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嫉妬狂4

2010/05/21 Fri 09:52

嫉妬狂4




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「どうです?結構大きいでしょ?」
ベッドに寝転がった小田原は、ニヤニヤしながら和美にそう話し掛けた。

そんな小田原を見て「ふふふっ」と笑う和美。

それを見ていた石塚は、和美のその「ふふふっ」は、嬉しいときの「ふふふっ」だと言う事に、長年の勘でわかった。

「ちょっと触ってみます?」
小田原はニヤけたまま和美にペニスを突き出す。

(触るな・・・そんな汚い物、触るんじゃないぞ和美・・・)
と、石塚が祈るように見つめていると、和美は無言で小田原のペニスをムギュッと握った。

「どう?大っきいでしょ?」
小田原が自慢げにそう言うと、和美は「大っきい・・・」と目を丸くさせた。

「旦那さんとどっちが大きい?」
小田原は、石塚が覗いているのを知っていながら意地悪な質問をする。
「う~ん・・・・」
和美はニヤニヤしながら顔を傾けた。

庇ってくれなくたっていいよ和美・・・明らかにソッチのほうが大きいよ・・・
嫉妬のしすぎで廃人のようになってしまった石塚は、マラソンを終えたばかりの中年親父のような淀んだ目をして和美を見つめていた。

そのうち和美の手が勝手に上下に動き出した。
それに感動しているのか、小田原は「とっても気持ちイイよ・・・」などと、三流AVの男優のように、大袈裟に気持ちヨガってみせる。

裏切り者・・・・
絶望のどん底に叩き落とされた石塚は、そんな和美の姿を見つめながら、あの時の升田の言葉を思い出していた。

まるで恋人同士のような2人を見つめながら、石塚は泣きたくなって来た。

やはり48の親父と28の若妻では無理なのだろうか・・・・
あの和美の楽しそうな表情・・・
セックスの時にあんな表情を私には見せた事ないじゃないか・・・
裏切り者・・・・裏切り者・・・・

そう思いながら、石塚は和美の手の動きに合わせ、自分のお粗末なペニスを上下させた。

「握ってるだけじゃ、大きさがわかんないでしょ?・・・しゃぶってみる?そうすると僕のコレがとっても大きいのがわかるはずだよ・・・それとも、入れてみる?」
小田原は、正座している和美の尻をスリスリと撫でながらそう言った。

和美はクスリとも笑わず、真剣な目で小田原のペニスをジッと見つめている。

尻を撫でる小田原の手が、正座する和美の閉じられた股間に強引に押し入って行った。
そして和美の股間を、クチャ、クチャ、と音を立てながら、「もうコッチは準備OKみたいだよ」と言いながら、和美をソノ気にさせようと誘っている。

シコシコシコシコシコ・・・
四つん這いのまま、もの凄いハイスピードでペニスをシゴき、イキそうになるとピタッと止める。
それを繰り返しながらも、嫉妬で気が狂いそうな石塚は、もし和美が小田原のペニスを舐めたら離婚しようと、心にもない事を心に誓った。

と、その時だった。

「あんた・・・さっきから何やってんだ?」

後からそう声を掛けられた石塚が「はっ!」と後ろを振り返ると、松ヶ崎が四つん這いの石塚の尻の穴をジッと覗いていた。

「奥さんがヤってんなら教えてくれよなぁ~」と言いながら青木がドカドカと406号室に突入した。

「あっ、いや、ちょっと」
石塚は慌てて青木を止めようとしたが、しかし青木は「ヤッホー!」と叫びながら、406号室のベッドの上にダイブしてしまった。

「どういう事ですか?」
松ヶ崎が石塚の尻の穴をジッと見つめながら聞く。

「いや、妻が突然ソノ気になってきたものですから・・・」
石塚はゆっくりと座り直しながらそう答えた。

「それならそうと言って下さいよ。勝手な事をするとトラブルの原因になりますよ・・・」
松ヶ崎は、もうイッてしまったのだろう、ペニスに被せたコンドームの先を精液でパンパンに膨らませながら淋しそうに呟いた。

「はぁ・・・すみません・・・」
単独心得を真面目に暗記していた石塚は、これは失態だった、と直ぐに反省した。

すると406号室のベッドから和美の声が響き渡った。
「やめて下さいよ!」

ドキッ!と心臓を鳴らしながら石塚がソッと406号を覗く。

正座している和美の太ももに顔を押し付けた青木が、「足を開けよ!」と叫んでいる。

「ねぇ、奥さん、ヤっちゃっていいの?」
後で松ヶ崎が聞いて来た。

「・・・でも、もうイっちゃったんでしょ?」
石塚がそう言いながら松ヶ崎の精液パンパンコンドームを見た。

「いや大丈夫。私は覚醒剤を打ってるから。あと100発くらい全然平気です」
松ヶ崎はそう言いながら濁った目でニヤリと笑ったのだった。


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困った困った和美が輪姦される・・・
石塚はソワソワしながら405号室をぐるぐると走り回り、ベッドの隅で躓いてはひっくり返った。

床にひっくり返る石塚の横を、帰り支度の整ったヤンママ夫婦が「お先に失礼しまーす」と通り過ぎて行く。

ヤンママ夫婦が部屋を出るなり、石塚は「くそっ!」と絨毯の床をドン!と叩いた。

こんなはずではなかった。
和美を他人に抱かせたいという願望はあったが、しかし集団レイプしてほしいという願望などはサラサラなかったのだ。

では今すぐ止めに行けばいいのではないか、と、思う所だが、しかし、ここが嫉妬狂のおかしな所で、激しいショックの中に強烈な性的興奮が混じり、石塚は、実に矛盾した悦びと悲しみに満ち溢れているのである。
これは現代の精神医学でも解明できないくらいの複雑な心理であろう。

