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パンティー叔父さん

(解説)
パンティーなくては生きて行けないパンティー中毒者、田辺浩一郎46才会社員。
娘のパンティーでオナニーしていたのを娘に発見されてからというもの、彼の人生は狂った。
パンティーを求め、渋谷の街を徘徊する変態親父。
そんな田辺は、17歳の家出少女を捕まえ、遂に・・・・・・・




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田辺浩一郎(46)は、ある夜、ベッドで時代小説を読んでいる最中、突然パンティーが欲しくて狂いそうになった。

まずい・・・いつもの発作だ・・・

苦しそうに胸を押さえる田辺の手元から、五木 寛之著の「親鸞 (上)」がバサッと落ちる。
隣りのベッドで寝息を立てていた妻はその物音で寝息をピタリと止め、そしてチラッと田辺を見たが、しかしすぐにクルッと寝返りを打ち背中を向けてしまった。

寝室からソッと抜け出し、振らつく足取りで壁を伝いながら階段を下りる。
1階の奥の浴室に向かった田辺は、脱衣場に入るなり「はぁぁぁぁ・・・」と歯槽膿漏で汚染された重たい息を吐いた。

洗濯機の蓋を開ける。
ひんやりとした洗濯機の中はいつものように田辺の衣類以外は何もなかった。
田辺の下着荒らしを防ぐ為に、妻と2人の娘の洗濯物は、娘の部屋に保管されているからだ。

「くそう・・・・」
田辺は仕方なく自分のブリーフを洗濯機の中から取り出すと、それを鼻に押し当てる。
汗とチンカスと濃厚な親父臭が混ざり、まるで「ミツカン酢」のような酸っぱいニオイが田辺の鼻を襲った。

田辺は自分のブリーフを嗅ぎながら、今朝、駅の構内で見た女子高生達を思い出していた。
その悪臭漂うブリーフのニオイを、今朝の女子高生達のパンティーのニオイに想像を置き換え、巨大なペニスをシコシコとシゴいた。

気分は幾分か和らいで来た。
もうこれで発作は治まったと、ホッと肩を撫で下ろした直後、田辺の28センチ級のビッグペニスから宇宙戦艦ヤマトの波動砲の如く発射された精液が洗濯機に飛び散った。

「明日辺り、いつものヘルスに行かなきゃな・・・・」
田辺は洗濯機に飛び散った精液をブリーフで拭い取りながら、1人静かにそう呟いたのであった。



翌朝、会社に向かう田辺は、電車の中でボンヤリと女子高生達を眺めていた。

(元気な娘達だ・・・あんな娘達のアソコからはいったいどんなオツユが出るんだろう・・・・)

そんな事を思いながら女子高生達を眺めていた田辺は、ふいに2人の娘を思い出した。

田辺の2人の娘も共に女子高生だった。
もちろん、田辺はそんな娘達のパンティーを夜な夜な物色していたのだが、今から1年前、深夜の脱衣場で長女のパンティーを顔に被り次女のパンティーを履きながら「あう!あう~!」とトドのようにセンズリをしていると、いきなり長女が「お父さん何してるの?・・・・」と、眠そうな目を擦りながら脱衣場のドアを開けた。
「見るな!見てはいけない!」
振り向き様にそう叫んだ田辺のその声に驚いた長女は、眠そうな目をカッ!と見開き、父親がパンティー仮面に変身している姿をモロに目撃してしまった。

「お、お母さん!来てー!」
長女のその叫び声にビクッ!と驚いた田辺は、その「ビクッ!」とした振動により波動砲を誤射させてしまった。
「どうしたの!」と、ドタドタと階段を下りて来る妻と次女。
娘のパンティーを被ったままペニスから精液をピュッピュッと飛ばす田辺はその場に崩れ落ち、その日から田辺は父親としての権利を全て剥奪されたのだった。

それからというもの、ブツが手に入らなくなった田辺は、馴染みのファッションヘルスの女の子から使用済みパンティーを売ってもらっていた。
パンティーフェチの田辺にとって使用済みパンティーというのは、糖尿病者のインシュリンのようなモノであり、なくてはならないモノであった。

馴染みのヘルス嬢から定期的に使用済み下着を購入しては、その発作を抑えていた田辺だったが、しかしここ最近、そのヘルス嬢の下着がいきなり高騰し、サラリーマンの田辺の安月給ではなかなか手の届かない代物になってしまったのだ。
高騰の原因は、そのヘルス嬢のヒモ男が田辺を金ヅルにしようとしたからである。
今まで1枚3000円で売ってくれていたパンティーが、そのヒモ男の出現と共に1枚18000円と高騰してしまったのである。
まるっきりヒモ男に足下を見られてしまった田辺だったが、しかし、それでもオリモノのニオイを嗅ぎたい田辺は、原価1000円足らずのパンティーを、18000円というバカ高い金額で買っていたのだった。


電車に揺られながら、田辺は財布の中を見た。
くたびれた財布の中には2万円。この2万円で、まだ半月以上も残っている今月を乗り切らなければならない。

「無理か・・・・」
そう呟きながら、田辺は淋しそうに財布をゆっくりと閉じたのであった。


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会社ではまったく仕事が手に付かなかった田辺は、パンティーの事ばかりを考えながら夕方の駅に立ちすくんでいた。

(ヘルスに行こうかどうしようか・・・・)

