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寝取られ願望2

2011/09/24 Sat 09:48

    寝取られ願望2
              ―3―


 それから数日経った問題の日曜日。
 いつもより着飾った優子が「じゃあ行って来るね」と、ソファーでテレビを見ている僕の横にちょこんとしゃがんだ。
 そんな優子の全身からフワッと甘い香水の香りが漂ってきた。
 僕はすかさずしゃがんでいる優子のスカートの中にソッと手を入れ、しゃがんでいた股をこじ開けた。ストッキングに包まれた薄紫のパンティーが、まるで僕を挑発しているかのようにギラリと光る。
 そんなスカートの奥に手を入れると、ストッキングのザラザラ感と同時に妻の股間の生温かい温もりが僕の手を優しく包み込んだ。瞬間、今からこの温もりの中に見知らぬ男が顔を突っ込んだりチンポを入れたりするのかと想像してしまい、おもわず声を出して泣き出したい衝動に駆られた。
「もう・・・」
 優子は呆れたようにそう笑うと、股の中から僕の腕を引きずり出し、素早く立ち上がった。
「カレー作っておいたから、温めて食べてね」
 そう言って優子は、僕に向かって小さくバイバイをすると、森を駆け抜けるウサギのようにぴょんぴょんと飛び跳ねながらマンションを出て行ったのだった。

 僕は、静かに降りて行くエレベーターの音を聞きながら、強烈な淋しさに包まれた。
 優子が帰って来るまで約5時間。僕はその間、この淋しさと悔しさの中で悶え苦しまなければならないのだ。
 いや、それだけではない、問題はその後だ。今後、この浮気した妻と共に仲良く人生を歩んで行けるかが最大の問題なのだ。
 どうせ僕の事だから、この妻の浮気についてはこれから先もいつまでもウジウジと思い出す事だろう。
 優子が微笑めば、(あいつにもそうやって笑っていたのか?)と嫉妬し、セックスで優子が感じれば(あいつの時はもっと感じていたんだろう)と捻くれ、はたまた優子に子供ができたら(本当に僕の子供か?)と疑うに決まっている。
 そう、僕は病的なほどに女々しいウジウジ男なのだ。きっと死ぬまで僕はこの時の優子の浮気をウジウジと恨む事だろう。
 そんな自分の惨めな性格を知っておきながらも僕は優子を止めなかった。もしかしたら離婚の危機にさらされる重大な問題だとわかっておきながらも、しかし僕は優子を止めなかった。
 それは僕が病的な小心者だからではない。優子に「行くな!」と言い出せない臆病者だからではない。
 そう、僕には寝取られ願望という変態的な嗜好があるからなのだ・・・。


 その日、優子は約束の8時を過ぎても帰って来なかった。
 待っている間の僕の感情は、まるで野良猫がトタン板でガリガリと爪を研ぐかのようにイライラとしていた。
 思春期の女学生のように薮から棒にクッションやスリッパなどを壁に叩き付け、ソファーに「わあっ!」と泣き崩れては水泳するかのように両足をバタバタさせながら放屁したり、又、ホルモンバランスが崩れた想像妊娠中年女のように、冷蔵庫の前で無意味に生タマゴをぐしゃぐしゃと握り潰したかと思えば、不意に104の番号案内に電話を掛けては「三丁目の中谷ですけど天ぷらソバまだですか?」などと、連続してイタズラ電話をするといった、実に奇怪な行動を取り続けていた。
 そんな事をしていると、「ただいまぁ」と優子が帰って来た。
 荒れ果てた部屋の中を見た優子は「どうしたのこれぇ!」と絶句する。
「いや・・・キミが・・・あまりにも遅いから・・・」
 ソファーの上でウンコを洩らしたスピッツが飼い主に叱られてはテレビの隅にコソコソと隠れるように、後ろめたげにポツリとそう呟くと、優子は「遅いって、たったの5分遅れただけじゃない!」と呆れたように叫び、そして大きな溜息をつきながら、部屋中に散らかるテレビのリモコンやクッションなどを片付け始めた。
 そんな優子のミニスカートから伸びる細い脚や、キュッとくびれた悩ましい腰つきをテレビの隅からこっそり見ていた僕は、唐突に(大人のオモチャなんかも使われたのだろうか・・・)などというバカな妄想が広がり、ラブホテルの広いベッドの上で、見知らぬ男からバイブを押し込まれている優子の悲惨な姿を想像しては急速にペニスを固くさせた。