隣りの部屋から「もうやめて!」という和美の声が聞こえて来る。
どうしよう、どうしよう、とおろおろになりながらもペニスはギンギンに勃起している。
今は「嫉妬」というより、妻が輪姦されるという「恐怖」への性的興奮が高まって来ている時だった。

勃起したペニスをブルブルと振るわせながら立ち上がった石塚は、まるで女子高生の娘が眠る寝室へ忍び込もうとしている変態父親のように、ハァハァとだらしない顔を赤らめながら406号室へと歩み寄る。

405号室と406号室の結合部分に来ると、406号室から聞こえて来る音や声は、輪姦をとてもリアルに想像させてくれた。

「うひゃあ~もうオマンコびしゃびしゃだぜこのオンナ」
青木の声だった。
自分の妻をオンナ呼ばわりされた事に脳味噌がクラクラっときた。

「だから、ほら、大丈夫だって、今頃旦那さんは隣りの部屋であの夫婦と3Pやって楽しんでますから、こっちの部屋には来ませんから、だから、ね、しゃぶって下さいよ」
松ヶ崎の声だった。
あんなデタラメな事を勝手に言ってしまって、この後、私は妻になんて言えばいいんだよ、と、石塚は焦る。

しばらく耳を澄ましていたが、あれだけ元気だった小田原の声が聞こえて来ない。

石塚は恐る恐る壁に顔を押し付けると、ソッと中を覗いた。

最初に目に飛び込んできたのは小田原だった。
ベッドの下に追いやられてしまった小田原は、またさっきと同じようにベッドを見つめてはシコシコとオナニーをしていた。

(あいつは猿か・・・)
そう小田原を哀れみながら、ゆっくりと視線をベッドに向けた。

青木と松ヶ崎に囲まれた和美は、ベッドにペタンと座ったまま、悪戯しようと伸びて来る青木達の手を必死に撥ね除けていた。

(さすが私の女房だ・・・・)
石塚は一瞬にして目の前がパッと明るくなった。

「なぁ、奥さんよぅ。旦那はアッチでお楽しみ中なんだぜ・・・コッチも楽しまなきゃ損だろ?そう思わねぇかい?」
青木がそう言いながら和美の胸を鷲掴みにした。

「そうですよ。旦那さん、アッチの奥さんに上に乗られてヒィヒィと喜んでましたよ」
そう言いながら松ヶ崎は和美の両腕をグッと掴んだ。

「ウソです・・・そんな事・・・」
両手を取られた和美が抵抗できぬまま、顔を顰めながら呟く。

「ホントだよ、な、小田原」
青木が和美の両乳首をクリクリとさせながら、ベッドの下のセンズリ青年に聞いた。

「・・・はい。さっき隣りを見て来たら・・・旦那さん、アナル舐められてました」

(裏切ったな小田原め!しかもよりにもよってケツの穴とは情けない!)

石塚が地団駄を踏んでいると、小田原のその言葉が効いたのか、両手を取られていた和美はがっくりと肩の力を落としてしまった。

「だから奥さん、コッチも大いに楽しみましょ、ね、」
松ヶ崎はそう言うと、静かに和美の手を離し、和美のムチムチの太ももに手を滑らせた。

「奥さん綺麗だねぇ・・・オッパイなんかもパンパンに張ってるよ・・・」
青木はそう言いながら和美の乳首をクリクリと弄り、そしてベッドの下のセンズリ小田原に「おまえ、後に回れ」と囁きながらそう命令したのだった。

三人にぐるりと囲まれた和美は、胸、尻、股間、と、あらゆる部分を6本の手で愛撫され、そして3人から矢継ぎ早に投げ掛けられる「卑猥な言葉」を受け、みるみると表情が変わって来た。

(和美・・・感じて来たのか・・・・)
石塚の心から、それまで猛威を振るっていた恐怖は消え去り、次第に本来の嫉妬がムラムラと湧いて出て来た。

「奥さん・・・アソコから汁が垂れてシーツを汚してますよ・・・」
松ヶ崎はそう言いながら和美のアソコを、クチュ、クチュ、と音立てた。

「感じてるんだろ?感じてるんならキスしろよ・・・」
青木がそう言いながら唇を突き出した。

その次の瞬間、石塚はとんでもない和美の裏切り行為に、もはや立っていられないくらいに嫉妬してしまったのだった。


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それは、明らかに和美から唇を押し付けた「キス」だった。
さっきはあれほど青木の事を「嫌なヤツ」と嫌っていたにもかかわらず、しかし今では、青木のその薄汚い口の中に舌を入れては、ピチャピチャといやらしい音まで立てている。

(和美という女は・・・こんな女だったのか・・・)

石塚の頭の中に、あの清純で明るくて、ウソ偽りのない和美の笑顔が浮かんで来る。
こんな親父に「ずっと一緒にいようね」と少女のような笑顔で笑っていた和美。
「浮気したら自殺するからね!」と、キャバクラ帰りの私に泣いてそう言った和美。
私、セックスとかってあんまり興味ないの・・・と、言っていた和美。
そんな和美の表情と仕草と声が、ビデオを早送りするかのように一気に石塚の頭の中で流れる。

裏切り者・・・

石塚はそう呟きながら、6本の腕で溶けて行く妻を、絶望の眼差しで見つめていた。


和美の唇からチュポっ!と唇を離した青木は、「奥さんの口ん中、イチゴの味がするよ」と言いながら、和美をゆっくりとベッドに寝かせた。

3人の素早い動作はさすが場馴れしているだけはある。
和美を寝かせた青木は、そのまま和美の股間へと顔を埋め、仰向けになった和美の顔に大きなペニスを突き付ける松ヶ崎。小田原は和美のムチムチのオッパイにむしゃぶりついていた。

