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妻の魅力1

2010/09/03 Fri 09:50

80妻の魅力

《あらすじ》
美人妻は、嫉妬狂の夫に束縛される不自由な毎日を送っていた。
しかしそんな美人妻は変態性欲者。夫の目を盗み薄汚い酒屋の配達員と変態行為に耽り、そして挙げ句の果てにはハプニンクバーで大乱交と・・・・しかしその結果、とんでもない結末が・・・

普通の浮気妻とはちょっと違い、あらゆる視点から嫉妬させられるような、そんな、ちょっと複雑な寝取られ小説です。
最後のドンデン返しまでじっくりお読み頂けたら幸いです。



             1


コリコリに固まった肉棒は、キュッと口を窄めた恵子のアナルにグニュッとめり込んだ。
そこじゃない・・・
コンクリートの壁に手を付いた恵子が尻の位置を上にズラすと、今度は恵子の尿道にググッと亀頭が突き刺さった。

夏のコンクリートは、燦々と照らされていた熱気を存分に含み、そんなコンクリート壁にベタリと身体を押し付けている恵子は、まるで湯たんぽを抱いているようだった。

・・・・暑い・・・・

壁にくっついた蝉が狂ったかのように鳴いていた。
ビルとビルの間にあるその細い通路は、テナントの粗大ゴミ置場と化し、消防署員が見たら目ん玉を飛び出さんばかりに荒れ果てている。その通路には、3階建てのビル内でガンガンにフル回転しているクーラーの室外機がズラリと並んでいるため、そこから噴き出る猛烈な熱風は、更にその空間を灼熱地獄としていた。

・・・・暑い・・・・

もう一度、そう呟きながら、恵子は頬を押しあてていたビルの壁を見上げた。
2階の窓に、白いタオルが干してあるのが見えた。

ニュルっ・・・・・

小早川の肉棒が恵子の穴に滑り込んで来た。
小早川は、やっと入ったと言わんばかりに、恵子の細い体を背後からギュッと抱きしめ、恵子の耳元に熱い息を吹き掛けた。

ハァハァハァという小早川の荒い息と、恵子の尻肉と小早川の突き出た下っ腹の肉がぶつかり合う音が、室外機の音の中に混じる。
「奥さん・・・凄く濡れてるよ・・・」
小早川は、背後から恵子のヘソの下に手を回し、クリトリスを弄りながら、ドロドロと結合している部分に触れていた。

「もっと乱暴にして・・・」
恵子がそう囁くと、小早川はハァハァと顔を顰めながら恵子の尻肉を力強く鷲掴みにし、そして荒々しく肉棒を動かした。
それでも満足いかない恵子は、「ちょっと待って・・・」と、小早川の腰の動きを止めさせると、素早く小早川のペニスを抜き取り、そして通路の地面に敷かれていた段ボールの上に四つん這いになり、パックリと開いたオマンコを小早川に突き出した。

「もっと荒々しくやって・・・レイプみたいに・・・」

ビルの谷間に差し込む太陽の光が、恵子のよく使い込んでいるオマンコをグロテスクに映し出した。
パックリと口を開いた赤黒いオマンコからは、まるで溶かした片栗粉のようなトロトロの白濁汁が溢れていた。
とたんに欲情した小早川は、妖艶な恵子の尻に飛び掛かった。
「この変態女が・・・」
そう呻きながらペニスをブスリと挿し、そして乱暴に恵子の尻を上下に振りまくった。
地面に敷いた段ボールがガサガサと激しく音を立てた。その物音に驚いた1匹のネズミが、段ボールの上で交わる2人を警戒しながら、そそくさと粗大ゴミの中に逃げ込んだのだった。


               2


「あなた、昨日言ってた書類、カバンの中に入れておきますからね」

朝の新聞を読みながらコーヒーとタバコを交互に口に運ぶ夫を見つめながら、恵子はソファーの上に置いてある夫の黒いカバンの中に、茶色い書類封筒をソッと入れた。
「うん・・・」
夫は恵子を見る事もなく、景気回復についての記事を真剣に見つめながらそう返事をすると、そのままコーヒーカップを恐る恐る口に運び、ズルズルっとコーヒーを啜った。

「ママぁ!ミツエのピアニカはどこ?」
小学1年生の娘が、身体に不釣り合いな大きなランドセルをゴボゴボと揺らしながらダイニングに駆け込んで来た。
「昨日、玄関の下駄箱の上に用意したじゃない」
食べかけのハムエッグの皿をキッチンに運ぶ恵子は、足を止めて廊下の先の玄関を指差す。
「あっ、そうだ・・・」
娘はペロッと舌を出し、大きすぎる黄色い帽子を照れくさそうに上げては、健康的な額を出した。

「あなた、そろそろ時間ですよ」
恵子がリビングの夫にそう声を掛けながらキッチンへと向かうと、娘が「パパ、行こうよぅ」と夫を見た。
「よし、行こうか・・・・」
新聞をバシャバシャと畳みながら、夫が大きな背伸びをする。
間宮家のいつもの朝の光景だった。