 リビングを片付けた優子がそのままキッチンへと向かう。
「うわっ」という優子の声に、再びウンコを洩らしたスピッツの表情で恐る恐るキッチンを覗くと、冷蔵庫の前でぐしゃぐしゃに潰れている生タマゴを踏んづけた優子が、今にも泣きそうな顔をしながら僕を見つめていた。
「いや、卵焼きを作ろうかと思ったんだけど・・・ごめんね・・・」
 僕はそう言い訳しながら優子に近付くと、流し台の横に置いてあったティッシュの箱を手に取っては優子の足下にしゃがんだ。
「京子ちゃん、元気だったかい?」
 僕は必死に話題を誤魔化そうと、1度も会った事のない京子とかいう女の近況などを尋ねたりしながら、ひょいと優子の足を持ち上げると、箱から引き抜いた大量のティッシュを優子の足の裏に押し当てた。
「・・・うん・・・元気だった・・・」
 優子は冷蔵庫に手を付きながらひょいっと片足を上げ、嘘が後ろめたいのか複雑な表情をしながらポツリとそう答えると、そのまま黙ってジッと僕を見下ろしている。
「そっかぁ・・・元気だったかぁ・・・うん、元気が一番だよな、元気が・・・」
 僕はアントニオ猪木のようにそう呟きながら、優子の足の裏に押し当てていたティッシュをヌラっと剥がした。
 黒いストッキングに包まれた足の裏にはヌルヌルとした卵の白身がべっちょりと付着し、そこに押し当てていたティッシュには透明の糸がブヨヨンと伸びては意味深にエロティークな光を輝かせていた。
 そんな白身でヌルヌルになった優子の足の裏を指先で弄る僕は、妻がどんな風に他人の男に責められ、そして妻がどんないやらしい声をあげてそれに答えていたのかを想像し、激しい嫉妬と性的興奮で爆発した。
 そして妻の細い手首をいきなり掴むと、「どうしたのよ!」と、顔を顰めながら驚く妻をソファーへと引きずった。
「うるさい!言う通りにするんだ!」と、突然狂ったかのようにそう叫びながら妻をソファーに押し倒し、バタバタと暴れる美脚を押えてはストッキングを強引に剥がした。
 真っ白な妻の下半身に薄紫のパンティーがギラギラと輝いていた。この光景をあの男も見たのかと思うと、腹の底からムカムカとした怒りが湧いて来た。
「ねぇ、お風呂に入ってからじゃダメ?」
 ソファーの上で股を開かされたままの妻は冷静を装いながら甘く囁いた。
 きっと妻は僕にココを見られる前に、ココをシャワーで洗い流して証拠隠滅したいのだろう、しかしそうは問屋が下ろさない。
 僕は無言で妻のその薄紫色のパンティーを剥ぎ取った。そして妻が「やだぁ変態!返してよぅ!」と薄紫色のパンティーを取り返そうとする手を撥ね除け、妻が見ている目の前でクロッチを開いて、パンティーの裏側を見た。

 クロッチの中心には、あきらかに性的分泌物と思われるヌメリが輝いていた。
 しかもそのヌメリはしっかりとクロッチの生地の中に染み込んでおり、今のこの瞬間に付着した物ではない事を物語っていた。
(浮気妻の濡れた下着・・・・)
 不意に僕の頭の中にそんな言葉が浮かび上がり、学生時代いつも通っていた駅の地下街にある、ポルノ映画館の卑猥なポスターを甦らせた。あの頃、そのポスターを見ただけで欲情していた僕は、こっそり駅の公衆便所でそのポスターを思い出しながらオナニーしていたものだ。
 そんなイカ臭い記憶を甦らせながら、僕はその(浮気妻の濡れた下着)を、そっと鼻に近づけた。
「嫌だよぅ!どうしてそんな事するのよぅ!」
 妻がソレを奪い取ろうと猛然と向かって来た。僕はソレを奪われないように上手く躱しながら、素早くソコを嗅いだ。
 ソコには妻の匂いが漂っていた。中出しを予想していた僕は、ソコに雄の精液の香りがない事に安心しながらも少し期待はずれだった。
「ねぇ・・・どうしてココ、こんなに濡れてるの?」
 僕はベッドの上でカエルのように寝転んでいる妻にソレを向けながらそう聞いた。
「・・・そんなのわかんないよぅ・・もうヤダ、返してよ!」
 妻はそう言いながらガバッと身を起こし、ソレを奪い取ろうとした。
 その瞬間、僕はおもわず妻のその小さな頬をパシッ!と平手打ちしてしまった。
 いきなり頬を打たれた妻は、一瞬そのままピタリと動作を止めた。そしてソッと僕の顔を見上げると、驚いた表情のまま「信じられない・・・」っとポツリと呟いたのだった。