「やっぱこいつのオマンコ、いい匂いスルよ・・・」
青木は散歩から戻った大型犬が水を飲むかのように、ベロベロと乱暴に和美のオマンコを舐めまくった。

妻を「こいつ」呼ばわりされた石塚は、そんな青木に怒りを感じるものの、しかし、青木ごときのチンピラにアソコを舐められては気持ち良さそうに目を閉じている和美を殺してやりたいと思った。

「奥さん・・・」
松ヶ崎が和美の真正面に巨大なペニスを突き出した。

和美はゆっくりと目を開けると、松ヶ崎が何も言っていないにも関わらず、そのペニスをソッと握る。

(やめろ和美・・・やめるんだ・・・それだけはやめてくれ・・・・)

しかし、そんな石塚の願いも空しく、ついさっきまで別の女のアソコに出たり入ったりしていた汚れた松ヶ崎のペニスに、和美はゆっくりと唇を近づけ、そして尿道にプチュっとキスをしたのだった。

ハァハァハァ・・・・
石塚は、まるでウォッカを立て続けにイッキ飲みしたかのように息が乱れ、目眩を感じながらも、それでも妻のそんな痴態を見つめながらペニスをシゴいていた。

「フェラ上手いじゃない奥さん・・・結構、旦那さんに内緒で遊んでる?」
松ヶ崎がニヤニヤしながら、ペニスをしゃぶる和美を見下ろす。

「あぁ、こりゃあ結構遊んでるぜ、まだ若いのにオマンコの形は崩れてるし、ビラビラも真っ黒けだ」
青木はオマンコの中に固めた舌をズボズボとピストンさせながら、その合間にそう呟いた。

「へぇ~・・・まだ子供も産んでないのにねぇ・・・奥さんはそんなにセックスが好きなの?ん?誰にでもホイホイと股開いちゃうんでしょ?ん?」
松ヶ崎は、ニヤニヤと笑いながらそう和美を侮辱していたが、しかし、松ヶ崎達の質問に一切答えようとしない和美に対し、ついに松ヶ崎がキレた。

「おい、なんとか言えよヤリマン。さっきから何をそんなにお高くとまってんだよ、ヤリマンのくせに」
松ヶ崎はそう言いながら、ペニスを喰わえている和美の頬をペシペシと叩いた。

「そうだそうだ、テメェ、セレブ気取ってるかも知れねぇけどな、こんなに汚ねぇマンコしてセレブが聞いて呆れるぜ!おい!」
青木が和美のムチムチとした尻をパシン!と激しく叩いた。

小田原は・・・何か言おうとしていたみたいだが、何も言葉が浮かんで来なかったのか、オロオロしながらもとりあえずまた乳首をチューチューと吸い始めた。

「おい、チンポ好きなんだろ?オマンコにチンポ入れて欲しいんだろ?何とか言えよ!」
松ヶ崎が和美の髪の毛を鷲掴みにした。
和美の口から松ヶ崎のペニスがヌポッと抜け、和美は恐怖の表情で松ヶ崎を見つめながらハァハァと荒い息を吐いている。

できれば乱暴はして欲しくなかった。
妻を見知らぬ男達に乱暴されるのがイヤで、わざわざこの信用と実績の「妻レンタルのTATAYA」の会員になったのだ。
乱暴されるのは規約違反ではないか・・・・

そう思いながらも、しかし石塚は、心のどこかにもっと和美を屈辱して欲しい、もっともっと和美を滅茶苦茶にして欲しいという、今までにはない感情が芽生え始めていた。

「欲しいんだろ?どっちなんだ?欲しいなら欲しいって言わねぇと入れてやんねぇぞ!」
青木がそう叫びながら、再び和美の尻を叩いた。和美の真っ白な尻は真っ赤に染まっている。

「おらおら、ハッキリしなさいよ!」
松ヶ崎が和美の口の中にペニスを押し込み、腰を激しく振りながら、和美の口の中にペニスをズホズボとさせた。

ペニスを抜かれ、ゲホっ!と咳いた和美は、まるで別人のような表情で「入れてぇ!」と叫んだ。
「うひゃっ!」と喜んだ青木が和美の両足を広げ「行くぞぉぉぉ」とあざけ笑う。
「最初から素直にそう言えばいいんだよ・・・ほら、ちゃんとしゃぶれ」
松ヶ崎がそう言いながら和美の口に再びペニスを突き付けると、和美は今までとは違い、まるで飢えた亡者のようにペニスにむしゃぶりついた。

「おりゃ!」
和美の開かれた股の中で、青木の腰がズボッ!と沈んだ。

「うぅぅぅぐぅぅぅ!」
ペニスを喰わえたままの和美が悶える。

その瞬間、居たたまれなくなった石塚は、「和美!」と叫びながら、飛び出してしまったのだった。


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石塚を見た和美は、我に戻ったかのように「イヤー!」と叫び出した。

暴れようとする和美を、3人は一斉に押さえつけながら、松ヶ崎が「ちっ!」と舌打ちしては石塚を見た。

「大人しくしろよ!」
青木がそう言いながら和美の体に覆い被さり、それでも腰はコキコキと動かしていた。

「・・・どうして?」
松ヶ崎が呆れた表情で石塚を見ると、石塚は「キミ達は乱暴だ!」とチンポ汁を垂らしながら叫んだ。

「・・・じゃあヤメますか?」
松ヶ崎がフーっと溜息をつきながら聞く。

和美は、青木の下敷きになりながら、青木に激しく腰を振られ、そして小田原にキスをされていた。

そんな和美の姿を見て、再びムラムラと欲情して来る石塚。

「どうすんの?ヤメろというなら、もうオレたち帰りますけど?」

「いや・・・ま、その、あんまり乱暴しないように・・・」
青木の腰の動きを横目で見ながらモジモジと答える石塚。

「えっ?じゃあ続けてもイイの?どっちなの?はっきりしてよ」
松ヶ崎は和美の唾液で亀頭をテカテカに輝かせながら言った。

「・・・えぇ、ま、この度は、その、せっかくお集まりになったと言う事で・・・はい、続けて下さい・・・」
石塚がモジモジとそう答えると、ニヤッと笑った松ヶ崎が再び和美の細い体に振り向く。

