、上目遣いで女を見ました。
 すると女は、微かに開いた唇からハァハァと呼吸を洩らしながら、小さくコクンっと頷きました。

 私はその貧乏臭いパンティーの端を指で摘み、太ももに向けてスルスルッと下げました。ポコッと膨れた恥骨にゴワゴワの陰毛がモサっと生えておりました。
 そんな陰毛に顔を埋めると、またしても女は「やだ」と呟きながら腰を引き、嫌がる仕草を見せました。
 しかし、最早そんな事はおかまいなしに、私は陰毛の中に唇を押し付けました。そしてジリジリと音を立てながらゴワゴワの陰毛を舐めまくり、閉じた股間に半分だけ顔を出している一本の線に指を這わせました。

 私の指はストレートにクリトリスを捕らえました。
 グリグリとする女のクリトリスは異様なほどに大きなモノでした。
 それを指で弄っておりますと、次第に女の股が緩んで来たため、すかさず私は巨大クリトリスの皮を指で剥いてやりました。
 枝豆のような突起物がツルンっと飛び出してきました。
 相当なオナニストだなこりゃ、と胸をワクワクさせながら、その赤く腫れ上がるクリトリスを舌先でチロチロと転がしますと、途端に女は「あぁん」と唸り出し、まるでエビが跳ねるようにして更に腰を引いてしまいました。

 そんな女の腰を両手で抱えて引き戻しました。
 その際、女の尻肉が私の腕の中でムニュッと潰れました。すかさず私は尻の谷間を弄り、キチッと固くなっている肛門を指で弄ってやりました。
 女は、またしても、やだ、やだ、やめて、と馬鹿な事を呟いては被害者意識を高めております。
 そんな彼女に、いい加減カチンっときた私は、ならば「もっと、もっと」と泣かせてやろうホトトギス、とばかりに女を強引にその場にしゃがませ、和式便器で小便をするかのように開かせた股の中に手を突っ込んでやりました。

 案の定、この女はとんだ変態女でした。やだ、やだ、やめて、と言いながらも、その赤貝のようなワレメはハチミツを垂らしたようにドロドロに濡れているではありませんか。

「ヌルヌルに濡れてますよ……」

 女の細い肩を抱き寄せた私は、女の耳元に優しくそう囁きました。

「クリトリスを舐められて感じてしまったんですね……見知らぬ男に舐められたというのに、それでも感じてしまったんですね……いやらしいですね……スケベですね……変態ですね……」

 私は、ひと昔前の眉毛の映画評論家のように囁きながら、彼女のMっ気を引き出すために、わざと羞恥を与えるような言葉を囁き続けました。
 すると女は、やはりMっ気があったのか、顔を真っ赤にさせながらイヤイヤと首を振り、「恥ずかしい……」と一言呟いたのでした。

 すかさず私は、鳩かカラスの糞らしきものが飛び散る縞鋼板の上に腹這いになると、しゃがんだ女の股の中に顔を押し込み、闇の奥でパックリと口を開いている肉の裂け目に舌を伸ばしました。
 まるでオブラートを水で溶かしたようなネトネトした汁が舌に絡み付いてきました。粘着力のある汁が溢れる中、クリトリスを探し出してはチロチロと転がし、そしてカルビのようなビラビラを唇に挟んではチューチューと音を立てて吸いまくりました。

 女はそんな私の舌の動きに堪えきれなくなったのか、泣き声のような喘ぎ声を洩らしながら、その場にドテッと尻餅を付いてしまいました。
 女の股はM字に開かれていました。月灯りが赤黒い性器を照らし出し、まるでドブ川に捨てられたオナホールのような卑猥感を漂わせていました。
 私は女の両足をM字のまま持ち上げました。そして赤ちゃんがオムツを替えるような体勢にすると、そのグロテスクなワレメにしゃぶり付いたのでした。

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 それは、想像を絶するほどに汚れた性器でした。
 いったい会社で何をヤらかしてきたのか、ワレメの周囲に生える陰毛にはパリパリに乾いた白いカスが所々に付着し、開いた穴の中にもその白いカスはプツプツと交じっておりました。
 会社でオナニーでもしたのか? いや、もしかしたらセックスをしてきたのかもしれないぞ。
 そう思った私は、いっその事、それを女に問い質してやろうかとも思いましたが、しかし、それはそれで、ある意味私の妄想を掻き立てる材料ともなっていましたので、敢えて私は聞かない事にしました。

 そんな汚れた穴の中に、ダラダラと舌をくねらせていた私でしたが、しかし、そろそろ女をイカせなければなりません。彼女とは、最低でも三回イカせますと約束しているのです。

