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変態家族2

2011/05/20 Fri 10:29

    変態家族2
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 おばさんの酷く垂れたオッパイが目の前でユラユラと動いていた。
 遂に僕は男になった。
 しかし、本来なら感動に包まれるそんな場面も、今の僕は強烈な悪臭に包まれ、それどころではなかった。
 なんといっても僕の目の前で「アガァァァァァァァァ!」とゴジラのような悲鳴をあげているおばさんの口臭が凄まじかった。そして、僕の全身でヒリヒリと乾いて来たおばさんの唾液。これは時間が経つにつれ何とも言えない唾臭さを漂わせた。
 しかし何よりも残酷なのが、僕の鼻の穴の中に侵入した臭汁だ。これはどうにも逃げ場がなく、真っ向からそのニオイを嗅がなければならないのだ。
 そんなニオイに包まれながら、僕のペニスは何度も何度も萎えてしまった。
 その度におばさんはユッサユッサと激しく腰を振り、「オマンコ気持ちイイ!オマンコ気持ちイイ!」などと卑猥な言葉を叫んでは僕を欲情させようとしていたが、しかしそれは欲情どころか逆に笑いを誘発し、僕はそんなおばさんの絶叫を聞く度に必死に笑いを堪えるので精一杯だった。
 すると、いよいよ完全に萎んでしまった僕のペニスが、激しく上下するおばさんのマンコからポロンっと抜けてしまった。
「あらぁ、やぁねぇ・・・どうしたの?」
 おばさんはそう笑いながら、ヌルヌルになった僕のペニスを指でシコシコと刺激する。
 僕はそんなおばさんがいきなり怒り出さないかとヒヤヒヤしながらも「ちょっと緊張しちゃって・・・」と必死な言い訳をした。
 するとおばさんは、僕を見つめながら「うふふふふ」と笑い、そして「ちょっと気分転換にシャワーでも浴びて来る?」とその不気味な顔を横に傾けた。
(ありがたい!)
 僕はおもわず心の中でそう叫んだ。一刻も早く、この全身にシミ付いた悪臭を取り除きたかったのだ。
 僕はちょっと悩んだフリをしながらも「じゃあお言葉に甘えて・・・」と答えると、おばさんはまた「うふふふふ」っと笑いながら僕の身体からスルリと降り、「お風呂は廊下の突き当たりよ」と、廊下の奥を指差しながらそう言ったのだった。
 やっとおばさんの悪臭から解放された僕は、裸のまま廊下をペタペタと進んだ。
 相変わらず二階からはおじさんの説教する声が聞こえて来た。
 いったいあの少女は今頃どんな酷い目に遭わされているのかと思うと気の毒になったが、しかし僕はそんな事よりも一刻も早くこのニオイを消し去りたいと、風呂場へと急いだ。
 風呂場も、居間と変わらず荒れ放題だった。
 洗濯機には大量の洗濯物が溢れ、まるで爆発したかのような状態だった。
 浴室に入ろうとした僕は、そんな洗濯物の山の上にポツンと放り投げてある薄ピンクのパンティーを発見した。
 僕はそのパンティーの柄からして、ソレはあの臭おばさんの物でなく、例の少女のモノだとすぐに判断した。
 僕は迷う事なくソレを手にした。
 柔らかい木綿の生地が僕の手の平の中でふんわりと弾んだ。
(あんな美少女のパンティーは、どんな風に汚れているんだろう・・・・)
 ゾクゾクしながらパンティーを静かに開いた。