田辺は決断を迫られていた。
もうあんな苦しい夜を過ごすのはまっぴらゴメンなのである。
あんな思いをするくらいなら、いっその事、15000円でもいいから買ってしまおうか・・・・

そう思っていると、電車がキキキーッとホームに到着した。
電車内を見つめながら、乗ろうかどうしようか・・・と悩んでいると、電車の隅でスヤスヤと眠る少女が田辺の目に飛び込んできた。

(・・・家出少女だろうか・・・あんなにいっぱい紙袋なんか持って・・・・)
田辺は少女の足下に置いてある紙袋をソッと見ながら、妙にその紙袋に興味が湧いて来た。
(もし家出娘だとしたら・・・あの紙袋の中には汚れたパンティーが・・・・)
そう思った瞬間、田辺は慌てて電車に飛び乗った。

少女は、まるでこの電車がゆりかごになっているかのように、実に気持ち良さそうに眠っていた。
少女の真正面に立った田辺は、吊り革に掴まりながら、チラッ、チラッ、と足下に置いてある紙袋の中を覗き見た。

その私物から見て、この少女は明らかに家出少女だという事が窺えた。
紙袋の中には、クシャクシャに押し込められた衣類に混じり、ドライヤーから靴までもが詰まっている。よく見ると、紙袋の奥の方には何故かキッコーマンの醤油までもが押し込められているのだ。

(ホームレスみたいなヤツだな・・・・)

と、そう思った瞬間、「そっか・・・」と、ある事を閃いた田辺は、ニンマリと微笑みながら、彼女の正面の椅子にゆっくりと腰掛けたのであった。


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電車が渋谷に到着すると、少女はムクッと目を覚まし、奥歯の銀歯を光らせながら大きなアクビをやらかすと、その大きな紙袋を「よいしょっ」と抱え、電車を降りた。

当然、田辺も少女と一緒に渋谷駅に降りる。
少女を見失わないように少し離れた位置から少女を尾行する。

駅を出た少女はブラブラと渋谷の街を徘徊し、そして誰かと待ち合わせでもするのか、ファッションビルの壁に凭れかかりながら携帯を触り始めた。

田辺は渋谷が大嫌いだった。
この街の若者達はいつも誰かに操られている。
有名スターが髪を金髪に染めれば自分も髪を金髪に染め、人気ミュージシャンがマリファナを吸って逮捕されれば、自分達もマリファナを求めて街を彷徨い歩く。雑誌のモデルがキラキラの携帯を持てば自分の携帯もキラキラにして、若手お笑い芸人が変な流行語を使えば、その言葉はたちまち街中に広がって行く。
この街のアホウ共はいつも誰かに影響され、躍らされているのだ。

(ったく・・・こいつらにはポリシーというものがないのか・・・)

街行く若者を眺めながらイライラしていた田辺は、スッポンポンになって勃起したペニスをシコシコしながら「どんだけぇ~」と叫びまくり、歩道でナンパしているヴィジュアルくずれの馬鹿ホストに「ゲッツ!」と指差し、すかさずそやつの顔面に下痢を噴射し、そして隣りの回転寿司から刺身包丁を奪い取っては歩道に正座すると、「貴様らそれでもアムラーか!天皇陛下漫才!」と叫びながら三島由紀夫のごとく割腹自殺してやろうかと、ふと考えたが、しかしそんな事をした所でこの街が何も変わるわけはないと、その粛正活動を諦めたのだった。

かれこれ30分は少女を見つめていた田辺は、少女が誰とも待ち合わせしていない様子だとわかると、ゆっくりと少女に近付いた。

こう見えてもナンパは得意である。
若い頃は、「ナマラン教」という、なんだか正体不明の新興宗教の勧誘をした事だってあるのだ。
そこらの金髪小僧なんかにゃまだまだ負けんばい!と、気合いを入れた田辺は、ビルの壁に凭れながら携帯を弄っている少女の隣りにソッと並んだ。

「・・・どうも・・・」
恐る恐る田辺がそう声を掛けると、少女は一瞬「キッ」と田辺を睨んだ。
「あのぅ・・・」と、田辺が話し掛けると、少女は田辺を無視するかのように再び携帯に目を向けた。

渋谷の生温い風に乗って少女の髪の匂いが漂って来た。
2日、いや3日は洗っていないニオイだな・・・・
田辺は少女のその「コタツの中」のような髪の匂いからそう分析した。

「・・・なに?」
少女は携帯を見つめたまま、面倒臭そうに田辺に答えた。

「・・・はい。単刀直入に言わせていただきます。貴女の今履いている下着を売って頂けないでしょうか・・・・」

携帯を弄っていた少女の指がピタッと止まった。

「いや、体を売ってくれとか、結婚してくれとか言っているのではないんですよ。今お嬢さんが履いていらっしゃるそのパンチーをですね、売って欲しいと、まぁ、こう申しておるわけでございまして・・・」

一呼吸置き、再び少女の指が動き始めた。
そして少女は携帯をカチカチと弄りながら、「いくらくれるの・・・」と小さな声で呟いた。

「はい、色々とプランがございまして・・・まずAプランがですね、今履いているパンチーをそのままの状態で売ってくれるのであれば3千円、そしてBプランというのは、私の目の前でパンチーを脱いでくれるというプランでございまして、こちらは4千円となっております。あと、Cプランというのもございまして、こちらのプランは大変人気の高いプランでございまして、いわゆるそのパンチーを売ってもらった私がですね、お嬢さんの前でシコシコとオナニーするわけでございまして、お嬢さんはただそのオナニーシーンを見ててくれるだけでいいのでございます・・・」

