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あーんして

2013/05/03 Fri 23:31

あーんして

《あらすじ》
若い歯科医はフェチだった。女性の口内に欲情する変態だった。
とんでもない歯科医のとんでもない治療室。




「はい、今日はどうなさいましたか……」

 大きなマスクの中でモソモソと呟きながら診察台の椅子に座ると、診察台でリクライニングしていた患者が「奥歯が……」と言いながら、白い頬を指差した。

「昨日の夜から痛むんです」

 そう私を見つめる彼女の目つきに、一瞬、私の背筋がブルっと震えた。
 私は「ああ、そうですか……」とモゾモゾ答えながら素早くカルテを見た。
 年齢は二十七才。キラキラと光るシルバーのタイトミニスカートに、生クリームのように柔らかそうな白いサマーセーターを着ていた。
 彼女の住所は、駅前に出来たばかりの高層マンションだった。
 あのマンションの住人だから、恐らく旦那の年収は一千万円を超えているだろう。
 彼女の白く細いうなじでさりげなく光っているプラチナのネックレスが、上質なセレブ妻を物語っていた。

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 私は、三十になったばかりの新米歯科医だった。
 父はこの町で三十年歯科医を務めていたが、四年前、白内障が酷くなり隠居した。
 そして息子の私がこの歯科医院を継ぐ事になった。

 歯科医院は、昭和の香りが漂う下町にあった。
 いわゆるブルーカラーの人々が暮らしている町で、建物も古ければ人間も古かった。
 もちろん私が継いだ歯科医院の建物も古く、設備も三十年前の物を使っており、歯科衛生士たちもかなり熟していた。

 私はそんな医院を改革した。
 都市銀行三社から目一杯の融資を受けると、さっそく医院を建て替えた。
 有名建築デザイナーを雇い、完全個室のお洒落な治療室を四つ作ってもらった。設備も最新式の物に買い替え、各個室にパソコンを一台ずつ導入した。
 熟した歯科衛生士達も二十才若返らせ、医院の名前も「歯科医院」から「クリニック」と変更し、そして治療方法も、従来のガリガリ型ではなく、『痛くない治療』に変えた。

 そんな私の大改革に、さっそく父が発狂した。
 完成したお洒落な建物を見た父は、この町にゃこの町のやり方があんだ、ここは六本木じゃねぇんだぞバカヤロウ、と、べらんめぇ口調で怒鳴り散らした。
 そんな父の怒りに便乗した熟年歯科衛生士達も、団結して労働基準局に乗り込むと、不当解雇だと訴え始め、挙げ句の果てには、古くから通ってくれていた町の住人達も、「あんな宇宙船みたいな歯医者は落ち着かないよ」、と口々に言い出し、隣町の古い歯科医院へと移ってしまったのだった。

 改革には痛みを伴う。
 ひと昔前の総理大臣の言葉が頭に浮かんだ。
 私のやっている事は間違っていない。そう自分を信じる私は、患者がめっきり減ったクリニックの片隅で、下町住人達をジクジクと恨みながら、時が来るのをひたすら待ち続けた。
 すると、ある日突然、この町の駅周辺に四棟の巨大高層マンションが建ち始めた。
 町の人口がいきなり増えた。しかも彼らは、超がつくほどの高級マンションに住む住人達であり、この町の生活水準を一気に引き上げてくれた。
 駅前は再開発され、ブランドショップや有名レストランがこぞって進出して来た。町はガラッと変わった。プロレタリアの町からブルジョアの町へと一変した。
 それによって、ようやく宇宙船のような我がクリニックも日の目を拝めるようになった。私の大革命は見事に大成功を治めたのだった。


「それじゃ、あーんして下さ〜い」

 セレブ妻の背後に立つ歯科助手の美咲ちゃんが、まるで保育園の先生のような口調でそう言った。
 美咲ちゃんというこの茶髪の若い歯科助手は、少し足りない女の子だった。それは、知能が足りないと言う意味ではなく、常識や礼儀が足りないという意味であり、美咲ちゃんは典型的なゆとり教育の出来損ないだった。
 そんな彼女だったから、患者が年上であろうとなんだろうと、おかまいなしに「あーんして下さ〜い」という言い方をした。
 ある時など、ヤクザの親分に向かって「あーんして下さ〜い」言い、私を一瞬にして凍らせたが、しかし、美咲ちゃんが異様に可愛い女の子だったせいか、ヤクザの親分は素直に「あーん」と口を開けていた。可愛いというのは何をやっても許されるから得だ。

