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    やりまん4

(解説)
やりまんFILE第4話。
催眠術にかかったゆいちゃんを変圧器の裏へと連れ込んだ萬次郎は、ギャルの匂いがムンムンと漂う体にむしゃぶりついた。
さっきはあれだけツンツンしてたゆいちゃんが、今では萬次郎のいいなりに・・・


―8―


「ねぇ!」
 背後からそう聞こえる萬次郎の声に、一瞬ゆいの小さな肩がビクッと震えた。
 歩きながら「はっ!」と振り返ったゆいに、萬次郎は走り寄りながら「家庭の医学は役立たず!」と暗号を叫んだ。

 その瞬間、ゆいの足がピタっと止まった。
 ゆいは驚いたような表情で止まったまま、全速力で向かって来る萬次郎の顔を無言でジッと見ている。
 走って来た萬次郎はハァハァと肩で息をしながら、呆然と立ちすくむゆいの前で立ち止まると、びっくりした表情のゆいをジッと見つめ、そしてもう一度、念を押すかのように「家庭の医学は役立たず・・・」と呟いた。

 その瞬間、ゆいは一瞬フラッと体をよろめかせた。
 そして遊歩道脇のコンクリートに躓き、そのまま芝生の上にドテッと尻餅を付くと、ミニスカートからパンティーを丸出しにしたのだった。
 ゆいは捲れ上がったスカートを直す事なく、いったい何が起きたの?っという感じでただただ呆然と萬次郎の顔を見つめていた。

 萬次郎はその隙にどこか手っ取り早く『抜ける場所』はないかと素早く辺りを伺う。
 そこから少し離れた場所に金網に囲まれた変圧器が近未来的な姿を曝け出していた。その裏は鬱蒼とした緑がどんよりと影を作っていた。

(あそこだ・・・)

 そう思った萬次郎は、さっそくパンツ丸出しで尻餅を付いたままの妖精に向かって、「こっちにおいで・・・」と手招いた。
 困った表情を浮かべながら困惑していたゆいだったが、しかし、しばらくするとゆっくりと立ち上がり、黙ったまま萬次郎が手招く方へとヨロヨロと歩き出した。
 子供のように小柄ながらも、ほどよく胸と尻をプルンと突き出したコケティッシュなゆいの体に、早くこいつを抱きたい!と気を焦らす萬次郎は、遠くのほうで子犬を散歩させている老人をチラチラと気にしながらも、ヨロヨロと歩くゆいを変圧器の裏へと誘導した。

 舗装されている遊歩道から、雑草が生え茂る変圧器の真裏へと行くと、そこには丁度いい具合にペシャンコになった段ボールが土の上に敷かれていた。誰かがそこに居たのだろうか、その段ボールの回りには食べ散らかしたコンビニの弁当と缶コーヒーが転がっていた。
 萬次郎はその段ボールのすぐ横にゆいを立たせた。正面の遊歩道からは完全な死角となり、後は鬱蒼とした森だ。ここなら誰にも見られる心配はない。

 萬次郎はいきなりゆいを抱きしめた。ゆいの背中が変圧器の金網にギギギッと押し付けられ、なにやらとってもSMチックだ。
 萬次郎は、ゆいのその小さな体をギュッと抱きしめながらも、まるでこの少女はウサギのように柔らかい、と思った。
 ゆいはまったく無抵抗だった。
 汗でぐっしょりと湿った腋の下から異様なニオイを放っている萬次郎の臭体に抱きしめられても、ゆいは顔色ひとつ変えず、ただボンヤリと目の前の森を見つめていた。

 そんなゆいを見て、脳天に熱湯をぶっかけられたかのように興奮した萬次郎は、無抵抗なゆいの体を触りまくった。手触りの良いTシャツの上から、手の平サイズの胸を揉みしだくとミニスカートの前にいきなりしゃがんだ。

 萬次郎は敢えてスカートを捲らず、頬を地面に押し付けながらスカートの中を覗いた。いつもネットで見ているパンチラ写真の現物が、見上げる萬次郎の目の前に広がる。

(すげぇ・・・すげぇよこれ・・・)

