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夜這いのススメ1

2013/05/30 Thu 18:09

よばいのすすめ1のコピー



『塩田幸恵様へ

此の度は夜這い解禁を迎えまして誠におめでとうございます。
夜這い解禁は、少女から女性になったという証です。
女性としての新たな門出を迎えられた事を、村民一同、心から御祝福致します。

尚、塩田幸恵様の夜這い解禁日は、

日時・昭和四九年五月九日午後十時
場所・在住地

となっております。
日時等の間違いがございますと、村の夜這条例により罰せられる恐れがございますので十分お気をつけ下さい。
尚、夜這いのしきたり等については、同封しております『夜這いの心得』に記載されておりますので、そちらをよく読み、不正のない清く正しい夜這いを心掛けて下さい。

昭和四九年五月六日 石並村青年団』







サチエ

 十七才の誕生日を迎えた私は、いよいよ寝屋が移動する事になりました。これは、十七才になったという事で、私への『夜這い』が正式に解禁されたという事を意味しています。

 そんな私の新しい寝屋は、離れの小屋でした。離れと申しましても、それは今まで農機具が押し込まれていた倉庫で、畳四帖ほどしかない薄汚い小屋でした。夜這い解禁日を三日後に控え、お父ちゃんはそんな倉庫を朝からせっせせっせと修繕改築し、その日の昼には立派な離れを完成させてくれたのでした。

 その後、お父ちゃんが畑に出て行くと、お父ちゃんと入れ違うかのように隣の水谷のおばちゃんが私の家にやって来ました。
 水谷のおばちゃんは、私に『夜這いの手順』なるものを手解きしにやって来たのです。

 古くから神聖なる儀式とされている夜這いには何かと面倒なしきたりが多く、夜這いする者も、夜這いされる者も、この伝統的なしきたりに則って事を進めなければいけませんでした。
 それらのしきたりを教えるのは本来母親の務めなのですが、しかし、私はお父ちゃんと2人暮らしの一人っ子で、お母ちゃんは私がまだ幼い頃に病気で死んでしまっております。そのため、女手のない私の家には隣の家の水谷のおばちゃんが『夜這いの手順』を教えに来てくれたのでした。

 私の隣の家に住んでいる水谷のおばちゃんは、小学生の子供を三人持つ四十を過ぎた中年女性でした。
 農家のおばさんですから決して垢抜けてはいませんが、しかし見た目は年齢よりも若く、パートで出ている山菜加工工場でも工員のおじさん達からちやほやされるほどの艶のあるおばさんでした。
 そんな水谷のおばちゃんは、母屋にお父ちゃんがいない事を確認すると、私を連れて離れへ向かいました。
 お父ちゃんが綺麗に修繕してくれた離れに入った水谷のおばちゃんは、「綺麗だなぁ……」っと修繕されたばかりの小屋の中をキョロキョロと見回しながら、「私の時代は馬小屋だぁ」とケラケラと笑いました。
 水谷のおばちゃんは畳の上に腰を下ろすと、煙草に火を付けながら、いきなり「さっちゃんは、おぼこじゃないんだろ?」と聞いて来ました。
 私は恥ずかしそうにコクンと頷きます。
「いつヤッたんだぁ?」
 水谷のおばちゃんは低い天井にフーっと煙を吐きながら横目でジロリと私を睨みました。
「工場に働きに行ぐようになってから……」
 私がボソっと答えると、水谷のおばちゃんはすかさず「相手は誰だ」と聞いて来ました。
 私が恥ずかしそうにもぞもぞしていると、水谷のおばちゃんは「主任さんか?」と聞いて来ましたので、私は「違う」と言うと、「じゃあ誰だぁ」としつこく聞いて来ましたので、私は正直に「山岡さん」と答えたのでした。

 その山岡と言う男は、隣村から働きに来ている二八才の青年で、私がまだ工場で働くようになって一週間も経たないうちに、私を倉庫に連れ込んでは強姦した男でした。
 その時、中学を卒業したばかりの私はまだ処女でした。しかし、この村では生娘が強姦される事など別に珍しい事ではなく、道端で生娘が強姦されるというのは、いわゆるこの村の風習のようなものでもありますから、それが事件になるといった事はありませんでした。
 一度強姦されてしまってからというもの、私は事ある毎に山岡に呼び出されました。そして、問答無用で工場の倉庫や河原などに連れて行かれては、犬のようなセックスを強要させられていたのでした。