 妻を瞬く間に全裸にしてしまった僕は、ソファーの上で不貞腐れる妻の視線を気にしながらも急いで服を脱いだ。
 トランクスを脱いでビンビンに勃起しているペニスを突き出した時、妻が「ねぇ、もういい加減にしてよ・・・」っと気怠く呟いた。
(いい加減にして欲しいのはこっちだ・・・)
 僕はそう思いながら、無言で妻の両足を広げると妻の局部を覗き込んだ。
 見た目はいつもと変わりないワレメだが、しかしソコはつい今しがたまで見知らぬ男の他人棒が出し入れされていた不浄な穴なのだ。
(妻はココを他人に見られたんだ・・・そしてココをペチャペチャと舐められたに違いない・・・)
 僕は他人の匂いを嗅ぎ分けようと、妻のワレメに顔を近づけ、隅々までクンクンと匂いを嗅ぎ回った。
 そこはいやらしい匂いが漂っていた。陰毛からは馴染みのないボディーソープの香りが漂い、そしてほんのりと湿ったワレメからは牝特有の淫らな臭みが滲み出ていた。
(ココに他人の肉棒が出たり入ったり出たり入ったり出たり入ったりしたんだ・・・)
 激しい嫉妬に襲われた僕は妻のワレメを指で押し開き、ソコに舌の先を近づける。
 頭上から、妻の「もう・・・」っという呆れた声が聞こえて来た。妻は僕には「もう・・・」という呆れた返事だが、しかしさっき会っていた男にはきっと艶かしい声をあげながらココを開いていたに違いない。
 僕の舌先がその柔らかい部分に触れる。舌を上下にチロチロと動かすと、僕の口内に微かに粘りっけのある粘着液が広がる。
 それは恐らく他人男との激しい性交により溢れ出した妻の残液だろう。
 その忌まわしい残液を全て舐め尽くすべく、ワレメの中に舌を押し込むと、僕の口内はまるでオブラートを口の中で溶かしたかのようなネバネバ感が広がって行った。
(感じたのか・・・ココを不潔な肉棒で掻き回されておまえは感じていたのか・・・)
 そう思いながら穴の中で舌をグニグニと掻き回しソコに残っている粘着物を存分に味わう。そしてゆっくりと穴から舌を抜くと、僕の舌先と妻の穴に透明の汁が糸を引いたのだった。

 妻の股間から顔をあげると、ソファーに寝そべっている妻とふいに目が合った。
「・・・どうしちゃったの?・・・」
 妻は、突然欲情した僕を不思議そうな表情で見つめながらそう言った。
 妻のその表情はゾッとするくらいに美しかった。
 僕はそんな妻を見つめながら静かに口を開いた。
「相手はどんな男だい?・・・・」
 その言葉に妻の表情が一瞬固まった。
「今日、男と会ってたんだろ・・・」
 僕が優しくそう呟くと、妻は「なに言ってるのよ、今日は京子と会ってたんじゃない」と、引き攣った笑顔で笑った。
「誤魔化さなくてもいいよ。全部知ってるから・・・」
 僕はそう言いながら妻が寝そべるソファーへと這い上がり、妻の細い足首を掴むと股を広げさせた。
「全部知ってるって何を知ってるの?私は今日、京子とカラオケに行ってそれから―」
「もういいったら!嘘なんてつかないでくれよ!ヤったんだろその男と!ココをそいつに見せて、舐めさせて、そして入れられて、スケベな声で泣きまくったんだろ!」
 僕はそう叫びながら妻のワレメに指を押し込んだ。
 僕の唾液と妻の汁とが混じり合うソコは、まるでボディーソープを垂れ流したかのようにヌルヌルになっていた。
「ちょっと待ってよ!あなた何か勘違いしてるわよ、私は浮気なんて―」
 妻のその言葉が終わらぬうちに僕はペニスを妻の穴の中にヌルッと挿入した。
 そしてかろうじて亀頭の部分までに留め、猛烈に固くなった亀頭だけをヌポヌポと出し入れした。
「いいんだよ・・・怒らないから正直に言って御覧・・・さっきまで男にこうやってヤられてたんだろ・・・」
 僕は妻の右足を高く掲げると、その結合部分が丸見えになるようにしながら、亀頭だけをヌポヌポとピストンさせた。