 クロッチの真ん中に黄色いシミが少しだけ付いていた。
 僕は迷う事なくその黄色いシミを鼻に近づける。
 プ~ンと汗のニオイが漂い、それと同時に小便のようなアンモニアのニオイが漂って来た。
 それはあのおばさんのニオイのように攻撃的なニオイではなく、女子高生が自然に放出する純粋なニオイに感じられた。
 気がつくと僕のペニスはビンビンに勃起していた。
 僕は彼女のパンティーを軽く唇に押し当てながら、おばさんの汁が乾きかけていたペニスをシコシコとシゴいた。
 そんな少女のオリモノはパリパリに乾き、まるで固まったボンドのような感触だった。
 僕はあの少女の大きな目を思い出しながら、そのカリカリに乾いた部分にソッと舌先を押しあてる。
 ピリっとした塩っぱさが口内に広がった。
 それと同時に、今僕はあの美少女の性器から滲み出た汁を舐めたのだという現実に感動を覚えた。
(あぁぁぁ・・・我慢できない・・・)
 僕は少女のオリモノを亀頭の尿道部分に押し付けると、そのままパンティーでペニスを包み込んではそれをシコシコとシゴいた。
(こんなに不潔な家なんだし、このまま中で出しちゃってもバレないよね・・・)
 そう思いながら、パンティーで包んだペニスシコシコしながら、太ももをスリスリと擦り合わせていると、いきなり背後から「おい・・・」というおじさんの声が響いた。
 僕は慌ててそのパンティーを洗濯物の山の上にポイッと投げると、そのままおじさんに振り返り「はい」と何でもなかったかのように返事をした。
「・・・キミは、そーいうのが趣味だったのか?」
 おじさんは眉間にキュッと2本のシワを寄せたまま、低い声でそう言った。
「・・・そーいうのって申されますと・・・」
 僕はいきなり殴られるのではないかと恐怖に包まれながら、恐る恐るおじさんにそう聞く。
「そーいうのってのは・・・つまり、ウチの女房よりもウチの娘のほうに興味があるのかって事だよ・・・」
 おじさんはそう言うと、僕のピコンピコンと揺れる勃起ペニスを指先でツンツンしながらそう言った。
 なんと答えていいのかわからなかった。そりぁ当然、あの臭いおばさんよりもあの美少女のほうがいいに決まっている。
 しかし、それを正直に言ってどうなるというわけではない。正直に言えば、ただ、おじさんの気分を悪くさせ、場合によってはぶん殴られる恐れだってあるのだ。
 だから僕は返事をせずにその場でモジモジとしていた。
 するとおじさんは、「よし」と頷くと、なにかが吹っ切れたかのような表情で僕を見た。
「いいよ。キミがサトミのほうがいいと言うなら、サトミを好きにさせてあげよう」
 おじさんは睨んだままの表情でポツリとそう言った。
「しかし・・・それは彼女が決める事であって、僕が決める事では・・・」
 僕が恐る恐るそう答えると、おじさんはいきなり「ふっ」と笑った。
 そして僕のペニスを人差し指でパチン!と弾くと、「まぁ、いいから付いて来なさい」と廊下をギシギシと進んで行ったのだった。


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 2人でギシギシと階段を上っていると、ふいに居間からおばさんが「どうしたの?」と声を掛けて来た。
 おじさんはそんなおばさんに「いいからそのまま待ってなさい」と優しく言うと、再び階段をギシギシと上り始めた。
 二階に上がると、いきなり「死ね」とスプレーで殴り書きされたラクガキに出会した。
 あの少女はかなり病んでいるようだ。
 そんな少女の部屋らしきドアの前でおじさんは足を止めると、静かに僕に振り返った。
「今、サトミはお仕置きしたばかりだから、あまり激しいプレイはしないで欲しい・・・」
 僕はとたんに目を丸くさせた。
 なんとこのおじさんは、娘とヤってもいいと言っているのだ。しかしそれは彼女の意思が関係する事であり、僕やおじさんが勝手に決める事ではない。
 だから僕はおじさんの目をオロオロと見つめながら「・・・でも、彼女が何と言うか・・・」と呟くと、おじさんはニヤッと笑みを見せた。
「それは大丈夫だ。あいつは母親以上にヤリマンだ。だからすぐにヤらせるよ」
 おじさんは笑顔のままそう言うと、そのまま少女の部屋のドアを開けた。
 僕はその部屋の中の光景に、一瞬にして凍り付いてしまったのだった。

