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愛と青春のポルノ映画館9

2012/04/01 Sun 01:01

   愛と青春の9

《解説》
ポルノ映画館で援交していたミカとケンジは、遂に変態共の餌食にされる。闇の中から次々に現れる変態共に、ミカとケンジはぐちょぐちょにされ・・・



《本編》
 ケンジが慌ててミカの客席へと行くと、スカートを捲り上げられたミカは、オッサンに体を押さえ付けられながらパンティーの上から股間を弄られていた。
「やめろよオッサン!」
 ケンジがそう怒鳴りながら後の座席から顔を出すと、中年のオッサンはケンジを見て一瞬「ギョッ」としたが、しかしケンジがまだ少年だという事を知ると「何言ってんだよ坊主、この娘から誘って来たんだぜ」と顔を引き攣らせながら笑い、股間を弄る手をヤメようとしなかった。
「やだぁ!ケンジ君助けて!」
 そう叫ぶミカは必死になってオッサンの手を股間から押し出そうとする。
「ヤダってよぉ、何言ってんだよオマエ、自分から『遊ぼ』なんて誘って来たくせによ。それになんだいコレ、濡れてるよ、オマエのオマンコもうぬるぬるに濡れてるよ」
 オッサンはそう言いながら更にミカの股間を乱暴に弄り、「オマエ、変態なんだろ?こうして欲しいんだろ?」と呟いてはミカの顔を見ながらヘラヘラと笑ったのだった。
「いいかげんにしろよ!」
 ケンジは後からオッサンの肩を突き飛ばした。
 前に押し出されたオッサンは座席からズルッと滑り落ち、座席の隙間にしゃがんだまま「なにすんだよ!」と東北訛りでそう叫ぶ。
 そんなオッサンを無視して、ケンジが「行こう!」とミカの手を取ろうとした時、そんなケンジの体はもの凄い勢いで後に引っ張られ、ケンジはそのままドスンと後の座席に尻餅を付いた。

「おいガキ。いつまでも調子に乗ってんじゃねぇぞ……」

 座席に引き戻されたケンジの顔スレスレに、まるで隅田川で引き上げられた水死体のようなブヨブヨの大きな顔がヌッと顔を出し、そう唸った。
 ハッと気がつきケンジが周りを見ると、ケンジの座席を数人のオッサン達が取り囲んでいた。
「な、なんなんですかあなたたちは……」
 ケンジはスクリーンの光りに不気味に照らされる男達にキョロキョロしながら必死にそう呟く。

「俺たちゃここの常連よ。おめぇ、確か先週もここで商売してたけどよぉ、いったい誰に断って商売してんだよ、あん?」

 そうケンジに顔を近づけて来る水死体のような男のその息は、納豆を食べた後にご飯茶碗にヌルヌルとこびり付いている汁のようなニオイがした。
「おまえら、連合にはちゃんと挨拶してんの?」
 反対側の座席から、キリンのように首の長い男がそう言いながらヌッとケンジの顔を覗き込んだ。
「れ、連合ですか?……」
 ケンジが吃りながらそう答えると、周りの男達がニヤニヤと笑い出し、後から誰かが「ダメダメ、こいつら何にも知らねぇド素人だ」と呆れた口調でそう言いながらケンジの頭をパシン!と叩いた。

「まぁ、いいや。素人なら素人で、それなりに礼儀っつーもんを教えてあげるからよ、ま、黙って大人しく付いて来いよ」

 水死体はそう言いながら不敵に笑うと、そのまま座席をムクッと立ち上がり、同時にケンジの細い腕を持ち上げてはケンジも立たせた。
「ど、どこに行くんですか、ちょっと待って下さいよ」
 ケンジは慌てて水死体の手を振り解いた。
 それと同時に、誰かがケンジの背後に飛びつき、ケンジは瞬く間に羽交い締めにされてしまった。
「いいから黙って付いて来いって」
 水死体は、そんなケンジの顔に向かってそう笑う。
 焦ったケンジはミカを指差しながら「じゃあ、その子も一緒に連れて来ます!」と叫ぶと、水死体はひょいとミカの座席を覗き込み、そしておもむろに顔を綻ばせると「今、一番気持ちいいトコみてぇだからよ、このままソッとしておいてやったほうがいいと思うぜ」とヘラヘラと笑い出したのだった。

