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番台から愛をこめて3

2010/01/01 Fri 21:20

番台3




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布団の上に寝かされた僕は、スルスルスルっとジーンズだけを下ろされた。
全裸のお姉さんがトランクス1枚の僕の下半身に体を擦り寄せて来た。
緊張がマックスに達した僕は、ストリップ劇場の埃だらけの天井を見つめたまま、まるで蝋人形のように固まっていた。

お姉さんの柔らかいオッパイが僕の膝っ小僧にポニョッと押しあてられる。
お姉さんのハァハァという荒い息づかいが僕の太ももに吹き掛けられていた。

突然、ムギュっと僕の股間をお姉さんが握った。
「緊張してる?・・・」
お姉さんは全然ボッキしない僕にそう語りかけた。
「・・・は、はい・・・」

お姉さんはうふふっと笑うと、スルスルスルっと僕のトランクスを下ろした。
ホールはシーンと静まり返り、ヤジのひとつも飛んで来なかった。
心地良いR&Bが巨大なウーハーから重低音を響かせ、僕が寝転がっているステージの床が音に合わせてズンズンズンと振動していた。

お姉さんは僕の股間の上でゆっくりと髪をかきあげると、チラッと僕の目を見てうふっと優しく微笑んだ。
そしてそのまま顔を股間に近づけ、パクッと僕のペニスを口の中に入れたのだった。

僕の萎れたペニスがお姉さんの口の中で弄ばれている。
お姉さんの生暖かい舌が僕の萎れたペニスをコロコロと転がし、そしてチューチューと吸い込んだ。
お姉さんはペニスをしゃぶりながら僕の手を掴むと、それを自分の胸に持って行った。
僕の手の平に、スベスベとしたお姉さんの肌が触れた。
ゆっくりとその肉の塊を揉むと、それはまるで生クリームのように柔らかかった。

お姉さんの顔が段々と上下に激しく動き始めた。
どうやら、お姉さんのオッパイを触った事で僕のペニスは立って来たようだ。
勃起したペニスにお姉さんの唇がキュッと吸い付く。舌先でチロチロと尿道を刺激しながら、お姉さんは顔を激しく上下に振っていた。

なんともいえない快感が僕の下半身に襲いかかる。
ほんのつい数時間前までは、ドーテーでありながらホモに処女を奪われるかも知れない、という実に難解な問題を抱えていた僕だったが、まさかこんな展開になるとは夢にも思っていなかった。

ヌポッ!と音を立ててペニスを抜いたお姉さんは、赤い唇を唾液でテカテカと輝かせながら、「よし」と小さく微笑んだ。

その「よし」は、準備完了、という意味なのだろう、お姉さんは嬉しそうな笑顔を僕に向けながら、ペニスを右手で固定しつつ、僕の身体をゆっくりと跨いだ。
お姉さんは僕を見下ろしながら、ウンコ座りにしゃがんだ股間に僕のペニスの先をグニョグニョと動かし始めた。

「いよいよだぞ・・・」
カブリツキからステージを食い入るように見つめていた親父が呟く。
「初めてのオマンコやなんて羨ましいのぅ・・・・」
顔を赤らめた酔っぱらい親父の喉がゴクッと鳴る。
「坊主、いよいよ男になるんや・・・チンポが入るとこよう見ときんさいや・・・」
いきなり僕の耳元で酒臭い親父がそう呟いた。

回りをよく見ると、僕が寝転がっている、通称「へそ」と呼ばれるステージの丸い出っ張り部分には、作業服を着た親父達が身を乗り出し、「へそ」の回りをぐるりと囲んでいた。

僕は言われるままに顔を起こし、結合するそのシーンを見る。
いつの間に付けられていたのか、僕のペニスにはピンクのコンドームが付けられていた。

「入れるよ・・・」
お姉さんは僕の目を見てそう言いながら、大きな瞳をゆっくりと半開きにさせていった。
プチュ・・・プチュ・・・プチュ・・・
僕のペニスはいとも簡単にお姉さんの中へと入って行った。

僕の足下から結合部分を覗いていたおっさんが、ペニスがアソコにヌプヌプと入って行く様子を見て「おおお・・・・気持ち良さそうやのぅ・・・」と唸り声をあげた。

気持ちが良いのかどうなのかは正直言ってわからなかった。
わかるはずがない、これだけ大勢のおっさんたちに囲まれながら感じられるほど僕は大物ではないのだ。

クチャッ・・・クチャッ・・・クチャッ・・・・
お姉さんが悩ましげな動きで腰を動かし始めた。
お姉さんは本当に感じているのか、それとも演技なのか、なにやらやたらとハァハァ言いながら髪を乱している。

僕は・・・・
相変わらず、気持ち良くもなんともない。
え?これが夢にまで見たセックス?ってな感じだ。

「おい、まだイったらいけんぞ・・・」
酔っぱらいが耳元で囁いた。
「イ、イ、イキそうになったら、あ、あ、頭ん中で、か、か、掛け算しろ」
男はつらいよ、に出てくる蛾次郎のようなおっさんが欠けた前歯を出してニッと笑った。
「アホウ、それは掛け算やのうて引き算じゃ」
坊主頭の肉体労働者が蛾次郎の頭をポカッと叩く。
「で、で、でも、ト、ト、トルコ行ったら、か、か、掛け算しろって、お、お、親方が教えてくれたぞ」
「おまえ掛け算できるんかい」
「に、に、2と3の段だったら」
親父達がゲラゲラと下品な笑い声をあげた。