 あの美少女が完全に壊されていた。
 かろうじて靴下だけ履いている状態の少女は、大きく股を開いたままぐったりと横たわっていた。
 そんな彼女の裸体には、廊下に「死ね」と落書きされていたように、マジックでラクガキが書かれている。
「公衆便所」、「アナルOK」、「マゾです」・・・・・・・・
 このラクガキは、父親であるあのおじさんが書いたのだろうか・・・・
 いや、あのおじさん以外は誰もいないはずだから、あのおじさんが書いたに違いない・・・
 僕はそんな少女といきなり目が合った。少女は、まるで森の中を彷徨う傷ついた狼のような荒んだ目をしてジッと僕を睨んでいた。
「おら、お客さんだぞ、ちゃんと挨拶しないか」
 おじさんはそう言いながら少女の足をドカッと蹴飛ばした。
 少女は股間を隠す素振りも見せないまま、そのままジッと僕を睨み、そして「ふっ」と小さく鼻で笑うとツンっとソッポを向いた。
「なんだサトミその態度は!おまえ、まだわかってないようだな!」
 おじさんはそう怒鳴ると、いきなり少女の髪を鷲掴みにし、その小さな体をおもいきり引きずり回した。
「やめろよー!痛てぇーよー!」
 少女は部屋中を引きずり回されながら叫んだ。
 学習机の前に体を放り出された少女は、まるで魂の抜け殻のように、そのままぐったりと横たわっていた。
 おじさんはそんな少女の股を開きながら、僕に少女の膣を開いて見せた。
「さっき私が中出ししちゃったからちょっと汚れてるけど、まぁ、具合はなかなかいいから」
 おじさんはそう笑うと、自分の精液でグショグショに濡れたワレメをクチャクチャと音を立てながら弄った。
 私が中出し・・・・って事は、やっぱりこのおっさんは娘と!・・・・
 そう呆然と見ていた僕に、おじさんは「いいよ、遠慮しないでどうぞ」と言うと、僕の肩をポンポンっと二回叩いた。
「こいつはね、とにかくピストンされるのが好きだからさ、だから、中でイッちゃってもそのままガンガンと突きまくってやってよ」
 おじさんは僕の耳元でそう言うと、「じゃあ、後で顔出すから」と言いながら部屋を出て行った。
 おじさんが出て行っても少女はそのままの姿勢でジッと僕を見つめていた。
 僕はそこで初めて自分のペニスがビンビンに立っている事に気付き、そのまま両手でソッとペニスを隠した。
「どうして隠すのよ・・・」
 少女は僕の目を睨んだままそう言った。
「そ、それは・・・」
 僕がそうモジモジしてると、「あんたもしかしてドーテー?」と吐き捨てるように言い、そして「公衆便所」と落書きされた胸元をポリポリと掻きながら「あはははは」っとバカにするように笑った。
 瞬間、僕の頭にカッ!と血が上った。
 父親に殴られ蹴られ、身体中にマジックで卑猥なラクガキをされ、挙げ句の果てには父親に中出しされる娘。そして今、見ず知らずの男の前に「遠慮しないでどうぞ」と全裸で放置された悲惨な娘。こんな女に笑われるなんて、と僕のプライドは激しく傷ついた。
 この野郎・・・と、僕の表情がいきなり変わったのに気付いた少女は、一瞬、慌てて僕から目を反らした。そして、脅える目で床を見つめながら「ヤるならとっととヤってよね・・・」と、自暴自棄的に股を大きく開いたのだった。
(よし・・・ヤってヤる!・・・)
 僕はなんだかとてもサディスティックな気持ちに駆られた。
 こんな娘、どうなってもかまわないんだ、こんな娘は死んだって誰も悲しむ者はいないだろう。
 そう思った僕は、自分でも驚くほどハァハァと荒い息を吐きながら、床に横たわる少女の細い足首を握り、おもいきり乱暴に引き寄せたのであった。