さすがに田辺は旅行代理店でセールスをしているだけはある。デタラメな言葉がスラスラと飛び出して来る。

「・・・で、いくらなのよ・・・」
少女はチラッと田辺を見てそう言った。
「・・・と、申しますと?」
「だから・・・そのCプランってのはいくらくれるのよ・・・」
「あ、はいはい、失礼しました。えー・・・Cプランはですね、只今、皇太子徳仁親王妃であらせられます雅子様が急激にブサイクになったというキャンペーン中でございまして、今ならなんと5千円、という御奉仕価格にさせて頂いておりますです、はい」

田辺がそうデタラメを並べていると、少女はクスリとも笑いもせず、「・・・どこで?」と聞いて来た。
「はい、それはお嬢様が安心できる場所ならば、私はどこでもかまいませんが・・・」
「じゃあネカフェ行こ」
田辺はそう言われて、一瞬、ネスカフェ?とインスタントコーヒーを想像した。

「すぐそこにアタシがよく行くネカフェがあるんだ。そこの料金そっち持ちって事なら、そのCプランってのOKだけど・・・」
少女はネカフェと呼ばれる場所を指差しながらそう答えた。

(なるほど・・・ネットカフェを略してネカフェか・・・)と、その効率の良い言葉使いに、最近の渋谷の若者もなかなかやるじゃないかぁ・・・などと思ってみたりもしたが、しかし、すぐにその略語は「ット」の2文字が抜けただけで、たいした略語になっていない事に気付き、(そんな事だろうと思ったよ渋谷の若者、がっかりだよ!)と、今は亡き桜塚やっくんのモノマネを、追悼の意味を込めて心の中でソッと呟いてやったのだった。
(注・桜塚やっくんは死んでません。たぶん。ちなみにシブがき隊のヤっくんなら毎朝「はなまるテレビ」で観てますから逝ってない事は確かです)


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田辺は少女に言われるままに、ネカフェのフロントで1000円を支払った。
パンツ代5000円にショバ代1000円の合計6000円。
いつものデブヘルス嬢の、ほとんどシミの付いていないパンツを18000円で買うよりは全然安い。

初めて入ったネカフェの個室は、簡易的な壁に仕切られた畳3帖ほどの空間で、そこにはテーブルとパソコン、そして煙草の焦げ後がいくつも作られた安物のソファーが置いてあるだけだった。

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「まるでドヤだな・・・」
その据えたニオイが漂う個室を見て、若い頃に日雇い労働をしていた事のある田辺は、山谷の簡易ホテル(通称ドヤ)を思い出した。

少女はソファーの前に立つなり、ミニスカートの中に手を入れパンツを下ろそうとした。

「あ、待って下さい!まだまだ、まだ脱いだらダメです!」
田辺が慌てて止める。

「どうして?」
少女は怪訝な表情で田辺を見た。

「いや、だってほら、せっかくなんだし・・・もうちょっとじっくりと愉しみたいし・・・」
田辺がモジモジしながらそう言うと、少女はそんな田辺を冷めた目で見つめながら「キモっ」と呟いた。

少女のその言葉が田辺のナイーブな心に突き刺さった。
そう、その言葉こそ、深夜の脱衣場で娘のパンツを着用しながらセンズリをしていて発見された時に、娘達から発せられた言葉なのである。

「真澄・・・真谷子・・・」

『キモっ』という言葉でスイッチが入ってしまった田辺は、そう娘達の名前を呟きながら両膝をガクンと床に落とした。
膝の上で握り拳を作りながら「うぅぅぅ・・・・」と、心底から搾り出すように涙を流す田辺浩一郎46歳時代小説好き。

「・・・な、なによ・・・急にどうしたのよ・・・」
少女はビビった。

先日も少女の友達が、電車の隣りに座っていた中年オヤジに「おまえらが日本をダメにしたんだ!」といきなり怒鳴られ、そして持っていた傘の先で後頭部を刺されたばかりだ。
一昔前までは「今の若者はすぐキレる」と怖れられていたものだが、しかし今はオヤジがヤバい。
今のオヤジは「すぐ壊れる」のである。

「僕が・・・僕がいけないんですよ・・・娘達をあんなふうにしてしまったのは・・・みんな僕が悪いんです・・・」
田辺はそう呟くと、クキキキキィ・・・・と唇に泡を溜めては悔し泣きした。

「・・・僕はね、読売ジャイアンツの桑田真澄投手が好きだったんですよ・・・・だから長女にはマスミという名前をつけたんです・・・いや、そりゃあもちろん妻は反対しましたよ、当然、プロ野球選手の名前を娘に付けるなんて、妻も妻の両親も反対しましたさ・・・でもね、僕ぁ、譲らなかった。今まで一度たりとも妻には口答えしたことのない僕でしたけどね、それだけは頑として譲りませんでした・・・・でも、そもそもそれが間違いの始まりだったんです・・・それから十数年後に、まさかあんな事件が起きるなんて誰が予想しましょうか・・・・」
田辺はウグググゥゥゥゥ・・・・と呻きながら、膝の上にボトボトと涙を落とした。