掛け算でも引き算でもなんでもいいけど・・・そんな事しなくても、あなたたちがそうやって見ている以上は、僕はイキませんよ・・・・

お姉さんの身体がガンガンと僕の下半身の上で跳ねまくっていた。
お姉さんは演技としか思えないアエギ声を、AVの如く「あん!あん!」と出し始める。
しかし、僕は全然気持ち良くない。
いや、きっとお姉さんも気持ち良いわけないだろう、これはお姉さんにとったらあくまでもお仕事なのだ。

お姉さんはいきなりガバッと横たわる僕の身体に倒れ込んで来た。
そして僕の身体を抱きしめながら、「そろそろイって・・・」と耳元で優しく呟いた。

お姉さんは再び体を起き上がらせると、今まで以上に腰をコキコキと激しく振りながら、「イキそう!イキそう!」と叫び始め、切ない顔を天井に向けながら「イクぅ!」と顔を顰めたのであった。



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慌ててストリップ劇場を出ると、入口の横にある喫煙ベンチを覗いてみた。
しかし、そこにもやっぱりミツルちゃんはいなかった。

料金所のオバさんに聞くと、「あぁ、あの太った人だね、あの人はマナ板が始まると同時に出てったよ。アンタせっかくのマナ板見てかないのかい?ってアタイが聞いたらさ、何にも言わずに、幽霊みたいにフラ~っと出てったよ・・・なんか泣いてるみたいだったけど、ストリップ見ながら無く人なんて、アタシャ初めてだね・・・」と、めちゃめちゃ早口でそう言った。

なんかミツルちゃんに悪い事をしちゃったな・・・と思いながらも、しかし内心はそんなミツルちゃんを「キモっ!」と思っていた。

そのまま僕はストリップ劇場を出て、ひとりトボトボと暗い商店街を進み、小さな郵便局の前にあるコンビニへと向かった。

コンビニのベンチに座り、携帯をカシャッと開くと時計を見た。
約束の時間までまだ30分もあった。
携帯をペシャっと閉じた僕は、ベンチの上で大きな背伸びをしながら、ステージで僕にこっそり言ったお姉さんのあの言葉をもう一度思い返していた。


ステージの上では、結局僕はイけなかった。
お姉さんはなんとか僕をイカせようと頑張ってくれていたのだが、しかし、中2階にあるスタジオのような所から、照明を照らしていたおっさんが「時間です」と書かれた紙を何度も何度もステージのお姉さんに向かって振っていたため、遂に時間切れとなり、僕が射精をする前に行為は中断されたのだった。

ペニスをアソコから抜き取る時、寝転がる僕の身体を抱きしめたお姉さんは僕の耳元に囁いた。
「12時半。郵便局の前のコンビニで待ってて」
僕が「えっ?」と聞き直すと、お姉さんは僕にニコッと微笑みかけながらヌルリンとペニスを抜き取り、ステージの上からホールの客達に向かってバイバーイと大袈裟に手を振ると、そのままスルスルッと楽屋へと消えて言ってしまったのだった。

僕はその時のお姉さんの言葉を思い出しながら、確かに12時半って言ったよな・・・と再び携帯を開いた。
さっき携帯を見てからまだ1分しか経っていなかった。
(もしかしたら12時半ってのは明日の昼の事かも知れないぞ・・・・)
僕はもう一度冷静になってあの時の言葉を思い出し始めた。

そう、僕にはどうしてもあのお姉さんの言葉が信じられなかったのだった・・・・。



僕は飲みたくもない缶コーヒーを手にしたまま、かれこれコンビニの店内と外を行ったり来たりと5往復くらいしていた。
落ち着かない。約束の12時半が近付くにつれ胸がドキドキと暴れ始め落ち着かなくなる。
本当に来るのかな・・・来るわけねぇだろ・・・いや、でももし本当に来たらどうする?・・・、などと、何度も何度も考えながら3回もトイレに走り大量の小便をした。

そんな事を繰り返していると、約束の12時半はとっくに過ぎていた。
しかし僕は、1分おきに携帯の時計を見ながらも、あと1分待って来なかったら帰ろう、と思いつつ、かれこれ20分もそのままの姿勢で待っていた。
まるで24回目のお見合い相手を待つ独身男性45歳のように、高鳴る胸の鼓動をおさえながらベンチの隅で背筋をピーンと伸ばしている僕は、1分おきに携帯を見つめながらもきっとそうやって朝まで待つ事だろう・・・。

足下でカサっ!という音がした。
見ると、ベンチの角から野良猫がジッと僕の顔を見ていた。
「・・・なんだよ」
野良猫にそう言うと、野良猫はなぜかびっくりした目で僕を見ながら「にゃ~・・・・」と鳴いた。

そのまま、その野良猫とジッと睨み合っていると、いきなり野良猫がサッと道路に振り向きキッと身構えた。
野良猫の見つめる先には、商店街の暗闇をカツコツと小走りに走って来る女がいる。

