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セックスレスな妻たち2

2011/02/18 Fri 11:15

   セックスレス2
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「これはいったいどう言う事だ・・・」
 私は、襖が全開にされたその座敷を呆然と見つめながら、慌てて妻に振り返りました。
「わかんないよぅ・・・さっきの太ったおじさんが、いきなり襖を開け始めて、『しっかりと見てて下さい』なんて言うんだもん・・・」
 妻が私にそう言うなり、いきなりオバさんがその部屋にヌッと現れました。
「ふふふふ。心配しなくてもいいわよ。奥さんは今、先程の貴方と同じ『刺激療法』を受けているんですから・・・」
 オバさんがそう笑うと、妻が私を見ました。そして小声で「隣の部屋でもヤってるの?」と私に聞きます。
 私は、まさか「いや、僕の場合はオバさんが丁寧に射精させてくれてねぇ・・・」などと言えるわけがなく、それはそれで妻に曖昧に答えておきながらも、それ以上このオバさんが言わないようにと、黙ったまま俯いたのでした。
「あぁぁ・・・貴方、みんなが見てるわ・・・あぁぁ・・・・」
 座敷から、バイブを根元まで入れられた中年女の声が聞こえて来ました。
 その中年女の旦那は、ギンギンに勃起したペニスを我々に向けながらも、自分の妻の耳元に「あぁ、見てるよ・・・皆さんがおまえのいやらしいオマンコをジッと見ているよ・・・」と、まるで昭和のムード歌謡曲のセリフのように囁き、そしていきなりそのバイブをジュブジュブジュブ!と激しくピストンさせると、中年女は待ってましたとばかりに「ひぃぃぃぃ」とニワトリのような悲鳴をあげたのでした。
 それは、実に卑猥で薄ら汚く、見るも無惨なゲテモノショーでした。
 多分、私はついさっき射精してしまったから特にそう思うのでしょうが、こんな汚らしいショータイムは、見ていて吐き気がして来ます。
 私は、それをジッと見ていた妻の手をギュッと握ると、「帰ろう」と立ち上がりました。
「えっ?」とオバさんや、古狸が驚いた表情で私を見ました。
 私は「また、改めて出直して来ますから・・・」と言いながら、ソファーでボンヤリと他人の性行為を見つめていた妻を立たせると、古狸にカウンセリング料の会計をお願いしたのでした。




「凄く気持ち悪かったね・・・・」
 平和が丘の忌々しい階段を上っていると妻がクスクスと笑いながら私を見ました。
 初診料の1万8000円を取られた事のショックからなかなか立ち直れなかった私は、そんな妻に振り向きもせず「うん・・・」と頷きながらも、デリヘルなら三発イケる料金だぞ!と、何度も何度も女々しく心の中で呟いておりました。
 全然平和じゃない平和が丘が真っ赤な夕焼けに染まっていました。
 階段をタッタッタっと先に駆け上り、丘の上から夕日に染まる町を見下ろした妻が「わあ・・・綺麗・・・」と呟きました。
 私は捻くれた気持ちのまま、なにが綺麗なものか・・・と、階段を上りきると、妻が私の顔を覗き込み、「結局、枕売れなかったね」と淋しそうに唇を尖らせました。
「うん・・・」
 そう返事をする私は、そんな夕日に染まる妻の顔を見て、素直に綺麗だと思いました。
 急に妻が愛おしくなった私は、家に着くなり妻を服を剥ぎ取りました。
 妻は「ヤダヤダ!」と駄々を捏ねますが、正直に申しまして、私はあの性春開発倶楽部で見せつけられた変態夫婦の余韻がまだ残っており、今さっき熟女の口内に射精したばかりにも関わらず異様に興奮していたのです。
 妻は私に服を脱がされると、素早く私の体からすり抜けて立ち上がり「お風呂に入ってからにしようよ」と、ピンクのキャミソールをヒラヒラさせながら言います。
 私はそんな妻のセクシーな姿に、もうどうしょうもなく興奮してしまい、「チョットだけでイイからそのままおシリをプリンと見せて!」などと、池袋のオッパイパブで興奮している田舎者のようなセリフを吐きました。
「もう・・・」
 妻はそう言いながらも、渋々私に背中を向けては、「プリン!」とTバックの尻を突き出してくれました。