「よし、行くぞ」
 羽交い締めにされたケンジの体を隣のキリンがドン!と突き飛ばしながらそう言った。
 ケンジはそのまま座席の通路をズルズルと引きずられながら、「よ、吉岡!」とミカの座席を覗き込んだ。
 ミカと目が合った。
 ミカを囲んでいる数人の中年親父達も一斉にケンジを見る。
 そんな親父達に囲まれたミカはいつしか全裸にされていた。座席の上に押さえ付けられたミカの身体に男達の手が群がり、座席がギシギシと激しく揺れていた。

「ケンジ君!」
 ミカが切ない目をしてケンジに向かって叫んだ。
 しかしそう叫んだミカは、すぐさま「いやぁぁぁん!」と座席に顔を埋め、ギシギシとリズミカルに動く座席へと沈んで行ったのだった。

 ケンジが男達に連れて行かれたのは、劇場の最後列にある『立ち見場』だった。
 暗闇に引きずり込まれるなり、身体中をボコボコと蹴られそして殴られた。
 どこからパンチやキックが飛んで来るかわからない暗闇では、それを防ぐ事は出来なかった。しかもそのパンチやキックを向けて来るのは、1人ではなく数人なのだ。

 たちまちケンジはコンクリートの床に崩れ落ちた。油臭いコンクリートの床でアルマジロのように踞りながら、ケンジは男達に必死で叫ぼうとするが、しかし次々に飛び出してくる男達の足蹴りはケンジにそんな間さえも与えなかった。
 しばらくの間そんな足蹴りのシャワーが続いていたが、次第に男達はハァハァと息を切らしはじめ、そのキックにもみるみると力が抜けて来た。
 それでもケンジが頭と腹と股間を守りながらコンクリートの床でジッと踞っていると、暗闇の中で誰かが「刺せ刺せ」と呟く声を聞いた。
 一瞬ケンジはその言葉に、鋭く尖ったナイフを連想した。
 暗闇の中、どこからナイフが飛び出し、そしてどこにナイフが突き刺さるのかという恐怖に駆られたケンジは、踞ったまま「うわわわわわ」と叫んだ。
 するとそんなケンジの体をいきなり数本の手がガッシリと押さえ込んだ。
 5本、いや10本はあろうかと思われるその手は、まるで御中元の包装紙を乱暴に毟り取るかのようにケンジの上着を引き千切り、そしてジーンズを強引に引き抜いた。

 瞬く間に全裸にされてしまったケンジの髪を誰かがムンズと鷲掴みし、それをグイッと持ち上げた。
 ケンジの目の前に、スクリーンの光りに照らされる水死体オヤジのニヤリと笑う顔が浮かび上がった。
 ケンジがオヤジの顔を見ながら、恐る恐る口の中に溜っている鉄錆臭い血をゴクリと飲み込むと、水死体のオヤジはそんなケンジに微笑みながら「ほれ、口開けろ」と言い、ケンジの目の前にオロナミンCの瓶のように黒光りする勃起したペニスを突き出した。
「えっ……」
 そう絶句するケンジの尻に、いきなりヌルッと生温かい感触が走った。
 慌てて振り向くと、ホームレスのように薄汚れたオッサンが、自分の手の平に唾をブチョブチョと垂らし、そしてその手をケンジの尻のワレメにヌルヌルと擦り込んでいる。
(ヤられる……)
 強烈な恐怖がケンジを襲った。
 暗闇の中、床のケンジを取り囲む男達はかなりいる。そんな男達の薄汚れたスニーカーや健康サンダルやそしてくたびれた革靴などが、床に平伏すケンジにジリジリと近寄って来る度に、ケンジは絶叫したいくらいの恐怖に叩き落とされた。