間宮恵子32歳。
銀行員の夫と小学生の娘、そして、26年の住宅ローンと小さなガーデニング用の小庭を持つ、普通の主婦。
しかし、そんな恵子には、普通の主婦にはないものをひとつだけ持っていた。
そう、恵子は、美しすぎるほどに美しい美貌の持ち主だったのだ。

スレンダーながらもボリュームのある胸と尻。そのくびれた腰は、まるでグラビア雑誌に出て来るような、そんな美しいラインを保っていた。
そしてなによりも恵子の美貌を引き立てていたのが、恵子の顔である。
一見、日本人形のような清楚な顔。しかしそこには、ゴージャスな大きな瞳と、新鮮な果物のように艶のある唇、そして、ツンと高い鼻が、古臭い日本人形風の顔を現代的な美人に変えていた。
恵子が作り出すその表情は、時にはゾッとするほど色っぽく、そして時には少女のように愛くるしい。
いわゆる、恵子の顔は、クレオパトラのような妖艶な色っぽさを携えた「オトコ好きのする顔」というヤツなのだ。

そんな恵子を見た男は、誰もが必ず息を飲んだ。
いや、女性でも、恵子のその美しさにはおもわず溜息を漏らしてしまう。
それほど、恵子という主婦は恐ろしい美貌を持った女だった。



「・・・あなた・・・昨日話してたクラス会の件なんだけど・・・やっぱりダメ?」
夫のカバンを胸に廊下を進みながら、恵子は夫の白髪混じりの後頭部を見つめ、そう聞いた。
「夜なんだろ、そのクラス会・・・」
夫はぶっきらぼうにそう答えると、玄関で綺麗に揃えられた革靴に足を入れながら、下駄箱の上の靴べらに手をやった。
「うん・・・7時から・・・」
恵子は、男ならば誰もがゾッとするような美しい瞳で夫の背中を見つつ、そう答える。
「やっぱり、夜はマズいだろ・・・ミツエの事もあるし・・・」
夫は手慣れた仕草で革靴の中に靴べらを入れると、靴を履くのと同時にスルッと靴べらを抜き取った。
「私が出掛けてる間、ミツエは義母さんが・・・・」と言って、恵子は慌てて口を閉ざした。
夫がもう片方の靴を履きながら、ジロリと恵子を睨んだからだ。

「パパ行こっ!ママ行ってきます!」
ミツエがランドセルに付いている鈴を鳴らしながら玄関を飛び出して行った。
「・・・いってらっしゃい」
そう見送る恵子に、夫は「うむ」と一言だけ呟くと、全身をお固い銀行員ルックで固めた夫は、重い靴音を立てて玄関を出て行ったのだった。


夫は、クラス会だけでなく、学生時代の友達と喫茶店に行くのも、近所の奥さん達とカラオケに行くのも、全て「ダメ」と言った。
そう、夫は、あまりにも美しすぎる恵子に悪い虫が付くのを心配しているのだ。
そんな夫は恵子の事を信用していなかった。
どこかの悪い虫が恵子に声を掛けようものなら、必ず恵子はその悪い虫に付いて行ってしまう。
夫はそう思っているのだ。
夫がそう思うのは、銀行員という固い仕事をしているせいでもあった。
「危機管理」
これが夫の口癖だ。
「事故は事前に防止しなくてはならない」という世界にどっぷりと浸かってしまっていた夫は、妻の事さえ信用できなくなっていたのだ。

しかし、夫が恵子を信用できなかった決定的な理由はもうひとつあった。
それは、恵子の夜の乱れようだ。
恵子という女は、一見、お淑やかで清楚な雰囲気を漂わせているが、しかしセックスに対しては普通の女以上に貪欲な面を見せた。
今まで、女遊びの経験が少ない真面目な夫は、そんな恵子の乱れように困惑し、もしかしたら妻はニンフォマニア(色情症)なのではないのかと心配しては、学生時代の友人である精神科医に相談した事もあったほどだ。
そんな恵子の性癖を知る夫だけに、一度でも恵子が道を踏み外してしまえば取り返しのつかない事になってしまうと、家庭崩壊を怖れていたのだ。
銀行に勤める夫にしたら、「問題のない家庭」というのは、出世する為のひとつの条件なのである。

夫が自分を信用していない事は、恵子も薄々感づいていた。
結婚初夜の時、夫に向かって「入れて・・・」と腰を突き上げた時の夫の困惑した顔を、恵子は今でも覚えている。
夫は真面目な人なのだ。
さすがに童貞ではなかったが、しかし女性経験が随分少ない男であろうと、恵子はその時、夫の腰の動きでそれを悟った。
そんな恵子は、結婚前はかなり遊んでいた。
女子校時代から、恵子の周りにはいつも男が寄り添っている程で、しかもその男は1人や2人ではない。
大学時代には、テレビのプロデューサーなどといった乱れた人種と付き合った事もある。
そんな男達から、代わる代わる慰み者として扱われていた恵子だったが、しかし、恵子はそれはそれで満足だった。
その頃から恐ろしいほどの美貌を持っていた恵子は、既に変態性欲者だったのだ。

