2ntブログ
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 月夜に照らされた少年のオチンチンは、それはもうオチンチンと呼ぶべきではなく、はっきりとペニスと呼ぶに相応しいイチモツだった。
(どうして・・・・)
 香奈はそのボッテリと項垂れた大きなペニスを見て、この子は本当に子供なのだろうかと目を疑った。
 しかし、よく見ると陰毛は成人男性よりも明らかに少なかった。その陰毛はまだ生え揃っておらず、所々に肌が透けている。

「ちんちん・・・」
 少年が自分のペニスを見つめながら恥ずかしそうに笑った。
「恥ずかしい?」
 香奈がそう聞くと、少年はグビビビビ・・・と、唇から泡を飛ばしては嬉しそうに笑った。
「ここも、お姉ちゃんが綺麗にしてあげるからね・・・」
 香奈はそう言いながら、少年のペニスを指で摘みあげた。
 大きな亀頭を分厚い皮が覆っていた。皮の先からはピンク色した縦割れの尿道が顔を出している。
(皮を剥いても大丈夫のかなぁ・・・)
 香奈がペニスを摘みながら迷っていると、少年はいきなりペニスを摘み、「こうするとゴロ助と一緒だよ」と目を輝かせ、そしてズルッとペニスの皮を剥いてケラケラと笑い出した。

 突然、皮を捲られた亀頭から、ホンワリと湯気があがったような気がした。
 とたんに猛烈な悪臭が香奈の鼻を襲った。
「ぶへへへへ・・・くせぇ・・・・」
 少年は再び唇からブッブッとツバを飛ばしては恥ずかしそうに笑い始める。

 少年の亀頭は見事なピンク色をしていた。それは例え月夜の灯りしかなくとも、香奈にははっきりとその美しさがわかった。
 但し、亀頭のカリ首の周辺には恐ろしい量の恥垢が溜っていた。それが半端じゃない悪臭を発しているのだ。
 香奈はそんな悪臭に包まれながら、高校時代、マサトの命令で初めて包茎ペニスをしゃぶらされた時の事を思い出した。
 そう、マサトの後輩の片山だ。
 あの時、片山の包茎ペニスの悪臭に耐え切れず、香奈は片山のペニスを銜えたまま大量のゲロを吐いてしまった。
 しかし、今は違う。今の香奈は、あの頃のような純粋な女ではない。片山から始まり、マサトの命令で、今まで幾人もの洗っていない包茎ペニスを散々舐めさせられていた香奈は、今ではその忌々しい包茎の悪臭すら性的興奮の起爆剤になってしまっていたのだ。

 とたんに少年の包茎臭が愛おしくなって来た香奈は、まるでゴロ助のように鼻をクンクンと鳴らしながら少年の亀頭を嗅ぎ回った。
 香奈の鼻先が少年のネチャネチャする亀頭に触れ、少年はくすぐったそうにケラケラと笑い出した。
 香奈はそのニオイを存分に嗅ぎながら、しゃがんでいる股間に指を回した。
 香奈のしゃがんだ股間からは、まるでハチミツの瓶をひっくり返したかのように、いやらしい汁がネトネトと垂れ落ちていた。
 そこを4本の指で乱暴に掻き回しながら、もう片方の手で少年のペニスをゆっくりとシゴいた。

 少年のペニスは驚くほどの勢いでグングンと勃起して来た。しかもその大きさは大人顔負けのビッグサイズだ。
(凄い・・・知能に障害がある子はアソコが大きいって聞いた事があるけど・・・本当だったんだ・・・)
 香奈はパンパンに腫れ上がった少年のペニスをシゴきながら、時折、こっそりと舌を出してはその恥垢の味を確認した。

「くすぐってぇ・・・・」
 少年は唇をだらしなく垂らしながら、デヘデヘデへと嬉しそうに笑っていた。
 そんな少年を見て、この分だとペニスをしゃぶっても大丈夫だろうと判断した香奈は、舌を大きく突き出し、少年の汚れた亀頭をベロリと舐めた。

