2ntブログ

汚れし者外伝・下等淫婦4

2013/05/30 Thu 18:03

下等淫婦4



 これが、私が高校生の頃に経験した変態行為でした。
 その後、その快感が忘れられなくなった私は、あの時の事ばかりを思い出してはオナニーに耽っていたのでした。
 その異様な快楽に目覚めてしまった私は、深夜に家をこっそり抜け出すようになりました。そして、誰もいない公衆便所でオナニーするようになりました。
 男子便所に忍び込み、誰かの糞滓がこびり付く便器にしゃがみながら、自宅から持って来たナスやキュウリを膣にピストンさせました。しかし、そんなオナニーは欲求を解消してはくれず、逆に欲求を高まらせるばかりでした。そこで私は、当時付き合っていた彼を夜の公園に連れ出し、糞尿が漂う公衆便所でセックスを迫りました。彼氏は随分と興奮し、狂ったように私の体を貪ってきましたが、しかし、相手が安全な彼氏ではスリルが感じられず、その快楽はあの快楽に比べると半分にも満たないのでした。

痴女12_convert_20150315151530

 そんな欲求不満がみるみると溜まり、遂に私は浮気をしてしまいました。相手は、去年、無免許でオートバイを乗っていたのがばれて高校を退学になった和人君でした。
 和人君とは、一年生の頃、一ヶ月くらい付き合っていました。
 退学後、和人君は駅裏のボーイズバーでバイトしており、「今から会えない?」と私がメールを送ると、さっそく店を抜け出しては、駅前にあるカラオケボックスに来てくれたのでした。
 最初のうちは、垂れ流しのカラオケをBGMにどうでもいい雑談をしていました。しかし、私が和人君の太ももに手を置くと、それを合図に和人君も私のスカートの中に手を入れ、パンティーの中を指で弄ってきました。和人君は、私のあまりの濡れように、「どうしたの?」と驚きながらも、凄く嬉しそうに笑ったのでした。
 私は和人君をトイレに誘いました。
 カラオケボックスのトイレは、公園の公衆便所とは違い清潔で、ゴミ一つ見当たりませんでした。それでもそこは公衆のトイレです。しかもそこは男子トイレであり、いつ誰が入って来るかわからないというスリルがありました。
 そんなトイレの洗面所の前で、私は無我夢中で和人君のペニスにしゃぶりつきました。和人君は「誰かが来るよ、個室に入ろうぜ」と焦っていましたが、しかし個室に入ってしまえばスルリが半減すると思った私は、そんな和人君を無視し、その饐えた臭いが漂うペニスをネトネトと舐め回したのでした。

痴女13_convert_20150315151557

 浮気と公衆トイレ。
 そんなスリルと背徳感は、それなりに私を狂わせてくれましたが、しかし、所詮和人君は元彼であり、そこに人間的な恐怖を感じる事はできませんでした。
 マゾヒストな私にとって、恐怖は最大の快感でした。肉体も精神も、そして人生さえも滅茶苦茶にされてしまうかも知れないという得体の知れない相手でなければ、あの時のような快楽は得られないのです。

 そんなスリルを常に求めていましたが、しかしそれはなかなか実現しませんでした。
 そんな願望を抱いたまま、私は三流大学へと進みました。大学時代には、数人の男と付き合いましたが、しかし、その誰もが平穏な男でした。
 優しくて脚が長くてゆとり教育で育った軟弱な男達。そんな人畜無害な男達にはスリルの欠片もなく、クンニすらまともにできないような潔癖性な男達に欲情を感じる事は皆無でした。

 しかし、大学時代、一度だけ牝豚のようなセックスをしました。
 それは、大学の教授と関係した時の事でした。
 その教授は豚のように太った醜い五十代でした。しかも科学の教授だったせいか性格は傲慢で、太々しい態度で求めて来るセックスは豚のように強欲だったため、私はそれなりの被虐感を味わう事が出来たのでした。