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「痛いよぅ!」
 絨毯の上を乱暴に引きずられた少女は、足首を掴んでいる僕の手を振り払おうと、その細く長い脚をバタバタとさせた。
 そんな少女のグショグショに濡れた性器から、父親の物と思われる白い精液がタラッと股間に垂れた。
「しゃぶれよ・・・・」
 僕は、無意識のうちにネットの動画で何度か見た事のあるSMのおっさんの口調を真似していた。
 そのSMのおっさんというのは、若い少女ばかりを縛ったり叩いたりローソクを垂らしたりしている動画をブログで公開しているという変態なおっさんで、僕はソッチ系にはあまり興味がなかったのだが、しかしそのブログに登場する女の子達があまりにも可愛かったので、今までそのブログで何度かオナニーをした事があったのだ。
 だからいきなり僕はそんなSMおっさんの口調になってしまったわけだが、しかし、そんなSMおっさんの喋り方を真似すると、今まで小心者の僕には絶対に言えなかったような言葉が自然に口からスラスラと出て来て、僕の気分はみるみると高揚して来た。
「おい、舐めてんじゃねぇぞガキ・・・」
 そう凄みながら少女の髪を鷲掴みにすると、「舐めるんならこっち舐めろ・・・」と少女の目の前に勃起したペニスを突き立てた。
 少女は完全に脅えた目となり、僕が動く度に、叩かれるのではないかと小さな肩をビクンっと震わせる。
 最高だった。今まで、小・中・高と、どちらかというとイジメられっ子だった僕は、このイジメる側が楽しくて堪らなかった。
 僕はそんな脅える少女を横目で睨みながら、ゆっくりと床に寝転がった。そしてペニスをピーンと天井に向けながら「しゃぶれ」と低い声で命令した。
 今まで反抗的だった少女は、僕の態度が急変するなり、まるで奴隷のようになった。これがSMおっさんのブログに書いてあった「調教」というものなのかと驚きながらも、同時に、実の娘をこれほどまでに調教しているあのおっさんに恐怖を感じた。
 少女は暗い目をしたまま僕の横にペタンと座った。そして僕のペニスをジッと見つめながらゆっくりゆっくり体を屈め、ペニスに顔を近づけて行く。
「くさっ・・・・」
 少女は僕のペニスでピタリと身体を止めると、いきなりそう呟いた。
 確かに今の僕のペニスは臭い。いや、ペニスだけでなく僕の全身は臭過ぎる。
 僕は一瞬、「このニオイはキミのお母さんの仕業だ」と言いかけたが、しかしそれはあまりにも残酷だと思い、慌てて言葉を呑み込んだ。
「いいから、早く舐めろよ・・・」
 僕はそう言いながら彼女の頭をグッと押した。
「ヤダ、臭いもん」
 彼女は押される頭をグッと踏ん張る。
「いいから早く舐めろって!」
 臭いとか言われてとっても恥ずかしくなった僕は、おもわず彼女の小さなお尻をおもいきり引っ叩いてしまった。
「ピシャン!」という乾いた音と共に、少女はビクッ!と肩を震わせては慌てて僕の下半身に身体を埋めた。
 少女は戯れ付く猫のように僕の下半身にまとわり付いて来た。そして抱き枕に抱きつくかのように僕の左足を股間に挟むと、僕のヘソに頬をあてながらペニスをシコシコと手コキし始めた。
「どうだ・・・大っきいだろ・・・」
 僕は少女の怪しく上下する手の動きに身を捩らせながら、SMおじさんの言葉を真似た。
 少女はそんな僕のバカな言葉には何も返事する事なく、シコシコとペニスをシゴき、そしてその上下に動く肉棒の先に開いた唇を近づけた。
「ぷちゅ・・・」
 まるでフランス人がキスをした時のようなコケティッシュな音が聞こえた。
 ソッと顔をあげて見ると、少女はまるでキャンディーを舐めるようにして、僕の臭い亀頭を口の中に含んでいたのだった。