「そんな事してないもん・・・」
 妻はそんな卑猥なシーンを見せつけられながら、必死でシラを切り通す。
「ほら・・・凄く濡れて来たよ・・・その男とヤってる時もこんなに濡れてたのかい?・・・」
「・・・・・・・・・」
 妻はキュッと下唇を噛みながら、僕の顔を切ない目で見た。
 そんな妻の表情は狂おしいほどに可愛かった。
 妻が、いやこの女が僕を裏切ったのは許される事ではない。しかし、僕はこの女を愛している。例え僕を騙して他の男と交わっていたとしても、しかし僕はこの女を、いや妻を愛しているのだ。
 僕は、泣きたいのか怒りたいのかわからぬ複雑な感情のまま、妻の穴の中にゆっくりとペニスを押し込んで行った。
 妻の穴はそんな僕のペニスを根元までずっぽりと銜え込んだ。妻の穴がキュキュッとペニスを締め付け、僕は見知らぬ男と共有しているその穴の感触に、おもわず深い息を吐いた。
 くちゃ、くちゃ、くちゃ・・・・。ソファーがギシギシと軋む音に合わせて妻の穴から卑猥な音が洩れ出した。
 妻はまだキュッと下唇を噛んだまま、僕の目をジッと見つめている。
「・・・相手はいくつの人だい?・・・」
 僕はそんな妻を見つめながら聞いた。
 妻はそれを否定する事もなく、僕からサッと顔を背けた。
「まだ嘘をつこうとしているのか?・・・」
 僕は妻のムニョムニョとした乳房を鷲掴みにしながら聞いた。
「・・・嘘じゃないもん・・・」
 顔を背けたままそう答える妻。そんな妻の穴からヌポッとペニスを抜いた僕は、いきなり立ち上がった。
 そしてそのままダイニングテーブルまで行くと、すかさず妻のバッグの中から妻の携帯を取り出す。
 そんな僕を不審そうにジッと見つめていた妻は、僕が携帯を取り出した瞬間、「なにするのよ!」と慌てて立ち上がろうとした。
 僕は携帯を握ったままソファーへ急いで戻り、起き上がろうとしていた妻を再びソファーに押し付けた。
「ヤダ!返してよ!」
 そう叫びながら、必死で僕の手から携帯を奪い取ろうとする妻の身体をソファーに押し付け、再びペニスを押し込んだ。
 そしてコキコキと腰を振りながら、妻が見ている目の前で妻の携帯を開いた。
「お願い!ヤメて!そーいうのヤダ!」
 ソファーの上で暴れる妻を見下ろしながらメールボックスを開く。そして難なくその暗証番号を解読すると、先日見た例の画像を開こうとそのメールを探す。
 するとそこに届いたばかりの未開封のメールがある事に気付いた。送信名には、例の怪しい電話番号が記され、そのタイトルには『今夜の思い出に・・・』という意味深な言葉が書かれていた。
「返してったら!」
 妻が猛然と僕の手首を掴んだ。僕はその手を素早く振り解き、起き上がろうとしていた妻の頬をおもいきり引っ叩いた。
 頬を打たれた妻は「うっ!」と叩かれた頬を両手で押えソファーに倒れ込む。
 僕は妻と合体したままの体勢でそのメールを開いた。