乱れた生活を送っていた恵子が、銀行家というお固い職業の男を夫に選んだのは、それまで乱れた男達を散々見て来た結果だった。
乱れた男達は、セックスだけでなく人生も乱れていた。華やかな世界はいつまでも続かない。
そんな乱れた男達の慰み者になりながらそう悟った恵子は、生涯の男は、真面目な男だと決めたのだ。

そんな恵子は、今の夫と知り合って、考え方も随分と変わって来た。
娘が産まれて来ると、その考えは更に清められ、学生時代に持っていた刹那的な考えは綺麗に消え去った。

しかし、考え方は変わっても、獣のような男達に調教された身体はそう簡単には変わってはくれなかった。
恵子は、夫とのセックスで、ついつい昔の性癖を出してしまう事があった。
ある時、正常位で腰を振っていた夫の身体を払い除け、射精寸前でピクピクとしている夫のペニスに突然顔を近づけると、その愛液でドロドロに汚れた夫のペニスを舌で転がしながら「お口の中に出して・・・」と、グチャッとペニスを口に入れてしまった事がある。
そしてある時など、嫌がる夫の金玉からアナルまでを強引に舐め尽くし、挙げ句の果てには「おしっこを掛けて」と悲願するという失態を犯してしまった事もあった。

それらの変態行為を、この真面目一筋の夫が快く思うはずがなかった。
そんな夫のセックスは、キスをして首筋を舐め、乳首を吸う。そして簡単に女性器を弄り、濡れて来たのを確認したらサッサとペニスを入れてしまうといった単純作業だ。
体位は正常位しか絶対にヤらなかった。
後背位が好きな恵子が、一度、我慢できずにおシリを突き出した事があるが、しかしその時も夫は「娼婦みたいだからヤメなさい」と真面目な顔をして言ったのだった。

そんな真面目な夫と結婚10年目。
胸の底に変態性欲を蠢かせていた恵子の欲求不満は爆発寸前だった。
そんな恵子は、何度か浮気を試みた。
相手は、昔、遊んでいた男達だ。
さすがに、テレビのプロデューサー達との接触は避けた。彼らと再び交流を交わせば、たちまち自分が快楽の底へ堕ちて行ってしまう事を、恵子自身がよく知っていたからだ。
だから恵子は、無難に安全性を狙って、女子校時代に遊んでいた男にメールを送った。
果たして、昔の男は半狂乱になって、すぐにメールを返して来た。
『今すぐ会いたい!』
恵子の美貌を知るその男は、恵子の激しく乱れた姿を鮮明に思い出したのであろう。
しかし、そのことごとくが全て夫に阻止された。
そう、夫は「危機管理」のプロなのだ。

夫は恵子を完全に束縛した。
それは、妻を愛する夫としてではなく、出世を目論む「危機管理」としての束縛だった。
そんな恵子は、近所のスーパーへ買い物に行く事だけが唯一の外出となっていた。
満足なセックスもしてもらえず、ただ一日中、家の中で悶々としている色情魔の恵子。
そんな恵子は、ある時、最高の性処理を発見した。

それが、近所の酒屋の配達員、小早川だった。


               3


小早川とそんな関係になったのは3ケ月ほど前だった。

一駅向こうのデパートにさえ、1人で行く事を禁じられていた監禁状態の恵子は、日中はボンヤリとネットを眺める日々が続いていた。
キッチンのダイニングテーブルでネットをぼんやり眺めながら、お昼の「ごきげんよう」から流れて来る、小堺の軽薄な声を聞いていた恵子は、気がつくとアダルトサイトを開いていた。

アダルトサイトを開いてしまうと後々面倒だった。
会社から帰って来た夫が、いちいちパソコンの履歴を調べるからである。
パソコンに疎い恵子は、履歴の消し方を知らなかったのだ。

『人妻達の濡れたアナル』
そんな下品なサイトを開いてしまった恵子は、大きな溜息を付いた。
そんなサイトに誘導した、主婦系ブログに激しい怒りを感じた。
しかし、一度開いてしまったサイトは、慌てて消した所で履歴が消えるわけでもない。
恵子は、このサイトを履歴で発見してはブツブツと小言をいう夫を思い浮かべ、気分を重くさせながらも、ボンヤリとそのサイトを眺めた。
それは、人妻と呼ばれる女達がアナルプレイをされている動画がずらりと並ぶサイトだった。
そんな恵子もアナルプレイは満更嫌いではなかった。
昔は、性器と肛門に二本同時に入れられ、激しく絶叫しては失禁してしまった事もある。
そんな昔を思い出しながら、次々に動画を開いていると、勝手口のドアの前で「ちわーす!」という野太い中年の声が聞こえた。
それは、源酒店の配達員、小早川の声だった。