 萬次郎は、ゆいのサンダルを枕にしながらスカートの中を覗き込んでは、パンティーに包まれた股間にソッと指を伸ばした。
 モッコリと膨らんだ恥骨に人差し指の先をあて、そのままワレメに沿ってツツツーっと指を奥へやる。萬次郎の指が、ピタッと閉じていた太ももの中に割り込むと、ゆいは萬次郎が触りやすいようにとゆっくりと足を開いた。
 下から見上げるパンティーのクロッチには、テラテラと輝くシミが早くもじんわりと広がっていた。

(暗号を聞くと、ココが濡れるんだろうか・・・・)

 萬次郎は、昨夜のカラオケボックスのあずみも、暗号を聞いただけでアソコをグッショリと濡らしていたのを思い出した。

 ふと気付くと、ゆいは足下の萬次郎をジッと見下ろしていた。
 一瞬、元に戻ってしまったのかと慌てた萬次郎は、念の為、もう一度「家庭の医学は役立たず!」と叫んだ。
 しかし、ゆいはそんな暗号に何の反応も示さず、人形のようにただジッと萬次郎の目を見ているだけだった。
 そんな人形のようなゆいにビビった萬次郎は、ゆいの視線から逃げるかのようにヒラヒラのスカートの中に頭を潜り込ませ、じっとりとシミ付く股間にハフハフと唇を押しあてた。
 そんなゆいのスカートの中は洗濯洗剤の香りが漂っていた。

 ふいに、スカートの外から、「あぁぁん・・・」という微かな呻き声が聞こえて来た。
 その声を聞き、催眠術はまだまだ効いていると安心した萬次郎は、その湿った股間をパンティー越しにジョリジョリと舐めた。妖精のような美少女の汁は、丁度いい塩梅の塩っぱさだった。
 パンティーの股間が唾液でグチョグチョになるまで舐め尽くすと、そのままスルスルッとパンツを下ろした。
 ツルンっとした白ネギのような足の根元に栗毛色の陰毛がサワサワと生えていた。
 萬次郎は、すかさずゆいを金網に凭れさせると、ゆいの左足を自分の肩の上に乗せ、まるで八十年代のビニ本のように卑猥に開かされた股間を覗き込む。

 ゆいの真っ白な股間に、まるで鋭利な刺身包丁でスパっ!と斬ったかのようなワレメが痛々しく輝いていた。
 ワレメの色は全体的に肌の色と同色だったが、しかし、一部だけペロンと捲れた小陰唇がほんのりとサーモンピンクに染まっていた。
 それは紛れもなく綺麗なオマンコだった。萬次郎がいつもお世話になっている大久保の4千円デリヘルで働いている醜熟女の干しアワビとは明らかに違う別物だった。
 萬次郎は人工的に作られたかのようなゆいのそのワレメを優しく指で開いて見た。閉じていた薄ピンクの小陰唇がネチョッと開かれると、中から、まるでハチミツの瓶をひっくり返したかのようにトロトロとした透明の汁がネトーッと糸を引いて滴り落ちた。

(スゲェよ・・・普通こんなに濡れねぇだろ・・・)

 そう思いながらふとゆいの顔を見ると、またしてもゆいは真顔でジッと萬次郎の目を見ていた。
 ゆいのその真顔にドギマギとした萬次郎は、念の為にともう一度「家庭の医学は・・・役立たず・・・」と呟いて見るが、しかしゆいは何の反応も見せず、ひたすら黙ったままジッと萬次郎を見つめている。
「あのぅ・・・・」
 焦った萬次郎は小さな声でボソっとゆいに話し掛けた。
「お店・・・楽しい?・・・」
 実につまらない事を聞く萬次郎。
 するとゆいはジッと萬次郎を見つめたまま「楽しくない・・・」っと、まるで交通安全の腹話術の人形のように口だけパクパクっと動かした。