 と、それと同時に、香奈のしゃがんでいる股間にもなんとも言えない生暖かい快感が走った。
「えっ?」と香奈が慌てて股間を見ると、そこにはクンクンと鼻を鳴らすゴロ助が、香奈の股間を覗き込んでいた。
(やだぁゴロ助・・・)
 そう思った瞬間、ゴロ助の生暖かい舌が香奈のビチョビチョに濡れたオマンコをベロリと舐めた。
「あぁぁん!」
 香奈がおもわずそう叫ぶと、少年は「ゴロ助もマネをした」と嬉しそうに笑った。
 ゴロ助の長い舌は容赦なく香奈のオマンコに襲いかかって来た。それは、香奈の体内から滲み出る汁を全て舐め尽くしてしまうほどの勢いだ。
 欲情した香奈は、ゴロ助が舐めやすいようにとしゃがんでいた尻を突き出した。するとゴロ助は、香奈の肛門をクンクンと嗅いだりしながら、その長い舌を蜜が溢れるワレメにベロベロと這わせた。

 香奈は大声でアエギ声を発しながら夢中で少年の小さな体を抱きしめた。そしてゆっくりと四つん這いになると、更にゴロ助に向かって尻を高く突き出した。
 ゴロ助の野性的なクンニを感じながら、香奈は少年のペニスに頬擦りした。そして竿の裏にある小さな金玉をチロチロと舌先で舐める。
 少年はあまりのくすぐったさから両手で顔を覆い、ケラケラと笑い出した。
 香奈はそんな少年を見上げながら、その立派なペニスをゆっくりと口の中に入れた。
 口の中で、少年の固い肉の塊がピクピクと脈を打っていた。その肉棒は明らかに不倫相手の部長の物よりも立派だった。
 ブチョ、ブチョ、ブチョ・・・とリズミカルな音を立てて少年のペニスをしゃぶった。
 少年の肉を口の中に感じながら、ゴロ助のザラザラとした舌に身を捩る。香奈にとって、これほどまでにスリリングなプレイは初めてだ。

 香奈は少年のペニスをしゃぶりながら思う。
 このまま少年の童貞を奪ってしまって、いいものだろうか・・・と。

 そう考えている矢先、突然、背後から「ガサッ」という音が聞こえた。
 その音は、自然な音ではなく、明らかに人間が発した音だった。
 いきなりゴロ助が「わんわんわんわん!」と暗闇に向かって吠え出した。
 慌てた香奈は元の体勢に戻ると、後も振り向かず、急いで少年のズボンを元通りにした。

「お姉ちゃん・・・誰か来たよ・・・」
 ズボンのボタンを嵌められながら、少年が香奈に呟いた。
「いい。この事は絶対に誰にも言っちゃダメだよ。お姉ちゃんと2人だけの内緒だからね」
 背後に忍び寄る足音を聞きながら、香奈が少年にそう念を押すと、少年はコクンと頷いた。
 そして、ふと暗闇に目をやった少年は、暗闇をジッと見つめながら、「あっ!田川のおじちゃんだ!」と大きな声で指を差したのだった。



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 香奈が慌てて振り返ると、そこには50近くの中年男が香奈をジッと睨んだまま立っていた。

 ゴロ助がクゥン・・・と甘えた声を出して、その中年男の足下にまとわりついた。少年もだらしない唇から泡を飛ばしながら「田川のおっちゃん!」と、男に向かって走り出した。
 香奈は、その男から目を背けながら恐る恐る服装の乱れを直す。ミニスカートの後が捲れ上がっているのに気付き、慌ててミニスカートを降ろした。

「・・・あんた、ここで何やってたんだ・・・」
 中年男の野太い声が深夜の河川敷に不気味に響いた。
 月明かりに照らされるその中年男は、怒りに満ちた目で香奈をジッと睨んでいた。
「い、いえ・・・ちょ、ちょっと散歩してて、転んじゃったので・・・」
 そう誤魔化しながら立ち上がる香奈は、ワザとらしく膝っ小僧に付いていた小石をポロポロと払った。

 香奈は、中年男に見つめられながら、この中年男は全部見ていたのだろうかと考えた。
 この暗闇の中、遠くからでは何をしていたのかわかるはずがない。例えそれが双眼鏡で覗いていたとしても、しかしこれだけの暗闇だ、絶対に何をしていたかなんてわかるはずがない。
 香奈はそう冷静に状況を判断し始めると、段々と落ち着いて来た。

「あんた、この子、どっから連れて来たんだね」
 中年男が香奈にそう聞くと、中年男の腕にぶら下がっていた少年が「あのね、僕がゴロ助が寝ているか心配になってお姉ちゃんの家に行ったらね、あのね、お姉ちゃんが出て来てね、あのね、僕達を散歩に連れて来てくれたんだよ」と、まるで、幼少時代の若乃花のモノマネをするバナナマンのような口調で一気にそう話した。