「瓶ビール1ケースと、みりんとコーラ・・・・今日はこれだけで良かったですよね?」
小早川は、伝票をピシャリピシャリと捲りながら、前掛けのポケットに挟んでいるボールペンを取り出した。薄汚れた前掛けに染め抜かれている「菊正宗」のロゴが、妙に昭和っぽくて古臭い。
「ポカポカしたイイ陽気ですねぇ・・・」
伝票に何やら書き込みながら、小早川が呟く。
恵子は、その薄汚い中年親父の、どす黒く日に焼けた首のシワをジッと見つめながら、この男はアナルセックスをした事があるのだろうかとふと思った。

この小早川という男は、3年前、この家に引っ越して来た当初からの出入り業者だった。
ほぼ毎日、この男とは顔を合わせているというのに、何故か今日に限って、妙にこの男が生々しく感じられた。
それは、つい今まで、アダルトサイトの動画を見ていたせいかも知れないが、しかし、この頃の恵子は、積み重なる欲求不満から、荒々しい肉棒が恋しくて溜らない時期でもあり、そんな事から特にそう感じたのかも知れない。

「じゃあ、これ、伝票です」
小早川はそう言いながら、薄っぺらい紙切れをキッチンの隅に置くと、勝手口の外に置いてあったビールケースを「よいっしょ!」と持ち上げた。
そのまま、ビールケースを抱えて勝手口からキッチンに上がり込んで来た小早川。そのムクムクとした筋肉が盛上がる日焼けした両腕は、まるで黒人のペニスのようだった。
すれ違い様にプ~ンと匂った汗と垢の据えた匂い。
恵子は、素直にこの男に犯されたいと思った。

小早川は冷蔵庫の横までビールケースを運び終えると、「それじゃあ、よろしく!」と、野太い声でそう言いながら、勝手口に転がっている薄汚いスニーカーを履こうとした。
「あのぅ!」
おもわず恵子は呼び止めた。
「へえ」
スニーカーを履こうとしていた小早川は濁った目を恵子に向けた。
「パソコンって・・・詳しいですか?」
そう尋ねる恵子の瞳があまりにも美しかったため、一瞬、小早川はドキッと背筋を伸ばした。
「パソコン?・・・壊れたんですか?」
小早川は、できるだけこの美しい若奥さんと目を合わせないようにしようと、ドギマギしながらサッと視線をテーブルの上のパソコンに移した。
「壊れてはないんだけど・・・実は、変なサイトに間違って行っちゃったの・・・夫に見つかると叱られるから、このサイトの履歴を消したいんだけど・・・」
恵子がモジモジしながらそう言うと、小早川は「履歴ねぇ・・・・」と首を傾げながら、ソッとパソコンの画面を覗いた。

一瞬、小早川の顔が「キッ」と引き攣った。
濁った目が画面の隅々に走り、そしてゆっくりと恵子の顔を見た。
恵子は恥ずかしそうに小早川から目を反らした。
そして「どうぞ、座って下さい」と慌てて言いながら、冷蔵庫にあるウーロン茶を取り出そうと、スタスタとキッチンの奥へ向かったのだった。

小早川は、「店のパソコンと違うからワケわかんねぇなぁ・・・」などと呟きながら、マウスをカチカチと音立てていた。
そんな小早川を後から見つめる恵子は、小早川から漂ってくる据えたニオイを嗅ぎながら、ソッと自分の股間に指を伸ばした。
スカートの上からモッコリと盛上がるアソコに人差し指を這わせる。
小早川にバレないように股間の奥へと指を押し込み、ソッと人差し指を「くの字」に曲げると、コリッとした突起物が指先にあたった。

「履歴・・・履歴・・・履歴ってのはどこにあるんだ?・・・・」
そう呟きながら真剣に画面を見つめる小早川の横に、恵子はソッと腰を下ろし、しゃがんだ姿勢で画面を覗き込んだ。
「確か・・・どこかを開くと『履歴』って出て来たような気がするんですけど・・・」
恵子はそう言いながら、小早川の身体に顔を近づけた。
まるで獣の脂のような、そんな人間臭さが小早川の服から漂っていた。
画面を見るフリをしながら、小早川の汚れた靴下や逞しい腕をチラチラと眺める。あいにく、股間部分は「菊正宗」の前掛けで隠され、観察する事は出来なかったが、しかし、男性経験豊富な恵子には、この男がかなり立派な肉棒を持っているだろうと読み取れた。
恵子は、そんな小早川の肉棒を想像しながら、しゃがんだままのスカートの中にソッと手を忍び込ませた。
人差し指で、盛上がっている股間をツンと押すと、既にパンティーはジトッと濡れていた。
そのままクロッチを横にズラし、ネチョネチョになったクリトリスを転がした。
おもわず、しゃがんでいた腰がカクンと折れ、微かな鼻息を洩らしてしまった。

「しかし・・・やっかいなサイトを開いちゃいましたね奥さん・・・」
小早川にそう言われて、ふと顔をあげると、小早川がジッと恵子を見下ろしていた。
小早川のその濁った目と、目が合った瞬間、恵子の膣からトロッと熱いモノが溢れた。
「・・・奥さんは・・・こういうの・・・興味あるの?」
小早川はそう言いながら、動画の再生ボタンをクリックした。
アナルに肉棒を出し入れされながら叫ぶ、獣のような人妻の動画が流れ始めた。