「ごめ~ん!遅れちゃったぁ~!」

お姉さんのその声に野良猫がサッと逃げ出した。
おもわず僕も野良猫と一緒に逃げ出しそうになっていた。


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「へぇ~・・・お風呂屋さんの裏ってこんな風になってんだぁ・・・」
お姉さんは、まるで見学に来た近所の小学生のように、興味深そうに風呂釜の中を覗き込んでいた。

「ススが付きますから、汚れますよ・・・」
僕は、釜の中に顔を突っ込もうとしていたお姉さんをそう言って止めた。

「えへへへへ・・・」
そう照れ笑いしながら釜の中に顔を突っ込むのを諦めたお姉さんの鼻の頭には、案の定黒いススがサラっと付いていた。

ギシギシと音を立てながら階段を上がった。
「お侍さんの家みたい・・・・」
お姉さんがそのギシギシという音にビビりながら恐る恐る階段を上がる。
裏の母屋とはかなり距離があったが、しかしなぜか僕とお姉さんはコソコソ声で話していた。

ザッと襖を開ける。
ガランと何も無い部屋に、薄汚れたソファーがひとつとペラペラの煎餅布団がポツンと置いてあるだけの、そんな侘しい部屋だった。
煎餅布団の上にぶら下がっている裸電球を暗闇の中で捕まえ、電球の上にあるスイッチをカチッとひねると、その侘しい部屋にポッと赤茶色い電球の灯りが広がった。

「ホントだぁ・・・何にもない部屋だ・・・」
お姉さんは部屋を見渡しながらそう呟くと、僕の顔を見てクスッと笑ったのだった。


お姉さんはどうしてこの部屋に来たのか?
なぜ売れっ子ストリッパーのお姉さんがこんな汚い部屋にやって来たのか?
それは僕にもわからない。
待ち合わせのコンビニで彼女と出会ってから、どんな話しになってどうやってこの部屋に来たのか、僕の記憶にはポッカリと穴が開いてしまっていた。まったく何も思い出せない。

ただ、これだけは覚えている。
いや、この言葉だけは、忘れようとしても絶対に忘れやしない。
あれは、お姉さんがコンビニに来た直後に言った言葉だ。

「さっきはゴメンね、せっかくの童貞を・・・・。だから、今度はちゃんと・・・ねっ」
お姉さんはそう言いながら怪しい笑顔で微笑んだ。
下町の古ぼけた商店街を背景に、黒いTシャツに白いミニスカートを履いたお姉さんの細い体が闇夜に浮かんでいた。
ほんわかと漂うシャンプーの匂いと、高級そうな香水の香り。
そして大きな瞳に長い付けマツゲをパチパチさせながら僕を見つめて微笑むその笑顔。
僕はあの時の状況とお姉さんのその言葉、そしてお姉さんのあの優しい笑顔を、一生忘れないだろう。


お姉さんは畳の床をミシミシさせながら真ん中にポツンと置いてあるソファーにチョコンと座った。
突っ立ったままの僕をソファーから見上げるお姉さんに「何か飲みますか?」と聞きたい所だが、しかし僕の部屋には冷蔵庫がない・・・。
僕はただモゾモゾと立ちすくみながら、お姉さんのTシャツの襟首からチラチラと見える大きなオッパイに釘付けになってしまっていたのだった。


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「私、京って言うの。ステージでは京佳って名前だけど、本名は京。キミは?」
「楢山新一郎・・・です」
僕はそう言い、ロボットのようにカチカチになりながら煎餅布団の上にゆっくりと座った。
「へぇ~・・・名前もお侍さんみたい・・・」
お姉さんはそうクスッと笑う。

そこで話しが途切れた。
さっきから妙に沈黙が続いている。こんな時は男の僕がリードしなくてはいけないのだ、と、昔読んだ「ポパイ」にそう書いてあった。

僕は何か話さなければ・・・と焦るが、何も浮かんで来ない。あぐらをかいて俯いた僕は、どうしょう、どうしよう、と脳の中で話題を探す。そのうち靴下に無数に付いている毛玉が気になり出して、話題を考えながらそれをプチプチと千切り始めた僕は、いつしかそれに没頭し始めた。
どのくらい経ったろうか、俺、何やってんだ?と、気付き、しまった!と慌てて顔をあげると、ソファーに座るお姉さんと目が合った。

僕の顔を見て「ん?」と優しく笑うお姉さん。
「あ、あのぅ・・・ど、どうして、ウチの銭湯に来るんですか?」
誠に苦し紛れな質問だ。

「どうしてって・・・劇場の寮にはシャワーしか付いてないからよ。私、お湯に入るのが好きだから・・・」
「いえ、そーいう意味じゃなくて・・・そのぅ、どーしてあっちのスーパー銭湯に行かずに、わざわざこんなボロッちい亀の湯なんかに来るのかなーって・・・思ったりして・・・」

