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下水道の菊花(前編)

2011/10/22 Sat 15:24

114下水道の菊花

《解説》
昭和のトルコ風呂で変態に目覚めた男は、変態熟女の陰部にドロドロと飲み込まれていく。



 私が変態に目覚めたのは、初めて風俗に行った26才の時だった。
 それまで数人の女性と付き合い、そんな彼女達とは「出しては入れ、出しては入れ」を延々と繰り返すだけの、極々ノーマルなセックスをしていた私だったが、しかしある時、会社の先輩に連れて行かれたトルコ風呂で私の新たなる性癖が開花した。

 生まれて初めてトルコ風呂の門を潜った私は、そこに現れた短パン履きの中年女性に複雑な心境を覚えた。
 本来ならば、私はこのようなデブでババアで不潔っぽい女は絶対に相手にしないだろう。なのに私は今、ここでこうして高い金を支払ってまでもこの醜い女を抱こうとしている。
 なんという矛盾。
 しかし私は、その女とエレベーターに乗って部屋に行く途中、先輩に教えられた通り、「初めてですので宜しくお願いします」などと猫かぶりで頭を下げた。
 先輩いわく、そう挨拶しておけばたっぷり可愛がってもらえるぞ、という。
 すると女は、まるでペットのチワワを見るような目付きで私をジロッと見下ろすと、軽い溜息と共に「あっそ」と素っ気なく唇を歪めたのだった。

 部屋のドアを開けると、有線の歌謡曲が、強烈な湿気と共に私を出迎えてくれた。
 女は部屋に入るなり「アケミです」と気怠そうに挨拶し、そそくさとバスタブの水道の蛇口を捻った。
 年齢は、本人いわく三十らしいが、しかし私の見るところでは、そのどす黒い歯茎としゃがれた声質から、四十は近いだろうと思われた。
 浴室からドボドボドボっという湯の音が響き、その音で安っぽい歌謡曲が掻き消された。
 沸き上がる湯気の中、女は無言で短パンを脱ぎ始め、そしてベッドの上でぼんやりしている私にも「早よ脱いで」と不機嫌そうに急かせたのだった。
 そんな女の裸体は凄まじく酷いものだった。
 身体中の脂肪という脂肪がだらりんと垂れ下がり、ドロドロに溶けたマシュマロのような乳と、萎みかけの水風船のような瓢箪型の下半身は、まるで水木しげるが描く妖怪のようだった。
 そのような醜い体を見せつけられながら、例え陰茎をしゃぶられようとも全く感情は昂らず、又、ヌルヌルのマットの上で、その巨大化したイソギンチャクのような女性器の中に、半起ちの陰茎を無理矢理入れられピストンされようとも、それでも私の感情には一向に終末を迎える兆しが訪れなかった。
 女は溜息混じりに「だめだこりゃ」と呟いた。
 そして、あたかも障害者を見るような目で私を見つめながら、「時間ないから、ベッド行こか」と、気怠い表情でそう吐き捨て、早々と私の体からそのヌルヌルの液体を洗い流すと、私にバスタブに入っているようにと命令したのだった。

 私がバスタブに浸かっていると、女はその大きな浴室に敷いてあった空気マットをシャワーでジャバジャバと洗い始めた。
 そんな女の動作をぼんやり眺めていた私は、女の股間にチラホラと見えるその巨大化したイソギンチャクのビラビラとした端くれを見つめながら、ふと、今まであの穴にはいったい何本のペニスが出たり入ったりしたのだろうか、などと想像し、その使い古されたキャッチャーミットのような女性器の黒ずみに戦慄を覚えた。
 女はマットを洗い終えると、いきなり浴室の隅にある排水口の網の上にしゃがみ込んだ。そして、そのポツポツと吹き出物が溢れる巨大な尻を浴槽の私に向けたままチョロチョロと小便をし始めた。
 私はその光景に愕然とした。この女と私は、つい数十分前に出会ったばかりなのである。なのにこの女は、そのような全くの赤の他人の前で、恥ずかしげもなく小便をし始めたのである。
 確かに、それ以前に既に性交をしてしまっている仲であるゆえ、今更小便ぐらいと思いがちだが、しかし、性交と小便は全くの別物であり、彼女にとって性交は商売であっても、小便は本能なのである。なのに彼女はその行為に少しも恥じらいを感じる事も無く、ああやって浴室の隅っこで、堂々とチロチロとやらかしているのである。
 私は、そんなババアの小便シーンをいきなり見せつけられ、なにやら今までにはない重い感情が胸の底から湧き出て来た。
 それは、子供の頃、学校の裏山の雑木林の中に散乱していた、雨でベタベタに濡れたエロ本を見た時のような、そんな薄暗くもジメジメとした、実に気色の悪い欲情だった。