「許して下さい!」と、ケンジが水死体の男に言おうとした瞬間、水死体の男のペニスがグニュっとケンジの唇に押し付けられた。
「噛んだら目ん玉潰すぞ」
 水死体男はそう脅しながらケンジの両頬を左手でグッと押し潰し、縦に開かれたケンジの唇の中に強引に亀頭を押し込んで来た。
 水死体男の亀頭が閉じられた前歯にグニグニと当たった。
「口あけろって」と、水死体男がしゃがんだ腰をコキコキさせながら呟くと、いきなりケンジの肛門に激痛が走った。
「うわっ!」
 ケンジがそう叫びながら仰け反ると、おもわず開いたケンジのその口にコリコリとした肉棒がゴボッと突入して来たのだった。

「噛んだら目ん玉潰すからな!噛むんじゃねぇぞ!」
 水死体男はそう唸りながらケンジの瞼の上に親指を押し付けていた。
 そんなケンジの肛門の中で何かが蠢いていた。
 その異物が指なのかチンポなのかはケンジはわからなかったが、しかしその肉質がある異物は、ケンジの肛門を容赦なく掻き回した。
 尻をグイグイと押される度に、コンクリートの床の小石がケンジの剥き出された腹とペニスにザラザラと食い込んで来た。
 コンクリートに擦り付けられるペニスがあまりにも痛く、ケンジが慌てて膝を立てて起き上がると、周りを囲んでいた男達が、何かを勘違いし「おおぉ」という歓声を上げた。

「そうだそうだ、いい子だぞ。ほら、もっと尻を突き出せ」

 誰かが耳元でそう囁いた。
 四つん這いになったケンジの股間を男達は一斉に弄りまくる。
 口の中でペニスがズボズボと高速で出し入れされている為、ケンジは息継ぎが上手く出来ず、あまりの苦しさに鼻水と涙が溢れ出した。
 喉ちんこにペニスがググッ!と突き刺さり、その度にゲボっ!と激しく嗚咽するが、しかしその息を吐き出す間も与えずペニスは口の中で激しくピストンする。
(苦しい!もうダメだ!死ぬ!)
 ケンジの意識が一瞬フッと遠退いた瞬間、口の中のペニスの動きがいきなり止まった。
(今だ!)と、ペニスを銜えたままのケンジが大きく口を開けて息を吸い込んだ瞬間、ペニスの先からシュププププっ!と大量の精液が飛び出した。
 それをまともに吸い込んでしまったケンジはゲボゲボと激しい声を荒げながら咳きまくった。そして水死体男がペニスを抜いた瞬間、夕飯に食べた「どん平」を全て吐き散らしてしまったのだった。

 薄暗いコンクリートの床に、ケンジの口から吐き出された何本もの白いうどんがキラキラと輝いているのが見えた。
 そんな白いうどんを見つめるケンジは、ただひたすら肛門の中でピュッピュッと弾ける感触を待ちわびていた。

 ふいに足下に転がっている原型のナルトを発見したケンジは、尻をグイグイと押されながらも(ナルトは消化に悪いのか?)とふと思った。そうやって何か別の物に気を紛らわせていないと、このままでは気が狂いそうだったのだ。
 再び、ケンジの肛門の中で生温かい液体がピュッピュッと弾けた。
 そんな感触を肛門の奥に感じながらも、ケンジは(あと何人だ……)と下唇を噛む。
 もう肛門の痛みは全く感じられなかった。あまりにも痛すぎて麻痺してしまっていたのだ。
 そんなケンジの尻肉を次の男がゆっくりと掻き分けて来た。
(最初だけだ。ヌルッと入れられた最初の痛みだけを我慢してればあとは何も感じなくなる)
 ケンジは肛門に亀頭の感触を感じながら、ヌルッと入れられた時の最初の激痛に脅えた。