「じゃあ、あんたは鈴木さんとこの娘さんかね?」
 中年男は香奈の顔を覗き込むかのようにして聞いた。
 不意に身元がバレてしまった事に内心脅えながらも、香奈は「はい、そうです」といたって明るくそう答えた。

 クゥン、クゥン・・・
 ゴロ助が尻尾と同時に全身を振りながら、中年男に甘え始めた。ここまでゴロ助が懐いていると言う事は、この中年男はきっと近所の人なんだろうと思いながら、香奈は(しまった・・・)と下唇をキュッと噛んだ。

「よしよし・・・イイ子だゴロ助・・・イイ子だ・・・」
 中年男はそう唸りながらゴロ助の頭を撫でると、右腕にぶら下がっている少年から腕を解き、少年の顔をゆっくりと覗き込んだ。
「おじちゃんね、ちょっとこのお姉ちゃんとお話があるから、少しの間、ここでゴロちゃんと遊んでてくれるか?」
 中年男はそう言うと、少年の頭を撫でた。
「・・・どこに行くの?」
 少年は不安そうに中年男の顔を見上げる。
「いいや、どこにも行かないさ。すぐそこで話しをするだけだから、キミ達はココで大人しく待ってて欲しいんだ。いいかね、どこにも行っちゃダメだよ、大丈夫か?」
 中腰になった中年男はそう言いながら少年とゴロ助を覗き込む。
「大丈夫だよ。ちゃんとここで待ってるよ」
 少年がそう笑うと、中年男は「よぉーし、偉い偉い」と少年の頭とゴロ助の頭を交互に撫でたのだった。

 少年とゴロ助をその場に残し、中年男はゆっくりと香奈に近付いて来た。
 そして、コンクリートの柱の裏を指差しながら、「ちょっといいかね・・・」と香奈に声を掛け、そのまま無言でコンクリートの柱の裏へと進んで行ったのだった。


 大小様々な石がゴロゴロと転がる河原を、足を取られながらもヨタヨタと中年男の後に付いて行く香奈は、やっぱりこの男には全て見られていたのだろうかと思い、いっその事このまま逃げ出したい気分だった。
 コンクリート柱の裏へ行くと、そこは真上に掛かる鉄橋の隙間から月の灯りが降り注ぎ、土手側よりも幾分か明るかった。そんな月明かりに照らされる中年男の顔は明らかに怒りに満ちていた。
「あんた、どういうつもりなんだね」
 中年男はいきなり喧嘩腰でそう言った。ホームレスのネグラなのだろうか、河原の隅にある青いビニールシートがバタバタと風に揺れていた。
「・・・・・」
 香奈は、この中年男がどこまでを知っているのかがわからず、何と答えていいか戸惑っていた。
「あの子がどう言う子なのか、あんたはわかってるんでしょ?」
 月の灯りに照らされた中年男の眉間には、深い縦皺がくっきりと浮かび上がり、その激しい怒り度を表していた。
「・・・はい・・・」
 とたんに怖くなった香奈は、静かにコクンと頷いた。
「私はね、田川というもんだけど、あなたのお父さんもよく知ってるし、あの子のお父さんもよく知ってる。2人がこの事を知ったらどれだけ悲しむ事か・・・」
 中年男の虫歯臭い息を感じながら、香奈は黙ったまま項垂れていた。
 そして、この男はいったいどこまで見ていたのだろうか?・・・・とそればかりを考えていた。

「・・・まぁ、あの子は元々夜中に歩き回る癖のある子だからね、町内を夜中にフラフラしていても特に問題はないんだけど、しかしだね、あなたのような大人がこんな夜の夜中にあんな幼い子を連れて河原を散歩するなんて、これは問題ですよ。いや、これはもはや事件だ」
「・・・・・・・」
「児童誘拐と思われて当たり前だ!」
 中年男の野太い叫び声が、コンクリートの柱に反射して河原に谺した。
 香奈はそんな中年男の叫び声を聞きながら、この人は私があのコをココに連れて来た事を怒ってるんだわ・・・って事は、やっぱりアレは見られていない・・・と、少し安心した。