 小便を終えた女は、そこをシャワーで軽く洗い流すと、そのまま私がいるバスタブへと入って来た。
 そしてタオルをバスタブの湯に泳がせながら、何かが奥歯に詰まっているのか、やたらと口の中をチューチューと音立てながら、私の体をタオルで洗い始めたのだった。
 と、その時、バスタブの中で私の太ももにタオルを這わせていた女の動きが、ふいにピタリと止まった。
 それまで何気に天井を見つめていた私は、その女の動きが止まった事に違和感を覚え、「ん?」と女を見る。
 女は私の目をジッと見つめていた。
 そしてしばらく見つめ合った後、ふいにニヤリと微笑むと、「あんた、あんなんが趣味やったん」と意味不明な事を呟きながら私に身体を寄せて来た。
「……な、何がですか?」
 私がそう尋ねるなり、女は湯の中で私のペニスをギュッと握り、ふふふふふっとタバコ臭い息で笑った。
 そう、いつの間にか私のペニスはビンビンに勃起していたのだ。
「さっき、ウチがオシッ○してるとこ覗いてたやろ……」
 女は不気味な笑顔でそう呟きながら、私のペニスを上下にシゴき始めた。
「い、いえ、それは、偶然見えただけで……」
「ふふふふ。隠せんでもええんよ、ほら、あんたのオチンチン、さっきと違うてビンビンや……」
 女はそう囁きながら、湯の中で私の腰を持ち上げ、水面にネッシーの如く現れたペニスをねっとりとしゃぶりはじめたのだった。

 確かに、それはさっきの尺八と違って強烈な快感を私に与えた。
 すぐ目の前で、自分のペニスが女の唇の中を行ったり来たりしていた。
 女は時折ソレをツルンっと吐き出しては、私を挑発するような目で見つめると、いきなり蛇のように長い舌で亀頭を捏ねくり回し、そこに溢れる唾液をじゅるじゅると下品な音を立てて啜っていた。
 感情がムンムンと昂って来た。
 それは今までにない不思議な性的興奮で、今ならこの薄汚い女のウ○コでも食べられると思ってしまう程の、そんな自虐で危険な興奮だった。
 そんな私の感情を読み取ったのか、女はいきなりバスタブから立ち上がると、おもむろに私に背中を向け、そして黄金色に輝くバスタブの縁に太い左足を乗せた。
 女は私に向かって尻を突き出した。
 そして、自らその剥き出しになった肛門を指で弄りながら、なにやら、ハフン、ハフン、と、ラマーズ法の呼吸のような息を吐き始めた。
 私は、そこに剥き出しにされた強烈に醜い肛門を見つめながら、どうすればいいんだ……と戸惑うばかりだったが、しかし、決して見たくもないその女の不気味な肛門オナニーに妙に惹き付けられ、結果、戸惑う私の目は、気がつくとその穴を覗き込んでしまっていた。

 そのうち、タプタプの尻肉を揺らしながら女が呻き始めた。
「舐めてぇ……ウチのココ、舐めてぇ……」
 女はそう呻きながら、しわくちゃの指でキュッと閉じていた肛門を押し開いた。
 どす黒い肛門の奥に、ピンク色の肉肌がヒクヒクと痙攣していた。
 私はそんな彼女のツートンカラーの肛門を、チョコレートの「アポロ」みたいだと素直にそう思った。
 私は女の巨大な尻肉を両手の平の中に包み込んだ。そして、その肉をこれでもかというくらいに左右に押し開くと、その奥でだらしなく開く肛門と膣を覗き込んだ。
(今まで大勢の男達は、この穴の中で悶え苦しみ、そして歓喜の声を張り上げては欲望を満たしていたのだ……)
 そう思うと、ふいにその薄汚いイソギンチャクが神々しく思えて来た。私は迷う事なくその神の穴に舌を這わせたのだった。
 女は肛門を舐められながら、自らの指を膣に押し込んでいた。
 私のすぐ目の前で、ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ、とイヤらしい音が響いている。
 そんな女の膣からは透明の汁が大量に溢れ、女の指が動く度に細い糸を引いていた。

 しばらくそうした後、女は私にバスタブから出ろと命令した。
 そして再びそこに空気マットをバタンっと倒すと、そこに仰向けになって寝ろと、妙に目を輝かせながらそう言った。
 私はそんな女の怪しい目の輝きに背筋をゾクゾクさせながら、言われるがままにそこに寝そべった。
 女は「あんたにMっ気がある事くらい、ウチは最初からお見通しや」と関西訛りで呟きながら、仰向けに寝転ぶ私の顔に跨がると、ニヤニヤしながら足下の私を見下ろした。
 女の巨大イソギンチャクが、私の目の前でグニョグニョと蠢いていた。そんな獰猛なイソギンチャクを、女は指で開きながら、「あんたの顔にオシッ○かけてもええか?」と、とんでもない事を聞いて来た。