もう言葉はいらなかった。
恵子は無言で小早川の前掛けに手をやると、それをゆっくりと捲り上げ、履き古したスラックスの股間に真っ白な白魚のような指を這わせた。
小早川のソレは、恵子が想像している以上に大きかった。
ズボンの中で勃起しながら中折れしている、苦しそうな肉棒をズボンの上から弄って伸ばしてやる。そしてズボンのファスナーを静かに下ろすと、恵子の頭上から小早川のハァハァという荒い息が聞こえて来た。
小早川は、そんな恵子の行動を無言でジッと見下ろしていた。
スボンのファスナーを下ろし、中から顔を覗かせた白いブリーフを指で摘み下ろす。
その中から逞しい肉棒がニョキッと飛び出すと、恵子はそれを目にしただけでおもわず「あぁぁん・・・」と声を洩らしてしまった。

真っ黒な肉棒の先には、相当使い込んでいるらしい紫色の亀頭が、尿道をパックリと開いては恵子を威嚇していた。それはまるで獰猛なスッポンのようだった。
ダイニングテーブルの上に積み重ねられているバナナのように太いソレを静かに握ると、ドクドクと激しい脈が恵子の指先に伝わって来た。
「奥さん・・・いいの?」
椅子に座ったまま恵子を見下ろす小早川は、そう呟くと辺りをキョロキョロと伺った。
恵子は、そんな小早川を無視したまま、ドクドクと脈打つ獰猛なスッポンに顔を近づけた。
ムアッと据えたニオイが恵子の鼻を襲った。
それは、男の汗と小便の匂いだ。

若い頃の恵子は、毎晩のようにこの匂いを嗅いでいた。
クラブでナンパされた男にトイレに連れ込まれては、咽せるように臭いペニスをしゃぶらされ、そして、テレビのディレクターといった男達には、ホテルへ行くまでのタクシーの中で、洗っていないペニスを舐めさせられた。

小早川の据えたニオイがあの頃の恵子の記憶を甦らせたのだ。

「はぁぁん・・・」
恵子は声を洩らしながら、小早川の肉棒を飲み込んだ。
口の中一杯に広がる肉棒。夫の弱々しいペニスとは全然違う。
欲情した恵子は、椅子の上の小早川の下半身にしがみつきながら、スボスボスボと激しくペニスをピストンさせた。
「あぁ・・・奥さん・・・信じられない・・・嘘だろ・・・・あぁぁぁ・・・・」
小早川は椅子の上で身を捩らせながら、恵子の髪を優しく撫でた。
ペニスをしゃぶりながらパンティーを下ろした恵子は、プチャッと肉棒を口から抜き取ると、プルプルの唇を官能的にペロリと舐めながら小早川の目を見上げ、「私のも・・・」と股を開いた。

カーッと顔を赤くした小早川が、椅子をドカドカとズラしながら立ち上がった。
そして、ノーパンでしゃがんでいる恵子をそのままキッチンの床に寝転がせると、恵子の股を大きく開き、スカートの中をジッと覗き込みながら、「信じられねぇ・・・」と呟いた。
「俺は・・・ずっと奥さんに憧れてたんだ・・・綺麗な人だなぁって・・・・」
小早川は、M字に開かれた股間を隅々まで覗き込みながら、唸るように呟いた。
「信じられねぇ・・・奥さんのこんな姿が拝めるなんて・・・・」
小早川は、ノーパンで股を開いている恵子の姿を見つめながらペニスをシゴいた。

「ねぇ・・・舐めて・・・」
恵子はそう言いながら細い指をオマンコに滑らせた。そして人差し指と中指でオマンコをパックリと開くと、そのヌラヌラと濡れ輝く穴の中をヒクヒクと動かしては小早川を誘った。
「本当にいいのか?・・・・」
小早川はまるで殺人鬼のような目で恵子を睨んだ。
「早く舐めて・・・垂れちゃう・・・」
恵子がそう言った瞬間、恵子の赤黒い穴からタラッと透明の汁がアナルに向かって零れ落ちた。
それを慌ててジュルジュルっと啜った小早川は、そのままハフハフと豚のような荒い息を吐きながら、恵子の股間に吸い付いた。
「あ~ん!もっと、もっと乱暴にして!」
恵子は自ら腰を振りながら、性器を小早川の顔に擦り付けた。
顔中を、恵子の汁でグショグショに濡らす小早川は、「やっぱりイイ女ってのは、オマンコもイイ匂いがするねぇ」、などと呟きながら、分厚い舌を蛇のようにゴネゴネと動かせては、恵子の股間を隅々まで舐め尽くした。
「入れて!入れて!」
分厚い舌を、熱い恵子の穴にズボズボと出し入れしていると、恵子が小早川の頭を鷲掴みにしながらそう叫んだ。
「奥さん、本当に入れちゃっていいの?」
小早川は意地悪そうに笑った。
「お願い!入れて!滅茶苦茶に犯して!」
ハリウッドスターのように華やかだった恵子は、日活ロマンポルノの女優のように乱れていた。