 そんな美咲ちゃんの声を合図に、私が奥さんの細いアゴを指で押さえると、奥さんは、小さく「あーん……」と言いながら、上品な唇を縦に開いた。
 素晴らしい歯並びだった。見た所、差し歯は一本も無く、天然の美歯並びだった。歯だけでなく、舌の色も歯茎の色も、身悶えそうになるくらい美しかった。
 そんな奥さんの口内の美しさに感動を覚えていると、美咲ちゃんも、奥さんと一緒にあーんっと口を開きながら、大きなあくびをしていた。

 真っ白な奥歯の頭に、黒ごまのような小さな虫歯がポツンっとあるのを発見した。さすが綺麗な奥さんは虫歯も可愛い。
 銀色に光るキュレットの先で奥歯をコンコンっとノックしながら「痛いですか?」と聞いて見た。
 奥さんは眉間にキュッと皺を寄せながら、口を開いたまま「いかいえふぅ」(痛いです)と答えた。
 私はSMには興味はないが、痛みに耐える奥さんのその表情は実に官能的であり、もっともっと痛みを与えてやりたい衝動に駆られた。
 今度はキュレットの尖った先で、黒ごまのような虫歯をカリカリっと掻いてみた。
 奥さんは細い肩を窄め、口を開いたまま「あうっ」と顔を顰めた。
 唇を押し開いていた私の左手の親指に、奥さんの生温かい息がふわっと吹き掛かった。
 続けてチクチクと指すと、「あうっ、あうっ」と呻く奥さんの生温かい息が、ふわっ、ふわっと二回吹き掛かった。
 まるでセックスをしているようだった。

「虫歯ですね」

 そう告げながら奥さんの口内からキュレットを抜くと、私は素早くゴム手袋を外した。
 そして奥さんの顔を至近距離で覗き込みながら言った。

「念のため、他にも虫歯や歯周病にかかってないかチェックしておきましょう」

 すると奥さんは、目を閉じたまま「はい」と頷いたのだった。

 私は手袋を外した生の指で、奥さんの唇をそっと撫でた。
 歯科医が治療中に手袋を外す事はまず有り得なかった。しかし私は違った。綺麗な人妻や可愛い女子高生を治療する時には、こっそり手袋を外し、彼女達の唇や舌や歯茎を生で触れては密かに楽しんでいた。

 そんな生の指を、ゆっくりと奥歯まで突っ込むと、奥さんの柔らかい頬肉の裏が私の手の甲にムニュッと触れた。
 人差し指を奥歯の歯茎の下へと滑り込ませ、指に絡み付くヌルヌルとした唾液の感触を堪能した。
 歯茎をクリクリと指で押しながら、奥さんの耳元で「痛くないですか?」と囁くように聞いた。奥さんの真っ白なうなじから甘い香水の香りが微かに漂って来た。

「いわくあいまえん(痛くありません)」

 奥さんが、口に指を突っ込まれた状態でそう答えると、その唇が私の手の甲にパフパフと当たった。
 歯茎の位置を移動させ、何度も「いわくあいまえん」を言わせた。その度に奥さんの唇が私の手の甲にパフパフと触れ、それに欲情する私は、いつもこの唇で、旦那の肉棒をこうやってフェラチオをしているんだろうなと妄想した。

「歯茎はとっても綺麗ですね」

 そう言いながら奥さんの口内から指を抜いた私は、奥さんの唾液が絡み付いたその指を素早くズボンの中に押し込んだ。

「歯周病の心配は全くございません」と、優しく言いながら仮性包茎の皮をペロリと剥き、湿った恥垢が大量に付着する亀頭に奥さんの唾液をねちゃねちゃと擦り付けた。敏感な亀頭がすぐさま反応し、思わず腰がピクッと跳ねた。

 ライトに顔面を照らされる奥さんはギュッと目を瞑ったままだった。歯科助手の美咲ちゃんは、補助椅子の上で足をブラブラさせながら茶髪の毛先をチェックしている。
 ここは完全個室だから誰にも見られる心配は無かった。

 尿道から溢れる我慢汁を人差し指に塗り込み始めた私は、奥さんの顔をソッと覗き込みながら「ついでに舌診もしておきましょうか」と聞いた。
「ぜっしん? ですか?……」
 奥さんはゆっくりと目を開け、目の前の強烈なライトに慌てて目を閉じると、不安そうに聞いた。

「ええ。癌とか口臭とかを調べる為の舌の検査です。すぐに終わりますからついでに診ておきましょう」

 すぐに終わると聞いて安心した奥さんが「それじゃあ、お願いします」と舌を突き出すと、私はズボンの中から素早く手を抜いた。

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「舌に検査薬を塗りますね。少し変な味がしますけど、飲み込んでも人体に影響はありませんから……」