 妻の尻は素晴らしい尻でした。
 あの薄汚いオバさん達の醜い体を見た後でしたから、余計そう思ったのかもしれませんが、しかし、妻のその尻はまさしく白桃のように滑らかな丸みをおび、肌もムチムチと新鮮でありました。
 そんな妻の桃尻に大興奮した私は、オバさんにしゃぶられたまま洗っていないこの汚いペニスを妻のコリコリとシマリのいいアソコに捻り込んでやりたいという衝動に駆られました。
 そんな私のギラギラする目に気付いたのか、妻は「シャワー浴びて来よっと・・・」と独り言のように呟きながら部屋を出て行こうとしましたので、私は、すかさず妻のその細い足首をギュッと掴みました。
「ヤダぁ~シャワー浴びてからにしようよぅ~」
 そう駄々をこねる妻を素早く畳の上に座らせると、バタバタと暴れる妻を背後から抱きしめました。
「いいから、ちょっとだけだから!」
 私はそう叫びながら、足をバタバタとさせては暴れる妻の腰から、ピンクのTバックをスルっと下ろしました。
「あっ!」
 私は、妻の膝にズリ下げられては広がるパンティーを見ておもわず叫びました。
 なんと、妻のパンティーのクロッチには真ん丸のシミが出来上がり、しかもそのシミはテラテラと輝いてはネッチャリと湿っているではありませんか。

(まさか・・・・)
 体育座りの妻を背後から抱いていた私は、慌てて妻の股間に手を押し込み、指先で妻のアソコを触れました。
「ヤッだってぇ!ヤメてよ!」
 足をバタバタとさせながら暴れる妻のアソコは、今までに見た事もないほどヌルヌルに濡れておりました。
 とたんに私の頭に「カッ!」と血が上りました。
 そうです、妻は紛れもなくあの変態夫婦の性行為を見て濡れたのです。
 これは私の中ではあきらかに妻の背信行為であり、これは、間接的なる「浮気」とみなされても文句の言えない裏切り行為なのであります。
「おまえ、アイツらのセックス見て感じてたんだろ!」
 私はそう叫びながら、妻のそのヌルヌルに濡れた壷に乱暴に指を滑り込ませました。
「違うよぅ!ヤメてよぉ!」
 妻は逃げようとして膝を立てました。
 私はそんな妻の背中を押し倒し、素早く畳の上に仰向けにすると、身動きできないように両股を開いては押さえ込みました。
「あのおっさんのチンポ見て感じたのか?」
 私は、畳の上の妻を見下ろしながら、既に勃起しているペニスをズボンから捻り出しました。
「そんなんじゃない・・・・」
 妻は頬を赤らめたままソッポを向きます。
 捻り出された私のペニスからは、先程のオバさんのフェラの余韻が残り、亀頭の先からは大量の我慢汁が垂れておりました。
(あの変態ババアの唾液がたっぷりと染み込んだペニスだぞ・・・)
 異様なほどにサディスティックな気持ちになった私は、その不浄なままのペニスを、大きく開かれた妻の股間に一気に押し込みました。
「あうっ!」
 妻は下唇をギュッと噛みながら腰を弓なりしならせました。
「どうだ、愛撫なしでいきなり入れられたら気持ちイイだろ・・・・」
 私はハァハァと荒い息を吐きながら妻の細い体を抱きしめ、妻の細いうなじに舌を這わせながら囁きます。
「ふん・・・ふん・・・ふん・・・・」
 最初のうちは反抗していた妻も、そのうち私の腰の動きに荒い鼻息を吐き始めると、次第にその鼻息はアエギ声と変わって来ました。
 私は、ヌルヌルの妻のオマンコの中に、愛液で糸を引くペニスをグリグリと掻き回しながら、「これをあのおっさんのペニスだと思うんだ。あの変態のおっさんに犯されてるのを想像するんだ・・・・」と、妻に変態的なプレイを求めます。
 いつもなら、そんな私に、妻は「やだぁ・・・」っとソッポを向くのですが、しかしこの時ばかりは、そんな私の妄想プレイを妻は素直に受け入れてくれました。
「あの夫婦、確か中村って名前だったな・・・ほら、『中村さんもっと激しく突いて』って言ってみろ・・・」
 私はゆるりゆるりと腰をくねらせながらそう命令しますと、妻は恥ずかしそうに「中村さん・・・」と呟きました。
「それだけじゃわかんないだろ、ほら、ちゃんと最後まで言ってみろよこの変態女・・・・」
 私の、その最後に言った「変態女」という言葉が効いたのか、妻は急に表情をダラリと崩し、「あぁぁん!」と大きな声で叫びました。
 私は、そんな妻の意外な姿に素直に驚きました。
(こいつはマゾだったのか・・・)
 結婚して5年、今まで、妻とは幾度となくセックスをして来た私でしたが、妻にそんな趣味があるとは思ってもいませんでした。
 そんな妻の性癖がわかっただけでも、1万8000円を支払ったかいがあったというものです。
 さすが性春開発倶楽部だ、さすがNPO法人だ、と、私は今更ながらあのオバさんに感謝しながら腰をコキコキと早めました。
「ほら、早く『中村さんもっと激しく突いて』って言うんだよ・・・早く言わないと、止めてしまうぞ・・・」
 私は意地悪くそう言いながら、ヌルヌルに濡れたオマンコの中から、ヌポっとペニスを抜いたりします。
 その度に妻は「あぁぁん!」と眉間にシワを寄せながら腰をくねらせ、ペニスをおねだりします。
「あぁぁ・・もっと早くシテ・・・お願い・・・・」
「乱暴にしていいのか?・・・」
「うん・・・お願い・・・滅茶苦茶にして・・・なんか、変なの私・・・・」
「わかった。じゃあ、ちゃんと言うんだ、『中村さんもっと激しく突いて』ってな・・・・」
 私はそう言いながら、ゆっくりと腰を動かし、そしてペニスを根元までグイグイと押し込みました。
「あぁぁぁぁ!」と再び叫び出した妻は、何度も何度も「中村さん!」と叫んでおります。
 そして遂に「中村さんもっと激しく突いて!お願い!」と叫び、私の機関銃のような高速ピストンを受ける事ができたのでした。
 その時の妻は、今までに見た事もないような乱れ方でございました。
 私の肩にギュッと爪を食い込ませ、自ら両足をピーンっと広げては、無我夢中で私にキスを求めて来ます。
 妻の口内に乱暴に舌を押し込みますと、妻の口内はまるで熱でもあるかのように強烈に熱く、もう滅茶苦茶に舌を絡ませてくるのです。
(これが、性春開発というヤツか・・・恐るべし性春開発倶楽部!)
 私は、気が狂ったような妻を見下ろしながらそう思い、私自身も狂ったように腰を激しく振り始めます。
 身体中をガクガクさせながらも妻が延々と叫ぶ「中村さん!もっと!」という言葉を聞きながら、妻が中村に犯されるのをリアルに想像しては、私は、本日2度目の射精を妻の膣の中へと放出したのでした。