右手にガッシリと肉棒を握った小早川が、キッチンの床で悶える恵子を見下ろしては、いやらしい顔をしてひひひひひっと笑った。
肉棒を恵子の穴先に固定する。
「おらよっ」
小早川は、まるで飢えた野良猫に餌を投げ捨てるようにそう言いながら、ニュルッと肉棒をぶち込んだ。
「あぁぁぁ!凄い!」
恵子の細い体が小早川にしがみついてきた。
「気持ちいいか?」
高価な香水が香る恵子の首筋に顔を埋めながら小早川が囁く。
真っ黒なド太いペニスが、恵子の小さな穴を押し広げていた。結合部分をヌルヌルに輝かせながら、その太いペニスはズン!ズン!ズン!とリズミカルに、深く突き刺ささった。
久しぶりの肉棒の感触に、目を綴じて乱れ狂う恵子。
恵子の穴からは、まるで「温泉たまご」の半熟白身のような白濁の汁が飛び散り、それが肉棒と混じり合っては卑猥な音を醸し出した。
脳味噌をグラグラと快楽に掻き回されながら、恵子は無我夢中で小早川のだらしない唇に吸い付いた。
互いに「うぐうぐうぐ・・・」と呻きながら舌を絡み合わせ、恵子は、小早川の口内から発せられる下品な口臭に酔いしれた。
小早川の腰が激しくなり、キッチンの床がバンバンバン!という音を殴り立てた。
「おら!おら!奥さん!イクぞ!中で出すぞ!おら!おら!」
そんな小早川の乱暴な言葉に、恵子は、この酒屋の薄汚い親父に殴られているような気がした。

小早川のガサガサとした手が、床でバウンドしている恵子の尻肉をギュッと鷲掴みにした。
「あぁぁ!イクぞ奥さん!」
小早川がそう叫びながらガバッ!と恵子の身体を腕の中に包み込んだ。
「むうううううう・・・」
小早川は恵子の細い体を強く抱きしめ、首筋に顔を埋めながら、上着の上から恵子の胸を揉みしだいた。
小早川の精液が子宮に飛び散るのがわかった。
その瞬間、恵子の尿道から激しい尿が噴水のように噴き出したのだった。


               4


それからというもの、恵子と小早川との関係は続いた。

52歳の不潔な下級男。
恵子のような「品のある美人若奥様」と「酒屋の配達員」では、まるで美女と野獣ではあったが、しかし、どちらかというとMっ気のあった恵子は、そんな獣のような小早川に荒々しく犯されるそのシチュエーションに堪らなく感じていたのだった。

濃厚な小早川のセックスにより、それまで爆発寸前だった欲求不満のストレスもすっかり晴れた恵子は、身も心も軽くなったような気分だった。
そんな恵子の身体は、それまで以上に妖艶な女の色気をムンムンと放出していた。
精力的な変態親父の精液により生まれ変わった恵子を見て、近所のスーパーのおばさんは「最近、若返ったわね」と目を見開き、週に一度のヨガ教室で仲の良い二十歳のOLは、「フェロモンが凄いわ」と羨ましがり、そして、行きつけの美容院の若い男性美容師は、恵子の髪を洗いながら勃起した。

しかし、相変わらず夫は無関心だった。
夜の寝室で、蛍のように真っ白に浮かぶ妻の裸体を見ても、燃える事なく淡々といつもの単純作業を繰り返し、何の感動もなくさっさと射精する夫。
そんな夫とのセックスは、恵子にとって、もはや「義務」でしかなかった。

恵子と小早川とのセックスは、日に日にエスカレートして行った。
最初のうちは、主にキッチンを使用していたが、最近では、夫婦の寝室を堂々と使用するようになっていた。
ついさっきまで夫が寝ていたベッド。そこで他人に激しく犯される恵子。小早川のドス黒く労働焼けした肌と中年独特の据えたニオイがベッドに残る夫の匂いを消してしまう。
小早川は、そんな夫婦のベッドの上で、悪びれる事もなく恵子の性器に玩具を使った。
グロテスクなバイブに絶叫しながら潮を噴く恵子を、夫の枕に肩肘付きながらニヤニヤと眺める小早川は、玩具だけでなく、SMプレイも強要した。

恵子の真っ白な肌に食い込む赤いロープは、まさしく芸術だった。
夫が会社へ出掛けた2時間後、酒屋の配達員に赤いロープに縛られながら悶え狂う美人妻。
まるで昭和のオールナイト映画のようだ。
小早川は、全裸で縛られる恵子の股間を何枚も写真に収めた。そして、股間に食い込むロープにシャッターを切りながら「この写真を旦那の会社に送ってやるからな」と、言葉で責めては、恵子の股間のロープをグショグショに濡らさせた。

