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いじめられっ娘5

2012/11/17 Sat 04:25

いじめられっ娘5




(17)

 タンポポのそのフェラは、女子高生とは思えぬテクニックだった。
 そこらの激安風俗嬢のように、ただ単に顔を上下にモグモグと振るだけのそんなフェラではなく、まるで洋モノのビデオを見ているかのように、肉棒を情熱的に愛撫していた。

(こ、こいつは……妖精か……)

 そんなタンポポをジッと見つめながら真野は思った。
 これだけ可愛くてスタイルもいい。しかも妙にセックスがエロく、誰にでもヤらせてくれる。
 こんな女子高生は妖精に違いない、と思った時、だからイジメっ子達はそんなタンポポを手放したくないんだろうな、と、ふと彼らの気持ちが理解できた。

 ヌポッとペニスを口から抜き取ると、そのままタンポポはレロレロと舌を動かしながら真野の股間へと潜り込んで行った。
 シコシコとシゴかれるペニスを見つめながら(嘘だろ?……)と驚いていると、タンポポの生温かい舌が真野の金玉を這い回った。
 くすぐったさと快感が入り乱れ、とたんに真野は「うぅぅ……」と唸りながら腰を捻る。
 するとタンポポは、真野のその浮いた腰に素早く手を押し込んだ。
 そして真野の両足を、ひっくり返ったカエルのように広げさせると、汗で湿った尻肉の隙間にその小さな舌を滑り込ませて来たのだった。

 肛門から、強烈な快感が脳味噌へと伝わって来た。
 今まで、何度か肛門を舐められた事があった真野だったが、しかし今回は今までのソレとは違っていた。
 なんとそれは、レイプした相手が自らの意思で肛門を舐めて来たのであり、こんな事は生まれて初めてだったのだ。

(す、すげぇ……)

 尻肉を押し広げられる真野は、肛門に受ける快感よりも、それをしている現役女子高生の姿に激しく興奮した。
 そんな真野の心を察したのか、タンポポのシコシコとシゴく手が早くなる。
 チロチロと動く舌は、肛門から金玉へと這い上がって来た。尻の中に埋まっていたタンポポの顔が、開いた股の間からゆっくりと現れて来る。
 そんなタンポポの目が真野をジッと見つめていた。
 タンポポはシコシコと激しくシゴくペニスに、ゆっくりと頬を近づけながらポツリと呟いた。

「先生……気持ちいい?」

 その言葉で、とたんに真野の思考回路は停止した。
 あんぐりと口を開けたままタンポポを見つめていると、タンポポはそんな真野に「クスッ」と小さく微笑み、「その覆面……怖いからヤだぁ」と甘えた口調で囁いた。
 真野は「へっ?」と素っ頓狂な声で返事をすると、「あ、ああ、コレね……」と言いながら、汗でびっしょりと湿った覆面をスポンッと顔から抜いたのだった。

 そんな真野に微笑みかけると、再びタンポポはペニスを口に含み始めた。
 真野はその巧妙な舌使いに声を震わせながら、「どうして……わかったの?」と慌てて聞いた。
 ヌチャッとペニスを抜いたタンポポは、「だって、あの掲示板に出てたチンチンと同じだったんだもん」と微笑んだ。
「ほ、本当に、それだけで……」
 真野が信じられないといった表情で聞くと、タンポポはクスクスと笑いながら「うん。あの子象と同じだったよ」と、再びその子象を銜えた。

 子象と呼ばれた強烈な羞恥心と、東田君のモノマネから解き放たれた開放感が同時に真野を包み込んだ。
 患者にバレてしまうのは非常に危険だった。
 下手をしたら問答無用で実刑を言い渡される。
 が、しかし、肝心のタンポポは、未だおいしそうに真野のチンポを銜えている。
 これはやっぱり楽しまなきゃ損だよな、と、すかさず思った真野は、「なぁんだ、バレちゃってたのか」と急に開き直り、ペニスをしゃぶるタンポポを起き上がらせた。
「ごめんね、こんな事して……」
 真野は布団の上にちょこんと座るタンポポの髪を優しく撫でながらそう囁いた。
 そんな真野を大きな目で見つめながら「うぅぅん」と首を振ったタンポポは、「ただ……」と言葉を続けた。
「先生にヤらせてあげるから……その代りタンポポを先輩達から守ってくれる?」
 タンポポは不安そうに眉間にシワを寄せながら真野の顔をソッと覗き込んだ。

「も、もちろんだとも。あんなヤツら明日にでもぶっ殺してきてやるよ。うん。いや、今からぶっ殺しに行ってもいいよ、うん」

 シドロモドロになりながらそう言うと、タンポポは嬉しそうに微笑みながら真野に抱きついた。
 そして真野の耳元に「今からぶっ殺しに行くのはダメ……」と囁くと、そのまま真野の耳をねっとりと舐めながら「今は……シテ……」と、そのままゆっくりと後に倒れたのであった。

