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堕落のアッコちゃん(13)

2013/05/30 Thu 17:30

●13アッコちゃんタイトル




 遠くの方で救急車のサイレンが響いていた。
 夜空には高層マンションの室内照明が爛々と輝き、そんな明かりに囲まれたこの薄暗い神社は、まるでここだけが地盤沈下しているようだった。

 ベンチでオナニーをする明子の股間を、男はしゃがんだままジッと黙って覗き込んでいた。気が狂いそうなくらい恐ろしかった。羞恥とか屈辱とかは通り越し、ただただ恐ろしくて堪らなかった。しかしその恐怖は、今の明子にとっては性的興奮以外の何ものでもなかった。

 黒い渦は正常な明子の脳を異常に掻き回した。それは、明子の精神と肉体をコントロールし、羞恥露出、変態オナニー、レイプ願望といった、今までの明子からは考えられない痴態を繰り返させた。
 その黒い渦はサディズムだった。黒い魔王は攻撃的なサディストで、白いキリストは知的なサディストだった。
 もちろんそれらは、明子自身が作り上げた『もののけ』だった。
 つまり明子は、自分の潜在意識に潜んでいるマゾヒズムを呼び起こすためにサディズムな魔物を作り出していたのだ。そうやって自分で自分を洗脳し、自分で自分を操っていたのだった。

 潜在意識の中から遂に引きずり出されたマゾヒストは、目の前にしゃがんでいる見ず知らずの男に、恐怖と快感を感じていた。
 男は握っていた携帯をソッと明子の股間に向けると、「撮ってもいいか?」と聞いてきた。
 明子はゾッとした。その写真がネットにバラまかれ、友達や家族にこの醜い姿を見られるのかと思うと恐怖で顔が歪んだ。が、しかし、またしてもその恐怖と羞恥と屈辱が、明子の陰核をムズムズと疼かせた。

(私は……破滅する……)

 そう思うなりドス黒い渦に巻き込まれた。明子は、胸に涌き上がる荒い呼吸を必死に堪えながらコクンっと頷いた。
 男は震える手で携帯を握りしめながら、シャカッ、シャカッ、とシャッターの疑似音が鳴らした。その度に銀色のフラッシュがパッと光り、その閃光が明子のマゾヒズムな精神を痺れさせた。

「触ってもいいか」

 男はそう言うなり、明子の返事も聞かずにそこに指を伸ばしてきた。
 太い指が濡れたワレメをツルンっと撫でた。明子の小さな尻がピクンっと反応し、ピンクのワレメがヒクンっとしゃっくりをした。
 男は、ワレメに沿って指を上下に滑らせながら、「凄く濡れてるね」と深い息を吐いた。ふと見ると、男はもう片方の手をしゃがんだ股間に回し、大きくなった自分のモノをズボンの上からゴシゴシと擦っていた。

「キミは高校生か?……」

 男はそう聞きながら、「ん?」と明子の顔を見上げた。
 明子がコクンっと頷くと、「どうしてこんな事してんの」と言いながら、ワレメの中に指を入れてきた。
 慌てて下唇を噛んだ明子の顔を、男はニヤニヤと笑いながら覗き込んだ。そして、「変態なのか? ん? おまえは変態なんだろ?」と煙草臭い息を明子の顔面に吐きかけながら、濡れた穴の中をグジョグジョと掻き回したのだった。

 男は散々明子の穴の中を指で掻き回した挙げ句、抜いた指の匂いを嗅いで「変態の臭いがする」と笑った。それは、明らかに明子を侮辱している笑い方だった。

「服脱げ。すっぽんぽんになれ……」

 男はそう言いながらズボンのチャックを開け、中から硬くなった肉の塊を引きずり出した。そしてそれを明子に見せつけながら、「どうだ。デカいだろ。おまえが望むだけヤリまくってやるから、ほら、早く脱げ」と、いやらしく笑った。
 確かに男のペニスは異様に大きかった。加藤や昌史伯父さんのモノとは比べ物にならず、あのオモチャのペニスくらいは優にありそうだった。
 男は、右手で明子の陰部を弄り、左手でペニスを上下にシゴき始めた。そしてニヤニヤと笑いながら「早く脱げって」と明子を急かした。
 明子は無言で黒いワンピースを頭からすっぽりと抜いた。そして後ろ手にブラジャーを外していると、男はハァハァと荒い息を吐きながら強引にそれを剥ぎ取った。
 小ぶりの乳房がフルンっと揺れながら飛び出した。男は「綺麗だ……綺麗だ……」と唸りながらそこに顔を埋め、真っ白な胸の膨らみに脂ぎった頬を擦り付けてきた。
「あぁぁぁ、すげぇなぁ……こんな可愛い子が信じられねぇよ……」
 男はそう唸りながら、唾液でテラテラと輝く真っ赤な舌を突き出し、まだ肌色の明子の乳首をレロレロと舐め始めたのだった。