そんなある日、寝室でSMプレイをしている所に、突然娘が学校から帰って来た。
娘は、急に気分が悪くなったからという事で、若い男性教師が娘を家まで送り届けてくれたのだが、玄関でその若い男性教師から事情を聞いている間も、すぐ隣の寝室には男根を剥き出しにした小早川が潜み、そして、恵子の服の中は赤いロープが白い肌に食い込んでいた。
恵子は、若い男性教師から事情を伺いながら、寝室に潜む小早川の荒い息に脅え、そして股間からトロトロと溢れ出るいやらしい汁が太ももを伝って垂れて行く事に、それがバレないかとヒヤヒヤした。

しかし、そのスリルが癖になった。

自宅を飛び出した恵子と小早川は、セックスの場を野外に向けるようになったのだ。
ある時は、小早川が働く酒屋の倉庫に忍び込み、従業員がいきなり入って来るかも知れないというスリルを感じながら、声を押し殺しては小早川の腰の動きに酔いしれた。
そしてある時は、雨上がりの公園のベンチで、通行人の目を気にしながら、ジャンパーで隠す小早川のペニスを手でシゴき、公園の水たまりに白濁の精液を飛ばしたりもした。
一番興奮したのは、娘が通う小学校に忍び込んだ時だ。静まり返った授業中の校舎へ潜入した2人は、1階にある男子トイレの個室で全裸になって激しく交わった。これがバレたら娘はどうなるのか?と、考えれば考えるほど恵子は燃え、そのスリルに失禁しながら小早川の身体にしがみついていたのだった。


そんなある日、突然、夫の北海道への出張が決まった。
出張は1日だったが、しかし、久々に夫から解放される1日間を手に入れた恵子は、小早川とのセックス漬けのオールナイトを想像し、胸が高鳴った。

「私が出張に行ってる間、スーパー以外は家を離れないように」
恵子にそう告げた夫は、いつものように靴べらを器用に使いながら革靴を履くと、「パパは今夜は帰れないから、ちゃんと留守番しておいてね」と娘に微笑み、さっさと出掛けて行った。

娘を学校に出した恵子は、さっそく小早川を呼び出した。

「その日の夜って、この家にいちゃあダメか?」
戯けながらそう言う小早川は、まるでここが自分の家でもあるかのように、リビングのソフアーにふんぞり返っては自分が持って来たビールをグビグビと飲んだ。
「ミツエが寝てからなら大丈夫わよ」
恵子はそう言いながら、ソファーでふんぞりかえる小早川に寄り添いながら、前掛けに隠された股間をいやらしく撫でた。
「でも、奥さん、声がデケェから、ミッちゃんが起きてこねぇか?」
小早川はグイッとビールを飲み干すと、そう言いながら、恵子のスカートの中に手を入れて来た。
小早川は、ガサガサの手の平を恵子の生太ももにヒタヒタと這わせながら、レースのパンティーの股間部分に指を潜り込ませた。
「うわ、もうビショビショじゃねぇか・・・」
小早川にそう言われ、恵子は恥ずかしそうに俯いた。
小早川はソファーの上に恵子をしゃがませた。
ミニスカートでウンコ座りさせられた恵子の股はパックリと開き、薄ピンクのパンティーの中心には丸いシミがクッキリと浮かび上がった。
「こんなに綺麗な奥さんなのに・・・こんなに変態とはねぇ・・・」
小早川はニヤニヤ笑いながらそう言うと、屈辱に耐えて俯いている恵子の股間に指を伸ばし、パンティーの上から、もっこりと膨らんでいるアナルを弄った。

「そこはイヤ・・・」
しゃがんだままの恵子がそう呟くと、小早川はそんな恵子が可愛くて仕方がないといった表情でジッと見つめ、「どれ、見せてみろ・・・」と、尻に食い込むパンティーをズラした。
「あん・・・」
恵子の切ない声と共に、その清楚な顔に似合わないグロテスクな女性器が顔を出した。
「エッチな汁が、尻の穴まで垂れてるよ・・・」
小早川はネチャネチャの恵子の汁を指で弄り、その指を恵子の肛門に這わせた。
「力抜いて・・・・」
小早川はそう優しく呟き、人差し指の先を肛門に入れる。
「やめて・・・恥ずかしい・・・」
しゃがんでいた恵子は小早川にしがみついた。
「綺麗な奥さんの尻の穴・・・・たまんねぇな・・・」
小早川はそう笑いながら、恵子のアナルに入れていた人差し指をペロッと舐めたのだった。


               5


夫が出張に出たその日の深夜、恵子は、娘の寝顔をソッと確認した後、静かに玄関を出た。
久々に嗅ぐ夜の匂い。
シーンと静まり返った深夜の住宅街に恵子のヒール音が響く。
恵子は自由を手にした悦びで、そのまま走り出した気分だった。

夫からの最後の電話は11時56分だった。
毎晩、決まったように必ず11時55分にベッドに入る夫は、0時を回る頃には大きな鼾をかいでいた。
出張先でもそのスケジュールを崩さないなんてさすがは銀行員だわ・・・
おもわず噴き出した恵子の先に、エンジンをかけたままの車のテールランプが光っていた。