 少女の股間に挟まれている僕の左膝を、ウジャウジャとした少女の陰毛がくすぐった。
 少女が喉の奥まで僕のペニスを飲み込むと、身を乗り出した少女の股間が僕の左膝にベチョっと密着した。
 左膝に感じるそのヌルヌルとした感触は、おじさんが中出しした精液なんだという事をわかっていても、しかしそれでもその少女の股間のヌルヌル感に異様に興奮してしまった。
「ぷちゃ・・・ぷちゃ・・・」と音を立てながらペニスをしゃぶる少女の髪を優しく撫でながら、「入れて欲しい?」と聞くが、少女は無言で、ぷちゃ、ぷちゃ、と舐め続けるばかりだった。
 僕はそこで、「あっ、そっか」と気付く。そう、この娘には優しく接してはいけないんだと。
 そう気付いた僕は、いきなり少女の髪を鷲掴みにし、そのまま強引に髪を引っ張った。
 少女の口からペニスがヌポッ!と抜け、少女は唾液でタラタラに光らせた唇をハァハァと開きながら天井に顔を向ける。
「どっちなんだよ。入れて欲しいのか入れて欲しくないのか・・・」
 僕はそう言いながら彼女の寝そべる股間の中に右手を押し込み、乱暴に指を動かしながらそのグショグショに濡れた性器の中に指を押し込んだ。
「痛い!」
 少女は小さく叫んだ。一瞬、その言葉に怯んだ僕だったが、しかしここで怖じ気づいては元もこうも無いと思い、そのままグジュグシュと指を動かしながら「どっちなんだよ!」と天井を向かされている彼女の頬に顔を押し付けた。
「入れて!」
 少女が顔を歪めたままそう叫んだ。
 僕は背筋をゾクゾクさせながらそのまま少女をベッドまで引きずり、そして小さな少女の身体を抱きかかえると、まるで粗大ゴミを放り投げるかのように少女をベッドに投げ捨てた。
 そしてそのまま僕もベッドに飛び乗り、少女の小さな体に抱きついた。
 少女の細い脚を掻き分けながら股の中に下半身を潜り込ませる。正常位は初めてだからどうやればいいのかわからなかったが、しかし不思議な事に体が勝手に動いている。
 カエルのように大きく股を開いた少女の股間に向かって、手当り次第にドンドン!と腰を叩き付けた。
 その度に亀頭は少女の太ももや尻の谷間に突き刺さったが、しかし何度目かで、いきなりペニスはヌルッ!と穴を捕らえた。
「んんんあぁん!」
 少女が仰け反った。
(やった!)と思いながら、もう二度とその穴を逃すものかと僕はその穴の奥へ奥へとペニスを押し込んだ。
 ズボッ!と奥までペニスを押し込んだ瞬間、少女の穴の中から父親の精液がジュワっと押し出されるのがなんとなくわかった。

 コキコキと腰を振ると、それに合わせてペニスがズボズボと穴の中を行ったり来たりした。
 その度に少女は下唇を噛み締めながら、必死になって僕の身体にしがみついて来た。
 実の父親に中出しされて、そしてこうして見ず知らずの僕にペニスを入れられては感じまくる少女・・・
 僕は腕の中に抱えるそんな少女をソッと見た。
 いきなり少女と目が合った。
「お父さんとヤって気持ちいいのか?・・・」
 僕はそんな事を聞くつもりは毛頭なかったが、しかし目が合った瞬間、ずっと心で思っていた事をついつい口に出して聞いてしまった。
 少女は僕をジッと見つめながら「うん」と答えた。
 そんな少女の言葉に更に体が熱く燃えた僕は、全身を動かしながらドン!ドン!と腰を叩き付けた。
「おまえ、ヤリマンか?」
 少女は迷う事なくコクンと頷いた。
「今までに何人の男とヤったんだよ」
 そう聞く僕の顔を少女はジッと見つめながら「5人」っと答えた。
「5人?」
 僕がそう聞き返すと、少女は「うん、毎日5人」とポツリと呟いた。
「!・・・そ、それは・・・」
「うん。お父さんが毎日5人の男を連れて来るの」
 表情ひとつ変えずそう答える少女の顔を見て、驚きのあまりおもわず僕は腰を止めてしまった。
「いや!止めないで!もっともっといっぱい動かして!」
 少女が叫んだ。
 僕はそんな少女が急に怖くなった。
 少女は「もっと!もっといっぱい動かして!」と何度も叫びながら、自ら両足を高く掲げその脚を僕の肩の上に乗せた。
 僕の脳裏にこの少女の父親が言った言葉が浮かぶ。
(こいつはね、とにかくピストンされるのが好きだからさ、だから、中でイッちゃってもそのままガンガンと突きまくってやってよ)
 僕は恐怖に包まれながら必死で腰を振った。
 そんな僕の顔を、少女は大きく掲げた両足の間からジッと見つめ、そしてほんの少しだけれど、微妙にニヤリと笑った。
「あわわわわ・・・」
 少女のその笑顔に脅えた僕は、少女の顔を両手で抱きかかえ、自分の胸に押し付けた。
(狂ってる・・・こいつら家族全員、完全に狂ってる・・・)
 僕は少女と目が合わないように、少女を胸の中でガッシリと抱きしめながら狂ったように腰を振りまくった。
 そんな少女が僕の胸の中でいやらしい悲鳴をあげる。
 僕はそんな少女の悲鳴を聞きながら、毎日5人の男達が射精していると言うこの公衆便所のような穴の中におもいきり精液を飛ばしたのだった。