 激しく動き回る男の舌で、小さな乳首がコロコロと転がされていた。アゴを引きながらそれをジッと見つめていると、男の舌がピタリと止まり、濁った中年の目玉がギロッと明子の目を捕らえた。

「アソコも……こうやって舐めて欲しいか?」

 男は確認をするように呟いた。
 明子は、今の乳首のようにクリトリスが舌で転がされるシーンを想像し、深く息を吸った。吸った息をゆっくり吐き出そうとすると、同時に震えた声が漏れた。
 そんな明子の声に、男はいやらしく笑いながら「わかった、わかった」と頷くと、いきなり両手で明子の太ももを押さえ込んだ。そしてベンチの上に両足を乗せると、そのまま脚をM字に開かせ、その淫らに歪んだ膣を暗闇に晒した。

 男は、体をそのままスルッと下ろすと、M字に開かされた股間を真正面から見た。

「病気……持ってないだろうな……」

 そう呟きながら、ベロリと垂れる小陰唇をひっぱったり、ワレメを開いて穴の中を覗いたりした。
 まさか男は、明子が処女だとは思ってもいなかった。明子の事を、いつも夜の公園や神社に出没しては、こうして男達を受け入れている変態女だと思い込んでいたのだ。

 しかし、それでも男はそこに舌を伸ばしてきた。トロトロに濡れたワレメの表面をベロベロと大きく舐め、「んぐ……んぐ……」と唸りながら穴の中に舌を入れては、鼻頭でクリトリスをグイグイと押してきた。

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 明子はそんな男をジッと見下ろしながら、背筋をゾッとさせていた。見ず知らずの、しかも気が触れているかも知れない女の性器を、平気で舐めまくるこの男が信じられなかった。
 しかし、それは明子とて同じだった。明子も、公衆便所に捨ててあった、誰が使用したのかわからないペニスのオモチャを舐めたり入れたりしていたのだ。

(きっと、この人の頭の中にもあの黒い渦が……)

 そう思うと、明子はこの醜い男を愛おしく感じた。
 この男は、家族に嫌われながらも、家族で撮った古いプリクラを携帯の裏に大切に貼っていた。そんな男は、もうすぐ借金返済の為に殺されるかも知れないのだ。
 家族はどう思うだろう。もうすぐ殺されるかも知れないという極限の状態の中、見ず知らずの変態女の性器を舐めているこの父親を、妻や娘達が知ったらどう思うだろう。

 そんな男が哀れに思えて堪らなくなった。そして同時にこの男は最悪だと思った。そう思っていると、不意に明子はこの男の体中を舐めたいと思った。汗臭い脇、歯周病で粘つく歯茎、垢が溜まった足指の隙間と、そして恥垢にまみれたペニス。それらを犬のように舐めまくり、この最悪な男以下の人間に成り下がりたいと無性に思った。

 ぺちゃ、ぺちゃ、といやらしい音を立ててワレメを舐めている男を見下げながら、明子はソッと囁いた。

「裸になって下さい……」

 ぴちゃぴちゃと鳴っていた音が止まり、男がヌッと顔を上げた。

「俺が裸になるのか?」

 不思議そうに見上げる男に明子はコクンっと頷きながら、「体中を舐めさせて下さい……」と小声で呟いた。
 すると男は、「おまえ、フェチか?」と嬉しそうに笑った。そして「そうか、そうか」とニヤニヤしながらネクタイを外し、カチャカチャとベルトの金具を鳴らすと、「三日くらい風呂に入ってねぇから臭せぇぞ」と服を脱ぎ始めたのだった。