 見られていない事にひとまず安心した香奈は、あとはとにかく謝りまくるべきだと思った。ひたすら謝って謝りまくって何とかこの場を切り抜け、そして今日の始発電車でとっとと東京に帰ってしまおう。香奈はそう考えると、「御心配掛けて本当に申し訳ございませんでした」と、中年男に深々と頭を下げた。

 香奈が頭を下げたままでいると、中年男はそのまま黙って香奈を見つめていた。
 しばらくの間、まるで停止ボタンを押したかのようにそのシーンが続いていた。
 頭を下げる香奈は、遠くの方でバタバタと風に靡くビニールシートの音を聞きながら、ひたすら中年男の薄汚れた健康サンダルを見つめている。

 中年男が何も返事を返さない事に不審に思った香奈は、頭を下げたまま、恐る恐る上目遣いでソッと中年男を見た。
 中年男は前屈みのままの香奈をジッと見つめていた。明らかに中年男のその視線は、前屈みになった事で大きく開いた香奈のTシャツの襟首の中を覗いていた。
 香奈は「はっ」として頭を上げた。今の自分が、ノーパン&ノーブラだという事をすっかり忘れていたのだ。
 しまった・・・と思いながらソッと俯くと、月の灯りに照らされた香奈の胸元には、くっきりと2つの乳首が透けて見えていた。
 香奈は慌てて左手をモゾモゾと右肩に回し、細い左腕で乳首をカードする。

 そんな香奈の仕草に、慌てて香奈の胸から目を反らした中年男は、「まぁ、やっぱり、あとで問題が大きくなっても困るからね、一応、この件は警察へ行って、ちゃんと事情を説明しておかなければ・・・」と、今度は香奈の目を正面から鋭く睨みながらそう言った。
「今から・・・警察に行くんですか?・・・」
 恐る恐る香奈が聞くと、中年男は「当然だ」と胸を張った。
「でも・・・・」
 香奈は下唇を噛みながら困った表情をした。白いTシャツからは赤黒い乳首がクッキリと透けて見え、そしてノーパンの超ミニスカートからは半ケツがはみ出している。今、こんな格好で警察なんかに行けば・・・しかも深夜に連れ回していた少年は普通の子供ではないのだ。
「あのぅ・・・着替えて来てもいいでしょうか?・・・」
 香奈は噛んでいた下唇をゆっくり外すと、睨みつける中年男の鋭い目をソッと見ながらそう言った。
「どうしてわざわざ着替える必要があるんだね」
「・・・・・・」
「あんた、もしかして凶器とか持ってるんじゃないだろうな?」
「凶器?・・・」
「ああ、子供を脅迫する為のカッターナイフとかカミソリとか」
「そんな物、持ってません」
「じゃあどうしてわざわざ着替える必要があるんだ、怪しいじゃないか」
「それは・・・・」
 そう香奈が呟いた瞬間、いきなり中年男の手が香奈のくびれた腰にスッと触れた。
「えっ?」
 驚いた香奈が中年男を見ると、中年男は血走った目で香奈を見つめながら「一応、身体検査させてもらう。そこら辺に凶器を捨てられるのも困るからな」と鼻の穴を大きく広げてそう言った。
「凶器なんて持ってませんって!」
 香奈が叫ぶと、「じゃあ大人しく身体検査させなさい」と香奈の細い手首を凄い力で握りしめた。



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 強引な中年男の大きな手の平は、香奈のミニスカートのポケットをパタパタと叩いた。
「これは?」
 中年男はミニスカートの右ポケットの膨らみを確認しながら聞いた。
「携帯です」
 香奈がそう答えると、中年男の手は腰へと回った。
 香奈の細い体を抱きしめるかのように、中年男の両腕は香奈の背後へと回り込み、ミニスカートの後ポケットをパンパンと叩いた。
 中年男の剥げかかった頭が、香奈の胸にわざとらしくグイグイと押し付けられる。香奈は中年男の頭皮から漂う「古い天ぷら油」のようなニオイにおもわず顔を背けながらも、身動きできない状態になっていた。

 いきなり中年男は香奈の足下にしゃがみ込んだ。
「そのサンダル脱いで」
 中年男は、素足でサンダルを履いていた香奈の足下を見つめながらそう言った。
「サンダル?・・・どうしてですか?」
「サンダルの中にカッターナイフとか隠してる奴がいるんだ・・・」
 一瞬、香奈は噴き出しそうになった。しかし、この中年男は満更冗談でもなさそうだったので、ここで笑ったら今度は何を言い出すかわからないと思い、必死に笑いを堪えながら、素直にサンダルを脱ぎ始めた。