 水谷のおばちゃんは山岡という名を聞くなり急に嫌な顔をし、「あいつはさっちゃんだけでなぐ、道江や洋子ともデキてんだぁ」と私の顔を覗き込みながら、説得するかのように「悪い事は言わねぇから、あいつとは縁を切れ」と、唾を吐き捨てるように煙草の煙を吐きました。
 私は、別に山岡に対して恋愛感情はまったくなかったので、すぐに「わがっだ」と頷くと、水谷のおばちゃんは急にニコニコと笑いながら「さっちゃんは昔っから素直だな」と私の頭を子供のように撫で、そして「じゃあ初めっぺ」と言いながら煙草の火を乱暴に消したのでした。

 水谷のおばちゃんがまず一番最初に教えてくれた『夜這いの手順』は、『お浄め』でした。
 この村の夜這いというのは神聖なる儀式であるが故、一切の避妊具を使いません。男達から放出される精液は清いものとされ全て穴の中に出されるのです。ですから、相手が代わる度に、穴の中に溜っている精液を毎回綺麗に洗い流さなくてはならなかったのでした。
 五月の夜はまだまだ寒く、冷水で穴を清めるのは地獄のような冷たさですが、しかし、私に夜這いを掛けて来る男達は神の化身とされておりますので、どれだけ冷たくとも我慢して穴を浄めなければなりません。
 水谷のおばちゃんは、離れの小屋のすぐ裏にある井戸へと私を連れて行くと、そこでいきなりパンツを脱げと言ってきました。
 幸い、村の人達は田んぼに出ている時間帯でしたので、辺りには誰もいませんでしたが、それでもやはり水谷のおばちゃんの前でパンツを脱ぐのは恥ずかしく、そんな私がもじもじと躊躇しておりますと、もともと癇癪持ちで気の短い水谷のおばちゃんは私の尻をおもいきり引っ叩き、「早ぐせぇ!」っと鬼のような目でキッと私を睨んだのでした。

 怖くなった私は慌ててパンツを下ろしました。
 すると、水谷のおばちゃんは怖い顔をしたまま、そのまま地面にしゃがめといいます。
 仕方なく私がその場におしっこをするようにしてしゃがみ込みますと、水谷のおばちゃんは私の股の中をジロジロと覗き、小さな声で「綺麗なボンボだなぁ」っと呟くと、私の穴の横にブラブラとぶら下がっている肉を憎々しく引っ張ったのでした。

 因みにボンボとはこの村で使われている隠語で、女性器やセックスのことを意味します。
 水谷のおばちゃんは、井戸から汲み上げた冷水の中に綺麗な手拭を浸けると、たっぷりと冷水が含んだびしょびしょの手拭を私の穴に押しあてました。
「ちべたい!」
 そう私が叫びながら体を踞らせると、水谷のおばちゃんは知らん顔して私の穴を手拭でじゃぶじゃぶと擦ります。そうして私の穴があまりの冷たさでジンジンと痺れて来ますと、今度は、手拭を固く絞り、その手拭をきゅうりほどの棒状の物にすると、それを私の穴の中にグイグイと入れて来るではありませんか。
 おもわず私は「ひっ」と悲鳴を上げながら、穴に力を入れてしまいました。すると水谷のおばちゃんは「力を抜け」と私の太ももをピシピシと叩きますので、私は脅えながらも穴の力を弛めました。
 しかし、いくら力を抜こうともそんな物が穴の奥まで入るわけがなく、棒状に絞られた手拭は穴の入口でへなっと折れ曲がっておりました。そんな折れ曲がった手拭を見ながら、水谷のおばちゃんは「これはあくまでも儀式だから、奥まで入らなぐてもこれでいいんだ」と頷き、一人の男に夜這いされる度に必ず毎回この儀式はやらないといけねぇぞと厳しい顔をしてそう言ったのでした。