松ヶ崎に「どけ!」と突き飛ばされた小田原が、和美から唇を離した瞬間、「あなた、見ないで!」と和美が叫んだ。

「いいじゃないですか・・・奥さんの淫乱な姿を旦那さんに見て貰うというのも・・・」
松ヶ崎はそう言いながら、それまで小田原に汚されていた和美の唇に吸い付いた。

和美は松ヶ崎に舌を激しく突っ込まれながらも、ベッドの脇で呆然と立ちすくんでいる石塚を見つめる。
和美のその目は、「見ないで!あっちに行って!」と訴えているように見え、決して「助けて!」と訴えているようには、石塚には見えなかった。

石塚はそのまま窓際にあるソファーへとトボトボと進み、そしてゆっくり腰を下ろした。
本当は、ベッドの上の和美の横で、お産に立ち会う亭主のように「和美!和美!」と叫びながら、その乱交シーンをアップで見たかったのだが、しかし、今はまだ早すぎる、もう少し和美が感じ始めてから行ったほうがいいだろう、と判断した石塚は、とりあえずソファーに腰を下ろしたのだった。

石塚の目の前で、妻の体にむしゃぶりつく3匹の獣たち。
和美は、まるでサンドバッグのように青木にドス!ドス!と激しく腰を突かれ、同時に松ヶ崎からペニスを口に押し込められては乱暴に腰を振られていた。そして小田原はというと、ペニスをシゴきながら和美の周りをアッチコッチと移動し回り、和美の足の裏や脇の下などあらゆる部分を舐めまくっていた。

まさに地獄絵図だった。
石塚は何度も何度も目眩を感じながら、それでも目を反らす事なく必死でその現実と戦った。
この地獄の現実こそが、石塚という嫉妬狂にとっては激しい興奮起爆剤となるのだ。

(果たして和美は感じているのだろうか・・・・)
和美の脇の下を舐める小田原の体が邪魔をして、和美の表情が見えない石塚は、心配になって来た。

(声は出していない。しかし、それは松ヶ崎のペニスで蓋をされているからかも知れない・・・もし松ヶ崎のペニスで蓋をされていなかったら、きっと・・・・)
石塚は、この状態で和美がアエギ声を出すわけがない、と和美を信用しながらも、しかし、あれだけ激しく青木に攻められて感じないわけがない、ともう一方ではそう不安になり、複雑な心境の中で悶え苦しんでいた。

「小田原、マン汁が溢れ出て来たよ、俺の太ももがネチャネチャだ。いつものように汁をバキュームしてくれ」
青木が、和美の脇の下をペロペロしていた小田原にそう言った。

小田原はムクリと立ち上がると、青木の背後にまわり、そのままベッドの下でスッとしゃがみ込んだ。

小田原が移動すると、松ヶ崎のペニスを喰わえる和美の表情が見えた。
和美は苦しそうに眉間にシワを寄せながら、ただただ受け身の姿勢で松ヶ崎のペニスを喰わえ込まされていた。

そんな和美の表情を見て、和美が積極的に松ヶ崎のペニスを舐めていないという事を知った石塚はとりあえず安心した。

ふと見ると、ベッドの下でしゃがんでいた小田原が、青木と和美の結合している部分に顔を埋めている。

(な、なにをしているんだあいつは?・・・)

石塚はソファーを立ち、小田原の背後にソッと回り、その中を覗き込んでみた。

その中からジュルジュルジュル・・・・っという卑猥な音が聞こえて来る。
どうやら小田原は、青木と和美の結合部分に溢れる摩擦汁を吸い取っているようだった。

(こいつは・・・患者の唾液をバキュームで吸い取る歯科助手か・・・)
石塚は小田原の逞しいその背中を眺めながら、小田原が妙に惨めに見えた。

と、その時だった。
松ヶ崎が「そろそろ交代しろよ」と青木に言うと、松ヶ崎が和美の口からヌポッとペニスを抜いた。
その瞬間、石塚にとって悪魔の叫び声が、部屋の中に響き渡ったのであった。


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「あぁぁん!イヤぁん!お願いヤメて!」

カズミのその声は、言葉だけ聞けば悲痛な叫びだが、実際は歓喜の叫びに聞こえた。

「奥さん、バックでヤろ、ほら、早くケツ向けて、ケツ」
松ヶ崎がそう言いながら和美の尻をペシペシと叩くと、和美は「もう許して下さい・・・」と言いながらも、自らゆっくりとうつ伏せになった。

ベッドの上でペタリとうつ伏せになる和美の尻は、旦那の石塚から見ても、贔屓目ではなく本当に美しかった。

「いい尻してるよな・・・」
松ヶ崎と青木が同時に和美の尻を鷲掴みにする。
今まで、和美の近くにコンビニの店員が近付いていただけでメラメラと嫉妬していた石塚は、そんなシーンをモロに見せつけられ、倒れそうなくらいに嫉妬している。