 全裸になった男は、「どっこいしょ」と笑いながら明子が座るベンチに腰を下ろすと、「ケツの穴も舐めてくれよ」と、明子に向かって股をM字に開いた。
 男の裸体は全体的に醜く、蓄積された脂肪が豚のようにブヨブヨとしていた。しかし、体の中心にあるその箇所だけはギュッと肉が引き締まり、それはまるでボディービルダーの腕のように逞しかった。

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 半開きの唇からハァハァと荒い息を漏らしながら、明子は男の裸体にすり寄った。
 男はそんな明子の細い体を胸の中に抱きしめると、「しかし、こんなに可愛い女の子がド変態とはねぇ……夢見てるみてぇだよ……」と、明子の頬に唇を這わせながら囁いた。

 そんな男の腕をすり抜け、明子はそのまま男の胸に顔を下ろした。チョコレート色した乳首には二本の毛が生えていた。それを舌先でチロチロと舐めながら、男の股間で熱り立っている肉棒を静かに握ると、まるで生きているかのようにペニスがドクンっと波打った。
 初めて触れるペニスの感触は、たちまち明子の脳を溶かした。こんなに大きくて硬いモノだったのかと驚きながらも、一刻も早くそれをしゃぶったり、アソコに出し入れされたいと思った。

 巨大なペニスを上下に動かしながら、男の脇の下に顔を寄せた。そこはじっとりと汗ばみ、黒々とした脇毛が脇にぺたりとくっ付いていた。
 チロチロと舌を踊らせながら脇の下に潜って行くと、何ともいえない生温かな異臭が鼻についた。何かの臭いに似ていると思いながら、汗ばんだ脇に舌を這わせた。
 男の脇は、ただひたすらに塩っぱかった。肌にくっ付いた脇毛を舌先でペロペロと剥がしながら、この臭いは何だったかと記憶を辿っていると、ふと、これはコンビニのおでんの匂いに似ていると気づき、とたんに猛烈な吐き気を覚えた。

 慌てて脇から顔を離した。すぐにペッと唾を吐きたかったが、しかし真っ赤な顔をしながら、「臭い?」と恥ずかしそうに笑う男を見たら、おもわず口内に溜まっている唾液をゴクリと飲み込んでしまった。

 そのままチロチロと舌を動かしながらブヨブヨの腹へ下り、ヘソに辿り着いた。まるで穴が開いているような凹んだヘソだった。その凹みの中に舌先を入れチロチロと舐めてみたが、男はくすぐったがるだけだった。
 ヘソは無味無臭だった。しかし、舐めている時は無臭だったが、そこから舌を抜いた瞬間、異様な匂いが鼻をツーンと襲い、明子は慌てて顔を上げた。それはまさしくニッキ飴の匂いだった。

 敢えて股間は後回しにし、太ももへと舌を滑らせた。そのまま足首へと舌を這わせていくと、何故か全裸に靴下だけが残っていた。その靴下を抜き取ろうとすると、男はニヤニヤと笑いながら言った。

「足の裏はやめた方がいいと思うぜ……自分でも気絶しそうになるくらい臭せぇから……」

 それでも明子は靴下を抜き取った。この男以下の人間になるには、この男の最も汚れた部分を愛撫しなければなれないのだ。

 じっとりと湿った靴下の先を引っ張った。汗ばんだ靴下が足に引っ付いているのか、靴下はすんなりとは抜けず、引っ張った靴下の先がチューインガムのように伸びた。
 伸びるだけ伸びた靴下が遂にスポッと抜けると、とたんに強烈な悪臭がモワッと溢れた。それは生ゴミそのままの匂いであり、さすがの明子もこれには「うっ」と顔を顰めてしまった。

 すると、そんな明子の顔見て、それまで恥ずかしそうに笑っていた男の表情が豹変した。
 男は余程恥ずかしかったのか、「だから最初から臭いぞって言ったじゃないか!」と叫びながら、靴下が抜けた方の足で明子の太ももをドンッと蹴った。
「きゃっ」と短い悲鳴をあげた明子は、勢い余ってベンチの下にドスンっと落ちた。尻餅をついた尻を「痛っ……」と撫でながら男を見上げると、男は鬼のような形相で明子を睨んでいたのだった。