 そんなゆいの仕草を見ておもわず「プハっ!」と噴き出しそうになった萬次郎だったが、しかしそんな笑いをグッと堪えた。素人の女の子と話す機会などファーストフードの店員以外に滅多にない萬次郎には、たとえ相手が催眠術にかかっていようとも、これはとっても貴重な体験なのである。
 気を取り直した萬次郎は、ゆいの顔にもっとその脂っぽいデカ顔を近づけながら聞いてみた。

「どうして楽しくないの?・・・」

 するとゆいは急に表情を暗くし、少しだけ唇を尖らせながら「オーナーが嫌いなの・・・」っとポツリと呟いた。
「オ、オーナーって男?それとも女?」
「・・・おじさん・・・」
「ど、どうして?・・・そのおじさんエッチな事とかしてくるの?・・・」
 ゆいは無言でコクンと頷いた。
 萬次郎の指にはゆいのヌルヌルのワレメが絡み付いている。そんな状態でそんな話しを聞いていた萬次郎は、いったいこの美少女は喫茶店のオーナーにどんないやらしい事をされているのかと、むやみやたらに大妄想しながら、大きくゴクリと唾を飲み、恐る恐る聞いた。
「ど、どんな事を・・・されるの?・・・」

「・・・・スカートの中に手を入れるの・・・」

「ス、ス、スカートの中!・・・・で、どこを触られるの?・・・」
 萬次郎が目玉をギョロギョロさせながら聞くと、ゆいは「ここ・・・」っと言いながら、今まさに萬次郎が触っているワレメを、デコレーションされた可愛い爪をキラキラさせながら指差した。
「こ・・こ・・・ここって・・・どこ・・・」
 萬次郎はこのコケティッシュな少女に局部の名称をどうしても言って貰いたかった。
「ここは・・・ここ・・・」
 ゆいは真顔でもう一度そこを指差す。
「ここ、じゃわからないよ・・・な、なんていう場所?・・・」

「マンコ」

 それを聞いて大興奮した萬次郎は、猛然とその蜜穴にしゃぶり付いた。ほのかにプ~ンとイカ臭い蜜穴は、まるで大量のオブラートをグラスの中で溶かしたようにネバネバしていた。
 萬次郎は、ブチョ、ブチョ、っという下品な音を立てて舐めながら、「マンコ!マンコ!」とバカのように呟いては勃起したペニスをスボンから捻り出すと、そのままシコシコとペニスをシゴきながらレロレロと舌を連動させたのだった。

「あぁぁん・・・」

 頭上から、可愛い妖精のアエギ声が聞こえて来た。
 そのままゆいの小さな体を、足下に敷いてあったペシャンコの段ボールの上に荒々しく寝かせた。
 そして、寝転がせたままのゆいの股を人形のようにM字に開かせると、パックリと開いたワレメの下で、キュッと口を窄めている肛門が目に飛び込んで来た。

 萬次郎は、迷う事なく妖精の肛門に吸い付いた。
 一瞬、ウンチの香りが漂ったが、しかし、この妖精のような美少女が、バイト先のあのオシャレなカフェのトイレで「うんうん」と唸ってはここからうさぎのウンチのような小ちゃなウンコを捻り出したのかと想像すると、萬次郎はいてもたっても居られないくらい興奮してしまい、そのウンチの味が消えるまでソコを舐め尽くしたのだった。

「あぁぁん・・・早く・・・」

 肛門とワレメを交互に舐めていると、いきなり耳を疑うような言葉が聞こえて来た。
「えっ?」と慌てて顔をあげた萬次郎は、ペシャンコの段ボールに頬を押し付けていたゆいを見下ろした。
「なに?・・・どうしたの?」
 萬次郎は、ペニスをシコシコとシゴきながら、ゆいが初めて発したそのエッチな言葉をもう一度聞きたいが為に聞き直した。
「はぁはぁはぁ・・・早く・・・入れて・・・」
 ゆいは小さな胸をハアハアと大きく揺らしながら、苦しそうに呟いた。
「入れて欲しいの?・・・」
 萬次郎は、下半身をゆいの股の中へ潜り込ませながら、ペニスの先でワレメをツンツンと突きながら意地悪く聞いた。
 ゆいは、大きな瞳を潤ませながら、子供のようにコクンと頷いた。
 その表情が堪らなく可愛かった萬次郎は、再び聞いた。
「どこに入れて欲しいのかちゃんと言って・・・・」
 萬次郎は自分でそう言いながらも、これじゃあ三流官能小説だよ、と恥ずかしくなった。