 次に教えられたのが『丸め様』のやり方でした。
 この丸め様というのは、性交の前に穴の中に丸めたちり紙を押し込んでおくというものでした。
 これは遊女達がよくやっている『紙避妊』とは違い、丸め様には避妊とはまた違う意味がありました。
 つまり、神聖なる精液をねんごろに葬ってやるという意味から、夜這いされる度に、その精液をたっぷりと吸い込んだ丸め様を、土の中に埋葬してやらなくてはならないのでした。
 この『丸め様』を滞りなくちゃんとやっていれば、将来は立派な男の子が生まれると村では言い伝えられていました。実際、この村には『丸め神社』という大きな神社まであり、毎年大晦日になると、その年に溜った『丸め様』を庭から掘り出しては、それを神社の境内の大焚き火で燃やすという神聖な行事まであるほどでした。
 そんな『丸め様』は普通のちり紙で作られていました。水谷のおばちゃんは、私に「よく見ておくんだぞ」と言うと、ちり紙を半分に千切り、それを両手の平の間に挟んではクルクルし、ピンポン玉ほどに丸めました。

「これが『丸め様』だ」

 水谷のおばちゃんはそう言いながらそれを私に見せました。それは、ただ単にちり紙を丸めただけの物でしたが、それでも水谷のおばちゃん、とっても威張りながらそれを私に見せつけてきました。
 そして私を布団の上で四つん這いにさせ、再び私のパンツを剥ぎました。
 パンツを足から抜き取ると、水谷のおばちゃんは「ほれ、開け。そして腰を反れ」と言いながら私の股を開かせては腰をパンパンと叩き、私は尻を天井に向けては、まるで猫が縁側で背伸びをしているような恰好にさせられてしまったのでした。

「『丸め様』を入れる時はよ、こうやって四つん這いになっで尻から入れねぇどダメだぞ」

 水谷のおばちゃんは、自分の人差し指をぶちゃぶちゃとしゃぶり、指にたっぷりと唾液を付けると、その指先に『丸め様』をくっ付け、それを私に見せながらそう言いました。
 そして「じゃあ入れるかんな……」っと言うと、もう片方の手の指で私の穴を大きく開き、丸め様の付いたその人差し指を私の穴の中に突き立ててきたのでした。
 しかし私のそこは全く濡れていないため、水谷のおばちゃんの指はスムーズには入りませんでした。
 強引に入れようとする水谷のおばちゃんの指の爪がガサガサしたため、あまりの痛さに私は思わず顔を押しあてていた枕の端に噛み付いてしまいました。
 すると水谷のおばちゃんは「痛でぇが?」と聞いて来ましたので、私は「ちょっと」と言うと、水谷のおばちゃんはいきなり穴に突き刺さしている指に顔を近づけ、ぶちゅぶちゅぶちゅっと音を立てながらその結合部分に唾を垂らしたのです。
 その時、水谷のおばちゃんの鼻息が私のお尻の穴をフーフーとくすぐり、くすぐったくなってしまった私は、おもわず「ぷっ」と笑ってしまいますと、水谷のおばちゃんも一緒になってケラケラと笑いながら「おめのケツの穴、香ばしいぞ」と私のお尻をパシン!と叩いたのでした。

 そうこうしているうちに、私の穴からおつゆが出始めたらしく、水谷のおばちゃんの指の滑りも良くなって来ました。
「おめ、ながながのシマリしてるなぁ……こりゃあ稀に見る名器だべ……」
 水谷のおばちゃんは驚いたようにそう言いながら、私の穴の中にぬぷぬぷと指を押し込んで行きます。
「こりゃあ山岡のスケベイがおめにボケるのも無理ねぇべ」
 水谷のおばちゃんはそういやらしく笑いながら、私の穴の奥へとグニグニと指を押し込んで行き、そして穴の奥でポコッと膨らんでいる部分を指で押しながら「ここだ、ここに『丸め様』を置いておくんだ、わがるか? ここだべ」と、穴の天井をぐいぐいと指で押したのでした。

 水谷のおばちゃんが言うには、この『丸め様』は、そのほとんどがセックスの最中に穴から飛び出してしまい、男のちん毛の中でボロボロになってしまうらしいです。実際に穴の中で男の精液を受け止める事などまずないらしいのですが、しかし、そんな意味のない『丸め様』でも一応は夜這いと言う伝統儀式の中では重要な『しきたり』であり、その為、水谷のおばちゃんは、「布団の上に『丸め様』が転がってても、その辺に捨ててはダメだぞ」と厳しく私に言うのでした。

 そうやって『丸め様』の手解きが終わると、次は『迎え入れ』を教えられました。
 この『迎え入れ』というのは、要するに、夜這い前に自分で穴を濡らしておくというもので、これがまたなかなか厄介なものであり、そして実にバカバカしいしきたりなのでした。

(つづく)

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