お姉さんは大きな目で僕を覗き込むと「キミが番台にいるからよ」とコソコソ声でそう言った。
「・・・・えっ?!」
戸惑う僕を見て、お姉さんはプッと吹き出す。
「あっちのスーパー銭湯ってゴチャゴチャと人がいるでしょ、私、あーいう人混みって苦手なの。その点、こっちのお風呂屋さんは貸切りみたいにのんびりできるでしょ・・・」
僕はお姉さんの話しを聞きながら「そうですよね・・・」などと相づちしながら聞いていたが、内心はちょっと残念だった。

そんなどーでもいい話しがダラダラと続いていた。
せっかくのお姉さんとの時間を有効に使いたいと思っていた僕だが、しかし、そう思えば思うほど焦りが出て来て、チンプンカンプンな話しばかりしてしまう。

そのうちお姉さんもそんなチンプンカンプンな僕に気付いたのか、「新ちゃん、もしかして緊張してる?」とソファーを前屈みになりながら僕の顔を覗き込んで来た。
「・・・えぇ、まぁ・・・はい・・・」
僕がそう返事をすると、お姉さんは「うふっ」と笑いながら、ソフアーの上から僕の顔を両手で押さえ、ゆっくりと唇を重ねて来た。

いきなりの出来事に僕が驚いたままジッと止まっていると、お姉さんは目を閉じたまま顔を斜めに向け、僕の口の中に生暖かい舌を押し込んで来た。
初めてのディープキス。
お姉さんのその柔らかい舌は、実家の近所の焼肉屋でよく食べた「レバ刺し」のような感触だった。

ウグ・・・ウグ・・・と言いながら、お姉さんはキスをしたままソファーを降り、僕の真正面に座った。
僕の舌をレロレロと転がしたり、時にはキュッと吸い付きながら、お姉さんは僕の股間を揉み始める。
お姉さんの細くて長い指がジーンズのボタンをプチッと外した。
キスはまだ続いている。このまま一生続けて欲しいと心からそう思う僕。

お姉さんは目を閉じたまま、僕のズボンを尻まで下げると、トランクスの中からビンビンに勃起した僕のペニスを取り出し、真っ白なマニキュアが塗られた長い爪をキラキラさせながらゆっくりと手コキを始めた。

さすがにマナ板ストリッパーだけはある、お姉さんは僕のような内気な人間をリードするのにとても手慣れているようだった。

お姉さんはヌチャ・・・っと唇を離すと、ハァハァと小さく息を吐きながら僕の首筋をチロチロと舐め、そして一瞬のうちに僕のTシャツを脱がせてしまった。
静かに布団の上に寝かされた僕の乳首をペロペロと舐めそして時にはカリッと噛んだ。
僕の身体をペロペロと舐めながらお姉さんの体が段々と下半身に降りて行く。
お姉さんは僕のヘソを舐めながらトランクスを下ろし、僕はあっという間に全裸にされていた。

「さっきはごめんね・・・お客さん達が騒いでたから何も感じなかったでしょ・・・」
僕の太ももを舐めながらお姉さんがそう呟く。
「いえ・・・」と僕が何か言おうかとすると、いきなりペニスにヌルッとした感触が広がった。

「うっ・・・」
僕は激しい快感の中、そっと顔をあげてお姉さんを見た。
いつの間に脱いだのか、そこには全裸となったお姉さんが、僕のペニスを喉の奥まで頬張っていた。

ジュポッとペニスを抜いたお姉さんは「たっぷりと感じさせてあげるからね」と、僕の目を見て笑った。
お姉さんは僕の両足をおもいきり開かせると、股間の中に顔を埋める。
チロチロチロッと金玉を舐められると、ゾクゾクゾク!というくすぐったさが全身に走った。

お姉さんの舌は金玉から更に下へと滑り落ちて行く。お姉さんは両手で僕の両足を高く持ち上げると、僕の股間に顔を埋め肛門をチロチロと舐めまくり、そしてそうしながらも我慢汁が溢れ出しているペニスをシコシコとシゴいてくれた。

僕は天井からぶら下がっている裸電球を見つめながら、この世の中にこんなに気持ちいいモノがあったのかと脳味噌をグラングランとさせながら、あまりの興奮に気が狂いそうになっていた。


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お姉さんは再び僕のペニスを喰わえると、僕の腹の上で長い黒髪をサラサラとさせながら、音を立ててペニスをしゃぶった。
そしてペニスをジュポジュポとしゃぶりながら、ゆっくりと下半身を移動させ始める。
僕のペニスを軸にして、円を描くように移動して来たお姉さんの下半身は、そのままゆっくりと僕の顔を跨いだ。

スゲェ・・・・
シックスナインのポーズとなった僕は目の前にあるお姉さんのオマンコを見つめながら感動していた。
お姉さんの細い指が太ももの間からスルッと飛び出し、人差し指と中指でピースサインをするようにしてオマンコを開いた。
赤黒いオマンコの唇が開かれると、その奥はキラキラと輝くショッキングピンクだ。

「見て・・・濡れてるでしょ・・・これはホントに濡れてるんだよ・・・」
お姉さんは切ない声でそう言いながら、パックリと開いたオマンコの先にある小さな豆粒をコロコロと転がした。

(ホントに濡れてるんだよ・・・という事は、さっきステージで濡れていたのはやっぱりニセモノなんだ・・・)