 私は本腰を入れてクリトリスの攻撃に取り掛かりました。
 その枝豆ほどもあるクリトリスを唇で吸い上げ、口内に吸い込んだ枝豆を舌でコロコロと転がし、同時に、トロリと汁が滴る穴の入り口を指先でカリカリとくすぐってやりました。

 女は、右手でフェンスのパイプを握り締めながら、左手で私の後頭部を押さえ、「あん、あん」と腰を振り出しました。
 これはすぐにイクな、と睨んだ私は、そのまま指をヌッと穴の中に挿入し、くちゃ、くちゃ、と音を立てながらピストンしてやりました。
 途端に女は、「はぁん!」と大きな声を出すと、M字に曲げていた両足をピンっと伸ばしました。そして、「くぅぅぅぅぅ」と顔をクシャクシャに顰めながら絶頂に達したのでありました。

 フェンスに凭れながらハァハァと肩で息をしている女は、まるで炭酸の抜けたコーラのように気怠い顔をしておりました。
 しかし私はインターバルを入れる事無く、早々と二開戦に取り掛かりました。なぜなら、二度目の絶頂というのはわりと早く訪れるものだからです。

 私は無言のまま女を抱き寄せると、そのまま女を四つん這いにさせました。女は抵抗する事無く、鳩かカラスの糞が飛び散る縞鋼板に両膝を付き、フェンスの鉄パイプを両手で握りました。
 丸い尻が月夜に照らされ、その中心部が異様にテラテラと輝いていました。
 その丸みを確かめるかのように両手でソレを優しく撫で回しながら、私は開いた尻肉の谷間に舌を這わせました。

 ワレメは、先程よりもアグレッシブに濡れておりました。舌を肉棒のように棒状に固め、それをワレメの中へと挿入してはヌポヌポとピストンさせてやりました。
 左手の人差し指でクリトリスを転がし、右手で女の胸を鷲掴みにしました。いきなり胸を触られた事に興奮したのか、女は突然鼻息を荒くし、もぞもぞと尻を動かし始めました。
 二度目も早そうだな、などと思いながら、箸休めにと肛門などをチロチロと舐めておりますと、突然女はピクンっと腰を跳ね上げ、小さな声で「イキます」と呟きました。
 私は慌てて肛門から性器へと舌を滑らせると、再び穴の中に固めた舌を押し込みました。そして、枝豆のようにクリトリスをおもいきり摘んでやり、無事に二度目の絶頂を達成したのでございました。

 さすがに私も疲れました。
 ここらでインターバルを入れようと、私も女の正面に腰を下ろし、鉄のフェンスにぐったりと凭れました。
 ハァハァと肩で息をしながら、目の前で項垂れている女に「どうですか? 満足して頂けてますか?」と聞きました。
 女はゆっくりと顔を上げると、汗で頬に張り付いた髪を指で払い除け、そこで初めて私に笑顔を見せてくれたのでした。

「そうですか、それは良かった……」

 私はそう頷きながら、自分の下半身へとソッと手を伸ばしました。
 そして不思議そうに女が見ている前でズボンのチャックを開け、中から勃起したペニスを引きずり出しました。

 それを見た女は、一瞬、「うっ」と肩を震わせました。
 私はそんな女に優しく微笑みかけながら言いました。

「大丈夫です。心配しないで下さい、これは入れませんから……」

 私はそう笑いながらペニスをゆっくりと上下にシゴきました。

「これはあくまでも私が個人的に快楽を得ようとするものでありまして、いわゆる『センズリ』というものですから、どうぞ気にしないで下さい、決して無理矢理セックスしようなどと考えておりませんから心配しないで下さい」

 私はそう言いながら女の股にソッと手を伸ばしました。
 そして、「申し訳ございませんが、あなたの汁を少々頂けますか……」と呟きながら、指をワレメに沿って掬い上げ、そのトロトロの汁を手の平に集めたのでした。

 インターバルの間、私は女の汁をペニスに塗り付け、プチャプチャと卑猥な音を立てながらオナニーをしておりました。
 もちろんこれは、私自身が快楽を得る為にしている事ではありますが、しかし、ペニスやオナニーをまともに見せつけられた女の方も、それによって何らかの欲情を感じている様子でした。

 そんな女に、更に見せつけてやろうと思った私は、女が脱ぎ捨てたパンティーを「ちょっと拝借」と摘まみ上げ、女が見ている目の前でパンティーを開いてやりました。
 これはまさに羞恥の極みでした。そこに染み付く黄色いシミを私がクンクンと嗅ぎますと、途端に女は凍りつきました。そんな女を横目に、「チーズみたいな匂いですね」と呟き、そしてそのシミをペロペロと舐め始めると、女は両手で自分を抱きながら「やだぁ……」と顔を顰めました。

