妻とあそぼう・後編
2012/12/02 Sun 00:00
妻を仰向けに寝させると、まずはパジャマの上から胸を弄った。ブラジャーをしていない妻の乳房は生クリームのように柔らかかったが、しかしその先端の乳首はゴムのように固くなっていた。
上着を捲り真っ白な乳房を蛍光灯の下に晒した。すると、なぜか右の乳首だけが真っ赤に充血していた。
「これ、どうしたの?」
赤くなった乳首を優しく転がしながら聞くと、妻は恥ずかしそうに顔を背け何も答えなかった。
(こいつ……オナニーしていたな……)
不意に、妻がクローゼットの中に隠し持っているイボ付きの黒いバイブが頭に浮かび、それが妻のワレメを行ったり来たりしているシーンが浮かんだ。
妻が黒いバイブを割れ目に出し入れしながら悶えている姿を想像しながら指を進ませ、ごわごわの陰毛を掻き分けた。
ヌルっとした感触が指先に触れた。やっぱりこいつはオナニーしていたんだと確信した瞬間、奇妙な興奮に襲われた。
くちゅくちゅくちゅ、といやらしい音を立てながらヌルヌルに濡れた小陰唇を指で転がした。
さっそくハァハァハァと息を荒くし始めた妻は、もっと弄ってとばかりにぐいぐいと腰を突き上げて来た。
トロトロに濡れた穴の中に、中指、薬指、人差し指と順番に滑り込ませ、残った親指でクリトリスを転がしながら、小指の先で肛門をくすぐってやった。
妻は自分の親指を噛みながら「やだ、やだ、やだ」と首を左右に振った。
(ヤリたいんだろうな……こいつは今ヤリたくてウズウズしてるんだろうな……)
私はそう思いながら三本の指を根元までずっぽりと入れた。そして穴の奥までぐにょぐにょと掻き回しながら、もう片方の手で膨れ上がったクリトリスを乱暴に摘んだ。
「もっと、もっと滅茶苦茶にして……」
ハァハァと荒い息を吐きながらそう呟く妻を見下ろしながら、(今ならこいつは誰にでもヤらせるだろう……今ここに見知らぬ男を連れて来て、「この男とヤれ」と言えば、こいつは何の抵抗もせずに男を受け入れるだろう……)と考えていると、不意に、薄汚い男達に中出しされて悶えている動画の女が頭に浮かんだ。そして同時に、旦那の、あの絶望しながらも恍惚とした表情が鮮明に浮かび上がると、私は素直に(こいつの変態っぷりを他人に見せてやりたい)とそう思ったのだった。
異様な興奮に包まれて来た私は、もう片方の手で素早く妻の頭部を抱えると猛烈なディープキスをした。
口を塞がれながら「うぐ、うぐ、うぐ」と悶える妻の目をジッと見つめながらパジャマのズボンを下ろした。さっき大量に射精したばかりだと言うのに、私のペニスはびっくりするほどに回復していた。
妻の唇からゆっくりと舌を抜いた私は、ペニスの先を割れ目に沿ってヌルヌルと擦りつけながら「入れて欲しいか?」と聞いた。
思わぬサプライズにパッと喜びの表情を浮かべた妻は、「凄い」と目を丸めながら起き上がると私の股間にしがみついた。そして熱り立つペニスを愛おしそうに上下にしごきながら「あぁん、堪んないよぅ」と呟くと、それをそのまま口の中に滑り込ませたのだった。
卑猥な乳をタプタプさせながら、ぶじゅぶじゅといやらしい音を立ててしゃぶっていた妻だったが、しかし、もはや我慢の限界だと言わんばかりの真っ赤な顔をしながら、突然そこにゴロリと寝転がった。
妻は恥ずかしそうに微笑みながら更に大きく股を開き「入れて」と腰を撓らせた。
「それじゃあ寝室で待ってろ……」
私はそう言いながら体を起こした。
ペニスと膣の間には、蜘蛛の巣のように無数に糸を引いた卑猥汁がキラキラと怪しく輝いていた。