そう思うと、なぜかとたんに嬉しくなって来た。
今、お姉さんは僕の為だけにホンキで濡れているんだ、と、ハァハァと興奮する僕は、大胆にも「舐めてもいいですか・・・」と聞いてみた。

「・・・いいけど・・・でも、私のココ、いろんな人とヤッてるから汚れてるよ・・・」
「そんな事ありません・・・」
僕はそう答えながら、お姉さんのオマンコに舌を伸ばした。
お姉さんのオマンコから溢れ出る透明の汁はとっても生暖かった。まるで風邪をひいた時の鼻水のようなしょっぱい味がする。
あの時嗅いだパンティーのイカのような匂いはまったく感じなかった。

次々に溢れ出て来る透明の汁をズルズルと吸いながら、僕はふとお姉さんのさっきの言葉をもう一度頭の中で繰り返してみた。
(いろんな人とヤッてるから汚れてるよ・・・・)
僕の頭に、さっきのストリップ劇場にいた作業服の男達が浮かぶ。
お姉さんは毎晩あんな荒くれ者達にヤられているのか・・・・それもみんなの見ている前で・・・・。

僕はお姉さんのオマンコを舐めながら、この穴の中に酔っぱらい労働者達のペニスが出し入れされていたのか・・・と思い、少し気持ち悪くなって来た。
ただそれは、お姉さんのココが気持ち悪いという意味ではなく、ヤツラのチンポが気持ち悪いという意味だ。
チンポと言えば・・・ミツルちゃんは今頃どうしているんだろう・・・・。
ふとミツルちゃんの不気味な笑顔を思い出してしまった僕は、慌てて記憶を掻き消したのだった。


「下がいい?それとも上でヤってみる?」
黒髪を掻き分けながらお姉さんが僕の顔を覗き込んだ。
「上でヤってみていいですか?」
僕がそう答えると、お姉さんは「うふっ」と微笑みながら僕の頬に頬擦りした。

僕が起き上がり、お姉さんがスルスルッと煎餅布団の上に寝転んだ。
お姉さんは両膝を立てて寝転んだまま、僕に両手を広げて「おいで」と優しく笑った。
僕はお姉さんのその表情に、鼻血が吹き出すんじゃないかと思うくらい興奮し、ガバッとお姉さんの柔らかい体に抱きついた。
「慌てなくてもいいのよ・・・・」
サカリの付いた犬のようにハァハァと興奮する僕を優しく宥めたお姉さんは、僕のペニスを優しく握った。
そしてペニスをオマンコの前まで導くと「そのまま入れて・・・」と、僕の耳元にヒソヒソ声でそう囁いた。

まるで酒を飲んだ時のように頭をクラクラとさせる僕は、無我夢中でグイッと腰を突き出した。
ニュルッ~という粘着性のある感触が僕のペニスを包み込む。
とたんにお姉さんが「うっ!」という苦しそうな声を出して僕の身体にしがみついた。

勝手に僕の腰が動き始めた。動かそうとしていないのに勝手にコキコキと腰が動きだし、お姉さんの穴の中で僕のペニスがグチュグチュとピストン運動を始めたのだ。

なんだこれはぁぁぁぁぁぁぁ!というくらいに気持ちよかった。
さっきのステージとは大違いなのである。
お姉さんの生暖かい穴の温度と穴の肉質が、ペニスに直に伝わって来る。
なんかさっきとは全然違うよぉぉぉぉぉぉぉぉ!

射精しそうになった僕は下唇を噛みしめながら腰の動きに急ブレーキをかけた。
「うっ・・・・」と僕が我慢をしていると、僕の腕の中でお姉さんがクスッと笑った。

「ゴム・・・・付けてないから、感じるでしょ?」
僕の腕の中で心地良い香水の香りを漂わせながらお姉さんがそう微笑んだ。
「我慢できなかったら、中で出してもいいからね・・・」
お姉さんはそう言うと、キスをねだるようにアゴを突き出して来た。

腰の動きを止めたまま、長い長いディープキスをした。
濃厚なディープキスをしながら僕は、猛烈に「この人が好きだ」と思い始めた。

プチャ・・・っという音を立てて互いの舌が離れると、僕はすかさずお姉さんに言った。
「僕。お姉さんが好きです・・・・」
するとお姉さんは大きな目をクリクリとさせながら僕を見つめ、「私も新ちゃんの事が好きよ」と囁いた。

お姉さんのその表情を見てもう一度濃厚なキスがしたくなったがしつこいと思われそうなので諦めた。
しかし、この何かわからないモヤモヤとした気持ちは今にも爆発しそうだ。
僕はその気持ちをなんとかお姉さんに伝えたくて、どう言えばいいのかわからず苦しんだ。

「・・・どうしたの?」
僕の腕の中で真っ赤な口紅を輝かせながらお姉さんは首を傾げた。
「あのぅ・・・なんて言えばいいのか・・・」
お姉さんはクスッと笑いながら「なに?」と優しく微笑んだ。
その大きな瞳に僕は吸い込まれそうになる。

「僕・・・ずっとお姉さんと一緒にいたい・・・」
お姉さんの笑顔はそのまま止まり、お姉さんは急に真顔になった。
「付き合ってほしいとか、結婚して欲しいとか、そんな図々しい事思ってません、でも、とにかく僕はお姉さんとずっと一緒にいたいんです・・・」
お姉さんは真剣な目をして僕の目をジッと見つめていた。