「よっ!」
 学校の帰り道、文房具店の前でダラダラと屯していたタツヤ達が僕を見つけて手を振った。
 笑いながら手を振る僕の所に、スニーカーをぺしゃんこに履いたタツヤが「なんだよ、最近付き合い悪りぃじゃねぇかよ」と言いながら、僕の肩に手を回して来た。
「ゴメン。最近、色々と忙しくってさ」
 僕が足を止めながらそう言うと、タツヤは「今夜付き合えよ」とタバコ臭い息を吐きながら笑った。
「今夜、何かあるの?」
「ああ。今夜の獲物はマジすげぇぞ」
 タツヤはなぜか僕の腋をくすぐりながら僕の耳元に顔を近づけた。
「激カワのヤリマン女子高生を発見しました」
 学校放送のような口調でそう囁いたタツヤは、僕の目を誇らしげにジッと見つめながら「マジかわいいぞ」とニンマリ笑った。
「そんな女の子、どこで見つけたんだい?」
 僕がそう聞くと、タツヤは黙ったままニヤニヤと笑い、返事を勿体ぶった。
 そして学生服の中から煙草を取り出すと、辺りをキョロキョロと見回しながらソレを銜え、そして声を潜めながら「例の公園の変態夫婦。あいつの娘だよ!」と驚きながらそう言うと、再び銜えていた煙草を元に戻した。
 なんとなくそんな予感がしていた僕は、そこでどうリアクションしていいのかわからなかった。
「5人までならOKらしいからよ、おまえも一緒に連れてってやるよ」
 タツオはキキキキキっと猿のように笑いながら僕の肩をパン!と叩いた。
「でも・・・今夜はどうしても無理なんだ・・・」
 僕はとっても悔しそうに顔を顰めてそう言った。
「マジぃ?おまえバカじゃねぇの?マジに激カワなんだぜ」
「うん・・・残念だけど、今夜はどうしても無理なんだよ・・・」
 そう苦笑いしながら歩き出した僕を、タツヤは信じられないといった表情でボンヤリと見つめていた。

 確かに・・・出来る事なら僕だってもう一度サトミとセックスはしたかった。
 しかし、あの苦しみはもう二度とゴメンだ・・・。
 僕はそう思いながら早足で歩き、タツヤ達が見えなくなった場所まで来ると、慌てて細い路地に飛び込んだ。
 植木鉢が並ぶ細い路地で、辺りに誰もいない事を十分に確認した僕は、もう我慢できない!とズボンの中におもいきり手を突っ込んだ。
 そして、指先に絡む陰毛を、これでもか!というくらいにボリボリと掻きむしった。
 強烈なカユミが一気に和らぎ、ひとときの快感を与えてくれた。しかしそのカユミは止まる事を知らず、どれだけ掻いても掻いても一向に消えてはくれなかった。
 爪で激しく引っ掛かれる陰毛付近がジンジンと熱を帯び、次第に麻痺して来た。
 するとそれと同時に、今度は尿道の奥がムズムズと痒くなり、全身にゾクゾクとした悪寒が走った。
 淋病、毛ジラミ、クラミジア。
 そう告げた泌尿器科の医師は、「キミ、犬と性交しただろ」と真剣な表情でそう言った。
 これらの性病が、母親から感染したものなのか、それとも娘から感染したものなのかは定かではない。
 しかし、あの時僕は童貞だったから、この二人のどちらかから感染したのは間違いないのだ。
 僕は梅雨晴れの細い路地で股間をボリボリと掻きむしりながら、「変態家族め・・・」と苦々しく呟いた。
 するといきなり、目の前の窓がガラッ!と音を立てて開き、青いビニール簾の奥から白髪の爺さんがヌッと顔を出した。
 爺さんは目の前に立っていた僕を見るなり一瞬ギョっとしたが、しかしすぐにその表情を取り戻しキッ!と僕を睨みつけると「こんなとこでヘンズリすなっ!」と大きな声で怒鳴ったのだった。

(おわり)

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