《今夜は凄かったね。優子にあんな趣味があったなんて全然知らなかった。とっても興奮したよ、ありがとう。来週も会ってくれるよね?》

 そのメール文を読んだ時点で、既に僕は泣き出しそうになっていた。しかし泣くにはまだ早い。なんとこのメールには、『今夜の思い出』というタイトルが添えられた画像が添付されているからだ。
 僕はその画像を開こうとした瞬間、突然なにやら物凄い殺気を感じた。
 チラッと妻を見ると、ソファーの上でぐったりと倒れていた妻が、頬を押える指の隙間からジッと僕を睨んでいたのだった。


              ―4―


 僕を睨む妻のその目は、今までに見た事もないような険しい目付きだった。ギュッと下唇を噛みながら三白眼で僕を睨む妻のその顔は、まるで親の仇を見るかのような激しい憎悪がメラメラと浮かび上がっていた。
「なんだよその顔は・・・・」
 僕はそう言いながら妻を見返した。
 そして妻に「男からメール着てるよ」と伝えながら携帯の画面をチラッと見せると、僕はそのメール文を静かに読み上げた。
 僕がメール文を朗読している間、妻はピクリとも動かないまま僕をジッと睨んでいた。
「なんだい・・・おまえのその趣味って・・・・」
 妻を見下ろす僕は、そうせせら笑いながら腰をゆっくりと動かし、わざと結合部分からいやらしい音を立てた。
 妻はピクリとも動かないままジッと僕を睨んだままだ。
「・・・御丁寧に画像まで送ってくれているよ・・・ふふふふ・・・いったいどんな写真なのかなぁ」
 僕がそう言いながら画像を開こうとすると、それまでピクリとも動かなかった妻がいきなり叫んだ。
「ヤメて!お願いします!返して下さい!」
 妻はまるで気が狂ったかのように大声でそう叫ぶと、そのまま「わあっ」と泣き出した。
 敬語でそう泣き叫ぶ妻に僕は異常な性的興奮を覚えた。
「見ないで下さい!お願いします!」
 そう泣き叫ぶ妻を激しく犯した。妻の穴から溢れ出る汁が僕の肉棒にまとわりつき、そのコリコリとした穴とヌルヌルとした汁が想像を絶する快感を与えてくれる。
 そうやって妻を犯しながら僕は画像を開いた。
 そしてそこに映し出された妻の残酷な姿を見た瞬間、激しく動いていた僕の腰は凍り付いたかのように止まってしまったのだった。