「マンコ」

 ゆいのその言葉を聞いた萬次郎は、いきなり鼻から「ふんがー!」という凶暴な息を吐いた。今まで「ふんがー!」などと興奮するヤツなんて昭和の漫画の世界だけかと思っていた萬次郎は、本当に自分の鼻からそんな鼻息が出た事に驚きながらも、慌ててゆいの細い足を両腕に抱えた。

 ゆいの股間をバックリと開くと、そこに極太のペニスの先をニュルっと押し込んだ。
「あっ!」と、瞬発的にゆいの背骨がエビ反りに反り返った。
「痛い?」
 萬次郎が慌てて挿入進路を止めると、ゆいは「あん!入れて!奥まで入れて!」と、子供のようにだだをこね、そんなゆいの口からはチューインガムのような香りが漂い、ふんがーの萬次郎の鼻を著しく挑発した。

(なんだよ、こんな可愛い顔して、すげぇスキモンじゃん・・・)

 萬次郎は嬉しくなって、そのままスブブっと石焼きイモ級のドデカちんぽを根元まで刺した。
 ドデカちんぽを入れられてからのゆいの乱れかたは半端ではなかった。
 絶叫に近いアエギ声を、まるでターザンのように鬱蒼とした森に響かせながら、自らその細い腰を貪欲にコキコキと振って来るゆいは、あの白いカフェで見た妖精少女とはもはや別人だった。
 そんな変身したゆいを見て、ふと萬次郎は思った。

(あの暗号は、ただヤらせてくれるだけでなく、女を淫乱に変身させてもくれる暗号でもあるんだ・・・)

 そう思ったとたん無性に嬉しくなった萬次郎は、巨大ペニスをネチャネチャと音立てながら、ゆいの幼気な穴をホジリまくった。
 ゆいの穴はとても狭く、萬次郎の石焼きイモのようなペニスをピンクの膣壁でキュンキュンに包み込んでくれた。
 ピストンする度にその小さな穴から溢れ出すゆいの汁が、ゆいの肛門を伝っては下に敷かれた段ボールにジワっと黒いシミを作っていた。
 そんなゆいのいやらしいシミに興奮した萬次郎が、更に激しくカクカクカクカク!と腰を振ると、人形のように小さなゆいの体は、地震に遭遇したかのように萬次郎の腕の中で上下に激しく揺れた。
「気持ちいいか?」
「・・・気持ちいい!・・・」
「どこが?・・・」
「あそこ・・・」
「あそこじゃダメ、ちゃんと場所の名前を言って!」
「あん!マンコ!」
「もっと言って!」
「マンコ!」
「もっと言え!」

「マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!」

 そんなゆいの叫びと、萬次郎の腰の動きが連動していた。萬次郎の激しい腰の動きに連動して「マンコ!マンコ!マンコ!マンコ!」と叫ぶゆいの唇に、巨大ナメクジのような太った舌を捻り込んだ萬次郎は、ゆいのその温かい口内に身も心も蕩けてしまいそうだった。

 と、その時だった。森のしげみの中でガサッという音がし、そして何かが動いた。
 それでも萬次郎は腰のコキコキを止めようとはせず、顔だけ森に向けては茂みの中にジッと目を凝らした。
 するとそこには、薄汚れた中年のおっさんが細い幹に身を隠しながらソーっとこちらを覗いていた。
 おっさんの右手がゴソゴソと動いている。
 どうやら萬次郎達のセックスを見ながらセンズリをしているようだ。

