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限りなく欲情に近い嫉妬6

2012/05/19 Sat 02:00

    限りなく欲情に近い嫉妬6



美佐子の穴は信じられないくらいに濡れていた。
あまりにも濡れているせいで、せっかくの膣筋のシマリを感じる事も出来ないくらいだった。

それでもズボズボと激しく腰を振った。
美佐子は必死にその快楽に耐えようと下唇を噛んでいたが、しかし、僕のペニスが更に奥を突くと、今にも狂わんばかりの大声を張り上げ、獣のように悶えていたのだった。

そんな美佐子が乱れに乱れて来たのを見計らい、僕はいきなり腰の動きをピタリと止め、そして容赦なくその肉棒を抜いた。
美佐子はまるで、お母さんから「もうゲームは終わりにしなさい」と言われ、いきなりプチッとテレビを切られてしまった子供のように、「あぁん! どうして!」と叫びながら、性器を剥き出しにした美尻を官能的に振った。

そんな美佐子を再びシートの上に仰向けに寝かせた。

「お前は男なら誰でもいいのか?」

今まで肉棒がピストンされていたダラダラの膣を弄りながら、虐めるようにして聞いた。

「そんな事ないもん……」

美佐子は大きな目を悲しそうに僕ら向けながら呟いた。

「でも、実際にはあんな醜い親父とヤっちゃってるじゃないか」

「それは本当にごめんなさい……いつも指名してくれるお客さんだったから断れなくて……」

断れずにセックスしてしまったという美佐子に再び欲情した。

「で、正直な所どうだったんだ、そのセックスは……」

僕は沸き上がって来る興奮を必死で堪えながらそう聞き、ダッシュボードを静かに開けた。

「そりゃあ……気持ち悪かったよ……」

「気持ち悪い?……でも感じたんだろ? 感じたからアソコが濡れてそいつのチンポが入ったんだろ?」

「でも、それは……」っと答える美佐子をよそに、僕は、ダッシュボードから黒いテープを取り出した。
このテープは最新型のビニールテープで、かなりの強度がありながらも、しかし剥がす時にはまったく痛くないと言う優れたSMグッズで、もちろん、目隠しには最適だった。

「……それ、どうするの?……」

美佐子は脅えた目で僕を見た。
ピリピリピリピリピリっとテープを剥がしながら僕は言った。

「もちろん、おまえを目隠しするのさ」

美佐子は一瞬顔を引き攣らせた。
そして「どうして?」と声を震わせた。

「目隠しをして犯してやる。お前は俺じゃない別の男に犯されていると想像するんだ……」

そう言いながら美佐子の頭を押さえ、テープを美佐子の目にそっと張り付けた。

「ど、どうして、どうしてそんな事するのよ!」

視界を塞がれた美佐子は急に暴れ始めた。
そしてテープを剥がそうと必死にもがく。

「騒ぐんじゃねぇ!」

僕はそう叫びながら美佐子の頬をおもいきり叩いた。
たった一発で美佐子はピタリと大人しくなった。
そして頭にグルグルとテープを巻かれながらグスングスンっと泣き始めた。

「ヤダよぅ……こんな変態みたいな事したくないよぅ……」

美佐子は僕に抱かれながら小さな体を震わせた。
僕はそんな美佐子の耳元に「おまえが豚のような親父のチンポを舐める事の方が、よっぽど変態な事なんだよ……」と優しく囁きながら、美佐子の目にしっかりとテープを固定し、美佐子の視界を完全に塞いでしまったのだった。

「このテープを無理矢理取ろうとしない方がいいよ。これは特に強力なテープだから、無理に剥がそうとすると眼球が飛び出してしまう恐れがあるからね……」

そんなデタラメを言いながら、脅える美佐子を大人しくさせた。

急に大人しくなった美佐子の身体を所々舐め始めた。
汗びっしょりの腋の下、卑猥な香りが漂う股間、縦長のヘソ、そして甘い香水の香りが溢れる耳。

そんな部分をペロペロと舐めながら、「僕じゃない別の男にヤられながら感じるお前の姿が見てみたいんだ……だから、別の男とヤっていると思うんだ……ほら、違う男を想像してごらん……」と、まるで催眠術のように囁き掛けた。

美佐子はそんな僕の性癖に気付いたのか、次第に僕の調子に合わせるかのように「あぁぁん……」と甘い声を漏らし始めた。

「そうだ、その調子だ……僕は僕じゃない……僕はまったく見ず知らずの男だ……おまえは見ず知らずの男にアソコを覗かれ、そしてこうやって弄られてるんだ……」

そう言いながらクリトリスを乱暴に摘んだ。
美佐子は「あぁぁ!」と悲鳴を上げながらシートで細い腰をしならせた。

「ほら、見ててやるから自分で触ってごらん……見ず知らずの男に恥ずかしい姿を見せるんだ……さぁ……」

美佐子の細い手を股間に誘導した。
美佐子はハァハァと荒い息を吐きながら、赤黒いワレメにそっと指を這わせた。

「ふぅんっ……」

目隠しをされる美佐子の唇から、甘いと息が漏れた。

「そうだ、いつもやってるようにオナニーするんだ……おまえが感じて来たら、いきなりココにペニスをぶち込んでやるから……それまで黙って見ててやるからね……」

僕はそう呟くと、カーステレオのボリュームを上げた。
ラップなのかR&Bなのかわからない洋楽が響き、まるでその音楽に合わせるかのように、美佐子は荒い息を吐きながら身体をクネクネさせた。

僕はそんな美佐子を残したまま、そっと車内から抜け出した。
月夜に照らされた雑草の中に全裸の男がヌッと立っていた。
全裸の男の足下には、警備員の制服が綺麗に畳まれていた。

「ほ、本当にいいんですか」

男は車から出て来た僕を見るなりビビりながらそう聞いた。
男のペニスは既にはち切れんばかりに勃起し、その先はテラテラと輝いていた。

「もちろんです。おもいっきり犯してやって下さい」

僕のその言葉に、月夜に照らされる男の口元が一瞬ニヤリと歪んだ。
そんな男の表情に、僕は叫び出したいくらい嫉妬に包まれたのだった。

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