「おいおい、こいつ震えてるぜ。ビビってんのか感じてるのかどっちだ?」
 恐怖で震えるケンジの肩を掴みながら男が笑った。

「感じてんだろ。だってこいつ、さっき入れられながら射精してたもん」
 背後で誰かがそう言いながら笑った。

 確かに、ケンジの股間の陰毛には、ケンジのペニスから溢れた精液がバリバリになってこびりついていた。
 そう、ケンジは肛門にペニスを入れられながら不覚にも射精してしまったのだ。
 しかしケンジは心の中で叫ぶ。
 俺はお前達のペニスに感じて射精したんじゃない、と。
 そう思いながらケンジは、再びソッと立ち見場の最前列に目を向けた。
 ステンレスのポールが並ぶそこには、白く光るミカの裸体が怪しく蠢いていた。
 そう、いつの間にか立ち見場に連れて来られていたミカは、そこで入れ替わり立ち替わり親父達に犯されていたのだ。

 そんな犯されるミカの残酷な姿を見せつけられたケンジは、自身も男達に犯されながらも、しかし異常な興奮に包まれてしまった。
 ミカの白い尻に親父達の腰がコキコキと卑猥な動きをすると、自分の尻にもミカと同じようにコキコキと親父達の腰が動いた。
 それを繰り返えされているうちに、いつしかケンジはミカに感情移入してしまったのだ。
 ケンジの肛門にペニスが出たり入ったりする度に、今頃ミカのオマンコにも同じようにペニスが出たり入ったりしているんだとリアルに想像したケンジは悶えた。
 そしてこんな感触をミカも味わっているんだと思うと、いてもたってもいられない興奮に包まれたケンジのペニスからは、無意識のうちにピュッピュッと精液が飛んでいたのだった。

 ケンジは、新たな親父に羽交い締めにされながら、立ち見場のポールに寄りかかっては背後から犯されているミカをソッと見た。
 ケンジは羽交い締めにされながらも、ジワジワとポールへと近付き、そしてミカと同じようにポールに両手を付くと、そのまま黙って尻を突き出した。
 羽交い締めにしていた親父は、そんなケンジの態度に嬉しそうに笑った。
 そしてケンジの突き出す尻を優しく撫で回しながら「気持ち良くさせたるから」と耳元に囁くと、糞と唾液と精液でグジョグジョになっているケンジの肛門にヌルッと亀頭を挿入した。
 強烈な激痛と共に、なんともいえない快感がケンジの脳を優しく包み込んだ。
 ズタズタに切り裂かれた肛門に、弛んだコンドームがビシビシと擦られていく。
 コリコリっとした異物感を肛門に感じながら、ケンジはソッとミカを見た。
 隣の列の真ん中で、ポールにしがみつきながら尻を振っているミカの姿がケンジの目に飛び込んで来た。

(ミカ……感じているのか?……)

 ケンジは冷たいステンレスのポールに頬をあてながらミカに語りかけた。
 スクリーンに向かって、まるで歌舞伎の鏡獅子のように髪を振り乱しながら喘ぐミカは、そんなケンジに振り向く間もなく自らコキコキと腰を振っていた。
 そんなミカの腰の振り方を、ケンジも真似をして見た。
 ケンジがクイクイと尻を振ると、背後の男が「気持ちいいのか?」と嬉しそうにケンジの細い体に抱きついて来た。
 ケンジは腰を淫らに振りながらミカを見つめ、そして自分で自分のペニスをシゴいた。
 そんなケンジに気付いた別の男が、「どら、ワシがやってあげるよ……」と言いながらケンジの足下にゆっくりとしゃがみ込んだ。
 ケンジは、そんな男を恐る恐る見下ろした。
 男は老人だった。ケンジの勃起したペニスを指で摘み、ゆっくりとシゴき始めながら「ケケケケケ」と奇妙に笑った。
 そんな老人の指は、薬指と小指と欠けていた。
 その老人は、あの時、小学四年生の石津のチンチンを食べていた爺さんだった。
 そう気付いた瞬間、ケンジのペニスに親父の舌がヌルとまとわりついた。とたんにケンジのペニスは親父の生温かい口内に包まれた。

「あぁぁぁ……」

 そのあまりの感触の良さにケンジは初めて声を出した。
 声を出してみると、なにやら肛門のヒリヒリとした痛みも、とたんに快感へと変わって来たような気がした。
 ケンジは横目でミカを見つめながら、ある日のミカの口マネをして「あぁん、イッちゃう、イッちゃうよぅ」と呟いてみたのだった。

(続く)

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