ゆっくりと四つん這いに膝を立てた和美は、真後ろに石塚がいる事を知ってか知らずか、自らの意思でその美しい尻を高く剥き出しにした。

見慣れた妻のオマンコがパックリと口を開いていた。
石塚は、見知らぬ男に散々突きまくられたそんな穴を見つめ、その穴はもう既に自分のモノではないような気がしていた。

青木が四つん這いになる和美の正面であぐらをかいてはニヤニヤと笑っている。
そして和美の耳元に「気持ちいいだろ」と囁いた。

「今からもっと気持ち良くさせてやるよ・・・」
松ヶ崎がそう言いながら和美のプリプリの尻を抱え、剥き出しになったその穴にペニスの先を固定させた。

(頼む・・・頼むから、感じないでくれよ和美・・・・)
石塚は今にも泣き出しそうな表情でソレを見ていた。

「うっ!」と松ヶ崎が腰を押し込むと、ニュルッ!と和美の穴にペニスが滑り込んだ。

「あぁぁん!」
和美が、まるで狼の遠吠えのように、四つん這いの腰を撓らせながら吠えた。

(和美!)
石塚は失望の底に叩き落とされた。

ユツサ、ユッサ、ユッサ、と松ヶ崎の腰が動くと同時に、和美の大きな胸がプルン、プルンと揺れ始めた。

「どうだ?気持ちいいだろ?」
青木が和美の乳首をクリクリと弄りながら和美に聞いた。

その時、一瞬だけ、和美が青木に「ふふっ」と笑いかけるそのシーンを目撃してしまった石塚は、もう立ち直る事ができなかった。

和美が、和美が、あの青木に愛想笑いをした・・・・・
別の男に背後から入れられ、気持ちいいだろと聞かれ、ふふっと笑いながら返事をした・・・・
やはり和美という女は・・・淫乱な女なのだ・・・・

石塚は絶望の真っただ中でそう嘆きながらも、しかしもうひとつの心の中では、(もっと言え、もっともっと変態な事を言ってくれ和美・・・)と、激しく叫びながら、我慢汁の溢れるペニスをシコシコとシゴいていた。

松ヶ崎の腰の動きは、リズミカルな音を立てながら段々とスピードを上げて来た。
さすが覚醒剤という掟破りを犯しているだけはあり、その腰の動きは人間技とは思えないようなスピードと品やかさを持っていた。

和美の豊満な尻肉と松ヶ崎のメタボな腹とが激しくぶつかり合い、パン!パン!パン!という乾いた音を部屋中に響かせている。

同時に和美も激しく乱れていた。
和美の中からは、大勢の他人から犯され、それを夫に見られているという意識がだんだんと消えかかっているようで、激しく突かれれば突かれるだけ、みるみると大胆になってきているようだった。

背後から松ヶ崎に犯され、小田原の巨大ペニスをしゃぶらされている妻の姿を離れた位置から眺めてはオナニーをしていた石塚は、何度もイキそうになってはペニスをシゴくその指を止めていた。

すると、いつの間に隣りの部屋に行っていたのか、青木が隣りの部屋からスタスタとやって来ては「コレ、着てもらおうぜ」と、セーラー服をベッドの上に乱雑に放った。

「どっから持って来たんだいこんなモノ」
腰を「の」の字に回しながら松ヶ崎がケラケラ笑った。

「さっきの夫婦の忘れ物だよ。あいつら、本当はコレ着て乱交するつもりだったんだな」
青木がゲラゲラと笑いながらベッドの上にドスンと座った。

(ダメだぞ和美・・・そんなモノ、絶対に着るんじゃないぞ・・・)
石塚は心配そうにしながら、ベッドの和美をジッと見つめている。
和美がそのセーラー服を着た時点で、和美はこのプレイを楽しんでいるという決定的な証拠となる。
それだけは、さすがの嫉妬狂も我慢できなかった。
無理矢理にペニスをねじ込められ、そのうち段々と感じてしまうというのは、まぁ100歩譲って仕方がないだろう。それは許す。
しかし、コスプレというのは、これは自らの意思がなければ成り立つものではない。
無理矢理セーラー服を着せられたというのは不自然なのである。
そこまではさすがの石塚も望んではいなかったのだ。

「おい、早く着替えろよ」
青木がニヤニヤしながらそう言うと、松ヶ崎がヌポッとペニスを抜き、「きっと似合うと思いますよ」と、和美の尻にキスをしながら呟いた。

いきなり和美がチラッと石塚に振り向いた。
しかし、石塚には「やめろ」のその一言が出て来ない。

和美はどうしていいのかわからない表情のまま、何度も何度もチラチラと石塚の顔を見る。

「ねぇ、モリタさん。ちょっとイイ話しがあるんだけど・・・」
松ヶ崎がいきなりそう言いながら立ち上がった。
石塚の手を引きながら「ちょっとこっちの部屋に来てくれる・・・」と405号室へと石塚を誘う。

(私を隣りの部屋に追いやり、そして和美を口説くつもりだな・・・ふん、よかろう。受けて立とうじゃないか・・・和美はそこまでバカな女ではない・・・オマエ達に体は許しても、しかしプライドだけは持っている女だ・・・やれるもんならやって見ろ・・・)

石塚はそう思いながら、自信ありげに立ち上がった。
そんな石塚をまた和美がチラッと見た。
石塚はそんな和美に「フッ」と笑いかけた。
しかし、和美の表情は、ピクリとも動かなかったのだった。

405号室に呼び出された石塚は「なんです?」と、シーツの乱れたベッドの上に腰を下ろした。

「うん・・・あのねぇ、こんな事を勧めるのは、本当はよくないんだけど・・・どう?ちょっとだけヤってみない?」
松ヶ崎はそう言いながら、カバンの中から筆箱のような箱を取り出した。

「なんですかソレ?」

「・・・シャブです」
松ヶ崎はそう言ってニヤリと笑った。

「冗談じゃない。私はこう見えても・・・」
と、自分が一流企業の重役である事をついうっかり口走りそうになり慌てて口を噤んだ。

「・・・とにかく、そんなモノ、私には必要ありません。まったくバカバカしい・・・」
そう言いながら石塚がベッドを立とうとすると、「あなたからは見えてなかったでしょうが、奥さん、もの凄く感じていましたよ・・・」とふいに松ヶ崎が呟いた。