まるで廃車置場に置いてあるような古いカローラを覗き込むと、運転席でタバコを吹かしていた小早川が「おうっ」と慌ててシートから体を起こした。

「今日はいつもよりオシャレしてるじゃねぇか・・・」
助手席に乗込む恵子の赤いワンピースを見て、小早川が嬉しそうに目を輝かせた。
そういう小早川は酷い格好だった。
小早川のその私服は、いつものTシャツに前掛け姿の作業着から前掛けを取っただけの、そんな普段着だった。
「これから行く店はよ、そんなオシャレなんてしなくたっていいんだよ・・・」
小早川はそう言いながら車を発進させると、「どうせすぐに裸になっちまうんだし」とケラケラ笑った。

「そのお店、小早川さんはよく行くの?」
恵子は、車にムンムンとこもっている、まるで閉め切った浪人生の部屋のようなニオイから逃れようと、手動のウィンドウハンドルをクルクルと回し、少しだけ窓を開けた。
「奥さんと知り合う前はよく行ってたよ。そこらの風俗に比べりゃ、あの店は安上がりだもんな・・・」
小早川はそう言うと、スッと恵子の太ももに手を伸ばし、いやらしくスカートの中を弄りながら「最も、今はタダだけどね」とニヤリと笑った。

小早川が言うその店は、恵子が住む住宅街から、車で30分ほど行った先にある繁華街の一角にひっそりと佇んでいた。
その店は、大きな雑居ビルの地下だった。
『マラケッシュ』
地下へ降りる階段に、まるで表札のようにポツンと置いてあるその小さな看板は、この店を知る者じゃないと絶対に気付かない、そんなさりげない看板だった。
黒い壁と黒い天井。そして真っ黒な絨毯が敷き詰められた階段。黒一色のその通路には、工事現場によくある、裸電球がひとつだけぶら下がっていた。
真っ黒な革張りのドアを開けると、中は一転して真っ赤だった。
真っ赤な受付カウンターにいた60半ばの老人が、店に入って来た小早川の顔をチラッと見て「久しぶりだね」と薄く笑う。
そして、その後から恐る恐る付いて来た恵子を見て、「へぇ・・・」と深い溜息を付いた。

2人分の入場料1万2千円は、恵子が出した。
それを当たり前かのように見つめる小早川は、恵子の手から1万円を2枚スっと奪い取ると、受付の老人に「釣りはチップだ」と笑った。

受付から奥へ進むと、10人ほどが座れるカウンターが現れた。
絵に描いたようなバーテンダーのナリをした中年男がカウンターにいた。入って来た小早川と恵子を見るなり、ここぞとばかりに激しくシェイカーを振るバーテンダーは、小早川を見るなり「毎度」っと笑った。
「どうだい。今夜はいいパーティー入ってるかい?」
そう言いながら小早川はカウンターに腰掛け、恵子をカウンターの奥へ座らせた。
「ボチボチ入ってますよ。でも・・・今夜の一番いいパーティーは小早川さんのパーティーになるんじゃないですか・・・」
バーテンダーはそう言いながら、恵子をジッと見つめては意味ありげに笑った。

「どうだ、イイ女だろ」
小早川はそう言いながら、いきなり恵子の胸を鷲掴みにした。
恵子は心臓が止まるかと思うくらいに驚いた。人前で胸を触られた事など初めての事だ。
「アレ?お連れさん、もしかしてウブですか?」
そんな恵子の驚きようを見て、バーテンダーは驚きながら小早川にそう聞いた。
「ウブ」とは「初めて」という意味だ。

「ウブもウブよ。なんたって現役の人妻なんだぜ」
小早川は自慢げにそう笑うと、今度はスカートの中に手を入れて来た。
「・・・やだ・・・」
恵子はそう言いながら小早川の手をスカートから押し出そうとするが、小早川は「大丈夫だって」と笑いながら、強引に手を入れて来た。

「ところで、今、誰が入ってんの?」
小早川は恵子の股間を弄りながらバーテンダーにそう聞いた。
「今、3室埋まってます。2号室がいつもの塩田さん達で、奥の4号室はウブのコブ付き、そして1号室はイモです」
バーテンダーがそう答えると、小早川は「塩ちゃん達また来てんのか」とケラケラと笑った。

「ウブのコブ付き」というのは、「初来店の夫婦と単独」という意味で、「イモ」というのは「ホモ」という意味だった。因みにホモの乱交は「イモ洗い」という。

「ほんじゃあ、どの部屋にお邪魔するか、ちょっくら偵察して来るかな・・・」
小早川はそう言って立ち上がると、サッと二本の指をバーテンダーに向けてニヤリと笑った。
「嗅いでみろ・・・これが美人妻のアソコの匂いだ」
小早川の指はハンドクリームを塗ったかのようにコッテリと濡れ、所々に白いカスが付いていた。
「ヤメて・・・・」
恵子が慌てて小早川の手を下ろそうとしがみつくが、バーテンダーは亀のように首を伸ばし素早く匂いを嗅いだ。
「うへへへへ・・・・いやらしい匂い」
バーテンダーは小早川の指を嗅いでそう笑い、「とりあえず、何飲みます?」と、恵子に微笑んだのだった。


(後編へ続く)



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