 他人に覗かれながらセックスすると言うのも悪くない。
 いつも覗く側の萬次郎は、そう優越感に浸りながらも、わざとおっさんに見えるようにその結合部分を開いてやったりした。
 その度におっさんは、茂みの中で頭を上下左右に振りながら、更に良く見ようと必死になっていた。
 そんなおっさんを、まるで昨日までの自分を見ているような気がして急に哀れに思った萬次郎は、茂みの中のおっさんに「おいで」っと手を振った。
 いきなり手を振られたおっさんは、自分の背後をキョロキョロと見回し、後に誰もいない事を確認すると、人差し指で自分を指しながら「俺?」と不思議そうに口パクしたのだった。

 薄汚いチンポを曝け出したまま恐る恐る茂みから姿を現したおっさんは、ペシャンコの段ボールの上で喘ぎまくるゆいの枕元にゆっくりと腰を下ろした。
 恐らく、この変圧器の裏を寝ぐらにしているのだろう、どー見てもそのおっさんはホームレスにしか見えなかった。
 おっさんは、最初は遠慮がちにゆいの顔を覗き込んだりしているだけだったが、そのうち、シコシコとシゴく自分のペニスをゆいに見せつけたりし始めた。

「あんたの彼女?・・・」

 おっさんは、抜けた前歯を曝け出しながら、腰を振る萬次郎に笑いかけた。
「・・・まぁ、そんな所だ・・・」
 萬次郎はそう答えると、とたんに、こんな可愛い子が本当に自分の彼女だったら・・・という妄想に包まれ、おもわずニサッと微笑む。

 おっさんは、喘ぎまくるゆいに「気持ちいいか?・・・気持ちいいのか?」などと話し掛けては、そのチンカスで白くパリパリに乾いたペニスを、ゆいの頭上でシコシコとシゴいていた。

「おい・・・ゆい・・・おっさんのチンポ、しゃぶってやれよ・・・」

 まるで彼氏にでもなったつもりの萬次郎が、得意気にそう命令すると、おっさんは「と、とんでもねぇ!」と首をブルブルっと振った。
「いいんだよ・・・俺の女はよ、俺の命令は何でも聞くんだからよ・・・」
 萬次郎は自分のそのセリフに身震いした。一度でもイイからこんなセリフが言ってみたかったのだ。
 ホームレスのおっちゃんは、嘘だろ?っと言った表情で、喘ぐゆいと萬次郎を交互に見つめた。
 萬次郎はすかさずそのおっさんの激臭ペニスを指差しながら、ゆいに聞いた。

「これ、なに?」

 ゆいはペシャンコの段ボールの上で「あぁん・・・うぅぅん・・・」と喘ぎながら、チラッとおっさんのペニスを見た。

「これはなんていうモノ?」

 萬次郎はもう一度チンカスだらけのおっさんのペニスを指差してゆいに聞く。

「ちんぽ」

 ゆいがそう答えると、萬次郎は自慢げにおっさんを見てニヤリと笑いながら「な?」と威張った。
 おっさんは「へぇ~」と感心するかのように萬次郎とゆいを交互に見つめた。
 するとゆいがふたたび叫んだ。

「ちんぽ!くっさいちんぽ!」

 ゆいの声が静まり返った森に響き、重い沈黙が萬次郎とおっさんを包み込んだ。
 おっさんの表情にみるみると哀愁が漂い、そして萬次郎はいきなり「ぶはっ!」と噴き出したのだった。

「ほら・・・早くしゃぶるんだ・・・」
 萬次郎はゆいの体を両手で優しく包み込みながら、そのオシャレな香水の匂いが漂うゆいの首筋にキスをした。そして、萬次郎がゆっくりと体を起こすと、ゆいはゆっくりとおっさんに顔を向け、まるで池の中の鯉が餌をねだるかのように口を開いたのだった。

 ハァハァと臭い息を吐くおっさんは、体をブルブルと震わせながら「俺、金ねぇからな・・・」と何度も萬次郎に念を押しながら、ゆいのポッチャリとした唇にその激汚のチンコを近づけた。
 普通の人間なら、そのあまりの汚さに失神すらしそうなチンコだったが、しかしゆいは恐る恐る向かって来るそのチンコにゆっくりとアゴをしゃくりあげた。
 目の前に迫って来た激臭チンコを、何の躊躇いもなく口の中にジュルっと滑り込ませたゆいは、半開きの目をボンヤリさせたまま、口の中でチュポチュポと音立てる。