 だるまが倒れるように、そのままゴロンと正常位に寝転がった2人は濃厚なディープキスをした。
 互いに舌を貪り合い、獣のように身体を弄り合った。

「タンポポ……」

 そう唸りながら真野はズルズルとタンポポの下半身へと下りて行く。
 タンポポのモデルのような細く長い脚をゆっくりと開かせ、パンティーの両端を摘みながら股間を覗き込む。
「ヤダぁ……」と恥ずかしそうに喘ぐそんなタンポポのクロッチは、透明に輝く粘着汁がベッチョリとシミを作っていたのだった。



(18)

 強烈な太陽の光が居間を照らし出していた。
 昨夜のまま放置されていた居間には、春日さんの血が丸く円を描くようにして畳にシミ込み、それはまるで『日の丸』のように見えた。
 久々に激しいセックスをした真野は、ぐったりとだらしない顔でそんな『日の丸』を見ながら、春日は生きてるだろうか、と、ふと思った。

 そのままダラダラと浴室へ向かい、頭から熱いシャワーをぶっかぶった。
 今まで本能で動いていた脳味噌が、熱いシャワーでじんわりと蒸され、みるみると理性を取り戻して行く。
 そんな真野の頭に、激しく喘ぐタンポポの姿が浮かんで来た。

 タンポポとのセックスは、今までになく充実したセックスだった。
 やはり相手がアレだけの美少女だとその昂りようは凄まじく、何度射精しても性欲が尽きる事は無かった。
 真野はこの日、4回の射精をした。その4回とも中出しだった。
 一応、真野は遠慮して腹の上に出そうとしたのだが、しかしタンポポは「抜いちゃいや!」と真野の身体にしがみつき、そして荒々しい息を真野の耳に吹きかけながら「中で出していいよ」と囁いたため、それからの真野は全てタンポポの中に射精したのであった。

(あのガキ……かなりのヤリマンだな……)

 真野は歯ブラシを銜えながら、ふとそう思った。
 セックスの最中、タンポポが必死になって耳元に囁いてきたあの卑猥な言葉や、真野が射精すると同時に膣筋をクイクイと締め付けて来たあの感触を思い出していると、再び真野のペニスがムクムクと反応して来た。

(あいつだけは絶対に誰も渡さねぇぞ……あいつは一生、俺のオマンコ奴隷にしてやる……)

 歯ブラシを銜えたままウヒヒヒヒっと笑うと、真野の口から大量の泡が溢れ出し、その泡がペニスの上にボトッと落ちたのだった。

 風呂から上がると、そのまま台所の冷蔵庫を開け、キンキンに冷えた缶ビールを取り出した。
 クピクピクピっとビールを飲みながらテレビのリモコンを押すと、春日さんの血が激しく飛び散った画面にテリー伊藤の顔がヌッと現れた。
 慌てて時計を見ると、既に時刻は8時を過ぎていた。
 このまま布団の中に潜り込みたい気分だったが、しかし、真野にはタンポポとの約束があった。
 それは、今日このままイジメっ子のリーダーである池田先輩を登校途中に取っ捕まえ、徹底的に懲らしめてやるという約束なのだ。
 非常に面倒な約束だったが、しかし、ここで約束を破る事によりタンポポという上玉を失う事を怖れた真野は、そのまま一気に缶ビールを飲み干すと、急いでパンツを履いたのだった。

 満タンに充電されたスタンガンをバッグの中に押し込むと、真野は居間を出た。
 そのまま奥のタンポポの部屋へ行き、「そんじゃあ、ちょっくら池田君をぶっ殺しに行って来るよぉ~」とソッと襖を開けると、そこには全裸のままスヤスヤと眠るタンポポがいた。

 それはまさしく天使のように可愛い寝顔だった。
 そんなタンポポの寝顔を見ながら、こいつだきゃ絶対に誰にも渡さねぇからな……と呟いた真野は、そのまま静かに襖を閉め、ソッと玄関へと向かったのであった。

(19)

