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吐泥(へろど)50

2013/06/13 Thu 00:01

 丸く開いた少女の口内には、あんかけのようにドロドロとした私の精液が溜まっていた。
 気怠い溜息を吐きながらアクリル窓を覗くと、既に中出しされた妻が、尻から大量の精液を垂らしながら床に横たわっていた。

(私は……今日だけで既に何回射精しているのだろうか……)

 そう思うなり、一気に疲れがドッと来た。
 しかし、体は疲れ切っていても、脳はギンギンに冴えていた。
 私は、医師さえも匙を投げた異常性欲者なのだ。
 私にとってこの狂気の宴は、まだまだ始まったばかりなのだ。

 リフレッシュしようと、再び水風呂に飛び込んだ。
 バシャッ! とダイナミックに水が跳ね、そこにしゃがんでいた少女が「キャッ」と小さく叫んだ。
 頭から水をぶっかけられた少女だったが、それでもその場を動こうとはしなかった。ベロリと剥き出した陰部を私に向けてしゃがみながら、排水口へと流れていく床の水をジッと見ていた。

(どうしてこの子はここにいるんだろう)

 そう思いながら水に顔を沈めた。
 水中に響くコポコポという音を聞きながら溺死体のように浮かんでいると、ふと、この子はセックスをして欲しいんだという事に気付き、ゆっくりと顔を上げた。
 顔を上げるなり、まるで大蛇が威嚇しているような、シャーッ……という音が耳に飛び込んできた。
 なんだ? と思いながら水風呂の縁に掴み、その音が聞こえてくる床を覗こうとすると、そこにしゃがんでいた少女の股間から小便が噴き出しているのが見えた。
 きっと、私が水に潜っている隙に小便をしてしまおうと思っていたのだろう、それが私に見つかってしまった少女は、恥ずかしそうにソッと顔を伏せながら下唇を噛んでいた。

ウツボ272

 そんな少女の恥ずかしそうな仕草に、たちまち私は欲情した。
 ネズミ男の、「この子は真性のMですから」と言っていた言葉が拍車をかけ、つい二分ほど前に射精したばかりの私はペニスは、いとも簡単に蘇った。
 シャーと噴き出していた小便がチロチロと変わり、それが小さな尻の曲線に伝っては床にポタポタと垂れていた。
 それを間近にジッと覗き込んでいても、少女はそこを隠そうとはしなかった。むしろ私をその穴に誘っているかのように、剥き出された赤い粘膜をヒクヒクと動かしたりしていた。
 項垂れた少女の顔をソッと覗き込みながら「ヤリたいのか?」と聞いた。
 すると少女は、何も答えないまま、まだ小便がタラタラと垂れている割れ目に指を這わせた。そしてそこに指をヌルヌルと滑らせながらハァハァと息を吐き、上目遣いで私の目を見つめながら二本の指を挿入したのだった。

ウツボ273

 それが少女の返事だった。引きこもりで統合失調症で肉便器の少女が、無言で割れ目に指を出し入れしながら、見ず知らずのこの私に早くペニスを入れてくれと頼んでいるのだ。
 ザバッと激しい水飛沫と共に水風呂を飛び出した。
 胸に溢れる興奮を鼻でスースーと吐き出しながら少女の真正面にしゃがみ、そのまま少女をタイル床に寝転がした。
 少女は抵抗することなく、自らその細い足を大きく開いた。素早く私はその股の間に下半身をはめ込むと、正常位の体勢で少女を見下ろしながら、その幼気な乳をスリスリと撫でた。
「入れて欲しいのか? ん? 入れて欲しいのか?」と、まさにトチ狂ったスケベ親父の如く何度も何度も同じことを聞きながら、コリコリに硬くなった肉棒を割れ目に沿って滑らせた。
 少女の割れ目には、精液とは違う純粋な粘液が溢れていた。その透明の粘液が、グロテスクな黒いヒダヒダと神秘的な赤い粘膜をテラテラと輝かせていた。
 ペニスの根元を摘み、それをグルグルさせながら亀頭で陰部の表面を搔き回した。次から次へと溢れ出てくる透明の粘液が潤滑油となり、まるでソープランドのマット洗いをしているような、ペティ、ペティ、という音が鳴り出した。
 ヌルヌルと滑る亀頭が、割れ目の先端でプクッと膨れている包皮を捲ると、そこからピンクのクリトリスがポロンっと顔を出した。それを亀頭の裏でクリクリと転がしてやると、そこで初めて少女が「んんん……」と声を出し、苦しそうに悶える少女は、早く入れとばかりに腰を突き上げた。
 恥骨をツルンっと滑った亀頭は、いとも簡単に穴の中に滑り込んだ。
 さすが若いだけあり、その穴は非常に狭かった。ヌルっと入るなり肉壁がペニスをギュッと締め付け、ピストンする度にコリコリとした筋肉感が亀頭を刺激した。
 