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 そんな馬鹿げた出来事があってから2ヶ月も過ぎた頃でしょうか、すっかり性春倶楽部の事を忘れていた私でしたが、ある時、ふいにあのオバさんの濃厚なフェラを思い出してしまいました。
と言いますのは、その頃、私もやっとこのインチキ枕のセールスに馴れて来たらしく、平均1日に1個、多い時には2個3個、ある時なんて個人経営の老人介護施設にまとめて50個売り付けるといった、そのくらい優秀な成績になっていたわけですが、そうなれば当然、私のポケットの中もそれなりに潤って来ます。
 そんな私は、社長から臨時ボーナスを頂くと、妻には内緒で、こっそりとファッションヘルスに立ち寄ったのでございました。

 簡易的なベッドがポツンと置いてある刹那的な部屋に案内されると、さっそく金髪の若い女が部屋にやって来ました。
 19才の彼女は、どことなく沢尻エリカに似た驚く程のべっぴんであります。おっぱいも大きく、尻もパンパンに張り、さすがは19才だと身震いしたのですが、しかしそのテクニックは酷いもので、最初に容姿で身震いしていた分、その落差は半端ではなく、いっそのこと絞め殺してやろうかと思うくらいヘタクソでした。
(天は二物を与えず・・・)
 私はそう呟きながらも、天井にベタリと貼ってある蒼井そらのポスターを眺めては無理矢理射精したのですが、しかし、この小学生がガリガリ君を舐めているかのようなお粗末なフェラで一万五千円も払わされた悔しさは、ケチな私の心には、いつまでも引っ掛かって離れなかったものでした。
 そんな時、偶然にもボケ老人が集まるゲートボール場を発見した私は、そこでインチキ枕をまとめて5個も買って貰えるといった幸運に恵まれまして、またしても社長から臨時ボーナスを頂いたわけですが、やっぱりそのボーナスも妻には内緒にしようとポケットの中に捩じ込みました。
 さて、今日はどの店でヌイて貰おうかと、ウキウキ気分で会社を出た私でしたが、しかし、前回のガリガリ君をふいに思い出し、急に足取りが重くなります。
 そんな時、ふと、私はあの性春開発倶楽部のオバさんの濃厚なフェラを思い出したのでした。
 そんな私は、いつもの駅前歓楽街とは反対方向の道を進むと、性春開発倶楽部のマンションへと足を向けました。
 会員登録には夫婦同伴ということでしたが、登録さえ済ませればあとは自由に出入りできると、あの時、帰り間際に古狸がそう申しておりましたので、私は性春開発倶楽部へ向かいながら電話を掛けます。
 応答に出た古狸らしきおっさんに名前と会員番号を告げると、古狸らしきおっさんは「それでは4時にマンションに来て下さい」と、すんなり予約を取ってくれたのでした。
 そんな私は、電話を切った瞬間、あの熟女の濃厚なフェラをリアルに思い出しました。そして、恥ずかしながらも、性春開発倶楽部へ向かう途中、ずっと勃起していたのでした。