「・・・あんな事件って・・・なにが・・・起きたの?」
少女はビビりながらも、そっと田辺に聞く。

「・・・カレーですよ・・・和歌山のカレー事件・・・まさか犯人の名前が同じマスミとは、そんな事、予想すらしていなかった・・・気付かなかったんですよ僕ぁ!・・・おかげで娘は学校でイジメられるし、それ以降、我家の食卓からカレーが消えました・・・あれだけ好きだったカレーライス!西城秀樹がCMしている時から食べていたバーモンドカレー!ああ!娘にマスミという名前を付けたばっかりに、僕の人生からあのリンゴとハチミツがたっぷり入ったバーモンドカレーが消えて行った!ああ!僕ぁ!僕ぁ!なんという失敗を犯してしまったんだ!」
田辺はワーっと泣き出した。

20秒ほどワーっと泣き、10秒ほど嗚咽した後、いきなり真顔でムクッと立ち上がった田辺は、「という事で、では、さっそくパンツのほうを・・・」とカバンの中からビニール袋を取り出した。

それを見ていた少女は、「怖っ!」と叫びそうになったが、しかしまたその言葉でこのオヤジが壊れるのではないかと怖れ、慌てて口を閉じたのであった。


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少女をソファーの上に立たせると、田辺は「うん。足は太いけど、でもなかなかいい形をしている」と、プロのカメラマンにでもなったような口ぶりでそう言った。

「どーでもいいけど、早くしてほしいんだけど・・・」
ソファーに立たされた少女は、不貞腐れた表情で田辺を見下ろす。

「キミは、いわゆる家出娘というヤツかね」
田辺は携帯電話をカチカチと弄りながらそう尋ねた。

「んなことどーでもいいじゃん。・・・それよりさっきから何してんのよ・・・」
少女は田辺が握る携帯をアゴで示した。

「うん・・・携帯で写真を撮りたいんだがね・・・どうも使い方がわからないんだよ・・・いやはや、メカには滅法弱いもんでね、はははははお恥ずかしい」
「ははははじゃねぇよ、誰が写メ撮っていいなんて言ったんだよ、写メ撮るんなら3千円アップだからね」
「いやいや、そー言わず、そこをなんとかサービスだと思って、了解してはくれませんかのぅ・・・で、ところでコレ、どーやって使うの?」
田辺が携帯を少女に渡した。

「お金くれなきゃヤだからね・・・それに何これ、古っ!ピッチじゃん、っつーかこの携帯、カメラ付いてないしー」
少女はギャハハハと笑い出した。

とたんに田辺の目がグッと座り、「自殺するぞ」と深く呟いた。

「・・・え?」
少女はギャハハハと笑う声をピタッと止めて田辺を見た。

「写真撮らせてくれないなら、今ここで腹をかっ切って大腸小腸その他諸々の内臓類を撒き散らして死んでやる。そして孫の代までおまえを恨んで呪ってやる・・・・きっと産まれて来るおまえの子供には目玉が5つもある事だろうよひひひひひひ・・・・」

少女は田辺のその表情に背筋をゾクッとさせながら、「・・・でも・・・この携帯、カメラが付いてないんだよ・・・」と泣きそうな声でそう答えた。

すると田辺はスッと表情をまた元に戻し、「左様ですか、では仕方ございません」とニコッと笑い、少女から画面が緑色に光るピッチをサッと取り戻したのだった。


少女をソファーに立たせ、床に這いつくばった田辺は少女のスカートの中を覗いた。
家出少女と思われる少女のパンティーは、その中心部分を酷く汚し、黄色シミがまるで枕カバーにシミ付いたヨダレのような模様を描き出していた。

「うわあ・・・それにしてもキミ、これは汚し過ぎじゃないかね・・・まるでリンゴ汁のあぶり出しのようだぜ・・・・」
田辺はそう言いながら、床に頬を擦り付けては覗き込む。

「もういい?・・・・」
散々貶される少女は不貞腐れながらそう言う。

「いやいや、もう少し・・・」
田辺はそう言いながら、寝転んだままの体勢でズボンからペニスを取り出した。
「ヤダ・・・何してんのよ・・・」
「・・・まぁ、大人には色々と事情があるからね・・・」
田辺がそう言いながら勃起したペニスをシコシコし始めると、少女は「アタシ、今夜ここに泊まるんだからその辺に飛ばさないでよ・・・」と迷惑そうに言った。

「申し訳ないが・・・今、話し掛けないで頂きたい・・・・」
田辺は両足をモジモジと摺り合わせながらセンズリを続ける。
横向きに寝そべる田辺のペニスからニトーッと我慢汁が床に垂れ、丸い水たまりを作った。その水たまりに亀頭をグチャグチャと擦り付けながら、「あぁぁ・・・マスミ・・・・」と呻いた。

田辺は地の底から這い上がって来るゾンビのように体を起き上がらせると、ソファーの上の少女に向かって「おしっこするようにして、ソファーの上にしゃがんでみて下さい」と頼んだ。

「・・・・もう、早くしてよ・・・」
ここはとっととこのエロ親父をイカせてしまった方が得だと考えたのか、少女はそのままスッと腰を下ろし、床に腰を下ろす田辺の目前でパックリと股を開いた。

