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下宿人14

2011/11/24 Thu 14:11

    下宿人14
 そんな出来事があってからと言うもの、裕介は1階の茶の間で明子と寝るようになった。
 そんな明子は、まだ何も知らないウブな裕介をまるでアダルトグッズかのように扱い、それによって裕介もありとあらゆる快感を得た。
 貪欲な熟女と血気盛んな高校生。そんな2人は飽きる事無く夜な夜な性器を擦り合わせては淫欲の世界へと堕ちて行った。
 当然、夫の竜雄はそんな事は知る由もなく、まさか自分の妻と高校生の下宿人がデキているなど夢にも思っていなかった。
 そんな竜雄の目を盗んでは毎晩のように互いの性欲を貪っていた2人だったが、しかし、さすがに竜雄が出張から帰って来た夜にはそれは出来ないだろうと素直に諦めていた裕介だったが、しかしそんな夜でも明子の性欲は若い肉棒を欲しがった。
 明子は晩酌で竜雄にしこたま酒を飲まし、竜雄を意識不明になるほどに酔い潰すと、なんと茶の間に裕介を連れ込んでは、鼾をかいて寝ている竜雄の横で裕介を犯すのである。
 さすがにこれは裕介も気が引けたが、しかし明子に言わせるとこのスリルが堪らないらしく、明子は鼾をかいで寝ている竜雄の横に脅える裕介を寝かせては、イソイソと騎乗位で腰を振りながら裕介を犯し続けていたのだった。

 そんなある日、裕介はひょんなことからこの下宿を出る事になった。
 それは、寮に住んでいたある生徒が退学になった為に寮の1部屋が空き、入学当初からずっと寮を予約していた裕介の番が回って来たからである。
 今更、寮などには行きたくなかった裕介だったが、しかし裕介の両親は学校指定寮の空きができた事に酷く喜び、一日も早く寮へ引っ越すようにと急かして来たのだった。
「せっかく仲良くなれたのに残念だわ・・・」
 明子は、まるで転校して行くクラスの同級生を見送るかのようにそう裕介に微笑みかけた。
「まぁ、近いんだしさ、たまには遊びに来てくれよ」
 2人の関係を何も知らない竜雄は、いつもの人懐っこい笑顔で微笑みながら裕介の肩をポン!と叩いて見送ってくれた。
 そんな裕介は、たった半年足らずしか住んでいなかった下宿だった為にそれほど感傷的になる事は無かったが、しかし、やはり明日からは明子の体が抱けないという現実に、それだけが気がかりでならなかった。

 引っ越しセンターのトラックが細い路地に入って来ると、竜雄が馴れた口調で「オラーイ!オラーイ!」とトラックを誘導し始めた。
 そんな竜雄の隙を狙って、裕介はソッと明子に囁いた。
「僕がいなくなっても・・・東田を店に入れないで下さいね・・・」
 裕介は竜雄をチラチラと気にしながらも、今にも泣きそうな表情で素早く囁いた。
「大丈夫よ。心配しないで」
 明子は大きな瞳でニヤリと笑うと、「勉強頑張ってね」と少女のようにウィンクをしたのであった。

 それから寮で生活するようになった裕介だったが、しかしどれだけ時が過ぎようとも裕介の頭の中から明子のいやらしい体は離れてくれなかった。
 そんな裕介は学校が終わるなり明子の喫茶店へ遊びに行っていたのだが、しかし寮は門限が7時になっている為、まだ喫茶店が営業している間に寮に帰らなければならず、裕介の願いは叶わなかった。
 そんな裕介は、毎晩明子を思いながらオナニーに耽っていたが、しかし1度あの明子の味を覚えてしまった以上、手淫でその欲求を紛らわす事はできない。
 そんなムラムラとした日々が続いていたある時、裕介はある作戦を思い付いた。
 来週から夏休みが始まる。夏休みになったら明子の喫茶店でアルバイトをさせてもらおう。しかも住み込みで。
 そんな案が浮かんだ裕介は「コレだ!」と手を叩き、一刻も早くそれを明子に伝えたくて伝えたくてウズウズした。

 その日、さっそく裕介は「親戚の伯母が倒れた」という嘘を付き学校をサボり、そのままウキウキした気分で明子の喫茶店へと向かった。
 この案を持って行けばきっと明子も喜んでくれるはずだ。そう思いながら、裕介はバスの中であらゆる妄想に駆られては股間の中を固くしっぱなしだった。
 バス停に下りると一目散に喫茶店へと走った。もしかしたら今日これからヤらせてもらえるかもしれない、という希望を胸に、裕介は通い馴れた道をひたすら走った。
 汗だくになりながらやっと喫茶店のドアを開けると、カランコロンっという牧歌的な鐘の音が裕介を出迎えてくれた。
 喫茶店には誰もおらず、いつもの麻雀ゲームの電子音だけが薄ら淋しく店内に響いていた。
 この時間なら絶対に明子さんはいるはずなのに・・・と、思いながら、裕介はカウンター裏の暖簾をかき分け、家の奥に向かって「すみませーん」と声を掛けてみた。
 しかし中から物音ひとつ聞こえて来ず、人の気配も全くなかった。
 昼寝でもしているのかな?・・・
 そう思った裕介は、まるで我家に帰って来たかのように、迷う事無く靴を脱いだ。
 そのまま懐かしい廊下を進み、奥の茶の間をソッと覗く。
 シーンと静まり返った茶の間は、あの時と変わらない匂いが漂っているだけだった。
 おかしいなぁ・・・
 そう思いながら何気なく浴室のドアを開ける。
 脱衣場からひんやりとした冷気と共に洗濯洗剤の香りがモワッと溢れ、ふいに裕介をノスタルジックな気分にさせた。