 その駅はポツリポツリと学生がいるだけで、あとはほとんどが作業服を着た労働者ばかりだった。
 下町独特のオーラが漂うそんな小さな駅は、まるで金八先生を見ているみたいだと真野は密かに感動していた。
 改札口の横でソッと携帯を開き、そこに映る池田君の写真と改札口を通り過ぎて行く学生の顔を見比べる。
 携帯に映る池田君は髪の毛を真っ赤に染めているためにすぐに発見できそうなものだったが、しかし、その下町の駅には同じように髪を赤く染めたガキが異様に多い為、真野は池田君探しに悪戦苦闘していた。
 しかし、しばらくすると、それらしきガキが原付バイクに跨がりながら駅の駐輪場に入って行くのが見えた。
 確かタンポポは、池田先輩は赤い原付バイクに乗ってると言ってたはずだぞ……と思いながら、爪先を立てながら駐輪場を覗き込むと、やはりそのガキはスプレーで赤く塗り潰した原付バイクに乗っていた。
(あいつだな……)
 そう確信した真野は、彼よりも先に改札を抜け、駅のホームで彼が来るのを待つ事にした。

 しばらくすると「池田ぁ待てよぅ!」などと戯れ合うガキ共の声がホームに近付いて来た。
 池田と呼ばれる学生は、確かにさっき赤い原付を乗っていた赤い髪の少年だった。
 これは間違いねぇな、と安心しながらも、しかし真野は思った以上に池田君が強そうな事に不安を覚えた。
 しかも彼の周りには4人も友達いる。その4人も明らかに真野よりは腕力のありそうな面々なのだ。
 しかし、だからといってここで諦めて帰るわけには行かない。
 あれだけの美少女を手に入れたからには、今こそ彼女のハートをがっちりと掴むべきなのだ。
 そう思いながらも、何の手だても無いまま、とりあえずホームに並んでいる池田君に近付いたのだった。
 
 後ろから見ると、益々池田君の背中が大きく見えた。
 ガッチリと体格が良く、腕も太い。そのゴツゴツとした拳にも根性焼きがいくつも入れられ、やたら獰猛さを醸し出していた。
(こんなヤツをどうやって懲らしめろと言うんだ……)
 そう悩んでいると、駅のホームには学生や労働者達がゾロゾロと集まり始め、狭いホームが急に息苦しくなって来た。
 こんな状態では池田君を懲らしめるのは無理だ、と、素直に諦めた真野は、そのまま背後の人混みを掻き分け、この息苦しい駅を出ようと決めた。
 そして目の前の池田君にソッと背中を向けた瞬間、池田君達が話している声がふいに真野の耳を突き刺し、立ち去ろうとしていた足をピタリと止めさせた。
「タンポポのヤツ、まだ行方不明のままなのか?」
 耳に大量のピアスをぶら下げた坊主頭の少年が池田君にそう聞いた。
「そうなんだよ。あの変態女がいねぇから最近溜ってんだよ」
 池田君は欠けた前歯を剥き出しながらそう笑うと、学生ズボンの上から自分の股間をモミモミと揉んだ。
 真野はその薄汚れた土佐犬のような池田君の表情を見て、こんな糞男に2度とタンポポを渡してなるもんか、と激しい感情が沸き上がって来た。
「なぁ、今度俺達にもタンポポ貸してくれよ」
 池田君の左側にいた少年が銜えたパイポをカリカリいわせながらそう言った。
 すると池田君は「あぁ、ケツの穴以外だったらいいぜ」と笑う。
 再び坊主頭の少年が「なんでケツの穴はダメなんだよ」と池田君に聞くと、池田君は「ひひひひひ」っと下品な笑いを浮かべたまま「あいつのケツの穴は俺のマイホールだからだよ」と虫歯だらけの前歯をニヤリと剥き出したのだった。

 気がつくと、真野は人混みの中でスタンガンを握りしめていた。
(こんな糞ガキはやっぱり懲らしめてやんなきゃダメだ。後ろからバチバチバチっとやってそのまま一目散に逃げよう……)
 そう思いながら真野はソッと周囲を確認した。
 真野の両隣の学生は必死になって携帯を弄っていた。背後の労働者達も新聞を呼んだり週刊誌を読んだりと、皆、顔を下に向けていた。
 チャンスだ。
 そう思った瞬間、スタンガンを握る真野の手は池田君の背後にスッと伸び、白いカッターシャツから伸びる丸太ん棒のように太い首でピタッと止まった。
「ジジジジジジジッ!」
 スタンガンを押し付けられた首の第一頸椎から、アブラ蝉の断末魔の叫びのような不気味な音が響いた。
「あがっ!」
 池田君が叫ぶと同時にスタンガンを素早く離した。
 池田君は首を歪に曲げたまま立ちすくみ、首をビートたけしのように、コキっ、コキっ、と痙攣させながらそのまま前にスーッと倒れて行った。
 隣りにいた坊主頭の少年がそれに気付き「あっ!」と叫んだ。
 その瞬間、線路から「ファン!ファン!ファン!」という電車のサイレンがけたたましく鳴り響いたが、しかし池田君の大きな体は、そのまま目の前をガーッ!と通過して行く電車の車輪の中に吸い込まれて行ったのだった。