「おぉぉぉ・・・これは凄い汚れだ・・・何日パンツを替えてないんだねキミ」
「・・・1週間くらい・・・」
少女はどーでもよさそうな口調でそう答える。
「ほう・・・1週間のマンコ汁かぁ・・・・これはさぞかし臭いんだろうね・・・」
そう言いながら田辺は、少女のM字に開いた股間に鼻を近づけクンクンとやった。

「うわあ!・・・鼻が!鼻がへし曲がる!」
後にドテッと尻餅を付いた田辺がそう叫ぶと、少女は「マジムカつく・・・」と小さく呟きながら田辺を睨んだのだった。


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「それではいよいよパンツを脱いでもらいましょうか・・・」

田辺のその言葉に、やっとか・・・とホッとした少女は、そこに素早く立ち上がると、スルスルッとパンツを下ろした。

「ストップ!」
パンツが太ももの位置にズラされた時、いきなり田辺がそう叫んだ。

「いいかい、動くなよ・・・そのままジッとしてろよ・・・・」
田辺はそう言いながらムクリと立ち上がり、太ももまでズリ下げられてはクロッチをおもいきり広げているパンツを覗き込んだ。

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「これは凄いねぇ・・・・しつこいようだが、掏りおろしリンゴのジュースみたいじゃないか・・・・キミはいつもトイレに入った時は、このパンツのシミを見てるんだろ?・・・こんなに汚れてて何とも思わないのかい?」

少女は「ふん!」とソッポを向いた。

「よしよし、それじゃあ早く脱いでおくれ・・・・ひひひひひ」

少女はスルスルっと手早くパンツを下ろすと、足首からソレをヒョイっと外し、丸めたパンツを「・・・はい」と田辺に差し出した。

檻の中の猿が餌を奪い取るかのようにそのパンツをバッ!と奪い取った田辺は、いきなりパンツを顔に押し付け「うぅぅぅぅぅ」と唸りながらペニスをシゴいた。

「ねぇ、ちょっと、金ちょうだいよ」
ソファーでペニスをシゴき始めた田辺に、少女がそう詰め寄る。
「申し訳ないが、今は話し掛けないで欲しい・・・金は必ず払うから待ってなさい・・・」

田辺はそう言うと、少女のパンツを両手で広げた。
まっ黄色なシミがクロッチ全体に染み渡り、中心部分がほんのりと濡れていた。
「ハァハァ・・・・この濡れてるのはなんだ・・・・ハァハァ・・・・僕のペニスを見て興奮したのか?・・・・」
「まさか」と少女は薄ら笑いを浮かべた。
「ではなんだこの濡れた液体は・・・・」
田辺は人差し指でその液体をコネコネしながら聞いた。

「知らないわよ・・・」
「知らないはずはなかろう・・・これがキミのアソコから滲み出て来たのは事実なのだ・・・」

田辺は、ハァハァと息を吐きながら、クロッチに鼻を近づけ、クンクンと匂いを嗅いだ。

「あぁ、臭い。酷いもんだよこのニオイは。まるで魚屋のマナ板のようなニオイじゃないか」
そう言いながら田辺がそのシミをペロペロと舐め始めると、「じゃあ舐めなきゃいいじゃない」と少女は不貞腐れながらそう言った。

「この味はオリモノの味じゃないぞ・・・・オリモノはもっとまったりと濃厚なはずだ、私は娘のパンツをよく舐めていたから知ってるんだ・・・この味は、明らかに感汁だ」

少女がキッと睨みながら「なによ感汁って・・・」と田辺に聞くと、田辺は「感汁というのは今僕が作った名だ」と誇らしげに言いながら、「やはりキミは僕のペニスを見て感じていたんだ」とニヤニヤと笑った。

そして「どれ、ちょっとアソコを見せてごらんよ」と少女のスカートに手をやると、少女が「やめてよ!」と田辺の手を叩いた。

「・・・どうだい。3万やるから・・・1発ヤらせないか・・・」
財布の中には2万円、ネカフェ代を払ったから正確には19000円しか持っていない田辺は、そう言いながら不敵に笑った。

「・・・・・」
考える少女。

「・・・どうせ家出してるんでしょ?・・・金ないんでしょうキミは・・・・3万円あればこのネスカフェにも30日は泊まれるじゃないか・・・・どうだい、おじさん、パッパッパッとすぐイクから・・・ね?・・・」
そう言いながら田辺が再び少女のスカートに手を掛けると、もう少女は抵抗しなくなっていた。

「よしよしいいコだ・・・」
田辺は少女をソファーに座らせるとスカートを捲った。

パンツが汚いワリには陰毛はよく手入れされているようだった。
しかし、ソファーに座らせたまま両足を広げさせると、パックリと開いたオマンコにはティッシュのカスやオリモノが白く粉状に乾いたカスなどが大量に付着していた。

「凄く汚してるじゃないか・・・・ん?」
田辺はオマンコを弄りながら少女の顔を見た。
「ふん!」と、少女がソッポを向く。
その少女の仕草に、更に欲情する田辺は、へへへへへっと笑いながら、少女の小さなオマンコを指でパックリと開いたのであった。