ベッドを立とうとした石塚の膝が途中で止まる。

「見えてましたか?奥さんのアレ・・・」
松ヶ崎はテーブルの上にカタっとシャブのケースを置くと、ニヤニヤと意味ありげに笑いながらそう聞いて来た。

「・・・なんですかアレって・・・」
石塚の心臓が激しく鼓動を打つ。

「さっき私のペニスをしゃぶりながら犯されてた奥さんが・・・私の金玉までベロベロと舐めてたの、見えてなかったでしょ?」

石塚は後頭部を金属バットで叩かれたような衝撃を受けた。

「ふふふふふ。やっぱり何も知らないんですね貴方は・・・・」
松ヶ崎はテーブルの上に置いてあった煙草を指で摘むと、それを唇に喰わえさせながらニヤニヤと笑った。

「あなたがあの部屋に乱入して来る前、つまり、あなたがあの部屋を覗いている時、既に我々と奥さんの間で話しは出来てたんですよ・・・」
松ヶ崎は煙草に火を付けると、唇でパッ!という乾いた音を立てて煙を吐いた。

「どういう事ですか・・・」
石塚は頭をクラクラとさせながら、必死に聞いた。

「ええ。奥さんは私達が乱入した時にね、私に向かって『乱暴にして』っと小声で囁いたんですよね・・・あなたが覗いているのを知ってましたから・・・・」

石塚は愕然とした。
「妻は、私が覗いていた事を初めから知っていたんですか?」

「ええ。知ってましたよ。あなたが覗きながらコレしてるのも知ってました」
松ヶ崎は、コレっと言いながら、シコシコとオナニーするジェスチャーをした。

「だから奥さんは、わざと乱暴にしてくれって言ったんですよ。レイプされてる所なら、覗かれてたって後であなたに責められる事はないですもんね・・・頭イイですよね、あなたの奥さん」

石塚はクラクラと目眩を感じながらも(これはウソだ、松ヶ崎の陰謀だ。妻と私の関係を引き裂く為に作り話を言っているんだ)と、疑いの目を松ヶ崎に向ける。

「あっ、ウソだと思ってるでしょ?ホントですよホント」
松ヶ崎はそう笑いながら、「奥さんの性感帯って、脇の下でしょ?」と唐突に言った。

石塚は一瞬、鼻血が出そうになった。

(確かに、和美はセックスの時に脇の下を舐めて欲しいとせがんで来る・・・・彼女がイク時には、必ずと言っていいほど、脇の下を舐めさせられているのだ。そんな事を初対面のこいつらが知るわけがない・・・・・)

そう思いながら石塚は、そう言えば小田原が和美の脇の下ばかりをペロペロと舐めていたシーンをふいに思い出し、再び愕然とした。

「あなたが思っているほど・・・奥さんは純粋な人じゃないですよ・・・かなりのヤリマンですね、アレは」
松ヶ崎はフーっと煙を吐きながら薄ら笑いを浮かべる。

「旦那さんが知らないだけで、結構、遊んでると思いますよ・・・心当たりはありませんか?」

心当たりはイヤというほどある。
石塚の運転手をしている村橋という若い男、この男に時々スポーツジムまで送ってもらっていた和美は、その時だけ、妙に帰りが遅かった。
あと、和美の大学時代の親友だったとい中田友梨という女、いつも電話で和美を食事に誘うのだが、いつも帰りは深夜だ。しかし、石塚はその中田友梨という和美の親友を一度だって見た事がなかった。
そして一番怪しいのが、和美とよく行くイタリアンレストランの若いボーイだ。
妙に和美に馴れ馴れしく、そしていつも石塚に対しては挑戦的な視線を投げ掛けて来る。
石塚がトイレに立った時など、席に帰って来ると必ずそのボーイは和美と親しげに話しており、石塚が席に付くなりスっと消えてしまうのだ。

これらの「心当たり」は、今まで、嫉妬深い自分の性格が作り出す妄想だろうと、その度に石塚はそう思っていたが、しかし、今、松ヶ崎からハッキリとそう言われると、その妄想が妄想ではなく現実なのではないのかと、ひどい焦りを感じ始めて来た。

「・・・さっき、バックで入れてってのも、奥さんから言い出した事なんですよ・・・」
松ヶ崎は、かなり動揺している石塚を勝ち誇ったような表情で見つめながら、灰皿の上に煙草を押し付けた。

「・・・どうです?苦しいでしょ?」
松ヶ崎はテーブルの上に置いてあるシャブのケースをカチカチと開けながらそう聞いた。

「・・・・そりゃあ・・・まぁ・・・・」
絶望の真っただ中にいる石塚は、そう返事するのがやっとだった。

「だからコレ、薦めたんですよ・・・。コレ打つとね、嫌な事パーっと忘れさせてくれて、滅茶滅茶ハッピーになれるから。だから今のモリタさんにはもってこいのクスリかな、なんて思ってね・・・・」

石塚はそれどころではなかった。
石塚の頭の中では、運転手の村橋が和美にペニスをしゃぶらせ、中田友梨という偽名を使った若い男が和美を背後から犯し、そしてイタリアンレストランのボーイが悶え狂う和美の脇の下をペロペロと舐めているシーンが走馬灯のように駆け抜け、松ヶ崎の言葉に対し、ただ呆然と頷く事しかできなかったのだった。

そんな石塚の心中を察したのか、松ヶ崎はゆっくりと席を立つと、隣の406号室が見渡せる通路の角まで行き、「ふふふふふ・・・」と小さく笑った。
そして、ベッドの上で項垂れている石塚に向かって「モリタさん、ちょっと見て下さいよアレ」と、声を掛けた。

「えっ?」と顔をあげた石塚は、ニヤニヤと笑う松ヶ崎を見てはゆっくりと立ち上がり、そして恐る恐ると松ヶ崎のいる通路に近寄った。

「見て見なさいよアレ。とんだスキモノですよお宅の奥さんは・・・」
そう言いながら松ヶ崎が指を差すその先には、セーラー服を来た和美が青木の体の上で激しく腰を振り、そして小田原と互いに舌を絡め合いながら、濃厚なディープキスをしていたのだった。