 その写真は、赤いロープで縛られた妻が四つん這いにされているものだった。
 そんな妻の股間には、オマンコと肛門の2つの穴にバイブが突き刺さったままで、しかも、その突き出された妻の尻は、平手で何度も叩かれたように真っ赤に充血していた。
「う、嘘だろ・・・・」
 僕は思わず声を洩らしてしまった。
「あなた、ごめんなさい!本当にごめんなさい!」
 妻は両手で顔を塞いだまま声を押し殺して泣いている。
 泣きたいのは僕の方だ。
 しかし、その残酷な写真で絶望へと叩き落とされた僕だったが、その反面、なんとも言えない異常な興奮がムラムラと沸き上がって来た。
(愛する妻が・・・僕の愛する妻が他人に調教されている・・・)
 その現実にクラクラと目眩を感じながらも再び僕の腰がゆっくりと動き出した。
「どういう事だこれは・・・ちゃんと説明しろ・・・この男はいったい誰なんだ!」
 そう叫びながらおもいきり腰を突き上げると、妻は「うっ!」と呻きながら顔を塞いでいた手をゆっくりと下ろした。
「・・・ごめんなさい・・・」
 妻は瞳をウルウルさせながら僕を見つめる。
「ごめんなさいじゃわからん・・・この男は誰なんだ?」
「・・・スイミングスクールで知り合った人・・・です・・・」
「生徒か?」
「・・・コーチです・・・」
 僕は水着の妻がスイミングスクールのコーチにいやらしい指導を受けているシーンを思い浮かべた。
「年齢はいくつだ・・・」
「・・・30才くらい・・・」
「今までに何回会った・・・」
「・・・これが初めて」
 僕はその携帯を床に叩き付けながら「嘘を付くな!全部知ってるんだ!」と怒鳴った。
 再び「わあっ」と妻が泣き叫ぶ。そんな妻を(裏切り者め・・・裏切り者め・・・)っと思いながら、僕は激しく腰を動かした。
「この男と何回会ったんだ・・・正直に言いなさい・・・」
 妻のボヨンボヨンと上下に揺れる乳房に顔を埋めながら僕は聞いた。
「・・・3回・・・」
「・・・その3回ともヤったのか?・・・」
 妻はしばらく沈黙を置いた後、無言でコクンと頷いた。
 という事は、妻は初めて会ったその日に、既にホテルに行っているということになる。そう言えば、妻がラブホの洗面所らしき場所で微笑んでいたあの写真は、妻が初めてスイミングスクールに行った日と同じ日付だったはずだ。
 妻が、出会ったその日にラブホに行くようなこんなヤリマン女だったと気付かされた僕は、頭にカナヅチを叩き付けられたような衝撃を受けた。
 激しい嫉妬と怒りに駆られた僕は、妻の乳首をガリッと噛んだ。妻が「うっ!」と顔を顰めさせ、そして僕の耳元に「ごめんなさい・・・」っと囁いた。
 僕は、妻がラブホテルでその30男にどんな事をされたのかをアレコレと想像した。
 当然キスもしただろう、当然その男のペニスも舐めただろう、そして当然激しく抱き合いながら互いの性器を擦り合わせたんだろう。そう考えると、僕はまるで異常者のように興奮し、裏切られたと言う悲しみと怒りの中で激しく欲情した。
 そしてガンガンと腰を叩き付けながら「そいつのチンポは大きかったか?」と、無意識に気味の悪い事を聞き始めた。
 そんな僕の質問に、妻はただ無言でジッと僕を見つめている。
「ちゃんと答えるんだ・・・そいつのチンポは大きかったのか?」
 僕は妻の穴の感触に酔いしれながらしつこく聞いた。
 すると妻はオドオドと脅えた表情のまま「わかりません・・・」っと小さく呟いた。
「わからないって事はないだろ・・・僕のと比べてどっちが大きいんだ・・・」
 そう言いながら僕は、ピストンさせていたペニスをここぞとばかりに深く押し込んだ。
「・・・あなたのほうが大っきい・・・」
 妻は今にも泣き出しそうな声でそう答えた。
「嘘を付くな・・・正直に言え・・・そいつのほうが大っきいから3回も会ったんだろ・・・ほら・・・どっちなんだ・・・正直に答えろって・・・」
 僕はガンガンと腰を叩き付けた。妻は「うっ!うっ!」と苦しそうに唸りながら僕から顔を反らした。
「ほらほらほら!正直に言え!あっちのチンポのほうが大きくて気持ち良かったんだろ!」
 猛烈に腰を動かすと、遂に妻が悶え始めた。
 そんな妻の左足を更に大きく開かせ、僕は少し横になりながらも歪な体位で激しくピストンを続けた。

「ふぅん!ふぅん!」と赤ちゃんが泣くような声で喘ぐ妻は、口元で握りしめていた自分の拳に噛みついていた。
「どうなんだ!正直に言え!僕のチンポとそいつのチンポ、どっちが大きいんだ!」
 すると妻は苦しそうに呻きながら「あっち・・・」と呟いた。
 僕の頭にカーッと血が上る。
「聞こえない!もっとはっきり言え!どっちなんだ!」
「あっち!あっちのチンポのほうがいい!」
 妻はそう叫ぶと、まるで今まで取り憑いていた何かから解放されたかのように、いきなり淫らに悶え始め、「あっちのチンポのほうが大っきいの!あっちのチンポのほうが感じるの!」と続けざまに叫び始めた。
「イッたのか?そいつのチンポでイカされたのか?」
 僕はソファーの上で妻の小さな体をガンガンと揺らしながら聞いた。
「イッた!いっぱいイッたよ!」
「どこで出した!顔か?それとも腹か?」
「あぁぁん!中で出された!中でいっぱい出されたの!」
 妻のその言葉を最後に、僕の興奮はレッドゾーンを飛び越えた。
 僕の全身はジーンと痺れ、尿道をシュプシュプと走り去って行く精液の感触に、おもわず「あうっ!」と声を張り上げる。
 そんな快感に包まれながらソファーの上の妻の身体を抱きしめる。根元までズッポリと突き刺したペニスを小刻みに上下させながら、再び妻のうなじに顔を埋めながら「くふう・・・」っという情けない声を洩らした。
 そんな快楽に身を捩らせている僕の耳元に妻が囁きかける。
「ごめんなさい・・・あの人とのセックスで感じちゃってごめんなさい・・・」
 僕はそんな妻の囁く声を聞きながら、下半身に溜っていた精液を一滴残らず妻の穴の中に吐き出したのだった。