               7


少女をソファーに四つん這いにさせた。
尻をおもいきり突き出させると、ピンク色のワレメがネトッと糸を引いて開いた。

「濡れて・・・きてますよ・・・・」
田辺は少女に語りかけるように呟きながら、濡れたピンクのワレメを人差し指でなぞった。

「キミは今いくつだね・・・・」
ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てながら田辺が聞いた。
「・・・17・・・」
「17歳か・・・どうして家出なんかしてるんだ・・・ん?」
「・・・べつに・・・・」
「べつにって事はないだろキミ・・・・きっと親御さんも心配なさっていることだろう・・・」
そう言いながらオマンコをなぞっていた指をクンクンと嗅ぎ、そして「おえぇぇぇ~」と大袈裟に嗚咽した。

チロチロチロッと舌先でマンコのビラビラを転がしてみる。
開いたビラビラの隙間にも、何やら真っ白なカスが大量に詰まっていたが、田辺はこれ以上、幼気な17歳を傷つけてはいけないと思い、あえてその白いカスには触れなかった。

チロチロと舐めながらペニスをシゴく。
田辺の28センチはあろうかと思われる巨大なペニスは、滴る我慢汁が擦れ合いグチュグチュという野蛮な音を立て始めた。

「どうだい。おじさんのチンポ、デカイだろ・・・こんなチャラチャラした渋谷辺りでこんな立派なイチモツを持った野郎はいないだろ・・・ん?」
田辺の言葉に、少女は「アホか」と小さく呟いた。

「ほら、今からこの大きなモノがキミのここに入って行くんだぞ・・・どれ、もう少し近くで見てみるといい・・・」
田辺はそう言いながら体勢を移動させると、四つん這いになる少女の股を潜り、ソファーの上に横になるようにして、強引にシックスナインの体勢になった。

「よろしかったら、舐めてもいいですよ・・・」
四つん這いになっている少女の顔にペニスを突き出しながらそう言うと、田辺は少女の股間に顔を近づけ「あぁ臭い臭い」と呟きながらもベロリとワレメを舐めた。

相変わらず少女は「ふん!」という感じでソッポを向いたままだった。
時折、お化けナスのように膨れ上がった田辺のペニスをチラッと見ては、「キモっ・・・」と呟いていたが、しかし、そんな言葉がこのおっさんに聞こえようものなら、また自殺すると騒ぎかねない為、少女は田辺に聞こえないくらいの小さな声で呟いていたのだった。

ベチャ、ベチャ、ベチャ・・・とマンコを舐める田辺は、「しかし・・・凄い・・・ニオイだね・・・さすがに1週間も風呂に入っていないとなると・・・・うん・・・・凄いニオイだ・・・・」とブツブツと呟きながら下品に舌を動かしまくっていた。

少女のマンコからはダラダラと粘着性のある汁が垂れ流れて来る。
「どうだい・・・少しは感じて来たかい?・・・・」
田辺がそう聞いても、少女はフンともスンとも返事をしなかった。

しかし、これだけの感汁がオマンコから溢れ出ているというのは、少女が感じているという揺るぎない証拠なのである。
田辺は(やせ我慢をしているなこのコは・・・)と密かにそう思いながら、更にクリトリスやアナルまでも激しく舐めまくった。

少女のアソコを綺麗に舐め尽くすと、もはやあの魚屋のマナ板のようなニオイは消え失せ、代りに田辺の唾液のニオイ、いわゆる歯槽膿漏のイヤなニオイが少女のアソコに漂い始めた。

そうなるともはや田辺には少女の股間には興味がない。田辺は臭い状態の自然なオマンコに興味があるのであり、そんな唾臭いだけのオマンコなんて、まるで己とキスをしているようだ、と、田辺は「ペッ」と唾を吐きながら股間から顔を抜いた。

「よし。それでは御褒美にドデカチンポを入れてやろう」
唇の回りをテカテカに光らせた田辺が威張ってそう言うと、少女は田辺にバレないように「なんの褒美だよバーカ」と小声で吐き捨てた。

「ほれ、見てみろ。立派なもんだろこのチンポ。僕ぁね、若い頃は通天閣ってアダナまでついてたんだぜ」
ニヤニヤと笑いながら自慢げにチンポをシゴく田辺を見て、ホンキで殺してやりたいと殺意を覚える少女。

「ではでは、もう一度、この臭っさいパンチーを履いていただこうかしらん」
田辺が、1週間分のオリモノでニトニトになったパンツを手にしてそう言った。

「えっ?どうしてよ・・・・ヤるんならとっとと終わらせてよ・・・」
少女は怪訝な表情で田辺を見上げる。

「だから履いてくれって言ってるんじゃないか・・・・。さ、早く、履いた履いた」

ソファーに少女を強引に寝かせると、仰向けになって寝転がる少女の足首を掴み、その汚れたパンツを片方ずつ履かせたのだった。


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少女の両足首にパンツを履かせると、田辺はそれをスッポリとは履かせず、足の付根でストップさせた。

そのままの状態で少女の両足を「よっこらせ・・・」と持ち上げ、オマンコにペニスの先を擦り付けた。

「・・・どうして全部履かせないのよ・・・・」
少女はその中途半端なパンツを見ながら不審そうにそう聞く。

「・・・こうしてヤると、キミのマンコから垂れ流れた汁がパンチーに染み込むだろ・・・たっぷりとキミのスケベ汁をパンチーに染み込ませておけば、後でまた楽しめるからね・・・ひひひひひ」
田辺が嬉しそうにそう笑うと、少女は「この糞変態オヤジが!」と叫びそうになり、慌てて口を噤んだ。