お姉さんの真剣な目は、美しいがとても怖かった。
僕はお姉さんを怒らせてしまったのかと思い、タジタジになるが、しかし今度いつこうしてお姉さんと逢えるかわからないのだ、今のうちに思っている事を全部言ってしまわないと、きっと後で後悔する・・・
そう思った僕は、真剣な目をするお姉さんに、もう一度「好きなんです・・・」と呟いた。

それまで真剣だったお姉さんの目が、ふっ、と急に優しくなった。
それと同時に、お姉さんは優しく僕を抱きしめ、腰をコキコキと動かし始めた。

「イっちゃいなさい・・・楽になるから・・・・」
お姉さんが僕の耳に唇を押し付けながら囁いた。
「でも、僕はホンキでお姉さんの事を・・・」
「・・・ふふふ・・・ヤってる最中は男はみんなそう思うものなのよ・・・」
「僕はそんなのとは違います!僕はホンキで・・・」
「いいから・・・何も考えずに・・・いっぱい動かして・・・・」

お姉さんはそう言うと、僕に抱きついたままキスをし、そして激しく腰を動かし始めた。
自然に僕の腰も動き始めた。お姉さんのアソコはさっきよりも濡れていた。ペニスが出し入れされる度にグチャグチャといういやらしい音を響かせる。

「あぁぁん・・・ハァハァ・・・おっぱい・・・おっぱい触って・・・」
お姉さんはそう喘ぎながら大きな胸をグッと突き出した。
僕はポニョポニョに柔らかいお姉さんのおっぱいを夢中で揉みまくる。

お姉さんは両手で自分の両足を抱えると、「もっと深く突いて!もっと!もっと!」と耳元で叫ぶ。
大きく開かれたお姉さんの股間に、ガボガボガボガボ!と無我夢中で腰を振る。
「あ~ん!イキそう!もっと早くシテ!」
お姉さんはそう叫ぶと、僕の腕にガブッと噛み付いた。
早くと言われ、どうしていいかわからない僕は、とにかく腰を上下に動かし、穴の中のペニスをスポスポと高速でピストンさせた。
「うぐぅ!・・・・・」
僕の腕に噛み付いたままのお姉さんは、まるで「ひきつけ」を起こした子供のように、小さな体を激しく痙攣させた。

お姉さんのそんな姿を見ていた僕のスイッチがオンになった。
イキそうだ。

「イッてもいいですか!」
腕の中のお姉さんにそう聞くと、お姉さんは「オマンコの中にいっぱい出して!」と叫んだ。

お姉さんの口からオマンコという卑猥な言葉を聞かされた僕は、すかさずブチャ!と大量の精液をお姉さんの穴の中に発射した。
センズリと違い、気持ちの良い爆発が、何回も何回も続けざまに起こった。

「あぁぁ!うっ!うぅぅぅ・・・」
とんでもない快楽に叩き落とされた僕は、呻き声をあげながらお姉さんの白い肌にしがみつく。
もし今の僕のそんな姿を第三者が見ていたら、きっと「妖怪人間ベムのオープニングのようだ」と思う事だろう。

ベムの如く「うぎゃぁぁぁ!」とモガキ苦しんでいる僕を、お姉さんは優しく抱きしめてくれた。
そして僕の耳元で「好きよ・・・」と切ない声で囁いてくれたのであった。


               20

裸のまま僕達は抱き合うようにして煎餅布団に潜り、朝まで語り合っていた。
僕は大学を中退した経緯や亀の湯で働くようになった理由をアレコレと話したが、結局、お姉さんはストリッパーになった理由を教えてはくれなかった。

僕はお姉さんに聞いた。今夜、どうして僕を誘ってくれたのかと。
お姉さんはクスッと笑いながら言う。初めてって大事なのよ、と。
そしてお姉さんは長い爪の先を弄りながら、私の初めての時は最悪だったからね・・・と、淋しそうに呟いたのだった。


気がつくとペラッペラのガラス窓の外はボンヤリと蒼く染まっていた。
お姉さんがムクリと起き上がり慌てて携帯を見る。蒼い朝の光に大きな乳房がポヨヨンと揺れていた。
「えっ!もうこんな時間!」
お姉さんは携帯をパタンと閉じると、「私、今日から北陸なの!始発に遅れちゃう!」と慌てながら煎餅布団を飛び出した。
「これから北陸に行くんですか?」
僕も一緒に起き上がりながら聞いた。
「うん。今日からね、北陸の温泉街に移動なの」
お姉さんはそう言いながら股に挟んでいたティッシュをメリメリっと剥がした。ティッシュに染み込んだ白濁の液を僕に見せ「いっぱい出たね」と笑う。

「移動って・・・もうこの町には戻って来ないんですか?」
慌ててズボンを履きながら僕が聞いた。
「うん。もともとココの劇場はヘルプで来てただけだったからね」
お姉さんはブラジャーを着けながらフツーにそう答えるが、しかしお姉さんを好きになってしまった僕は絶望のどん底だ。