 カサッカサッカサッっと続けざまにティッシュを抜き取った僕は、そのフワフワとしたティッシュを「はい」っと妻に手渡した。そしてすかさずもう一度カサッカサッカサッっとティッシュを抜き取ると、今度は自分の股間にそれを押しあてた。
「もう・・・・」
 背後で妻が抗議するようにそう呟いた。
 振り向くと、床に叩き付けられた携帯を拾い上げた妻が、故障していないか心配そうに自分の携帯をジロジロと見つめていた。
「・・・ごめん、ついつい興奮しちゃって・・・」
 僕はそんな妻に恥ずかしそうに照れ笑いしながら、急いでペニスのヌメリを拭き取った。
 ネトネトになったティッシュの塊を屑篭の中にポイッと投げ捨てながら、僕はキッチンの冷蔵庫に向かった。
 よく冷えたビールと、ダイエットコーラのペットボトルを取り出した僕は、そのまま妻が横たわるソファーへと戻る。
 妻にダイエットコーラを「はい」っと渡すと、不意に妻が「・・・ねぇ・・・」と気怠い声で言った。
 プシュッ!と缶ビールの蓋を開けながら「なに?」と僕が振り返ると、妻は表情を曇らせたままムクリと起き上がり、ダイエットコーラの蓋をパシュ!と開けながら「私、このプレイ、もうヤダ・・・」っと呟いた。
「えっ?・・・どうしたんだよ急に・・・」
 僕は缶ビールをグビグビグビっと一口飲みながら妻の髪を優しく撫でる。
「だって、このプレイの時のあなたっていつも怖いんだもん・・・」
「えっ?怖い?・・・そうかなぁ・・・」
 僕がとぼけてそう言うと、妻はペットボトルを手の中で遊ばせながら「それに、携帯に気持ち悪い画像とか送って来られるのも、もうヤダ・・・」っと頬をプクッと膨らませた。
「いや、あれはさ、ほら、リアリティーっていうか、よりこのプレイを現実的にするために・・・」
「でも、この写真見てよ、ほら、どう見ても私じゃないしぃ・・・私こんなに太ってないよぅ」
 妻はそう言いながら、赤いロープで縛られている女の画像を見てクスッと苦笑いをした。
「ゴメン・・・優子に似た画像を探したんだけど、なかなか見当たらなくて・・・」
 僕も一緒にクスッと苦笑いした。
 優子はダイエットコーラをクピクピっと可愛い音を立てながら一口飲むと、「それに・・・」っと言葉を続けた。
「さっき本気で叩いたでしょ、すっごく痛かったんだからぁ」
 優子はそう笑いながら、「お返し」と言って僕の頬をペタンっと叩いた。
 しかし、そう笑っている優子だったが、今日の優子はいつもよりも感じていたように僕は思う。
 あの頬を叩かれた瞬間から優子の愛液は溢れ出したのを僕は見逃さなかった。
 前々から感づいていたのだが、僕の妻はもしかしたらMなのかも知れない。
 そう思った僕は、妻の携帯をそっと奪い取ると、そこに映っている赤いロープで縛られた女の画像を見つめた。そしてニヤニヤと笑いながら、「じぁさ、次回は優子をこんな風に縛ったりしてみよっか?」と聞いてみた。
 すると優子は意味ありげにニヤッと笑いながら、「寝取られプレイから今度はSMぅ?」と小動物的に首を傾げ、またクピクピクピっとコーラを飲んだ。
 優子のその表情は満更でもなさそうだ。
 そんな優子を見つめながら、僕は明日さっそく駅裏のアダルトショップで赤いロープを買って来ようと密かに企んだのだった。

(寝取られ願望・完)



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