 と言いながら、仮性包茎の皮の中で蒸れていた恥垢と我慢汁がネトネトに絡み付く指を、真っ赤な舌背にねちゃっと押し付けた。
 こんな舌でペニスをネトネトと舐め回してもらいたいもんだ、と、思いながら、生温かい舌の裏に指を滑り込ませ、わざとそこに、くちゅ、くちゅ、といやらしい音を立てた。
 奥さんの舌は、ハムスターの腹のように温かく、そして柔らかかった。
 亀頭をペロペロとされるのを想像しながら、親指と人差し指で舌の両サイドを摘み,ぐにゅぐにゅと揉んだ。
 
 もう片方の手をズボンの中に入れ、勃起したペニスを静かにしごきながら、舌の裏に指を入れた。
 舌の裏を捲ると紫色の血管が見えた。
 人差し指でそこをゆっくりと掻き回すと、大量の唾液が、くちゃ、くちゃ、っといやらしい音を立てた。
 まるで奥さんの性器を愛撫しているような気分に浸った私は、おもわず射精しそうになり、慌ててペニスから指を離すと素早くズボンの中から手を抜いた。

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「舌も健康そのものですね」

 そう言いながら奥さんの口内から指を抜くと、私は奥さんの顔をジッと見下ろしながら、唾液でドロドロになった指をマスクの中に入れ、それをキャンディーのようにしゃぶった。

 ふと見ると、歯科助手の美咲ちゃんが私をジッと見ていた。
 私はそんな美咲ちゃんをキッと睨みながら合図をした。
 すると美咲ちゃんが、ハッと気付き、慌てて「お口をゆすいでくださ〜い」とファーストフードの店員のように言いながらシートを上げたのだった。

 くちゅ、くちゅ、くちゅ、とウガイをする奥さんの白いうなじを舐め回すように眺めながら言った。

「当院は『痛くない治療』をモットーとしておりますので、今日のところは治療せず、薬で痛みを止めておくだけにします。今夜には痛みが完全に治まると思いますから、明日、もう一度診察に来て下さい」

 ぷちゅ、と水を吐き出した奥さんが「わかりました」と頷きながら、唇の端でニュッと糸を引く唾液をハンカチで拭い取った。

 美咲ちゃんが「シート倒しま〜す」と奇妙な色声で言った。その発音は、「サザエでございま〜す」と同じだった。
 リクライニングした奥さんの顔にライトをあてると、消毒液をたっぷりと含んだガーゼをピンセットで摘まみ上げた。
 美咲ちゃんが「お口をあーんして下さ〜い」と言った。
 奥さんが「あ〜ん」と言いながら口を開くと、虫歯の上にそのガーゼをそっと置き、「このガーゼをギュッと噛んで下さい」と告げた。
 目と口を静かに閉じた奥さんは、言われるままに奥歯をギュッと噛み締めた。

「すぐに麻酔が効いて痛みが治まりますので、そのまま五分間、我慢してて下さい」

 そう言いながら立ち上がった私は、診察台の後にある小カウンターでカルテを書き込んだ。
 ふと見ると、美咲ちゃんがシートの裏に付いているタイマーを覗き込みながらセットしていた。
 前屈みになった制服の胸元から覗く美咲ちゃんの乳は、まるで乳牛のようにタプタプしていた。
 カウンターからソッと手を伸ばし、ピンクの制服の胸に手を押し付けると柔らかい乳肉が制服の中でムニュッと潰れ、美咲ちゃんが私に振り向きながら、無言で「やだぁん」と笑った。しかし、笑うだけで抵抗はしなかった。

 ピンクの制服の胸ボタンを素早く外し、その隙間に手を差し込んだ。ぽってりとした巨乳は今にもブラジャーを引き千切らんばかりに膨れていた。
 タイマーを、ピッピッピッ、と五分間にセットする美咲ちゃんの顔を覗き込みながら、ブラジャーの頭をペロリと捲り、コリコリの乳首を指で転がした。
 美咲ちゃんは、喉をごくりと動かしながら、怪しくニヤリと笑った。

 制服の胸から手を抜くと、そのまま、椅子に座ったままの美咲ちゃんのスカートの中に手を入れた。
 ストッキングに包まれたムチムチの太ももを押し開き、じっとりと蒸れた股間に指を押し込むと、ストッキングの上からザラザラと陰部を撫でた。
 美咲ちゃんは抵抗する事無く、ジッと項垂れていた。
 美咲ちゃんは、患者の前でこっそり犯されるのが大好きなのだ。