ウツボ274

「おっ、おっ、凄い、凄く締まってるよ」

 そう唸りながら少女の体をユッサユッサと揺らす私は、まさに駅裏のラブホテルで援交娘を貪り食う変態親父だった。
 この時点で既に五年の実刑は確実だったが、しかし、この穴の具合の良さはそれに価する価値は十分にあった。
 日頃、熟女ばかりを好んで食していたせいか、こうして久々に少女を食べてみると、その鮮度の良さがよくわかった。
 例えるなら、熟女の穴が、『北の国から』や『池中玄太80キロ』といった『昭和のドラマ』で、少女の穴は、『半沢直樹』や『下町ロケット』といった『現代のドラマ』だった。
 つまりそれは、熟女のドロドロとした柔らかい穴は、昭和のドラマのように脳をジワジワと蕩けさせてくれるが、少女のコリコリとした穴は、現代ドラマのように直接的な刺激をズキズキと与えてくれるという意味である。

 数回肉棒を擦っただけで早くもイキそうになってしまった私は、自ら腰を振り始めた少女を慌てて制止し、素早くペニスを引き抜いた。
 ビコンっと飛び出したペニスには、穴の奥に潜んでいた男たちの精子がドロドロと絡みつき、残酷な卑猥感を醸し出していた。

「立ちなさい……」
 
 少女にそう言いながら私も立ち上がった。
 ふらふらしながら少女が立ち上がると、アクリル窓のすぐ横の壁に両手をつかせ、その小さな尻を突き出させた。
 尻の谷間がパックリと開き、陰毛の奥でベロリと捲れている割れ目が照明に照らされた。ついさっきまで、大勢の男たちが取っ替え引っ替えこの幼い穴の中に欲望を迸らせていたのかと思うと、それが酷く不潔に思えた。
 が、しかし、その反面、『肉便器にされたマゾ少女』という、何やら一昔前のSM雑誌のグラビアタイトルのような言葉がムラムラと浮かびあがり、たちまち猟奇的なエロスに包まれた私は、荒い息を必死に堪えながらその肉便器に肉棒を突き刺したのだった。

ウツボ275

 そんな淫穴に根元までペニスを突き刺しながら、そっとアクリル窓を覗いてみた。
 乱れ髪の妻が、崩した正座でぐったりとしながら、ハァハァと肩を揺らしていた。
 床に敷かれた黄色いバスタオルには小便のシミが飛び散り、その壮絶な交わりを無残に物語っていた。
 そんな妻の横では、騎乗位で散々妻をイかせた男がゴロリと横になっていた。男は何やらニヤニヤと笑いながら、その奥に座っている銀縁眼鏡の親父と話をしていた。
 何を話しているのかは聞こえなかったが、しかし、その素振りから見て、二人が妻について話し合っているのは確かだった。
 男は時折、「あはははは」と大きな声で笑いながら、タポンっと垂れた妻の大きな乳房を爪先で突いたりしていた。そして、妻の正座する尻を突然ペシペシと叩いたり、その尻の谷間を指で乱暴に弄ったりしながら、銀縁眼鏡の親父と笑っていた。
 二人は明らかに妻を嘲笑していた。百姓丸出しの中年男と、ガマガエルのように醜い親父が、まるでそこらの淫売婦を見るような目で妻を見下し、足で蹴ったり、尻を叩いたりしながら嘲笑していた。
 本来なら、あんな百姓男やこんな醜い親父など、妻の指先に触れることすら無理であろう。
 東京では、誰もが口を揃えて妻のことを綺麗だと言ってくれた。スタイルも良く、センスも良く、上品でお淑やかで美形な妻は、東京の街を歩けば、まるで芸能人のように一目置かれる存在なのだ。
 にも関わらず、ここ新潟では、妻は家畜だった。このど田舎の下品な醜男たちに雌豚のように扱われていた。
 男は、下品な笑みを浮かべながら右足を妻の尻に伸ばし、その尻肉の谷間を掻き分けた。正座していた妻の足は徐々に崩れ、斜めに歪んだ体勢で前屈みになると、「入れてください」と言わんばかりに自ら尻を突き出した。
 尻の中心にぶら下がっている二枚の陰唇は、まるで中華飯のキクラゲのように黒く濡れ輝いていた。そんな陰唇の隙間から飛び出しているクリトリスは、痛々しいほどに巨大化しており、見るからに超敏感そうだった。
 そこを男の足の親指がグチョグチョと弄り始めた。中出しされたばかりのワレメからは次々に白い液体が溢れ出し、それが官能的に太ももの裏へとトロトロ垂れていた。
 前屈みで項垂れる妻は、剥き出した尻を足指で弄られながらハァハァと荒い息を吐いていた。
 そんな妻のすぐ目の前で、銀縁眼鏡の親父が椅子にふんぞり返っていた。ドロドロとした目で悶える妻を見下ろしながら、あの恥垢だらけの汚いペニスをシゴいていたのだった。