               20


もう何もかもがぶっ飛んでしまった。

ガタガタと膝を震わせながら、壁にしがみついている石塚は、その壁に勃起したペニスを擦り付けながらも、「裏切ったな・・・裏切ったな和美・・・」と呟き、そして、二、三回、ぴゅっぴゅっ、と小さな射精をした。

いつの間に用意をしたのか、松ヶ崎がシャブの入った注射器を持ち、その注射器の先から石塚と同じように液を、ぴゅっぴゅっと、二、三回飛ばしながら笑っていた。

「精力剤だと思えばいいんですよ・・・」
松ヶ崎はそう言いながら、石塚の右腕の血管にプツッと針を刺した。

「和美・・・・」と呟きながら、みるみると自分の体内に入っていく覚醒剤を見つめる石塚。

松ヶ崎は、注射器が空になると素早く針を抜き、そして血管から玉のように飛び出した血液に、丸めたティッシュをギュッと押し付けた。

「すぐに効きますよ。このシャブは上物ですからね、即効性は抜群です」

松ヶ崎がそう笑った瞬間、石塚は、覚醒剤が脳味噌の細胞の中を、まるでウォータースライダーを滑るかのように滑り降りていく感覚に見舞われ、激しい目眩のままヨロヨロと歩き出した。

石塚が目指す先は、もちろん、和美が乱れている406号室のベッドである。

「和美!・・・よくも、よくも裏切ったな!」
感情的になった石塚は、そう叫ぶといきなりワーッと泣き出した。

そして青木の体の上で腰を振っている和美の髪を鷲掴みにすると、「俺のもしゃぶるんだこの変態女!」と鼻水を吹き出しながら叫んだ。

「うぐっ・・・うっ・・」
和美は、青木の腰で、クッチャ、クッチャといやらしい音を出しながら、石塚のペニスを喉の奥まで飲み込んだ。

セーラー服姿の和美の大きな胸が、ユッサ、ユッサと揺れている。
石塚のペニスをしゃぶる和美の口から唾液が溢れ、真下にいた青木の額にピタッと落ちた。

「おい、松っちゃんよ、この女、スゲェ変態だぜ。豪快に潮まで噴きやがったよ」
額をテカテカと輝かす青木が、ベッドに乗り込んだ松ヶ崎に、ハァハァと荒い息を吐きながら呟く。

「へぇ・・・もうそこまでヤっちゃったのか・・・なら、ココにもう1本お邪魔させてもらっても大丈夫そうだね・・・」
松ヶ崎は、和美の尻の穴を舐めていた小田原を「どけ」と突き飛ばすと、青木のペニスが、グチョ、グチョとピストン運動している結合部分をピチャピチャと触れながら笑った。

(えっ?・・・オマンコに2本チンポを入れるって事か?・・・)
石塚は、和美の舌ワザにハァハァと臭い息を吐きながら、和美の背後にいる松ヶ崎を見た。

「和美、おまえ、二本同時に入れて大丈夫のか?」
石塚は、和美のオマンコが裂けてしまうのではないかと心配になり、慌てて和美の口からペニスを引き抜くと、和美にそう聞いた。

「大丈夫よな奥さん、さっき、俺と小田原のチンポ、2本一緒に入れてやった時、泣いて感じてたもんな」
石塚の股の下で青木がそう叫んだ。

「・・・ホ、ホントか和美?」
石塚は和美の顔を覗き込む。

すると青木がもの凄い力で和美の身体を抱きしめ、石塚のすぐ目の前で激しいディープキスをした。

「じゃあ入れるよ奥さん?いいね?」
松ヶ崎が、既に青木のモノが1本入っているオマンコに、亀頭をグリグリと押し付けながら聞いて来た。

プチョッ・・・と唇を離した青木が「ほら、入れていいかって松っちゃんが聞いてるんだよ、返事してやれよ」と、和美に言うと、和美は、青木の目を見つめたまま「入れて・・・」と小さく呟き、そして自ら青木の口の中に長い舌を捻り込んだ。

強烈な嫉妬快感が石塚の全身にもの凄いスピードで駆け抜けた。
ペニスには手を触れていないというのに、石塚のペニスの先からは、ぴゅっぴゅっと小さな射精が繰り返されている。

「おぉぉぉ・・・入ったぁ・・・・」
松ヶ崎がそう唸った瞬間、全身をブルブルと震わせた和美は、仰け反るようにして「あぁぁぁぁぁぁ!」と叫び、そして、目の前にあった石塚のペニスに無我夢中でしゃぶり付いたのだった。

さすがの青木も、これには顔を顰めながら、射精しそうなのを必死で堪えているようだった。

「おぉぉ・・・青木のチンポがオマンコの中でゴリゴリしてて気持ちいいぜ・・・・」
松ヶ崎も感じているのか、セーラー服姿の和美に抱きつきながらハァハァと唸っている。

2人が上下別々にピストン運動を始め、それはまるで「もちつき」のようだった。

そんな2本が収まっている結合部分を、小田原はまるで犬のようにペロペロと必死で舐めていた。

そして、肝心の和美の乱れようはというと、それはそれは半端なものではなかった。

まるでキチガイのように石塚の体にしがみつきながら、一心不乱に顔を上下に揺らしては石塚のペニスをしゃぶりまくっている。

「和美・・・気持ちいいかい・・・」
石塚がそう声を掛けても和美は、ひたすら無我夢中でペニスをしゃぶっているだけだ。

石塚は改めてこの獣のような交わりを眺めてみた。

自分の大切な大切な妻の体に、3匹の獣が、まるで食らい付くかのように群がっている。
こんな乱交をするつもりはなかった・・・と、石塚は眉をひそめる和美の顔を見た。
私は他の男に抱かれる妻の姿がみたかった、ただそれだけだったのに・・・
そう思いながら石塚は、もう既に壊れてしまった和美に、ゴメンと心で詫びた。