朝の真っ青な光に照らされながら、急がなきゃ、と慌てて服を着るお姉さんを僕をぼんやりと眺め、なにやらとっても悲しい気分に陥っていた。

外に出るとやたらめったらスズメの鳴き声がうるさかった。
お姉さんは再び香水の匂いを漂わせながら、送らなくてもいいよぅ、と、僕の顔を見て照れくさそうに笑った。
「コンビニまで、送らせて下さい」
僕がモジモジしながらそう言うと、お姉さんは「じゃあ行こっ」と嬉しそうに僕の腕に抱きついた。

朝の商店街には真っ白な霧がどんよりと立ち籠め、いつの間にやら空は青から白へと変わっていた。
静まり返った街には、遠くで聞こえる新聞配達のオートバイの音とお姉さんのヒールの音だけがカツコツと響いていた。

何か話さなければ、と思いながら結局僕は黙ったまま歩いている。
もしかしたらお姉さんとはもう二度と会えないかも知れないのだ、それなのに僕は無言のままお姉さんの香水の匂いを嗅ぐ事しかできなかった。

タバコ屋の角を曲がると、終点のコンビニの灯りがボンヤリと見えて来た。
僕の気持ちを知ってか知らずか、もうすぐお別れだというのにお姉さんは「こうして並んで歩くと結構背が高いんだね」などと呑気に笑っている。

いよいよ終点のコンビニの前まで着てしまった。
お姉さんはスルリと僕の腕からすり抜けると「ありがと。じゃあね」ととっても爽やかな笑顔で小さくバイバイをした。

「あの!・・・・」
「ん?」
お姉さんは足を止め、僕に向かって首を斜めにさせた。

「・・・・また・・・会ってもらえませんか・・・・」
本当は携帯番号を教えて欲しいというつもりだったが、断られるのが怖かった僕はそう言い出せなかった。

「うん」
お姉さんは笑いながらそう返事をするとまた歩き出そうとした。

「あの!・・・いつ・・・」
呼び止める僕の声は真剣だった。

「・・・わかんない。でも、今度またこの街の劇場に来る事があったら、必ずお風呂屋さんに行くから・・・」
お姉さんは淋しそうに笑った。
そして「元気でね」とひとこと言い残し、カツコツとヒールを鳴らしながら歩き出したのだった。

それ以上、お姉さんを引き止める勇気は僕にはなかった。
僕はコンビニの前で立ちすくんだまま、遠離って行くお姉さんの後ろ姿を見つめていた。
名前も携帯番号も何も知らないお姉さん。でも、僕はお姉さんの大きな胸も切ない喘ぎ声もアソコの匂いだって知ってる。

角を曲がろうとしていたお姉さんがチラッと振り向いた。
そしてまだコンビニの前に立ちすくんでいる僕を見て、お姉さんは嬉しそうに大きくバイバイと手を振ったのだった。


               21


それから間もなくして、亀の湯のライバルである「スーパー銭湯・孫悟空」からレジオネラ菌とかいうなんだか深夜のラジヲ番組のような名前の菌が発生したとかで60日間の営業停止を喰らった。

客は現金なもので、孫悟空が閉鎖されると同時に亀の湯にドッと押し寄せた。
と同時に女将のリウマチもドッと悪化し、その頃から僕は亀の湯の番台を任されるようになった。

孫悟空から流れて来た客で「亀の湯」は連日芋洗いのように忙しかったが、しかし、番台の僕は開店から閉店までただぼんやりと番台に座っているだけという実に楽な仕事だった。

それに・・・
夜の8時から9時というゴールデンタイムには、若くてキレイな人妻や学生なんかも亀の湯にやって来る。
近所でよく見かける若い奥さんが真っ赤なTバックを履いてたりするのを見て驚いたり、清純そうな女子高生がまるでモンゴルの丘のような剛毛だったりするのを見ては、ドキドキしたり勃起したり、時にはこっそりセンズリなんか掻いたりもして、僕はそれなりに番台をエンジョイしていたのだった。

夜の11時に閉店すると、売り上げ計算を終えた僕はのんびりと客の残り湯に浸かる。
女将も勝爺も誰もいない、僕一人の貸切り風呂は、一日の疲れを随分と癒してくれた。

いや、正確には僕1人ではない。
僕の他にもうひとり、閉店後の銭湯でのんびりと湯に浸かっている者がいた。

たっぷりの湯の中で両手両足をおもいきり伸ばしながらリラックスしている僕に、「そろそろ身体流そうか・・・」と、洗い場から声が聞こえて来た。
お湯の中でプカプカと浮いていた僕は、「うん・・・」と返事をしながら、ゆっくりと湯を出た。

洗い場の隅でタオルを泡立てながら僕を待つミツルちゃんは、我慢できないのか既にペニスをピコピコと勃起させていた。

よいしょっ・・・と僕が鏡の前の椅子に腰を下ろすと、僕の背中に泡だらけのタオルがベチョっと押し付けられた。
ミツルちゃんは無言のまま僕の背中をジュブジュブと擦り始める。ミツルちゃんの股間の固い物が、時折僕の腰にグリグリと押し付けられた。