 ぷにょぷにょの下腹からストッキングの中に手を入れ、そのままパンティーの中に指を潜らせた。
 美咲ちゃんの性器はびっくりするくらいに濡れており、私の指はまるで吸い込まれるようにヌルリと滑り込んだ。
 膣の内部は異様に熱かった。イボイボした膣壁をザラザラと指腹で擦り、突き当りの子宮頸部をグニグニと押した。
 音を立てないよう、ゆっくりと膣を掻き混ぜていると、いきなり美咲ちゃんがむくりと顔を上げ、火照った顔を私の肩に押し付けながら、私の耳元にハァハァと熱い息を吐きかけた。
 美咲ちゃんは、私の肩に項垂れながらスルスルとストッキングを下ろすと「入れてぇ……」と耳元に囁き、素早く後ろを向いて補助椅子に両手を付くと、そのポテポテとした白い大きな尻を私に向けてぷるんっと揺らした。

 私はカウンターの上に置いてあるパソコンのキーボードを出鱈目にカチャカチャと鳴らすと、いかにも作業しているふりをしながらズボンのボタンを外した。
 診察台に寝転がる奥さんのすぐ後で、びんびんに勃起したペニスを突き出した。奥さんの頭部に顔を近づけ、そっと髪の匂いを嗅ぎながらペニスをシゴいていると、美咲ちゃんが無言で「早く」と言わんばかりに唇を尖らせながら尻を振り、そして尻肉の半分を自分の手で開いてはグロテスクな陰部を蛍光灯の下に晒した。

 押し開かれた尻肉の奥の陰部は、ぐにゃりと歪んでいた。粘着性のある汁が陰毛を濡らし、全体的にテラテラと輝いていた。
 そんな歪な穴にペニスの先を突き付け、大きな尻肉を両手で固定した。
 診察台に寝転がる奥さんの顔をソッと覗き込みながら、クッと腰を突き出すと、ヤリマンのオマンコはいとも簡単に私のペニスを呑み込んだ。
 美咲ちゃんは自ら腰をくねらせ始めた。敏感な亀頭が穴の中でヌルヌルと擦られ、何ともいえない快感が爪先からジワジワと上って来た。
 美咲ちゃんの細い背中に抱きつくと、素早く制服のボタンを外し、巨大な乳肉をブラジャーの中から解放した。
 腰を振る度に乳肉がたぷんたぷんっと揺れ始めると、白一色の個室治療室はたちまち卑猥な空気に包まれ、何も知らずにカーゼを噛み続けている奥さんが滑稽に見えた。

 診察台の裏のタイマーにソッと目をやると、残り三十秒だった。
 両手で乳肉を鷲掴みしながら、美咲ちゃんの柔らかい尻に腰を打ち付け、高速でズボズボと肉棒を出し入れした。

 素早くペニスを抜き、美咲ちゃんを足下にしゃがませた。
 タプタプの乳を片方はみ出したまま、私がシゴくペニスの前に顔を突き出した美咲ちゃんは、いつものように「あーん」と呟きながら、大きく口を開いた。
 すると、美咲ちゃんのその声で勘違いした奥さんが、診察台の上で「あ〜ん」と言いながら口を開いた。

 その瞬間、しゅぷっと精液が噴き出し、大きく開かれた美咲ちゃんの口の中にびゅっびゅっと白い液体が飛び散った。
 凄まじい快感に包まれながら、そっと診察台の奥さんの顔を覗き込むと、奥さんは必死に口を開いたままだった。


 ピピピピピピっとタイマーの音が鳴り響いた。

 ペニスを口から吐き出した美咲ちゃんは、慌てて精液をゴクリと飲み込んだ。
「終わりましたので、あーんして下さ〜い」と言いながら美咲ちゃんが立ち上がると、奥さんは既に「あーん」していた。

 奥さんの口からカーゼを摘み出すと、奥さんの座席をヴィィィィンと上げた。
 奥さんは「なんだか痛みが和らいだみたい」と嬉しそうに微笑みながら、品やかに診察台を下りた。

「それじゃあ、明日、もう一度来て下さいね」

 私は奥さんの上品な瞳にそう微笑みながら、明日は喉ちんこを触ってやろうと思った。
 そして、奥さんを見送る美咲ちゃんの大きな尻を見ながら、明日はスレンダーな京佳ちゃんの引き締まった尻でイこうと、ふと思ったのだった。


(あーんして・完)

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