 性春開発倶楽部のマンションに着くと、さっそく玄関に現れた古狸が快く私を迎え入れてくれました。
 既に初診を終えていた私でしたので、ややこしい手続きもなく、そのまますんなりと603号の診察室へと案内されたわけですが、しかし、その603号室では、中年の夫婦が診察を受けている最中でございました。
 603号室のリビングのような部屋に案内された私は、そこでぼんやりと「徹子の部屋」を眺めながらタバコばかり吸っておりました。
 どうやらこのリビングは待合室らしく、襖1枚隔てた隣の座敷からは、夫婦を診察しているオバさんの声が微かに聞こえて来ました。
 そうこうしていると、「徹子の部屋」も終わり、出されたコーヒーも底をついた頃、やっと診察室の襖がガサッっと開きました。
 襖が開くなり、オバさんは私を見てニコッと微笑みました。
 そしてすかさず後を振り向くと、後にいた夫婦に「それでは、あちらの部屋でトレーニングしてて下さいね・・・」と言いながら、私が待っていたリビングの後にある部屋を指差したのでした。
 そんなオバさんの後から、夫婦がコソコソと出て来ました。
 夫婦は待合室にいた私を見るなり、一瞬「ギョッ」としながらも、すぐに私に伏し目がちな挨拶をして来ました。
 私もそんな夫婦を見てペコリと頭を下げます。
 歳の頃は30代後半といった所でしょうか、旦那さんはいかにもお固いお仕事をしてそうな、役人か銀行員っといった感じの誠実そうな人で、その奥さんもそんな旦那さんにはお似合いの、とても真面目そうで品のある、知的っぽい奥さんでした。
 そんな夫婦がコソコソと奥の部屋へと入って行きますと、診察室から覗いていたオバさんは怪しげな目をユラユラと光らせながら、「どうぞ」っと私に静かに微笑んだのでありました。
 畳の上に事務机が置いてある診察室へ入ると、すかさずあの時の卑猥な光景が甦って来ました。
 私は、まだあの夫婦達の温もりが残る事務椅子に腰掛けながら、この椅子の上で激しくペニスをしゃぶられたあのシーンを思い出し、ふいに胸に溜っていた熱い息を静かに吐いたのでした。
「その後、奥さんとのセックスはどうですか・・・」
 オバさんは・・・いや、こうなるともはやこの女性をオバさんと呼ぶのは失礼ですので、ここからは勝手ながら「先生」と呼ぶ事にします。
 先生は、そんな質問をしながら、ミニスカートの足を静かに組んでは、なにやら机の上の書類に書き込み始めました。
「はぁ・・・それが、なかなかうまくいってなくて・・・」
 私はすかさず嘘を付きました。
 妻とは、昨夜、いや、正確には本日未明、激しいセックスを繰り広げたばかりでございます。が、しかしそれだとこの診察を受ける資格はございませんので、だから私は嘘を付きました。
「どれくらい溜ってます?」
 先生はクルリと私に椅子ごと体を向けながら、私の股間をボールペンでスッと示し、至って真面目な表情でそう質問して来ました。
 私は、そんな先生のミニスカートから伸びるブヨブヨに浮腫んだ足を見つめながら、先生は今日もノーパンなんだろうか・・・などと、いやらしい想像をしてしまいます。
 そして、乾いた喉にゴクリと唾を押し込むと、先生のカサカサの踵を見つめながら「2ヶ月程、射精しておりません・・・」と、ワザとらしく深刻に呟いてみせたのでした。
「・・・って事は、初診の日から一度も?・・・」
 先生は、私が先生の生足を好奇の目でジロジロと見ているのを知っているのか、わざとらしく大袈裟に足を組み替えながら、そう聞いて来ました。
「・・・はぃ・・・」
 私は、先生のタプタプの生足を見つめながら、(今日こそはこのオバさんの腐ったアソコを舐めてやる・・・)と意気込んではコクンと返事を致しました。