 私は戦慄した。
 先輩が教えてくれたトルコ風呂は、もっともっと明るく愉しい性欲発散場であり、このように陰気で不気味な性欲発散場ではなかったはずだ。
 が、しかし、私は先輩の言う「明るく愉しい性欲発散場」では勃起しなかった。あの時はウンともスンともいわず、ただ中途半端に膨張していたペニスだったのに、しかし、この「陰気で不気味な性欲発散場」に変わったとたん、私のペニスは今にもはち切れんばかりに勃起し、しかも濃厚な我慢汁がダラダラと溢れているのである。
 正直言って、こんなババアに小便を掛けられるのは屈辱以外のなにものでもない。が、しかし、今の私は、その屈辱を密かに求めている。
(この感覚はいったいなんなんだ?)
 そんな複雑な気分でいると、女は開いた膣をヒクヒクと痙攣させながら、「もう、出るでぇ……」と、恍惚とした表情を浮かべ、素早く私の顔面にしゃがんだのであった。

 粘着性のある汁が私の鼻の頭にネチャっと付いた。
 まるで半生焼けのカルビが二つぶら下がったような女のワレメから、生ゴミのような臭気がムンムンと漂って来た。
 ふと視線をあげると、大量の陰毛の隙間から、女が私をジッと見下ろしていた。
 女は私と目が合うなり「出してもいいか?」と聞いて来た。
 私は絶対に嫌だと思っていながらも、何故か女に向かって「お願いします」と答えていた。
 その瞬間、「シュッ!」と音を立てて小便が噴き出した。
 初発の小便は私の左の頬骨に激突して弾けたが、しかし、女は小刻みに腰を動かし、その狙い先を私の口に向けていった。
 私は何とも言えないアンモニア臭に包まれながら、必死でそれを口で受け止めようと口を大きく開いた。
 いや、全くソレを飲む気などない。そんな気は更々ない。が、しかし、不思議な事に、なぜか私の体は、まるでこのバケモノ女にコントロールされているかのように、女の思うがままに動いてしまうのだ。
 ドボドボドボドボ……
 蛇口の水をグラスの中に注ぐような、そんな音が私の頭の中で響いていた。
 女の小便は、私の口の中にみるみると溜っていく。
 それはきっと恐ろしい病原菌がウヨウヨと蠢いている事であろう。
 そう思いながらも、私は勃起したペニスを激しくシゴきながら、それを一気にゴクリと飲み込んだ。
 そんな私を見下ろしていた女は、私が喉をゴクリと鳴らした瞬間、「あぁぁぁ」っと声を洩らしながら巨大に腫れ上がるクリトリスを指で転がしたのだった。

 小便を終えた女は、荒い息をハァハァと吐きながら、そのマットの上にゴロリと寝転がった。
 そして、寝転んだままの状態で道具箱に手を伸ばし、その中から先程マット洗いで使用したローションの筒を取り出した。
 女は私には見向きもしないまま、手の平の上にヌトーっとローションを垂らすと、それを自分の股間にヌルヌルと塗り込み始めた。
 私は、とりあえずこの顔面に臭気を漂わす尿を洗い流そうと、バスタブの湯を手の平で掬っては顔をバシャバシャと洗った。
 すると女は、ノソノソとマットの上に四つん這いになると、いきなり私にそのテラテラと輝く尻を向け、「アナル、ほじってもええでぇ」と、そのローションにまみれた肛門に人差し指をヌポヌポと入れ始めたのだった。

 私は、指が出し入れされる肛門を見て、とたんに目眩を感じた。
 いや、肛門など全くもって今まで興味のなかったシロモノだったが、しかし、今、こうして異様な興奮に包まれながらそれを見ていると、それはまるで私が今まで追い求めていたゴールのような気がしてならず、ひたすらその穴に出入りする己の肉棒を想像しながら、クラクラと興奮の目眩を感じてしまったのだ。
「早く入れてぇ~ん……」
 女は阿呆のような声を出して私を誘った。
 私は、異様な興奮に包まれながらもゆっくりと体を起こした。が、しかし、そこで不意と我に返り、「コンドームは?」と女に聞いた。
「っなもんかまへん……早よう~早よう入れてぇ~……」
 そう唸る女は、打ち上げられたオオサンショウウオのような醜い体をクネクネとさせながら、私に向けて醜い肛門をヒクヒクと痙攣させていたのだった。

  (後編へ続く)

>>後編に続く>>

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