(20)

 気がつくと真野は『幸せの家』の前で呆然と立ちすくんでいた。
 全身から汗が噴き出し、ワイシャツが背中にベッタリと張り付いては気持ちが悪かった。
 我に返った真野が、(まさか死ぬとは思わなかった……)と呟きながら玄関を開けると、居間から『笑っていいとも』のエンディング曲が聞こえて来た。
 もうこんな時間か……と時計を見つめ、今まで俺は何をしてたんだろうと思いながら居間の襖を開けると、チャブ台でオレンジジュースを飲んでいたタンポポと目が合った。
 タンポポはストローを口にくわえたまま真野をジッと見上げ、そしてポツリと「先輩死んだね」と呟いた。
 そんなタンポポを呆然と見つめながら、「うん……殺しちゃった……」と畳の上にゆっくり腰を下ろすと、タンポポは畳をスリスリと鳴らしながら真野に擦り寄り「さっきニュースでやってた。友達とふざけあっててホームに転落したって言ってた……」と至近距離から真野を見つめた。
 そんなタンポポの目は、異様にギラギラと輝いていた。

「ねぇ……死んだ先輩の顔……どんな顔してた?……」

 タンポポは、今にも唇が触れ合うくらいに顔を近づけながらそう言った。そんなタンポポの生温かい息は、バヤリースオレンジの安っぽい匂いがした。

「見てないからわかんないよ……でも、グチャグチャになってるから顔なんて見てもわかんないよきっと……」

 真野がそう呟くと、タンポポは真野の唇をジッと見つめながら「グチャグチャ……」と独り言を呟き、そして素早くゴクリと唾を飲み込むと同時に真野の唇にむしゃぶりついてきた。
 タンポポの震える前歯が真野の前歯に当たり、ガチガチと不愉快な音を立てた。
 ぷちゃぺちゃと激しい音を立てながらディープキスする真野は、そのままタンポポを強く抱きしめ、ミニスカートの中に手を入れては股間の下着を指でズラした。
 真野の指先にヌルッとした生温かい感触が広がった。
 タンポポは先輩の死で異常興奮しているのか、びっくりするほどにアソコを濡らしていた。
 キスをしたまま畳に押し倒し、ミニスカートの中から下着だけを毟り取った。
 そして急いでズボンのボタンを外していると、再びタンポポが「先輩、グチャグチャだったの?」と、目をギラギラと輝かせながら聞いて来た。
 真野は勃起したペニスを突き出しながら「ああ、グチャグチャだったよ。お前の先輩はハンバーグみたいになってたよ」とわざと残酷に笑い、そのままペニスをタンポポの中に押し込んだのだった。

 ペニスを激しくピストンされたタンポポは、畳の上を狂ったようにのたうち回った。
 それは異常な濡れ方だった。ピストンする度に穴の中から汁が押し出され、溢れた汁は真野の陰毛とタンポポの肛門を激しく濡らしていた。
 そんなタンポポに、容赦なくスボスボとペニスを突き刺していると、乱れ狂うタンポポが不意に「先輩!」という言葉を叫んだ。
 しかしそれは無意識のうちに叫んでいるらしく、真野の腰が激しくなるにつれて、何度も何度も「先輩」と叫んでいた。

 突然、真野の中で嫉妬の念がメラメラと沸き上がって来た。
 人を殺して来たという興奮と、一睡もしていないと言う疲れが交差する脳に、タンポポが叫ぶ「先輩」という言葉が突き刺さり、真野は何が何だかわからなくなるくらいに頭の中がイライラした。

 その時、脱ぎ捨てたズボンのポケットの中に何かが入っている事に気がついた。
 真野は腰を振りながらズボンのポケットに手を伸ばした。
 ポケットの中から出て来たのは、覚醒剤のパケと使い捨ての注射器だった。
(いつの間にこんな物を買ったんだろう……)
 真野はタンポポの小さな尻を片手で抱え、大きく開いた股間にパンパンと腰を振りながら考えるが、しかし、池田君を殺してからの記憶は完全に消えてしまっていた。

「あぁぁん、先輩!」
 タンポポが再びそう叫び、細い体をゴムのように捻った。
 タンポポはイッたのか、必死になって真野の体にしがみつき、高く掲げた右足をピーンと伸ばしていた。

 真野はいきなりペニスを抜いた。
 胸をハァハァさせたタンポポが不思議そうに真野を見つめる。
 真野は立ち上がると、ズボンごと鷲掴みにしながらそのまま台所へドカドカと走った。
「どうしたの?」と、首を傾げるタンポポに、「ちょっと待ってろ!」と真野は叫ぶと、そのまま台所のドアを閉めたのだった。

(つづく)

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