「おい、もう我慢できねぇ・・・イキそうだ・・・」
青木が誰と無くそう叫ぶ。

「まだまだもったいないだろ、こんな上玉、なかなか回って来ないんだぜ・・・」
松ヶ崎が、まるで和美をモノでもあるかのようにそう言いながら、タプタプと揺れる胸を両手で鷲掴みにした。

「おい、中で出しちまっても大丈夫か?」
青木は、石塚のペニスをしゃぶる和美の耳元に小声で囁いた。

青木は石塚に聞かれないように小さく呟いたつもりだったが、しかしその声はしっかりと石塚に聞こえていた。

和美がどう答えるかを、石塚はドキドキしながら耳を澄ましていた。

「うっぷっ・・・」と、苦しそうに石塚のペニスから口を離した和美。
その苦しそうな表情は、妙にわざとらしく、石塚にはそれが演技にしか見えなかった。

和美は「ハァハァハァハァ・・・・」と荒い息を吐きながら、時折、「あぁん!」などと体をビクッ!と痙攣させたりしては、ゆっくり、さりげなく、青木のウナジに顔を近づけていった。

その瞬間を見逃さないようにと、石塚もわざとらしく和美の背中を舐めるフリをして、和美の口元をジッと見つめていた。

「な、どっちなんだよ、もう我慢できねぇって・・・中でイッてもいいか?」
和美の耳元に青木がもう一度そう囁くと、和美は青木の耳元に微かな声で「いいよ」と呟き、そしていきなり顔をガバッとあげると「あなた!チンポ!チンポを舐めさせて!」と、ワザとらしく乱れたフリをしてはそう叫んだ。

(やっぱりコイツは・・・・)
石塚は愕然としながらも、また元の位置に戻り、和美の顔の前にペニスを突き出した。

和美が一心不乱に石塚のペニスにしゃぶり付く。
青木は「イクぞ、イクぞ松っちゃん!」と松ヶ崎に声を掛けた。
松ヶ崎も同時にフィニッシュを決めようとしているのか、それまで以上に激しく腰を振り出した。

「あっあっあっ!」
青木が和美のポテポテと揺れるオッパイに顔を埋めた。
同時に「うっ、イク!」と小さく唸った松ヶ崎が和美の背中に抱きついた。

2人の腰が一瞬ズボズボズボ!と早くなったが、しかし次第にスピードを落としては、射精の余韻を味わうかのように、互いに和美の体に顔を埋めたまま黙っていた。

石塚は、今、和美のオマンコの中はいったいどうなっているのだろうとそればかり考えていた。
2本のペニスから同時に発射された精液。その中でまだジワジワと蠢いている2本のペニス。

「スゲェ・・・・」
結合部分を覗いていた小田原がそう呟き、慌てて、その結合部分に唇を押し当てた。
そして、まるで患者の口内に溜った唾液をバキュームで吸い取る歯科助手のように、和美のオマンコから溢れ出た2人の精液をズズズッと吸い始めた。

その一部始終を眺めていた石塚にも、絶頂が訪れた。
あの、2人の他人に散々汚されたオマンコの中に中出ししてみたい気もしたが、しかし、もうすぐそこまで絶頂が近付いていた石塚には、そんな余裕はなかった。

「和美・・・イクよ・・・」
石塚が小さく呟くと、ペニスを上下する和美の顔の動きが急に早まった。

「あぁぁぁ!」
小さく唸った瞬間、ペニスをゆっくりと上下さす和美の目が、一瞬、石塚の目をジロッと見た。

いきなり和美と目が合った石塚は、初めてのセックス鑑賞会で出会った嫉妬狂の升田の言葉を瞬時に思い出した。

(その興奮と言ったら想像を絶しますよ。今まで見た事もなかったような妻の本性を、客観的に見る事ができるんですからね・・・)

その言葉と同時に、升田の狂気に満ちた老人の目を鮮明に思い出した。

(私も・・・あの時の升田さんと同じ目をシテいるのだろうか・・・・)

石塚はそう思いながら和美の目をもう一度力強く見つめた。

しかし和美は石塚からゆっくりと目を反らすと、そのまま静かに目を綴じ、他人に乳をゆっさゆっさと揺らされながらも石塚の尿道から迸る精液を音を立てて飲み干したのであった・・・。






翌日、石塚のパソコンに松ヶ崎からメールが届いていた。

〖昨日言い忘れてましたけど、実はあのクスリは覚醒剤ではなくただのビタミン剤です。貴殿をソノ気にさせようとした私の嘘ですからホンキにしないで下さいね(笑)。では、明後日の6時、いつものホテルで待ってます。奥様によろしく('-'*)♪〗

34階の重役室で松ヶ崎からのメールを読んだ石塚は、秘書が近付いて来るのに気付くと静かにノートパソコンを閉じた。
「ニューヨーク支社からのメールですか?」
ゾクッとするほどの網タイツを履いた秘書がそう石塚に優しく微笑みかけながら、テーブルの上にエルメスのコーヒーカップを静かに置いた。
「いや・・・プライベートだ・・・」
そう答えながら黒光りする革張りの椅子をクルッと窓に向けると、秘書が入れてくれた温いカプチーノにゆっくり口を付けた。

よく晴れた東京が石塚の前に広がる。
微かにブルガリの香水の香りを残して秘書が部屋を出て行くと、石塚は眩しい東京の空をふと見上げた。
そして、松ヶ崎のメールに書かれていた、あまりにも下手糞な顔文字に、おもわずプッと噴き出したのだった。

(嫉妬狂・完)

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