妻は「うん……」と恥ずかしそうに頷いた。そして床に転がっていたTバックを素早く拳の中に隠すと、そのままゆっくりと立ち上がったのだった。
妻が部屋を出て行くと、さっそく私は鞄の中からデジカメを取り出した。
それは、つい先日、会社帰りに西口のヨドバシカメラで買ったばかりの高性能なデジカメだった。
投稿動画に刺激を受けていた私は、自分でも投稿動画を撮ってみたいという欲望に駆られ、街角やコンビニなどで盗撮を繰り返していたのだった。
まだまだ盗撮技術は素人だったが、しかしそれでも新宿の町を歩き回っていると、何度かそんなチャンスに巡り会えた。
特に深夜の歌舞伎町のコンビニにやって来る女の子は実に無防備で、もはやそこは盗撮天国と呼ぶにふさわしい穴場なのであった。
仕事帰りの風俗嬢などは、まるで見てくれと言わんばかりに露出していた。
酔っぱらっているからなのかそれとも元々馬鹿なのか、自分が盗撮されている事に気づいていても特に騒ぎもせず、知らん顔していた。普通に「一発ヤラせてよ」と声を掛ければ、すんなりとパンツを脱ぐのではないかと思うくらい堂々としているのだ。
そんなデジカメには盗撮画像や動画が大量に保存されていた。
さっそく私はSDカードを抜き取り、新品のカードと交換した。シャッター音を消音にしストロボを消しそしてリモコンを手にすると、私はそそくさと部屋を出た。
これで妻の淫らな姿を盗撮し、それを動画サイトに投稿してやるんだと思うと、おもわず顔がニヤけペニスは狂ったように熱り立ったのだった。
寝室のドアを開けると、派手なヒョウ柄のTバックを履いた妻がベッドに横たわっていた。いつの間にか私の好きなガーターストッキングまで着用し、やる気満々だ。
私はそんな妻を横目にクローゼットの扉を開けた。
「何するの?」
少し動揺しながらも妻はそう聞いた。恐らく、ここに隠している黒いバイブが見つからないかと焦っているのだろう。
私はそんな妻を可愛く思いながらも、今の妻が最も触れられたくないと思っている引き出しに手をかけた。
「やだ、そこは私の下着が入ってる引き出しよ。どうしてそんな所を開けるのよ」
妻はそう言いながらベッドから飛び起きると、慌てて私の腕を掴んだ。
「いいよもう隠さなくても。全部知ってるよ、ここに変なモノが沢山隠してあるのを……」
そう微笑みながら引き出しを開けると、そこには数本のバイブと、そして、今まで使用されていた形跡の残るテラテラに輝いた黒いバイブが派手な下着に埋もれて転がっていたのだった。
私はその黒いバイブをつまみ上げ、「使ってる所を見せてくれよ」と妻にそれを突きつけた。
妻は恥ずかしそうにしながらもそれを素直に受け取ると、そっとベッドの中に潜り込んだ。
「恥ずかしいからこのままでいい?」
布団の中から妻の籠った声が聞こえた。
私は「いいよ。早くやって」と答えながらも、素早くベッドの真正面にあるテレビ台にデジカメをセットしたのだった。
恐らく、今の妻にオマンコシーンを撮影しようと言えば素直にそれを受け入れるだろう。
しかし私は、あえてそれを黙っていようと思った。撮影している事を話せば、当然妻はカメラを意識し、その奥に秘めた淫乱な本性を隠してしまう恐れがあるからだ。
私は妻にバレぬようデジカメのリモコンをベッド横のマットの隙間に挟むと、そのまま布団の中に潜り込んだ。
妻はヒョウ柄のTバックを履いたままクロッチをズラしてバイブを挿入していた。ぐちゃぐちゃという湿った音と、ヴィィィィィィっというモーター音が響く布団の中は、熱気と淫臭で溢れかえっていた。