「ではでは、入れますぞよお姫様・・・・」
田辺のジャガイモのような亀頭がヌプヌプヌプ・・・とオマコンにめり込んだ。

少女のオマンコは、気持ちとは裏腹に、どーいうわけかヌルヌルに濡れている。

亀頭がニュルッ!と穴に入り込むと、少女の恥骨にゴリッ!とした感触が走った。

「どうですか?・・・痛くはないですか?」
田辺が臭い息を吐きながら少女に聞く。
少女はさりげなく鼻を押さえ田辺の口臭を避けながら「大丈夫」とぶっきらぼうに答えた。

グニュグニュと田辺の肉棒がのめり込んで来た。
少女の膣はこれでもかというくらい押し広げられ、パンパンに広がった膣と肛門の間(蟻の戸渡り)は今にも裂けそうだった。

「おー・・・狭い狭い・・・さすがは17歳だ・・・子供を産んでいないから狭い狭い・・・・」

少女は田辺のそんな卑猥な言葉を聞きながら、段々と気が遠くなって来た。
今まで、かなりの人数とヤってきた少女だったが、ペニスを入れられてこのように気が遠くなるという事など今までに一度もなかった。
このスーッと気絶しそうな感じは、最初、田辺の口臭のせいかと思っていた少女だったが、しかしそれはこの巨大なペニスがヌプヌプと押し込んで来るせいだと、段々と気付いて来た。

「まだまだ入るよ・・・・痛かったらいいなさいよ・・・・痛いの我慢してると子宮が破裂してしまうからね・・・」

そんな田辺の声は、もはや少女の耳には届いていなかった。
少女はグングンと侵入してくる巨大なペニスに、まるでキツい風邪薬を飲んだ時のように脳味噌がグラングランと廻り始め、「あ、あ、あ、あ、あ、・・・・」と田辺のブヨブヨの体にしがみ付いていた。

「ふふふふふ。気持ちいいだろ・・・僕の通天閣は気持ちいいだろ・・・・」
田辺がそう言いながらゆっくりと腰を動かし始めると、少女は「あぁぁぁん!」と叫びながら背中をエビ反らせた。

「・・・ほれ、ほれ、ほれ、ほれ」
少女の細い腰を持ちながら、ズンズンズンと田辺が腰を振る。

「あぁぁ!あぁん!」
少女が声を堪えようと自分の指を噛んだ。

少女の小さなオマンコにギッシリと詰まった田辺のペニスは、ゆっくり、そして深くピストンする。
中途半端に履かせたままのパンティーのクロッチに、田辺の肉棒にヌルヌルとまとわり付く少女の愛液が擦り付けられ、ベチョベチョと輝いていた。

「ほい、ほい、ほい、ほい、ほい」
体操選手が腕立て伏せをしているかのように、軽快に腰を上下させる田辺。
少女はそんな田辺の腰の動きに、狂ったかのように「ひぃーひぃー」と声をあげながら、田辺のブヨブヨの体にしがみついた。

「気持ちいいだろ?ん?・・・どうだ、おじさんのチンポはいいか?」
少女はそんな田辺に、無言でウンウンと頷きながら、自分も腰を激しく振っては「もっと早く動かして」というジェスチャーをした。

田辺はニヤニヤと笑いながら少女のタプタプの胸を両手で鷲掴みにする。
少女の胸はヤリマン特有の「柔らかすぎオッパイ」だ。

「どうだ、おじさんの女にならないか?ん?アパートも借りてやるし、毎晩こんな気持ちいいセックスもできるんだよ、ん?どうする?」

少女は「口クセぇんだよ!喋るなよ変態親父!」と叫びそうになるのを堪えながら、ひたすら無視を決め込んだ。

「おっ、おっ、イキそうになってきたぞ!・・・おっ、どうだ、おじさんイッちゃってもいいかい?」
田辺が顔を真っ赤なさせながらそう言うと、少女は右腕を顔の上に置き、顔を隠した状態で「まだ」とポツリと呟いた。

「いや、困ったな・・・キミがパッパッと済ませろなんて言うもんだから、僕ぁ、そのつもりでスピードを速めていたんだが・・・うっ・・・・どうしょう、困ったな・・・・」
田辺が腰のスピードを少し緩める。
するとすかさず少女が「もっと早くぅ!」と叫びながら、自分の腰をグイグイと押し付けて来た。

「まぁ、待て、そう焦るんじゃないよキミ、夜はまだこれからだ、な、だから取りあえず1発だけでも抜いておこう、そのほうが2発目はもっと凄いのが出来る」
少女は返事をしなかった。

「じゃあ取りあえずって事でイカせてもらうよ、うん」
田辺はそう呟くと、「うっ!・・・ううぅ!あぁぁぁ!マスミ!」と叫びながら、勝手に少女の中に射精した。

射精している最中に、少女の小さな体を抱きしめてはキスをしようとし、少女に「殺すぞジジイ!」と抵抗されたが、しかしそれでも少女の小さな顔中をベロベロと舐めまくり、最後の1滴までも残さず中出ししたのだった。