「恥ずかしいですか? ……ふふふふ……だけどね、あなたはつい今さっきまで、下着ではなく性器を舐められていたんですよ……白いカスがいっぱい付いた、とってもチーズ臭いオマンコをね……、そしてあなたはペロペロされて二回もイッちゃいました……ふふふふ……変態ですね……」

 女の顔はカッと赤くなり、今にも縮んでしまいそうなくらい小さく丸まってしまいました。
 私はパンティーを口に銜えたまま、まるで獲物を狙うコモドオオトカゲのように女の足下にズルズルと進みました。そして女の足首を優しく掴むと、「さぁ、始めましょうか」と、女の股を開かせたのでした。

 女を縞鋼板の上に仰向けに寝転がせ、まんぐり返しのような体勢にさせながら性器を広げました。
 女のアソコは、私のオナニーシーンを見せつけられたり、自分の下着の汚れた部分を舐められるという羞恥の極みを受けたせいか、更にいやらしい汁が溢れ、尻を持ち上げるなり、それはツツツーッと肛門まで垂れて行きました。
 そんな性器を両手の指で優しく広げ、皺の隅まで満遍なく舌を這わせてやりました。

舐め男五

 女は悶えておりました。初めてエレベーターで会った時のあの恥じらいは消え失せ、今では欲情した淫乱熟女のように、大胆に身悶えていました。

 私は巨大クリトリスを舌先で転がしながら、自分のペニスをシゴいていました。そしてわざと女の尻に上下するペニスの先を押し付けたりしながら、私がオナニーに励んでいる事を知らしめていました。

 すると、不意に私の太ももに女の指先が触れました。女の指は私の太ももの内側に滑り降り、何やら意味ありげに蠢いております。
 私はそんな女の指に、ソッとペニスを近づけてみました。
 肉の棒に触れると、女の指は、一瞬、サッと引きました。が、しかし、すぐに恐る恐る伸びて来て、まるでイカが獲物を捕らえるかのように、ガシッと私のペニスを握り締めました。

 女は私に性器を舐められながら、私の性器を上下に動かしていました。そんな女の手の動きに興奮した私は、更に激しくクリトリスや穴を攻め、肛門にまで舌先を捻り込んでやりました。

 途端に女は左の太ももをヒクヒクと痙攣させはじめました。そして脹ら脛をピーンッと伸ばしながら「イクッ」と小さく呟き、全身を引き攣らせたのです。

 三度目の絶頂を迎えた女は、今までとは違っておりました。突然、小便をピュッと洩らしたのです。
 つまりこれは、潮を噴くというモノなのでしょうが、しかし、私の顔に吹き掛かるそれは小便以外の何者でもございませんでした。

 女は、断続的に、ピュッ、ピュッ、と小便を噴きながら、それでも私のペニスを激しくシゴキまくっておりましたが、しかし突然、女は悶え苦しみながら上半身をムクリと起き上げました。そして私の顔を真正面から見つめると、ハァハァと荒い息を吐きながら「入れて下さい」と切ない声で言ったのです。

 私はそんな女を見つめながら「入れて欲しいんですか?」と首を傾げました。
 女は今にも泣き出しそうに顔を顰めながら「うんうん」と何度も頷きました。

 私はニヤリと笑うと、女の性器にペニスの先を突き付けました。そしてそのドロドロに濡れた表面に亀頭をヌルヌルと擦り付けながら、更にハイスピードで枝豆のようなクリトリスを指で転がしてやりました。

 女が絶叫しました。早く入れて下さい、お願いします、と必死に叫びながら足をヒクヒクさせています。恐らく彼女は四度目の絶頂を迎えようとしているのでしょう。

 しかし私はそこにペニスを入れませんでした。あくまでも亀頭をヌルヌルと擦り付けるだけに止まり、ニヤニヤと笑いながら女を見下ろしていました。

 再び女がムクリと顔を上げ、「早く入れて!」と叫びました。

「それは無理です」

 私はニヤニヤしながら言いました。
 女は絶頂を必死に耐えながら、真っ赤な顔で聞きました。

「ど、どうしてですか!」

 私は静かに答えました。

「だって、私は舐め男ですから……」

 私がそう呟いた瞬間、ペニスの先から精液が飛び出しました。女の性器に、私の真っ白な精液が、プシュッ,プシュッ、と、飛び散りました。
 すると同時に、女も四度目の絶頂を向かえました。次々に飛び掛かって来る精液に対抗するかのように、小便を、びしゃ、びしゃ、と噴射させながらイキました。

 漆黒の夜空には満月がぽっかりと浮かんでおりました。
 どこかで発情した猫が鳴いております。

 私は舐め男。
 女性の汚れた陰部を舐める事しか興味のないフェティシズム。
 そこが汚ければ汚いほど興奮するという変態な私は、明日、三十を迎えます。

(舐め男・完)




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