(あの頃は、毎晩のようにこの洗濯機から明子さんの下着を・・・・)

 そう苦笑いしながら洗濯機の蓋をソッと開けると、そこには紫色のパンティーがふんわりと転がっていた。
 それをソッと摘まみ上げ、あの頃のように両手で広げる。紫色したクロッチに白いオリモノがザッとシミ付き、その香りはまさしく明子の香りそのものだった。
(明子さん・・・・)
 裕介はスボンの中に手を突っ込むと、中で歪に勃起していたペニスを握り、それをシコシコと上下させながらその白いオリモノをチロチロと舐めた。
(明子さんが留守なら、このままここでスッキリして行くか・・・)
 そう思いながらズボンのベルトを外そうとすると、ふいに静まり返った部屋の中で、天井がミシッという音を立てた。
 裕介は明子のパンティーを唇に押しあてたままジッと耳を澄ました。
 二階からなにやらゴソゴソという音が聞こえて来た。誰かが二階にいるのは間違いない。
 裕介はすぐさまそのパンティーを元通りに洗濯機の中に戻した。

 二階にいるのは明子に間違いない。
 そう確信した裕介は、きっと明子は二階で昼寝をしているんだろうとワクワクしながら、そのまま階段へと足を忍ばせた。
 そんな裕介のズボンの中のペニスは、久々の明子の匂いに挑発され、今にも爆発寸前だった。
 昼寝している明子の布団にソッと潜り込み、そのままいつか明子とやった『強姦プレイ』をするのも悪くないと細く微笑む。
 裕介はグショグショに濡れた明子のワレメを思い出しながら、ミシッ・・・ミシッ・・・と足音を忍ばせ階段を昇った。
 すると、階段を上り終えた瞬間、ふいに明子の声が裕介の耳に飛び込んで来た。
(誰か・・・いるのか?・・・・)
 裕介は息を殺しながら慌てて出しっぱなしにしていたペニスをズボンの中に捻り込んだ。そして、少しだけ開いている襖にソッと耳を傾けてみた。

「いい?・・・この事は絶対に誰にも内緒なんだからね・・・わかった?」

 そんな明子の秘密めいた声と同時に、裕介の目に学生服を着た男の子の姿が飛び込んで来た。
(・・・誰だあいつ・・・・)
 裕介が目を凝らすと、部屋の窓際の学習机の椅子に高校生が座っていた。そしてその高校生の足下に明子がちょこんっとしゃがんでいる。
 ふいにカチャカチャっというベルトを外す金属音が聞こえて来た。
「で、でもおばさん・・・僕・・・」
 高校生はそう言いながら、ベルトを外そうとする明子に戸惑っていた。
「大丈夫・・・怖がらなくてもいいのよ・・・すぐに気持ち良くしてあげるから・・・」
 そんな明子の艶かしい声を聞きながら、裕介は乾いた喉にゴクリと唾を飲んだ。
 チャリチャリっというベルトの金属音を鳴らしながら高校生のスボンは一気に下ろされた。
 ズボンと同時にブリーフも脱がされ、ピーンっと勃起した生々しいペニスがしゃがんでいる明子の目の前でブラブラと揺れていた。
「で、でも僕、初めてですし・・・」
 そんな高校生の声は、次の瞬間、「あぁぁ」っという快楽の唸りに変わったのだった。

明子の口内から洩れるチャプチャプっというリズミカルな音が、新しい下宿人の六畳の部屋に響き渡る。
 そんな明子と新たな下宿人を襖から覗いていた裕介は、そのリズミカルな音が激しくなって行くにつれ全身から力がみるみる抜けて行ったのだった。
 

 下宿をソッと出た裕介は、湿っぽい路地を進みながら次々に脳裏に溢れて来る明子の痴態を必死に頭から振り払った。
 しかし、明子のあの甘い香りと柔らかい肌、そして抱きしめる度に切なく囁くあの声が、そう簡単に消え去ってくれるはずはなかった。

「明子さん・・・」

 そう呟く裕介は、郵便局の角で足を止めた。
 そしてゆっくり後を振り向くと、このまま下宿に引き返し、あの新たな下宿人から明子を取り戻そうかどうしようか悩んだ。
(今ならまだ間に合う・・・)
 そう焦りを覚えた時、裕介の目の前をミニスカートの女子高生が自転車で横切っていった。
 不意に女子高生のスカートが風でフワリと捲れ上がり、一瞬、カルピスのような水玉模様のパンティーが飛び出し、裕介をドキッとさせた。
 しかし、もはや裕介には女子高生など興味がなかった。
 変態熟女の濃厚なテクニックに魅せられてしまった裕介には、もう明子しか考えられないのだ。
「勉強頑張ってね」と少女のようにウィンクした明子の笑顔と、そして、「怖がらなくてもいいのよ、すぐに気持ち良くしてあげるから」と、新しい下宿人のズボンを脱がす、怪しく光った明子の目。

(どちらの明子さんも気絶しそうなくらいに悩ましい・・・・)

 明子の全身から漂う切ない香りを思い出していた裕介は、気が付くと下宿に向かって走り出していたのだった。

(下宿人・完)



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