「ふん。やっぱりおまえも娘達と一緒か。そんなに俺の足が臭いか。この匂いがそんなに嫌か。えっ、こら、なんとか言えよ変態」

 男はベンチに座りながら明子の髪を鷲掴みし、グイグイと髪を引っ張りながら明子の顔に足の裏を押し付けてきた。

「てめぇが自分で舐めさせてくれって言ったんじゃねぇか。臭いからやめた方がいいって言ってるのに自分で靴下を脱がせたんじゃねぇか。ほら、責任持って舐めろよ。隅々まで舐めて綺麗にしろよコラ」

 ネトネトに汗ばんだ足裏が明子の顔面に擦り付けられた。それはまるでポリバケツの中に放置されていた腐った生魚を顔に押し付けられているように気持ちが悪かった。

「うっ」と嗚咽すると、男は更に髪を引っ張り、足の踵で明子の頬をガンガンと蹴った。
 唇の端が切れ、ジワッと血が滲んだ。それでも容赦なく蹴りまくられていると、ふと明子は、乱暴されている自分が感じている事に気付いた。

 顔面を蹴られながら、明子は地面に正座する股間に指を這わせた。ドロドロに濡れた陰部の中、クリトリスだけがピーンっと固まっていた。
 男は掴んだ髪を左右に振りながら、「おら、おら、舐めろって言ってるだろ変態女!」と足の裏を顔面に擦り付けてきた。
 頭を激しく振り回されながら、明子は必死に勃起したクリトリスをギュッと指で摘んだ。すると明子の小さな尻がピクンっと飛び跳ね、まるでスタンガンを浴びせられたような凄まじいショックが全身に襲い掛かってきた。

「もっと! もっと乱暴にして下さい!」

 おもわずそう叫びながら男の足首を両手で掴むと、明子は激臭がムンムンと漂う足の指にしゃぶりついた。まるでペニスをしゃぶるかのように、じゅぶ、じゅぶ、と唾液を鳴らしながら顔を上下に振り、同時に指と指の隙間に舌をヌルヌルと滑らせた。
 なぜかその味は、インスタントラーメンの『本店の味』に似ていると思った。支那チクの香りが口内に広がり、足裏にくっ付いていた埃、靴下の糸くず、カリカリに乾いた米粒等が舌に異物感を与えた。

 男は満足そうに笑っていた。「そうかおまえはマゾなのか」と残酷な笑みを浮かべながら、明子の口の中に更に足を押し込んできた。
 爪の伸びた親指が口蓋垂に突き当たった。おもわず「おえっ!」と嘔吐きながら男の足を吐き出すと、ベンチに座った男は地面に正座する明子に下半身を向けた。そしてガチガチに固まったペニスを明子の顔に突き付けながら「ほら、しゃぶれ。おまえの好きなチンカスだらけのチンポだ、味わってしゃぶれ」と笑ったのだった。

 明子はこれだと思った。私は最初からこの陵辱を求めていたんだと、そこで初めて気付いた。

 フルフルと唇を震わせながら太い肉棒に顔を近づけた。睾丸から古い汗が醗酵したような酸っぱい匂いが漂ってきた。股関節に顔を埋め、だらりと垂れ下がる睾丸に舌を這わせると、何かの消毒液のような味がした。
 萎んだ水風船のような睾丸は舌が動く度にブヨブヨと揺れた。睾丸を顔面に受けながら尻肉の谷間を指で開くと、肛門を囲う尻毛がモサッと飛び出した。そんな尻毛の中には丸まったトイレットペーパーのカスが潜り込んでおり、そこから乾涸びた猫の糞のような匂いがツーンっと漂ってきた。

 無我夢中で肛門を舐めた。見ず知らずの男の汚れた肛門を犬のように舐めた。強烈な屈辱感と吐き気が脳を襲い、クラクラと目眩を感じる度にいやらしい声が唇から漏れた。

 男は、股間で蠢く明子の髪を鷲掴みにすると「そろそろ本題に入ろうか」と笑った。髪を引っ張られながら顔を上げると、目の前に反り立つグロテスクな肉棒が尿道から涎を垂らしていた。
 白いカスがカサカサに粉を吹いた亀頭には、スルメイカのような饐えた臭いがぷんぷんと漂っていた。
 明子は迷う事なくそこに舌を這わせた。竿に滴る我慢汁を舌でベロリと掬い取り、亀頭の周囲にこびりつく白いカスを舌先でチロチロと舐め落とすと、そのまま口一杯に肉棒を頬張ったのだった。

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(つづく)

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