「マスターベーションもしてないんですか?」
 先生はドロリと濁った目で私をジロッと見つめました。
 その目はまるでSMの女王様のような目力が宿っております。
「はぁ・・・どうも、そんな気になれなくて・・・」
 私はわざと項垂れてそう答えました。項垂れて床を見つめると、自分の足下にティッシュの小さな破片がヒラヒラと舞っているのが見え、もしかしたら先程の夫婦がここでいやらしい事をしていたのかも知れないと想像が膨らみ、同時に私のペニスも膨らみました。
「ちょっと、拝見してもいいかしら・・・・」
 先生は、女王様のような目付きで私の股間に視線を落としました。
 いよいよ、待ちに待った瞬間がやって来ました。
 激カワなヘルス嬢にやっつけ仕事をされるくらいなら、ここで、熟女に濃厚なフェラで抜いてもらったほうがどれだけイイ事か・・・。私はそんな事を思いながら、パンパンに膨れ上がった股間のチャックをゆっくりと下ろしたのでございました。
 カチンコチンに勃起した私のペニスは、まるで「えへへへへ」と照れ笑いするかのようにのっそりと現れました。
 先生は、そんな元気すぎるほど元気な私の息子を見て、顔色1つ変えないまま、ボールペンの先でペニスをピタッと叩きました。
「うん・・・元気は良さそうなんだけどねぇ・・・」
 先生はボールペンの先でペニスの固さを確認すると、そのまま右手を伸ばし、ペニスをギュッと握りました。
「あぁ・・・・」
 おもわず私の口から声が洩れました。
 先生はそんな私を無視するかのように、右手を上下にシコシコと動かし始めると「これ、感じますか?」と、いかにも診察らしく冷静にそう言いました。
「あぁぁ、はい・・・なんとなく・・・」
 そう唸る私は、実はもうイキそうでした。ここに来るまでの間、あまりにも様々な想像を繰り広げていたためにその興奮度はマックスに達しており、いきなりシコシコされるという暴挙にはもはや耐え切れなかったのです。
 先生は、そんなペニスの不穏な動きから私の様子を察したのか、いきなりシコシコしていた手をパッと離しました。
 危ない所でした。あと三こすり、いや二こすりで暴発するところでした。
「う~ん・・・変だなぁ・・・元気もイイし、ちゃんとカウパー腺液も出てるんだけどなぁ・・・」
 先生はそう首を傾げながら、真っ赤なマニキュアが塗られた指先で、私のヌルヌルになっている尿道をネチャネチャと音を立てて弄りました。
 私はそんな先生の指先に刺激されながら必死で言います。
「はい・・・体はヤルキ満々なんですが・・・しかし、気持ちが付いて行かないんです・・・・」
「要するに・・・奥さんとセックスしたくないという事ですか?」
 先生は、尿道を刺激しながらジロッと私の目を覗き込みました。
「はぁ・・・まぁ、そういう事になるんでしょうか・・・・」
 私はそう答えながらも、心の中で(いいから早くコレを舐めろ!俺もあとからおまえのそのイボ痔付きの腐れマンコをベロベッロに舐めてやるから!)と、何度も何度もそう叫んでいました。
「・・・それはいけませんね・・・旦那さんがそんな気持ちだと、セックスレスは益々根深くなっていくばかりですわ・・・」
 先生は、我慢汁が大量に溢れ出た尿道からゆっくりと指を離すと、私の尿道と指先にキラキラと輝く透明の糸をニューっと引かせました。
 そしてその指先を、真っ赤な口紅の付いた口元に持って行き、それをペロッと舌で舐めると、「それじゃあ今日は、ちょっと強い刺激治療をしてみましょうか」と、強烈な目力で私をギラッと睨んだのでした。

(つづく)

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