 中年男は香奈の両方のサンダルを手にすると、しゃがんだままそれをジッと見つめていた。
「・・・カッターなんて隠してないでしょ?」
 香奈が恐る恐るそう聞くと、中年男は「うん・・・」と頷きながら、その2足のサンダルを青いビニールシートの方へ向けて投げ捨てた。
「えっ!どうして!」
 漬物石ほどの石の上に素足で乗っていた香奈が、暗闇に消えて行くサンダルを見つめながら叫んだ。
「あんたが逃げるかもしれないからだ!」
 中年男はしゃがんだまま香奈を見上げてそう叫んだ。中年男のその叫びが、どこか尋常ではない事に香奈は気付き、そこで初めて新たな恐怖を感じた。

 脅える香奈は、ソッと後へ退いた。乗っかっていた漬物石からスルリと足を降ろすと、いきなり足の裏にチクッ!とした刺激が走った。
「この辺はガラスの破片が多いんだよ。近所の非行少年達がこのコンクリート柱に瓶を投げて遊んでるからね・・・だから裸足で歩くのは危険だよ」
 中年男はそう言いながら、静かに香奈を見上げた。

 香奈は慌てて後を見た。延々と河原の石が広がり、遊歩道のある土手までは途方もなく遠く感じた。
 すかさず香奈はポケットに手を入れ携帯を取り出した。
 しかし、「あっ!」と思った瞬間、その携帯は中年男に奪い取られた。

「なにするんですか!」
 香奈は勇気を振り絞って中年男をキッと睨んだ。
「身体検査がまだ終わってないからね・・・」
 中年男はそう呟きながら、立っている香奈の足下に顔を近づけ、そして香奈の細い左足首を力強く握った。そして中年男は地面の石に頬を押し当てながら、香奈のミニスカートの中を覗き込んだ。
 香奈が慌ててミニスカートを押さえると、中年男は「どうして下着を付けてないんだね」と、覗き込みながら聞く。

「いいじゃないですか・・・もう帰して下さい・・・」
 香奈は握られている左足首をグイグイと引きながら半泣きの声を出した。
「そのまましゃがみなさい・・・」
 中年男はそう言いながら今度は香奈の両足首を素早く掴んだ。
 掴まれた両足を見た香奈は、このまま中年男にグッと両足を引っ張られ、後に転倒したら・・・と、そう考えると急にこの不安定な体勢が怖くなり、そのまま身動きできずに「ぐすん・・・」と泣き出した。
「泣かなくてもいいから、とにかくそのまま腰を下ろすんだ・・・さぁ、早くしなさい」
 中年男は香奈の両足首を引っぱるかのように何度も脅しながら、怯える香奈をその場にゆっくりとしゃがませた。

 そのままゆっくりとしゃがんだ香奈だったが、両足を固定されているため完全に股をピタリと閉じる事が出来ず、かろうじて膝っ小僧だけが閉じている。
 香奈の両足首を握る中年男から、香奈のオマンコは丸見えだった。
「おまえは・・・アレか?・・・いわゆる色情魔ってやつかね?」
 中年男は石に頬を押し付けながら、香奈のしゃがんだスカートの中を覗き込んではそう呟いた。
「・・・違います・・・もう帰して下さい・・・」
「まだダメだな。ちゃんと隅々まで身体検査してからじゃないと帰せないよ・・・」
 中年男はそう言いながら、スカートの中に顔を押し込んで来た。
「いや!・・・」
 中年男を押し返そうとすると、不安定な体勢の香奈は危うく後にひっくり返りそうになった。
「おいおい危ないぞ。こんな所で倒れたら、石で頭が割れて脳味噌が出てしまうよ・・・」
 中年男はそう脅しながら、更にスカートの中に顔を押し込んで来たのだった。

 中年男の鼻先が、香奈のワレメに微かに触れていた。
 中年男は香奈の両足を握ったまま河原に四つん這いになり、スカートの中に顔を押し込んでは香奈の股間のニオイをスースーと音を立てて嗅いでいた。
「いやらしいニオイだな・・・発情期の猫のアソコと同じニオイだ・・・」
 中年男はスカートの中でそう呟きながらヘラヘラと笑った。
 中年男の鼻息が香奈のワレメに吹き掛かる。
 そんな鼻息に、香奈は背筋をゾクっとさせながらも、次第におかしな気分になって来た。