ヌポッ、とペニスを抜くと、大量の精液が少女のオマンコから溢れ出した。

「へへへへ・・・心配しなさんな、おじさんはなんたって通天閣と異名を持つ絶倫オトコなんだ。すぐにこのぶっといヤツをまたぶち込んでやるから・・・・と、その前に、尿道に残ってる精液を小便で流して来るかな・・・」

田辺はそう言いながら「よっこいしょ」とソファーを立ち上がると、ペニスをネトネトに濡らせたままズボンを履いた。

「次は、バックから攻めてやろう。バックはいいぞ、もっと奥まで入るからね。ひひひひひ」

田辺の言葉を聞き、少女はバックならオヤジの口臭から逃れられると、ホっとしながら煙草に火を付けた。

ソファーの上でフワーッと煙を履く少女に、背を向けながらモゾモゾと服を着る田辺。

「んじゃ、ちょっくら小便してくっから、ま、オナニーでもしながら待ってろ、うん」
田辺がそう言いながら個室のドアを開ける。

廊下に出て、個室のドアを閉めると、田辺はトイレとは逆方向の入口へと小走りしながら向かった。

そして入口のフロントにいた、眠そうな顔をした店員に「紙とペンを貸してくれたまえキミ」と言うと、手渡された紙に何やら書き込み始めた。

「キミ。このメモをだね、今、私が出て来た個室にいる女の子に渡してくれ。いいか、頼んだよキミ」

そう言って、メモをカウンターに投げ捨てると、田辺は一目散に店を飛び出した。

カウンターのメモを、店員が胡散臭そうな顔をして読み始めた。


『拝啓、家出娘様。私は渋谷が大嫌いです。だからもう帰ります。二度とこの街には来ません。私はマスミを愛していました。では、バイナラ。敬具』





店を飛び出した田辺は、狂ったようにギャハハハ!と笑いながら、若者達が溢れるセンター街を突き抜けた。

(たった1000円!たったの1000円で17歳のピチピチギャルとヤっちゃったもんね!しかもビチョビチョのパンチーまで頂いちゃったもんねー!)

田辺はポケットの中に忍ばせていたパンティーをギュッと握りしめながら、ピョンピョンと飛び跳ねるようにセンター街を駆け抜けた。

センター街を抜け、渋谷駅の交差点まで来ると、グレー系の疲れ果てたサラリーマン親父達が、まるで死んだ魚のような目をして、ただボンヤリと青信号になるのを待っていた。

とたんに田辺は気分が悪くなった。
そう、つい1時間前の自分を見ているような気がしたのだ。

田辺は、絶望を絵に描いたようなサラリーマンの1人にソッと近付く。

そして、今まで家出少女のオマンコを弄っていた人差し指を、信号をみつめジッと立っているサラリーマンの鼻にソッと近づけた。

「・・・クサっ!」

絶望のサラリーマンが慌てて鼻と口を手の平で押さえ、叫ぶ。

「当たり前だのクラッカーだ。1週間風呂に入っていない家出少女のオマンポの匂いだ」

田辺がそう呟くと、絶望サラリーマンは「・・・なんだよこの人・・・」と言いながら、田辺から遠離る。

「やい!」
田辺がサラリーマンの群れに向かっていきなり叫んだ。
「やいやい!」
もう一度、田辺がそう叫ぶと、「はぁ?」という感じで数人のサラリーマンが振り向いた。

「オマエらな、いつまでそーやって信号が青になるのを待ってるつもりなんだよ、え?」
サラリーマン達は、なんか危ないヤツが来たぞ・・・関わり合いにならないほうが良さそうだ・・・とばかりに、サッと一斉に田辺から目を反らした。

「そーやって待ってたって幸せになんかなれねぇんだよ!あん!幸せっつーもんはだね、自分で掴むもんなんだよ、自分で!だからこーやって青信号を待ってたって何にも始まらねぇーんだよ!」

田辺はそう叫ぶと、ビュンビュンと車が走る交差点に飛び出した。

「キャー!」
「わー!」
それを見ていた人々が一斉に叫んだ。

キキキキキーッ!
急ブレーキの音が響き、いきなり停車させられた車から一斉にクラクションの音が鳴り始めた。

「な?見ただろ?人生ってモンはね、こうやって自分で道を切り開いて行くもんだぜ。俺なんて見てみろ、千円だぜ、たった千円でコレだもんな・・・」

横断歩道のサラリーマン達にそう投げ掛けると、田辺はニヤッと笑顔を見せながら右手に持っていた少女のパンティーをブラブラと振り、そして赤信号の渋谷の交差点を堂々と歩き始めた。

そんな田辺の後ろ姿を呆然と見つめる横断歩道のサラリーマン達。

急停車している車の中を大手を振りながら堂々と横切り、そして「わははははははは!」と、勝ち誇ったような笑い声をあげた瞬間、いきなり飛び出して来たタクシーが田辺を跳ね飛ばし、宙を舞った田辺は4メートルほど吹っ飛んだ。

口から泡を吹いて気絶する田辺。
田辺の右手に握っていた少女のパンティーが、パラっと地面に落ちた瞬間、信号は青信号に変わり、ピヨピヨ!ピヨピヨ!っというヒヨコの声がスクランブル交差点に鳴り響いた。

人々は何もなかったかのように一斉に動き出す。

気絶する田辺をヒョイッと跨ぎながら、「アホか」と、絶望を絵に描いたようなサラリーマンが呟いたのだった。

(おわり)

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