相当興奮していると思われる妻は、ハァハァと荒い息を吐きながら私の胸に顔を埋めて来た。
私はそんな妻の頭部を抱きしめながら足で布団を剥いだ。そしてバイブが突き刺さっている股間をデジカメに向けながら、もう片方の手でこっそりリモコンを取り出すと、ふいに妻が私の耳元で囁いた。
「早く入れて……」
妻は私をジッと見つめながら、大きく開いた股の中心から黒いバイブをヌポっと抜き取った。テラテラと黒光りするバイブは、シーツの上に白濁の汁をポトポトと滴らせている。
私は急いで妻の体の上に乗ると、ガーターストッキングの両膝を両腕に抱え上げた。そしてTバックの隙間に亀頭を潜り込ませ、そのドロドロの穴の中にヌプヌプとペニスを出し入れさせながら、素早くリモコンのスイッチを押したのだった。
翌日、会社から帰るなりさっそく書斎に籠った私は、デジカメから昨夜のSDカードを抜き取り、それをPCに移し替えた。
いつもの動画サイトを開き、投稿手順に従った。動画のタイトルは、変態妻を弄ぶ変態夫という意味合いで、『妻とあそぼう』と名付けた。
投稿を終えると、これで愛する我妻の卑猥な姿が全国の変態達に見られるのだという複雑な興奮に襲われた。
ムラムラと涌き上がる変態性欲に目眩を感じた私は、おもわずその投稿完了画面を見つめながら抜いてしまっていたのだった。
翌日、動画サイトを見てみると、その動画を視聴した人数を示す『観覧数』は既に76回を超えていた。76人の変態達が妻の卑猥な結合シーンを見たのかと思うと、私は感動に近い興奮に包まれ、その76という数字を見ながらまたしても抜いてしまった。
その翌日は230人に達していた。そしてその次の日には更に534人に膨れ上がっていた。
わずか三日で人気ランキングは三位となり、続編を求めるコメントが続々寄せられるようになった。
その日から、私は毎晩のように妻を抱くようになった。
もちろん、そんなシーンは妻に内緒で盗撮していた。
今までのように、ただただセックスを黙々とするのではなく、色々な事を妻にやらせてそれをカメラに収めた。
それは、SMプレイであったり、露出プレイであったり、はたまた放尿させたりと、視聴者からのリクエストを元にしたプレイばかりだった。
しかし最近、いよいよネタが切れて来た。
このままでは、せっかく常連になってくれた視聴者が離れて行ってしまうと私は焦った。
そこで私は決心した。
そう、遂に妻を他人に貸し出す決心をしたのだ。
幸い、妻とヤリたいという単独希望の視聴者は大勢いた。相手はその中から安全そうな男を選べばいいのだ。
が、しかし、いくら相手が見つかったとしても肝心の妻が問題だった。いったい妻に何と説明すればいいのだ。
そう行き詰まった私だったが、しかし妻を他人に抱かせてみたいという欲望は日に日に募るばかりだった。
そんなある日、ある視聴者とメールでそれを相談していた所、その視聴者がある提案をして来た。
『僕が奥さんをレイプしますよ。旦那さんはこっそり隠れて撮影して下さい』
私は一も二もなくその男の提案に乗った。
妻が他人と寝るというだけでなくレイプされるのである。これが興奮せずにいられるか。
その数日後、私は計画通りに妻を連れ出し、深夜の河川敷へ連れて行った。
「今夜はここでヤろう」
そう言いながら雑草を掻き分け、河川敷の奥へ奥へと進んだ。
目印のドラム缶を見つけた私はそこで足を止めた。
妻は「蚊がいるわ」と、自分の臑や腕をぴしゃぴしゃと叩きながら不満そうにしていたが、私は、「この河原は3Bの宮沢保と浅井雪乃が愛を確かめ合った神聖な場所なんだ、文句を言うな」とマニアックな屁理屈で妻を黙らせた。