「濡れてるねぇ・・・しっかり濡れてるよ・・・犬に舐められたのがよっぽど気持ち良かったんだな・・・」

!・・・・やっぱり見られていた!・・・・・・
 そう思った瞬間、香奈は脳の奥がクラクラっと揺れ、そして急に全身の力が抜けると、それまで必死に閉じていた膝っ小僧がゆっくりと開き始めたのだった。

「どれどれ・・・」
 中年男はそう呟くと、ジュルルルルルっと卑猥な音を立てながら香奈のワレメに吸い付いた。
「いや・・・」
 全身から力の抜けた香奈は、そのまま、漬物石ほどの大きさの石の上にペタンと尻餅をついた。
 中年男は、香奈が観念したのを知るや否や、それまで握っていた足首から手を離し、M字に開かれた香奈の太ももの裏を両手でガッシリと抱えた。そして両方の親指で香奈のワレメを左右におもいきり開くと、パックリと開いたオマンコに太い舌を這わせた。

「ぶちゃ、ぶちゃ、ぶちゃ、ぶちゃ・・・・」
 中年男のクンニは、まるでケモノのようだった。荒々しく舐めまくる中年男の無精髭が香奈のムチムチの太ももの裏に擦り付けられ、香奈はそのチクチクとする髭の感触を受けながら部長を思い出した。
 中年男は荒々しくオマンコを舐めながら、自分でズボンのファスナーを開け始めた。
 月明かりに浮かび上がった中年男の勃起したペニスは、まるでサイの角のようだと、香奈はその太くてゴツゴツした獰猛しさに一瞬怯えた。
 中年男は香奈のオマンコだけでなく、太ももの裏や股間の付け根、そして肛門までも荒々しく舐めまくった。そしてそれらを舐めながらも荒々しくペニスをシゴいていた。
 中年男はミニスカートの中から顔を出すと、いきなりTシャツを捲り上げた。ハァハァと荒い息を吐きながら、月明かりに浮かぶ香奈の小さなヘソをペロペロと舐め、そして、ガサガサとした手の平で、お椀型の香奈のオッパイを乱暴に揉みしだく。
「可愛いオッパイだな・・・・ほれ、ほれ、」
 中年男はそう言いながら真っ黒な指で乳首を転がすと、目を細めてニヤニヤと笑った。
 中年男はそのまま香奈の細い体を抱きしめると、香奈の首筋に顔を埋めながら「イイ匂いのする女だ・・・」と虫歯臭い息でそう囁いた。
 中年男は香奈を抱いたまま、真っ黒に汚れた指で香奈の性器を弄り始めた。
「どうしてあのコにあんな事したんだよ・・・」
 中年男が香奈の耳たぶを唇で挟みながらそう呟いた。
「・・・・・・・」
「男とヤりたかったのか?ん?・・・それとも、あんたは子供とかに欲情する変態性欲者なのか?」
「違います・・・・」
「じゃあ誰でも良かったって事か?・・・どうなんだい?」
 中年男の指がジュプジュプと香奈の穴に押し入って来た。人差し指と中指を膣の奥底まで挿入し、恥骨に引っ掛けた親指でクリトリスをグリグリと押した。
「あっ!・・・あぁぁん!」
 おもわず香奈は中年男の体にしがみついた。
「な?そうなんだろ?欲求不満のあんたは、男なら誰だって良かったんだよな?でも近くに誰もいなかったから、あのコに悪戯したんだろ?ん?どうなんだちゃんと答えろ・・・」
 中年男は問い質すかのようにそう言いながら、二本の指でクタクタと音立てながら激しく指を動かした。
「あぁぁぁん!・・・そうです!ヤリたかったの!だから!だから早く入れて!」
 香奈は絶叫に近い声でそう叫んでしまった。

「よし・・・じゃあ、俺のウチに来い・・・ゆっくりとたっぷりと犯してやるから・・・」
 中年男は香奈を抱きしめたままそう言って立ち上がった。
「ウチ?・・・・」
 香奈は脅える目を中年男に向けた。
「あぁ、心配すんな、ウチっていってもすぐソコだから・・・」
 中年男はへへへへへと笑いながら、そのまま香奈の細い体を抱き上げたのだった。

(つづく)

(目次へ) (3へ続く)


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