僕の全身を泡だらけにすると、ミツルちゃんは持っていたタオルをケロヨン桶の中に放り、手の平で泡マッサージを始めた。
泡にまみれた僕の身体をミツルちゃんの手の平が滑る。
椅子に座る僕の太ももを背後からヌルヌルと揉みほぐし、そしてそのままミツルちゃんの手は僕の股間へと滑り落ちて来た。

「あれ?どーしたの今夜は、もうビンビンじゃない」
ミツルちゃんは嬉しそうにそう言いながら、泡の中でコリコリに勃起している僕のペニスを握りそう言った。
「なんか、疲れてるのかなあ・・・今日はやたらと起っちゃって・・・」
僕はそう誤魔化すが、本当は、さっき番台から見ていたムチムチの人妻を、湯の中で思い出していたのだ。
その人妻はいつも閉店直後にやってくる40代の主婦で、見た目は地味な奥さんだったが、しかし服を脱ぐとプルンプルンの胸と大きな尻がボリュームよく突き出し、実にフェロモン漂う肉体をしていた。
僕は、閉店間際という客が少ないのを見計らい、よくこの奥さんの裸体を見つめては番台からオナニーをしていたのだが、今夜はミツルちゃんが早くから来ていた事もあり、オナニーをしていなかったのだ。

そんな奥さんの裸体を想像していた僕は、身体中を這い回るミツルちゃんの怪しい手の動きに刺激され、おもわず勃起してしまっていたのだった。

ミツルちゃんは、まるでウナギを捕まえるかのように、泡だらけの僕のペニスを握っては滑らせ握っては滑らせと繰り返す。
そのうちミツルちゃんは自分のペニスをシコシコとさせながら、椅子に座る僕の前にペタリと座り込むと、僕の股間に前屈みとなり、泡だらけの僕のペニスを泡ごと口の中に含んだ。

ミツルちゃんの舌で仮性包茎の皮を捲られた僕の亀頭は敏感だった。
ミツルちゃんの分厚い舌は僕のペニスに絡み付き、窄めた唇で竿を上下に刺激した。
僕は両足をピーンと伸ばしながら「イキそう・・・」と、股間で上下に動くミツルちゃんの頭を押さえる。
ここでよく注意しておかないとミツルちゃんのカツラがズレる。
先日、イキそうになった僕が悶えながらミツルちゃんの頭を強く押さえると、とたんにミツルちゃんのカツラがヌルッとズレ、カツラがタイルの上にボタッと落ちた。
使われなくなった「畑」のような、そんな侘しいハゲ頭を露出されたミツルちゃんは、瞳をウルウルとさせながら「ひどい・・・」と言い残すと、泡だらけのまま脱衣場へと飛び出し、乱れた服のまま泣きながら銭湯を飛び出して行った事がある。
ミツルちゃんは、体重100キロの巨体だったがしかし心はナイーブなのだ。

僕はミツルちゃんのカツラに気を付けながら、股間で上下しているミツルちゃんの動きを止めた。
「・・・もう入れる?」
口の回りを泡だらけにしたミツルちゃんが、眠そうなアシカのような目をしながら僕を見上げる。
「・・・うん」
僕がそう返事をすると、ミツルちゃんはその場にしゃがみ込み、スースーと鼻息を荒くしながら大量のボディーソープを自分の股間に塗りたくった。
そしてタイルの上に湯でビチョビチョに濡れたバスタオルを敷くと、そこに四つん這いになりボヨヨンと大きな尻を僕に向けた。
「入れてぇ~・・・・・」
親父の野太い声が、まるで重低音のベース音のように浴場に響き渡った。

僕はミツルちゃんのニキビだらけの大きな尻をがっしりと掴みながら、巨大な肉の塊の中心でポッカリと口を開けているミツルちゃんのアナルに、泡だらけのペニスをヌルッと押し込んだ。

「あうぅぅぅぅぅ!」
四つん這いのミツルちゃんが、背骨を仰け反らせながら水族館のトドのように叫ぶ。

ミツルちゃんの肛門の筋肉がキュンキュンと僕のペニスを締め付ける。
僕も負けずにミツルちゃんのイボ痔を、クリトリスを刺激するかのように指の中で転がす。

「あぐぅ~!イボ痔いい~!疼くぅ~!」
悶えるミツルちゃんは興奮のあまり、床のタイルをベロベロと舐めている。

僕はミツルちゃんのザラザラとした尻のニキビを撫でながら、さてさて今夜は誰を想像してイこうかと考える。
閉店直後のムチムチ奥さんか、それともいつも制服のままやって来る巨乳のOLか。いや、最近よく来るスーパーのパートのおばちゃんも捨て難い、洗い場でM字に足を広げながらシャワーをアソコにぶっかけるあのダイナミックな膣洗浄は激しく僕をコーフンさせてくれるのだ。

しかし・・・やっぱり最終的には、また、お姉さんかな・・・・

僕はミツルちゃんの肛門にジュボジュボとペニスをピストンさせながら、あの時のお姉さんの笑顔を思い出した。
(やっぱりお姉さんが一番好きだ・・・・)
僕はお姉さんに再び出会える事を夢見ながら大量の精液をミツルちゃんの肛門の中に放出したのであった。

(番台から愛をこめて・完)

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