ウツボ276

 さっき、サウナの前であの親父に話しかけられた時、彼の洗っていない股間から漂ってきた、『さきいか』そのものの強烈な恥垢臭をぷーんっと嗅がされた。あの時の恥垢臭が不意に鼻孔の奥で蘇り、きっと今の妻もあの『さきいか』のような恥垢臭を嗅がされているのだろうと思うと、不思議な興奮がムラムラにと湧いて出てきた。
 愛する妻が、薄汚い百姓男に足指で性器を弄られ、醜い親父の強烈な恥垢臭を嗅がされているという屈辱は、私の異常性欲をぐるぐると掻き回し、それが強烈な興奮となって少女の幼気な膣を虐待した。
 少女のその小さな尻にバンバンと激しく腰を打ちつけながら、(あんな田舎者共に妻が……)と心の中で憎しみを抱き、その憎しみを少女の膣で快楽に変えていた。
 立ちバックで犯される少女は、そんな私の激しい腰の動きに対し、獣の如く本性を剥き出していた。少女は余程にセックスをして欲しかったのであろう、ズボズボと激しくピストンされる肉棒に何度も崩れ落ちながら、「もっとして下さい! もっとして下さい!」と、悲痛な叫びを浴場に響かせていたのだった。
 
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 そんな、壊れた少女に刺激を受けた私は、少女の膣内に何度も何度も射精しながらピストンを続けていた。それは渾身の射精とは違い、少量の精液を、チロッ、チロッ、と分割して垂らすという、ほんの一瞬の快感だった。
 これは、立て続けに射精した時などに起きる現象だった。射精の量は少なく、その分快感も短かったが、しかし、わずかな間隔で一瞬の快楽を連続して感じられるため、これはこれで気持ち良かった。
 そんな、『抜かずの射精』を少女の膣に繰り返しながら、まるで洋モノポルノの金髪親父のように「オォォ、アウゥゥ」と大袈裟に悶えていると、それまで崩れた正座でぐったりと項垂れていた妻が、のそりのそりと動き出すのが見えた。腕立て伏せのような体勢で、床を這いながらゆっくり動き出した妻は、まるでコモドオオトカゲのようだった。

 そんな妻が目指している先は、椅子にふんぞり返っている銀縁眼鏡の親父の足元だった。
 それまで親父は、ニヤニヤと笑いながら妻を見下ろし、黙ってペニスを弄っているだけだった。そんな親父が妻を呼び寄せたり、また、妻の陰部を足指で弄っていた百姓男が、妻に親父の所に行けなどと命令した形跡はなく、妻が親父に向かって進み始めたのは、明らかに妻の意思によるものであった。
 そんな妻をアクリル窓越しに見ていた私は目を疑った。というのは、妻はわりと潔癖症なところがあり、セックスの最中でも、私のペニスが少しでも臭うものならフェラを拒否し、わざわざ「シャワーを浴びてきて」と言うくらい臭いには敏感だったからだ。
 なのに妻は、今、あの強烈な悪臭漂う恥垢だらけのペニスを目指していた。しかもそれは自らの意思であり、誰に命令されたものでもなかった。
 信じられなかった。あの潔癖症の妻が、まさかあんなペニスを、と、トカゲのように這いながら進む妻の尻を愕然と見ていた。
 一歩一歩進む度に、そのムチムチとした尻が淫らに歪み、谷間から垂れる精液が真っ白な太ももに一本の線を作っていた。
 そんな卑猥な尻を見つめながら、(どうしてだ……)と愕然としていると、不意に、このホテルに来る前、妻が私に隠れてタクシー運転手の肛門を舐めていたことを思い出した。

(やっぱり妻は変態だったんだ……夫の私には普通でも、他人に対してはその本性を現すという、隠れ変態だったのだ……)

 そう思っていると、遂に妻が親父の足元に辿り着いた。勃起した恥垢だらけのペニスを目の前にして、妻は静かにそこに正座した。
 そんな妻に、親父はただただニヤニヤと笑っているだけだった。「しゃぶれ」と言葉にしたり、また、ソレをしゃぶらせようとする動きは一切見せず、まるで妻が自主的にそうするのを待っているかのように、黙って妻を見下ろしていた。
 卑劣な親父だった。妻がソレを欲しがっているのをわかっているくせに、敢えて何も言わずに勃起したペニスを妻の目の前に突き出している親父は、計算高いサディストだった。

(やめろ……そんな汚いモノに触れるな……病気になるぞ……)

 そう心で必死に念じていた私だったが、しかしそんな念も虚しく、妻は大股開きになっている親父の股間にゆっくりと顔を近づけると、その恥垢だらけの亀頭をベロリと舐めたのだった。

ウツボ278

(つづく)

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変態

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