痴女14

 不倫、豚教授、強欲セックス。
 そんな教授とのセックスは、人畜無害なゆとり学生達とは比べものにならないくらいの快楽を与えてくれましたが、しかし、そこにも私的なスリルを感じる事はできませんでした。
 なぜなら、セックスをした場所が長野県のリゾートホテルだったからです。
 教授は生徒との不倫が発覚する事を恐れていたのです。だからわざわざ長野県の山奥にある高級リゾートホテルという絶対安心な場所に私を連れて行ったのです。
 これが大学のキャンパスだったら別でした。教室、図書館、研究室。そんな場所であの豚のような教授に荒々しく犯されていたのなら、恐らく私は教授のセックスの虜になっていた事でしょう。そしてその後も教授の性奴隷となり、どれほど残酷で醜い変態セックスを強要されようとも、歓んで教授の命令に従っていたに違いありません。

痴女15_convert_20150315151635

 教授の、豚のような体型と醜い顔。全身の毛穴から滲み出て来る獣臭や、そのレイプのように獰猛なセックスはとても気に入っていたのですが、しかし、あまりにも保身的な性格と、いかにも科学の教授らしい慎重深さがどうしても好きになれませんでした。
 その後もその大学教授からは執拗に誘われましたが、しかし私は、例え家族や地位や人生を捨てでも、たった一度の痴漢行為に全てを賭けようとする、そんなブレーキの壊れた破滅型男を求めているマゾ女ですから、自己保身的な大学教授とは一回のセックスで関係を絶ったのでした。

 そのまま私は、ゆとり男子学生達と、つまらないセックスをダラダラと繰り返しながら、くだらない大学生活を送りました。
 大学を卒業すると、大手不動産会社に事務員として就職しました。しかし、そこもまた、ゆとり社会にどっぷりと浸かったくだらない会社でした。
 その会社には、荒々しい親父やダメ親父。傲慢な上司や下品な上司。リストラに脅える卑屈な男や、人間性を失ったロボットのような男などなど、病的且つ破滅的な要素を持つ男達が大勢いましたが、しかし彼らは、既に雄としての本能を完全に抜かれてしまっていたのでした。
 それは、この会社が、都内の業界では大手として認められている会社だったからでした。コンプライアンスが異常なほどに厳しかったのです。
 だからこの会社の男達は、女性社員へのセクハラに対しては徹底的に教育されていました。食事に誘ってもこなければ、業務以外の事は一切話しかけず、それどころか、余計な火種は作らないようにと警戒し、女性社員とは目さえ合わさないようにしているようでした。
 そんな会社でしたから、そこでは私が求めているような、豚親父達に陵辱されるといった気違いじみたセックスは到底望めませんでした。
 しかし私は、そんなつまらない社会生活の中で、唯一欲情できる場所を見つけました。
 それは満員電車でした。
 朝の通勤では車両を選ぶ事も出来ず、とにかく電車に乗り込む事だけで必死でしたが、しかし、帰りの電車となれば時間を気にしなくてもよく、どの車両が一番スリリングかをゆっくりと見極める事ができたため、それなりに楽しむ事が出来ました。
 特に狙い目なのは終電間近のラッシュでした。その頃になると酒が入っている男達も多く、朝や夕方のラッシュに比べると車内の雰囲気はがらりと変わっていたのでした。
 もはやそこには、コンプライアンスもなければ、セクハラやリストラの恐怖もありませんでした。あるのは、昭和の日活ロマンポルノ的なアナーキーな欲望だけです。
 常に病的なストレスに圧迫し続けられている男達は、そのストレスをここで発散させようと隙をうかがっていました。アルコールと集団心理。そんな武器を持った男達は、数少ない女性客をギラギラとした目で見つめ、妄想し、視姦し、そしてその脂ぎった手を女性客の体にソッと伸ばすのでした。
 それは、まさに私が求めていた破滅型な男達でした。ほんの少しでもそこに指先が触れれば全てを失うとわかっていながらも、それでも彼らは破滅の渦に飛び込みます。欲望に勝てないのです。常に病的なストレスに圧迫し続けられている彼らは、アルコールと集団心理により解放されたその欲望を、自分の意思でコントロールする事ができなくなってしまっているのです。
 そんな病的な男達にすし詰め状態にされる満員電車というのは、彼らだけではなく私にとっても欲望の発散場所なのでした。

痴女16_convert_20150315151651

(つづく)

《←目次》《5話へ→》


変態

FX
ブログパーツ アクセスランキング