するとそこに、突然覆面をかぶった男が三人現れた。
絶句した妻はたちまち固まってしまった。
私はわざとらしく抵抗しながらも、そのまま一人の男にドラム缶の裏へと引きずられて行った。
「あなた!」と絶叫する妻の声が背丈ほども伸びる雑草の中で響いた。
二人の男に取り押さえられた妻は、口と手首にガムテープを巻かれ、あっさり地面に押し倒された。
ドラム缶の裏に身を隠す私は慌ててカメラを手にすると、そんな妻の悲惨なシーンにカメラを回した。
「やめて! やめて!」と絶叫し続ける妻は、AVにはない臨場感に溢れていた。
必死に地面をもがきながら抵抗していた妻はたちまち泥だらけになっていた。
「抵抗するとてめぇの旦那を殺すぞ!」
そう叫ぶ男の声に、暴れまくっていた妻の体がビクっと反応した。
妻がその恐怖に愕然としている隙に男達がパンティーを引き下ろした。
見慣れた妻の陰毛が月夜に照らされた。
「あの人を殺さないで」と泣き出した妻に、私は何ともいえない切ない興奮に胸を締め付けられた。
しかし私のペニスははち切れんばかりに勃起していた。
きっと、あの時の動画の情けない旦那もこんな気分だったんだろうなと思いながら、私はその複雑な気分のまま必死にカメラを回したのだった。
私は犯される妻を撮影しながらも、そっと股間に手を回した。ズボンの上からスリスリと股間を擦っていると、突然私の横でドラム缶に身を潜めていた男が、「僕がやってあげますよ」と言いながら、私のズボンのチャックを開けた。
「嘘だろキミ……」
そう言いながらその男を見ていると、男は私のペニスをズボンの中から引きずり出しながら「僕は元々そっち系ですから」と可愛いえくぼを見せた。
男は私のペニスをシコシコとしごきながら「奥さん、綺麗ですね」と、二人の男に代わる代わる汚される妻を見ながら呟いた。
雑草がガサガサと揺れ、腰を振る男のベルトの金具がカチャカチャと鳴っていた。
そんな暗闇から聞こえて来る妻の声は、最初こそは悲鳴に近かい叫び声だったが、しかし男達のその腰使いが獣化していくうちに、妻の声は次第に艶っぽく変化していた。
「奥さん、感じてますね」
ペニスを弄っていた男は、私の目をそっと見ながら意地悪そうに微笑んだ。そしてその笑顔のまま、私のペニスを口に含んでしまったのだった。
男の舌は亀頭の隅々まで万編なく嘗め尽くした。その濃厚な舌技に、たちまち私の脳は蕩けてしまった。
男はじゅぶじゅぶとペニスをしゃぶりながら、ジーンズをするすると下ろした。そして四つん這いになった尻を月明かりに照らしながら、「入れて見ますか?」と私の目を見て微笑んだ。
暗闇の中で妻の腰が蠢いているのが見えた。
微かに「あん、あん」という妻の声が聞こえて来た。
私は迷う事なく男の尻肉を左手で抱えた。そして右手のカメラを妻が悶える暗闇に向けながら、その未開のジャングルへペニスを突入させた。
ギシギシに締め付けて来るアナルの感触に驚きながらも、私は必死に闇の妻を盗撮した。
妻は覆面男の上で激しく腰を振りながら「イクっ、イクっ」と声を漏らしていた。
私も男の尻に腰を振りながら「イクよ、出すよ」と呟いた。
お互い、同時に快楽の渦に巻かれた。
青い月の明かりに照らされながら、お互い初めての快楽に身悶えた。
その日から、これが私たち夫婦共通の癖になったのは言うまでもない。
(妻とあそぼう・完)
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