「温けぇ・・・・」

 ゆいの小さな顔を、感動的に両手で押さながらおっさんがそう唸った瞬間、目の前のその異様な光景を目にしていた萬次郎は、堪え切れずに精液をぶっ飛ばした。
「うっ!」と、低く唸る萬次郎は、尿道を精液が走っていくのを感じながら、慌ててゆいのTシャツを捲った。
 手の平サイズのおっぱいが、やわらかそうにプルルンっと揺れ、おもわず萬次郎は、それにむしゃぶりつく。
 萬次郎の大量の精液はゆいの小さな膣の中に溢れ、ピストンされる穴の隙間からジュブジュブと洩れ出した。
 最高に気持ち良かった。こんなセックスをしたのは生まれて初めてだと、萬次郎はゆいの甘い香水に包まれながら、ゆいの小さな乳首を舌で転がしてはそう思ったのだった。

 一滴残らずゆいの膣の中に中出しした萬次郎がふと顔をあげると、妖精のような顔をしたゆいが、おっさんの毛ジラミだらけのゴワゴワ陰毛に顔を押し付けながら一心不乱にペニスをしゃぶっていた。

「・・・イッたの?」
 おっさんは抜けた前歯から赤黒い舌をヘビのようにニュルニュルと出しながら不気味に笑った。

「・・・やる?」
 萬次郎はヌポッ・・・と、汁まみれのペニスを引き抜きながら、おっさんに聞いた。

「嘘だろ・・・」
 信用していないおっさんは、疑うようにして笑った。

「いいよ、好きにしなよ・・・」
 萬次郎は、持っていたポケットティッシュでグダグダに濡れたペニスを包み込むと、オマンコがポッカリと口を開いたままのゆいの股間からソッと抜け出し立ち上がった。

「俺、あっちに行っててあげるから、ゆっくり楽しみなよ・・・」
 萬次郎がそう言いながら変圧器の裏から出ようとすると、おっさんが「後で文句言うなよ?」と疑問文で聞いて来たから、萬次郎は、「大丈夫よ」と捨て台詞を残して遊歩道へと出たのだった。

 遊歩道に出た萬次郎は、ブルブルと震えながらタバコに火を付けた。
 まさかこんなに上手く行くとは思ってもいなかった萬次郎は、今更ながら震えが止まらなくなって来たのだ。
 遊歩道には会社帰りのサラリーマンや、犬の散歩をする主婦達で賑わっていた。この平和を絵に描いたような彼らは、まさか今この変圧器の裏で、催眠術にかけられた少女がホームレスに犯されているとは、誰1人思ってもいないだろう。

 そう考えると、再び萬次郎は優越感に浸った。この手帳さえあれば、僕はこの世界をも征服できる、などととんでもない自信まで湧いて来た。
 そして、夕焼け空にゆっくりと煙を吐いた刹那、その何とも言えない絶叫が変圧器の裏から飛び出して来た。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 それは、まさしく断末魔と言ってもいいほどの強烈な叫び声だった。
 遊歩道を歩くサラリーマンや、犬を散歩していた主婦達がビクッ!と足を止め、一斉に萬次郎に振り返った。

「何よー!ヤメてよ!誰かぁ!助けてー!」

 それはまさしくゆいの『素』の声だった。
 萬次郎は、すかさず背後の森の中に飛び込むと、バシっ!ギシッ!と小枝をなぎ倒しながら一心不乱に逃げ出した。

「うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!・・・・」

 まるで発狂したかのような叫び声を背後で受けながら、萬次郎はその森を必死で駆け抜けた。

 そんな萬次郎は、顔面に小枝をビシバシと感じながら、そうか・・・この催眠術は約2時間しか持たないんだな・・・と心で呟き、その新たなる情報を手に入れた事に不敵にニヤリと笑い、そして不運にもレイプ魔となってしまった臭いちんぽのホームレスをふと思い出してはゲラゲラと笑ってしまったのだった。

(つづく)

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